1 00:00:05,200 --> 00:00:08,480 これは物語… 2 00:00:09,320 --> 00:00:16,000 いや 歴史そのものである 3 00:00:27,560 --> 00:00:30,760 みんな ボートハウスへ入れ 4 00:00:31,320 --> 00:00:32,160 今すぐに! 5 00:00:34,040 --> 00:00:36,040 これは地震じゃない “前回までは…〟 6 00:00:39,720 --> 00:00:42,840 街は一瞬で消えたわけではなく 7 00:00:44,760 --> 00:00:46,360 1日を要しました 8 00:00:51,960 --> 00:00:54,240 そこで私は 証拠と… 9 00:00:55,840 --> 00:00:56,520 すごい 10 00:00:57,360 --> 00:00:58,480 想像により 11 00:01:03,720 --> 00:01:09,320 実在したローマ人 3人の生存を追跡調査します 12 00:01:09,040 --> 00:01:10,240 “アウィアニウス〟 13 00:01:09,440 --> 00:01:10,240 10代の少年 14 00:01:10,720 --> 00:01:15,440 彼は鍛冶かじ職人の一族 マスリウス家に弟子入りした 15 00:01:16,840 --> 00:01:17,600 アヴィ! 16 00:01:18,680 --> 00:01:19,400 もう大丈夫 17 00:01:19,520 --> 00:01:22,160 謎の多いユリア・フェリクス 18 00:01:20,520 --> 00:01:22,160 “ユリア・フェリクス〟 19 00:01:22,400 --> 00:01:23,440 ポンペイを出ます 20 00:01:23,560 --> 00:01:24,840 俺はここにいる 21 00:01:24,960 --> 00:01:27,360 どれくらい支払ってない? 22 00:01:27,480 --> 00:01:28,120 1ヵ月 23 00:01:28,240 --> 00:01:29,600 厄介な女だ 24 00:01:30,040 --> 00:01:32,480 人に結びつきを感じたのかも 25 00:01:33,920 --> 00:01:34,720 “近衛兵〟 26 00:01:35,880 --> 00:01:41,560 3人目は かつて 最も地位の高かった兵士 27 00:01:43,800 --> 00:01:45,680 皆が利己的じゃない 28 00:01:45,800 --> 00:01:47,520 そんなの幻想だ 29 00:01:48,320 --> 00:01:50,600 イシス お聞きください 30 00:01:53,040 --> 00:01:55,680 避難の試みはあったようだ 31 00:01:55,920 --> 00:01:56,920 急げ 32 00:01:57,040 --> 00:01:59,720 安全な場所に避難するぞ 33 00:01:59,960 --> 00:02:01,920 この海辺で何かが起きた 34 00:02:08,360 --> 00:02:12,560 現在 35 00:02:14,320 --> 00:02:17,560 ベスビオ火山 36 00:02:20,720 --> 00:02:23,800 時間切れ? 近衛兵はここまで? 37 00:02:23,920 --> 00:02:25,160 残念ながらね 38 00:02:25,280 --> 00:02:29,040 噴火の最終段階 第5段階に入った 39 00:02:28,600 --> 00:02:32,360 “第5段階 火砕サージ〟 40 00:02:29,160 --> 00:02:33,480 “火砕サージ〟と呼ばれる 最も致命的な段階だ 41 00:02:33,840 --> 00:02:37,440 噴煙柱が崩壊し 火山灰や岩片が—— 42 00:02:37,560 --> 00:02:42,640 巨大な超高温の雲状となり 雪崩のように流れ落ちる 43 00:02:43,840 --> 00:02:47,920 山腹を下る速度は 時速約100キロにも及ぶ 44 00:02:48,920 --> 00:02:51,840 ヘルクラネウムは最前線だ 45 00:02:54,200 --> 00:02:58,120 数百人の避難後も 海辺には大勢の人が 46 00:03:01,160 --> 00:03:02,520 残された時間は? 47 00:03:03,280 --> 00:03:04,320 数分だ 48 00:03:13,920 --> 00:03:15,240 ボートハウスへ 49 00:03:15,600 --> 00:03:16,600 今すぐに! 50 00:03:27,040 --> 00:03:28,440 急げ! 51 00:03:39,520 --> 00:03:43,280 火砕サージは高速で しかも超高温だ 52 00:03:43,400 --> 00:03:45,560 480度を超える 53 00:03:45,680 --> 00:03:47,560 480度だって? 54 00:03:49,680 --> 00:03:52,080 金属が骨に融着し—— 55 00:03:59,680 --> 00:04:04,040 血管を流れる血液さえ 蒸発するほどの温度だ 56 00:04:37,120 --> 00:04:44,080 ポンペイの失われた物語 WITH トム・ヒドルストン 57 00:05:10,840 --> 00:05:15,600 最後の瞬間 ボートハウスが 唯一の望みでしたが 58 00:05:16,840 --> 00:05:20,240 不幸にも 十分ではありませんでした 59 00:05:20,840 --> 00:05:24,440 遺体は 街の上方では ほぼ見つからず 60 00:05:26,560 --> 00:05:30,840 一方 ボートハウスから 発見されたのは約300体 61 00:05:30,960 --> 00:05:34,920 “ボートハウス〟 62 00:05:34,040 --> 00:05:35,520 かなりの人数です 63 00:05:36,720 --> 00:05:37,760 男性 64 00:05:38,120 --> 00:05:39,200 女性 65 00:05:40,080 --> 00:05:41,200 そして子供 66 00:05:43,080 --> 00:05:45,080 ヘルクラネウム最後の住民は 67 00:05:46,360 --> 00:05:48,040 身を寄せ合い 68 00:05:50,200 --> 00:05:52,720 抱き合って最期を迎えました 69 00:05:55,920 --> 00:06:01,040 しかし 当時の住民の数は 推定約5000人です 70 00:06:01,440 --> 00:06:05,920 もし避難や自己犠牲がなければ 71 00:06:06,760 --> 00:06:10,680 犠牲者の数は はるかに多かったでしょう 72 00:06:16,120 --> 00:06:19,320 近衛兵の遺体が 発見された場所です 73 00:06:20,600 --> 00:06:23,680 あの海辺で 彼は倒れた 74 00:06:24,560 --> 00:06:26,880 軍用ベルトの他—— 75 00:06:27,840 --> 00:06:32,200 給与の全額 もちろん剣も 身につけていました 76 00:06:32,520 --> 00:06:38,120 残されたのは これらの私物と 遺体だけでしたが 77 00:06:38,240 --> 00:06:41,960 彼の人となりを 雄弁に物語っています 78 00:06:58,560 --> 00:07:00,320 名前は分かりません 79 00:07:02,720 --> 00:07:04,080 唯一 分かるのは 80 00:07:05,280 --> 00:07:06,920 近衛兵だったこと 81 00:07:18,680 --> 00:07:20,360 彼の行いを知るのに 82 00:07:21,800 --> 00:07:23,080 名前は必要ない 83 00:07:25,160 --> 00:07:26,440 私は彼を見つけた 84 00:07:29,240 --> 00:07:32,520 “犠牲〟 85 00:07:51,600 --> 00:07:55,280 これで第5段階は終了? 86 00:07:55,560 --> 00:07:58,920 ヘルクラネウムを襲った 火砕サージは 87 00:07:59,040 --> 00:08:03,960 ベスビオ火山で起きた 一連の噴出の1つにすぎない 88 00:08:04,080 --> 00:08:06,840 ポンペイも同じ目に遭うのか 89 00:08:06,960 --> 00:08:08,880 ユリアやアウィアニウスも 90 00:08:09,000 --> 00:08:12,400 そうだ 噴煙柱は崩壊を続け 91 00:08:12,520 --> 00:08:16,360 次々と火砕サージを発生させる 92 00:08:16,480 --> 00:08:20,480 火砕サージが ポンペイに迫っています 93 00:08:20,600 --> 00:08:24,240 街が埋没するまで 彼らに残された時間は 94 00:08:24,360 --> 00:08:27,160 1時間もないでしょう 95 00:08:28,720 --> 00:08:32,560 ポンペイ 96 00:08:31,200 --> 00:08:36,280 生き残っている人々にとって 悪夢のような状況です 97 00:08:55,560 --> 00:08:59,120 アウィアニウスと母親の 最後のチャンスです 98 00:09:00,480 --> 00:09:03,040 最後の時が迫っています 99 00:09:03,160 --> 00:09:04,520 アヴィ 行くわよ 100 00:09:05,120 --> 00:09:08,920 今すぐ逃げなければなりません 101 00:09:10,280 --> 00:09:12,240 デスマスクは要らないわ 102 00:09:13,840 --> 00:09:16,200 避難に必要な物だけ持って 103 00:09:17,000 --> 00:09:18,000 分かった 104 00:09:18,120 --> 00:09:19,120 いいわ 105 00:09:20,160 --> 00:09:21,320 それで全部? 106 00:09:21,680 --> 00:09:23,160 さあ 行くわよ 107 00:09:31,480 --> 00:09:34,080 しかし脱出は困難です 108 00:09:38,480 --> 00:09:40,280 気温は上がり続け—— 109 00:09:52,400 --> 00:09:55,160 暗闇の中 岩片が降り 110 00:09:56,880 --> 00:09:58,880 街の出口を塞ぐ 111 00:10:10,120 --> 00:10:13,040 火山灰とガスに満ちた空気は 112 00:10:13,640 --> 00:10:16,600 言わば 燃え盛る黒い砂嵐です 113 00:10:19,200 --> 00:10:21,760 “脱出?〟 114 00:10:22,960 --> 00:10:26,800 数メートル先も 見えなかったでしょう 115 00:10:41,560 --> 00:10:43,320 大丈夫? ほら 116 00:10:44,400 --> 00:10:47,640 アヴィ これで口を覆って 117 00:11:10,880 --> 00:11:13,560 見ないで こっちに来て 118 00:11:29,520 --> 00:11:32,080 ここが生と死の分岐点です 119 00:11:34,400 --> 00:11:38,520 ユリアはもう 荷造りを終えているでしょう 120 00:11:37,320 --> 00:11:39,960 “避難?〟 121 00:11:42,000 --> 00:11:43,320 ようやく—— 122 00:11:44,600 --> 00:11:46,200 避難できます 123 00:11:57,080 --> 00:11:58,520 荷造りは? 124 00:11:59,080 --> 00:12:00,600 すべて終えました 125 00:12:02,040 --> 00:12:04,720 お客様用の水と毛布も持った? 126 00:12:04,840 --> 00:12:06,000 もちろんです 127 00:12:06,960 --> 00:12:08,040 カシアスは? 128 00:12:09,440 --> 00:12:11,560 すでに荷造りの文句を 129 00:12:18,520 --> 00:12:20,560 避難準備は整ったわね 130 00:12:35,840 --> 00:12:36,640 早く 131 00:12:38,280 --> 00:12:41,960 急いで城門に向かわないと 132 00:12:42,360 --> 00:12:43,320 こっちよ 133 00:12:50,160 --> 00:12:52,400 足元に気をつけて 134 00:13:00,320 --> 00:13:00,960 ユリア! 135 00:13:01,840 --> 00:13:06,560 すべて失った彼女は 脱出する方法を見つけました 136 00:13:07,200 --> 00:13:08,880 さすがユリアだ 137 00:13:09,200 --> 00:13:12,800 残念ながら それも訂正しなきゃ 138 00:13:12,920 --> 00:13:13,960 何てことだ 139 00:13:14,360 --> 00:13:16,720 避難はしたよね? 140 00:13:16,160 --> 00:13:21,160 考古学者/ エクスプローラー ケイティ・バレット教授 141 00:13:16,840 --> 00:13:22,120 発見された遺体の数が 少ないことを見てもね 142 00:13:22,560 --> 00:13:28,280 でも あなたにぜひ 見てもらいたいものがあるわ 143 00:13:30,320 --> 00:13:31,080 ウソだろ 144 00:13:33,920 --> 00:13:36,360 女神イシスを祭る祭壇か 145 00:13:36,480 --> 00:13:39,920 そうよ 庭園で案内したでしょ? 146 00:13:40,240 --> 00:13:44,920 復元作業中だから 横倒しになってる 147 00:13:45,280 --> 00:13:48,800 自宅に置くには大きいね 148 00:13:49,280 --> 00:13:53,440 ポンペイで発掘された中でも 最大級よ 149 00:13:53,560 --> 00:13:59,480 でも 1952年の発掘時に 遺体も発見された 150 00:14:00,800 --> 00:14:01,760 ユリアだと? 151 00:14:01,880 --> 00:14:03,360 分からない 152 00:14:03,480 --> 00:14:09,160 今の考古学とは違うから 遺体そのものは残ってないの 153 00:14:09,280 --> 00:14:12,360 でも発掘者たちは その遺体を—— 154 00:14:12,640 --> 00:14:17,520 高価な宝飾品を身につけた 成人女性だと 155 00:14:17,640 --> 00:14:20,120 発見場所は祭壇のそばよ 156 00:14:22,600 --> 00:14:25,960 “ユリア・フェリクス〟 157 00:14:23,800 --> 00:14:27,720 もし遺体がユリアなら 彼女は祭壇で何を? 158 00:14:28,760 --> 00:14:31,240 “遺体〟 159 00:14:31,360 --> 00:14:32,840 何を間違えた? 160 00:14:35,920 --> 00:14:39,200 彼女は賢明なリーダーだ 161 00:14:40,600 --> 00:14:42,240 人々が耳を傾ける 162 00:14:43,400 --> 00:14:46,480 馬と荷車は失った 163 00:14:46,720 --> 00:14:50,520 避難を手配し 自分はとどまった 164 00:14:52,200 --> 00:14:54,280 “遺体〟 165 00:14:53,400 --> 00:14:54,280 なぜだ? 166 00:14:56,360 --> 00:14:57,840 “避難?〟 167 00:15:04,760 --> 00:15:06,280 時を戻しましょう 168 00:15:26,160 --> 00:15:27,720 イシスよ 169 00:15:28,840 --> 00:15:30,880 お聞きください 170 00:15:44,440 --> 00:15:45,560 荷造りは? 171 00:15:45,840 --> 00:15:47,280 すべて終えました 172 00:15:49,200 --> 00:15:51,000 避難準備は整ったわね 173 00:15:54,880 --> 00:15:59,120 最後に1つ やることがあるの ついてきて 174 00:16:02,400 --> 00:16:04,040 分からないよ 175 00:16:04,160 --> 00:16:07,760 遺体が彼女なら なぜ ここに残った? 176 00:16:07,880 --> 00:16:13,200 考えられる理由の1つは 私たちの目の前にあるわ 177 00:16:14,240 --> 00:16:14,880 イシス? 178 00:16:16,000 --> 00:16:21,240 ローマ人は 他の文化から 伝わった神々も信じてた 179 00:16:21,360 --> 00:16:22,920 イシスはエジプトね 180 00:16:23,040 --> 00:16:28,200 それぞれが最も信仰したい神を 選ぶことができた 181 00:16:28,360 --> 00:16:31,000 イシスは宇宙の創造主よ 182 00:16:31,320 --> 00:16:36,080 すべての神を体現し 母なる存在でもあった 183 00:16:36,200 --> 00:16:38,640 守護者だから人々を守れる 184 00:16:39,880 --> 00:16:43,640 自然災害時には 味方につけたい神よ 185 00:16:46,480 --> 00:16:50,440 それに発見時 祭壇は礼拝準備が整ってた 186 00:16:50,560 --> 00:16:53,840 聖なる品々や供物があったの 187 00:16:54,040 --> 00:16:57,640 他の貴重品が 持ち出されていたなら 188 00:16:57,760 --> 00:17:00,760 この事実は注目に値するわ 189 00:17:01,360 --> 00:17:04,400 噴火中 ここで誰かが祈ってた 190 00:17:05,880 --> 00:17:07,280 手を出して 191 00:17:07,400 --> 00:17:08,400 なぜだろう 192 00:17:08,920 --> 00:17:12,840 ここを去らないのは 運命論的だと感じる 193 00:17:13,400 --> 00:17:15,400 イシスよ 私の元へ 194 00:17:15,800 --> 00:17:19,000 お聞きください 聖なる炎の女神 195 00:17:19,600 --> 00:17:21,880 母なる守護者よ 196 00:17:22,720 --> 00:17:27,160 どうか私たちを お助けください 197 00:17:27,600 --> 00:17:29,600 イシスよ 私の元へ 198 00:17:29,720 --> 00:17:32,560 運命論とは正反対かも 199 00:17:32,680 --> 00:17:33,320 つまり? 200 00:17:33,440 --> 00:17:36,600 ローマ人は 宗教に対して積極的で 201 00:17:36,720 --> 00:17:39,720 直接訴えられると信じてた 202 00:17:39,840 --> 00:17:41,640 供物や祈りでね 203 00:17:41,760 --> 00:17:45,760 彼女は守護者の助けを 求めたのかも 204 00:17:46,080 --> 00:17:49,320 自分の家族を守るためにね 205 00:17:49,440 --> 00:17:50,280 なるほど 206 00:17:50,400 --> 00:17:54,400 イシスに祈るのは 信じているからなのか 207 00:17:55,480 --> 00:18:00,000 愛する人々を 無事に避難させてもらえると 208 00:18:00,120 --> 00:18:03,480 それなら想像がつくわ 209 00:18:04,480 --> 00:18:07,600 彼女には人々を守る責任がある 210 00:18:08,040 --> 00:18:13,800 それに住居部分から 他の犠牲者は見つかってない 211 00:18:13,920 --> 00:18:16,640 祈りが功を奏したのかも 212 00:18:23,240 --> 00:18:24,280 残るんですね? 213 00:18:26,480 --> 00:18:27,840 私は行けないわ 214 00:18:27,960 --> 00:18:28,920 お願いです 215 00:18:29,800 --> 00:18:30,480 一緒に来て 216 00:18:30,600 --> 00:18:34,480 アマルテア いつも私を信じてくれたわね 217 00:18:37,800 --> 00:18:40,320 もう一度だけ お願い 218 00:18:41,040 --> 00:18:42,520 泣かないで 219 00:18:42,640 --> 00:18:43,480 お願い 220 00:18:44,360 --> 00:18:45,360 無理です 221 00:18:45,560 --> 00:18:49,760 ほら また留め金が緩んだわ 222 00:18:50,520 --> 00:18:51,600 直してくれる? 223 00:18:55,520 --> 00:18:58,200 遺体と一緒に見つかった物よ 224 00:19:07,960 --> 00:19:09,800 彼女がいるようだ 225 00:19:11,920 --> 00:19:17,320 実在した人物の肌に触れていた とても個人的な物よ 226 00:19:18,120 --> 00:19:19,120 ありがとう 227 00:19:20,600 --> 00:19:23,640 ここにある三日月は 228 00:19:23,760 --> 00:19:27,480 特に女性や少女を守る お守りよ 229 00:19:32,000 --> 00:19:34,200 持ってて 必要になるわ 230 00:19:35,200 --> 00:19:35,960 行って 231 00:19:36,200 --> 00:19:37,640 カシアスが水を飲み干すわ 232 00:19:38,160 --> 00:19:39,800 お金を請求しなきゃ 233 00:19:40,840 --> 00:19:41,600 さあ 234 00:19:42,120 --> 00:19:43,280 行って 235 00:20:03,440 --> 00:20:05,200 ようやく分かった 236 00:20:06,960 --> 00:20:09,040 皆のために尽くしたんだ 237 00:20:10,720 --> 00:20:12,160 だから残った 238 00:20:13,840 --> 00:20:15,480 最初から心に決めて 239 00:20:28,280 --> 00:20:31,960 イシス 聖なる炎の女神よ 240 00:20:43,400 --> 00:20:47,080 行くわよ 急いでここを出なきゃ 241 00:20:47,200 --> 00:20:49,480 大丈夫 うまくいくわ 242 00:20:50,520 --> 00:20:53,440 彼らを怪物からお救いください 243 00:21:25,680 --> 00:21:28,480 ほら もうすぐ着くわ 244 00:21:29,440 --> 00:21:30,640 見える? 245 00:21:36,040 --> 00:21:38,920 ユリアの視点で世界を眺め 246 00:21:39,200 --> 00:21:43,120 同じように理解すれば 彼女の決断は—— 247 00:21:43,560 --> 00:21:45,000 納得できます 248 00:21:45,680 --> 00:21:47,920 “ユリア・フェリクス〟 249 00:21:48,040 --> 00:21:50,400 “彼女は皆を見捨てない〟 250 00:21:50,560 --> 00:21:53,640 “女神イシス〟“信仰〟 251 00:21:51,880 --> 00:21:56,800 あらゆる慣習に逆らった女性の 最後の行動 252 00:21:58,400 --> 00:22:01,480 自らの意志で 人生を生きた女性 253 00:22:01,800 --> 00:22:04,400 “常識を覆したユリア〟 254 00:22:06,080 --> 00:22:11,040 常識を覆した人物の最後の行動 255 00:22:15,720 --> 00:22:16,720 最後の行動 256 00:22:18,920 --> 00:22:20,640 すごいな ユリア 257 00:23:40,200 --> 00:23:41,160 さあ 258 00:23:42,400 --> 00:23:44,320 気をつけて 259 00:23:44,480 --> 00:23:46,080 止まって 260 00:23:46,720 --> 00:23:49,200 最後の瞬間が迫っています 261 00:23:51,360 --> 00:23:52,560 暗闇の中で 262 00:23:54,320 --> 00:23:55,760 すべての記録 263 00:23:56,680 --> 00:24:00,280 すべての考古学的証拠が 消え去る 264 00:24:02,960 --> 00:24:07,400 ポンペイの人々が 歴史から徐々に消え去ります 265 00:24:08,160 --> 00:24:10,600 深い霧に覆われるように 266 00:24:23,120 --> 00:24:24,880 アヴィ ごめんね 267 00:24:27,480 --> 00:24:28,800 道を間違えた… 268 00:24:31,480 --> 00:24:33,080 ここがどこだか 269 00:24:36,160 --> 00:24:37,400 あっちだよ 270 00:24:39,920 --> 00:24:40,640 本当? 271 00:24:40,760 --> 00:24:42,600 うん あっちだ 272 00:24:43,360 --> 00:24:46,000 道路を造ったのは おじいさんだ 273 00:24:51,680 --> 00:24:54,480 心から愛してるわ アヴィ 274 00:24:59,520 --> 00:25:00,280 案内して 275 00:25:04,000 --> 00:25:07,920 アウィアニウスも 歴史から完全に消え去る 276 00:25:10,680 --> 00:25:12,760 明かりが消えるように 277 00:25:24,240 --> 00:25:24,880 あったぞ 278 00:25:29,560 --> 00:25:30,200 スティーブン 279 00:25:30,320 --> 00:25:31,800 トム 君かい? 280 00:25:32,960 --> 00:25:33,600 見つけた 281 00:25:36,000 --> 00:25:37,200 一体 何を? 282 00:25:37,320 --> 00:25:38,920 パズルのピースさ 283 00:25:39,040 --> 00:25:43,440 アウィアニウスの最期を 物語る証拠だ 284 00:25:44,320 --> 00:25:44,960 それで? 285 00:25:46,840 --> 00:25:49,280 この短い碑文に書かれてる 286 00:25:49,800 --> 00:25:53,120 古典学者 スティーブン・タック教授 287 00:25:50,720 --> 00:25:51,680 よし 288 00:25:55,040 --> 00:25:57,040 “ディスマニバス〟だね? 289 00:25:57,800 --> 00:25:59,120 “ディスマニバス〟 290 00:26:00,400 --> 00:26:02,080 “死者の魂に〟? 291 00:26:03,240 --> 00:26:04,280 墓石か 292 00:26:04,400 --> 00:26:05,360 そうだ 293 00:26:06,320 --> 00:26:07,720 アウィアニウスの? 294 00:26:07,960 --> 00:26:10,920 だが 噴火のかなり後のものだ 295 00:26:11,160 --> 00:26:13,320 コミュニティーも違う 296 00:26:13,440 --> 00:26:14,520 どういうこと? 297 00:26:14,640 --> 00:26:16,560 彼は逃げ出せたんだ 298 00:26:16,840 --> 00:26:19,200 ポンペイを脱出できた 299 00:26:20,800 --> 00:26:22,160 生き延びたと? 300 00:26:22,280 --> 00:26:23,120 そうだ 301 00:26:23,240 --> 00:26:27,160 “アウィアニウス〟 302 00:26:26,280 --> 00:26:29,560 やったぞ 本物の生存者を見つけた 303 00:26:28,280 --> 00:26:30,840 “見習い〟 304 00:26:31,040 --> 00:26:33,040 まさに生存の物語だ 305 00:26:33,200 --> 00:26:35,800 アウィアニウスの 生存の物語です 306 00:26:39,400 --> 00:26:41,280 “アウィアニウス・ フェリチオーニ〟 307 00:26:41,400 --> 00:26:42,960 彼のフルネームだ 308 00:26:43,080 --> 00:26:44,120 そうだ 309 00:26:44,560 --> 00:26:46,000 他にもある 310 00:26:46,560 --> 00:26:47,360 よし 311 00:26:52,640 --> 00:26:55,120 “カリッシモ〟は “最愛〟だね? 312 00:26:55,360 --> 00:26:58,280 つまり “親愛なるアウィアニウス〟 313 00:26:59,160 --> 00:27:00,240 “アルムノ〟 314 00:27:01,160 --> 00:27:02,720 “アルムノ〟は… 315 00:27:02,840 --> 00:27:04,960 “生徒〟だよね? 316 00:27:07,400 --> 00:27:08,040 または? 317 00:27:10,720 --> 00:27:11,640 そんな… 318 00:27:15,240 --> 00:27:19,040 碑文から 彼が孤児だと分かりました 319 00:27:21,160 --> 00:27:23,720 それが“アラムノ〟の 2つ目の意味 320 00:27:24,560 --> 00:27:28,480 彼だけが助かり 母親は亡くなったのです 321 00:27:32,080 --> 00:27:33,520 何が起きたのか 322 00:27:34,680 --> 00:27:36,480 それは分かりません 323 00:27:45,360 --> 00:27:49,480 語るには つらすぎる物語が あるのでしょう 324 00:27:51,080 --> 00:27:54,400 想像すらできない物語が 325 00:27:59,920 --> 00:28:02,040 子供が母親を失うような 326 00:28:21,080 --> 00:28:22,320 お願い 327 00:28:22,920 --> 00:28:23,880 母さん 328 00:28:27,560 --> 00:28:30,640 自分の最初の言葉を聞いた人 329 00:28:34,640 --> 00:28:36,880 手を差し伸べてくれた人 330 00:28:41,360 --> 00:28:43,320 味方を失うのです 331 00:28:46,320 --> 00:28:48,560 自分の最大の理解者を 332 00:29:03,120 --> 00:29:04,440 そして彼は1人に 333 00:29:08,000 --> 00:29:11,320 完全に1人ぼっちに なったのです 334 00:29:15,360 --> 00:29:18,040 想像も歴史同様 尽きるのかも 335 00:29:24,640 --> 00:29:26,360 “孤児〟 336 00:29:34,640 --> 00:29:37,440 “第5段階 火砕サージ〟 337 00:29:50,280 --> 00:29:51,440 “タイマー 終了〟 338 00:29:51,880 --> 00:29:52,920 終わりだ 339 00:29:55,640 --> 00:29:56,880 時間切れです 340 00:29:59,440 --> 00:30:02,840 ポンペイの最後の1日が 終わりました 341 00:30:05,440 --> 00:30:08,360 最終的に噴煙柱が崩壊し 342 00:30:09,560 --> 00:30:15,360 ポンペイは次々に押し寄せる 火砕サージの波に のまれた 343 00:30:18,040 --> 00:30:20,920 すべての命が消滅し 344 00:30:24,360 --> 00:30:28,120 街は人々と共に埋もれ 345 00:30:30,400 --> 00:30:33,400 彼らの物語は 灰に封印されたのです 346 00:30:35,400 --> 00:30:36,840 約2千年もの間 347 00:31:11,240 --> 00:31:14,760 “ヘルクラネウム 壊滅〟 348 00:31:14,880 --> 00:31:18,320 “ポンペイ 壊滅〟 349 00:31:46,640 --> 00:31:51,560 プロジェクト開始当時は これらの悲劇的な石膏せっこう像を—— 350 00:31:51,680 --> 00:31:55,680 見せないことが高潔だと 考えていました 351 00:31:56,280 --> 00:31:58,760 彼らが亡くなった瞬間の姿 352 00:32:01,800 --> 00:32:04,200 世界的に知られているため 353 00:32:04,320 --> 00:32:09,760 見慣れてしまったのでは ないかと懸念したのです 354 00:32:12,320 --> 00:32:17,920 実在した人々の命や苦しみに 鈍感になったのではと 355 00:32:21,720 --> 00:32:25,840 しかし背景を知れば それは起こり得ない 356 00:32:28,120 --> 00:32:31,880 ユリアや近衛兵 アウィアニウスの足跡をたどり 357 00:32:33,120 --> 00:32:34,560 彼らを知った 358 00:32:35,040 --> 00:32:37,520 これは単なる石膏像ではなく 359 00:32:37,880 --> 00:32:40,680 人間であり 彼らの物語です 360 00:32:44,360 --> 00:32:46,400 彼らは生きて 361 00:32:47,840 --> 00:32:49,040 誰かを愛し 362 00:32:51,360 --> 00:32:53,480 家族も家もあった 363 00:32:56,680 --> 00:32:58,600 彼らを大切に思う人も 364 00:32:58,920 --> 00:33:04,720 大惨事の後 彼らを捜し 見つけ出せなかった人々は 365 00:33:07,080 --> 00:33:08,680 悲嘆に暮れたでしょう 366 00:33:14,720 --> 00:33:16,920 当初 語ろうとしたのは 367 00:33:17,440 --> 00:33:20,560 知られざる ポンペイの物語でした 368 00:33:22,840 --> 00:33:25,200 例えば生存者の物語です 369 00:33:27,400 --> 00:33:32,280 アウィアニウスは街を脱出し 身体的には無事でしたが 370 00:33:32,560 --> 00:33:37,320 すべてを失ったとしたら 生存にはどんな意味が? 371 00:33:57,880 --> 00:34:01,680 生存は 単に生き延びること だけじゃない 372 00:34:02,560 --> 00:34:07,240 当然 過去を 消し去ろうとすることでもない 373 00:34:08,000 --> 00:34:13,880 生きることを選んで生き続け 成長することよ 374 00:34:14,160 --> 00:34:19,400 トラウマと成長が 同じ空間で共存できた時—— 375 00:34:20,120 --> 00:34:23,520 初めて前に進む道が開ける 376 00:34:25,920 --> 00:34:29,520 心的外傷後ストレス障害に 関連して—— 377 00:34:29,640 --> 00:34:34,080 心的外傷後成長と呼ばれる 現象がある 378 00:34:34,200 --> 00:34:36,800 それが未来につながる鍵よ 379 00:34:37,160 --> 00:34:38,960 実際に起こるの? 380 00:34:39,080 --> 00:34:44,960 ポンペイのような出来事を 経験した一部の人にね 381 00:34:45,400 --> 00:34:49,200 出来事の意味を 見いだそうとすると—— 382 00:34:49,600 --> 00:34:55,560 人生に対するより深い感謝や 新たな目的が芽生える 383 00:34:59,120 --> 00:35:01,600 アウィアニウスも感じたかも 384 00:35:01,760 --> 00:35:05,240 感じていても おかしくないわ 385 00:35:12,440 --> 00:35:15,320 トラウマは常につきまとうけど 386 00:35:15,680 --> 00:35:17,520 それがすべてじゃない 387 00:35:20,040 --> 00:35:24,200 災害心理学には 多くの要素があると学んだ 388 00:35:24,320 --> 00:35:26,160 火災報知器以外にもね 389 00:35:26,280 --> 00:35:31,760 “災害心理学者〟という肩書は あまり好きじゃないの 390 00:35:31,880 --> 00:35:35,040 “サバイバル心理学者〟 のほうがいい 391 00:35:35,480 --> 00:35:37,040 協力しよう 392 00:35:38,880 --> 00:35:40,480 災害心理学者 サリタ・ロビンソン博士 393 00:35:40,600 --> 00:35:41,880 ありがとう 394 00:35:40,600 --> 00:35:42,680 サバイバル心理学者 サリタ・ロビンソン博士 395 00:35:42,000 --> 00:35:44,480 これくらい当然だ 396 00:35:45,040 --> 00:35:47,120 晴れてサバイバル心理学者ね 397 00:35:47,240 --> 00:35:49,720 もう火災報知器は勘弁して 398 00:35:57,480 --> 00:36:01,440 人々が決して考えないのは 399 00:36:02,120 --> 00:36:05,880 噴火直後の ポンペイの状況だろう 400 00:36:22,120 --> 00:36:25,760 アウィアニウスは 脱出した大勢の中の—— 401 00:36:26,920 --> 00:36:28,680 1人にすぎない 402 00:37:01,720 --> 00:37:05,920 避難民の数は 数万人に及んだ可能性がある 403 00:37:06,040 --> 00:37:09,720 ポンペイやヘルクラネウム 他の被災地を合わせてね 404 00:37:13,640 --> 00:37:14,720 街を追われ 405 00:37:16,720 --> 00:37:18,120 家を失い 406 00:37:19,520 --> 00:37:20,720 絶望の淵にある 407 00:37:20,920 --> 00:37:21,840 休みましょ 408 00:37:25,440 --> 00:37:27,920 考えてもみなかった 409 00:37:28,040 --> 00:37:32,080 心が揺さぶられる 現代にも通じるものだ 410 00:37:32,840 --> 00:37:34,520 水をもらってきて 411 00:37:34,760 --> 00:37:35,840 ありがとう 412 00:37:37,320 --> 00:37:41,520 ベスビオ火山の噴火後には 413 00:37:41,920 --> 00:37:45,400 深刻な人道危機に 陥っていただろう 414 00:37:51,440 --> 00:37:56,320 仮設キャンプが設置され 食料を求めて行列ができる 415 00:37:57,240 --> 00:37:58,480 家族は離れ離れ 416 00:38:00,800 --> 00:38:04,920 コミュニティー全体が分裂し 永遠に失われた 417 00:38:05,680 --> 00:38:08,280 いや 失われてはいない 418 00:38:08,520 --> 00:38:10,200 ポンペイはね 419 00:38:12,120 --> 00:38:14,440 スティーブン 失われたよ 420 00:38:14,560 --> 00:38:18,960 何トンもの灰や 火砕サージの波に埋もれた 421 00:38:19,080 --> 00:38:20,120 噴火でね 422 00:38:20,240 --> 00:38:23,240 確かにポンペイの街は埋もれた 423 00:38:23,360 --> 00:38:27,440 だが街は 建物や モザイク画だけではない 424 00:38:27,560 --> 00:38:28,600 コミュニティーだ 425 00:38:28,960 --> 00:38:34,080 人々は避難し 生活を立て直して繁栄した 426 00:38:34,200 --> 00:38:37,000 恋に落ち 家族を築いた 427 00:38:37,120 --> 00:38:41,640 ポンペイは街の人々のおかげで 生き延びたんだ 428 00:38:42,080 --> 00:38:44,640 ポンペイは場所じゃない 429 00:38:45,520 --> 00:38:46,320 人なんだね 430 00:38:47,200 --> 00:38:48,120 そのとおり 431 00:38:52,920 --> 00:38:57,160 私は噴火後の 再定住のパターンを追跡した 432 00:38:57,360 --> 00:38:59,440 ナポリ湾全域にわたり—— 433 00:39:00,240 --> 00:39:02,800 コミュニティーや家族単位でね 434 00:39:03,160 --> 00:39:06,360 彼らは移住して 暮らしを立て直し 435 00:39:07,920 --> 00:39:09,680 信仰も守り続けた 436 00:39:10,080 --> 00:39:15,320 噴火後の数年間に イシスの 神殿が建てられた証拠も 437 00:39:19,600 --> 00:39:22,840 災害は 壊滅的な被害をもたらすが 438 00:39:23,960 --> 00:39:28,000 人々が力を発揮する機会でも あるんだね 439 00:39:32,840 --> 00:39:34,720 まさにそのとおりだ 440 00:39:43,760 --> 00:39:45,440 碑文を見てみよう 441 00:39:45,560 --> 00:39:49,720 “アルムノ〟という単語を もう一度 よく考えて 442 00:39:50,080 --> 00:39:50,920 何だって? 443 00:39:55,280 --> 00:39:55,920 待って 444 00:39:56,040 --> 00:39:58,960 分かった ひと休みしよう 445 00:40:02,360 --> 00:40:03,920 “アルムノ〟は“孤児〟だ 446 00:40:04,040 --> 00:40:08,600 ラテン語の復習が必要だね 他にも意味がある 447 00:40:08,720 --> 00:40:11,840 孤児ではなく “里子〟と読んでみて 448 00:40:12,360 --> 00:40:13,480 “死者の魂に〟 449 00:40:13,720 --> 00:40:15,080 “マスリウス家から〟 450 00:40:15,520 --> 00:40:17,680 “アウィアニウス・ フェリチオーニに捧ぐ〟 451 00:40:20,320 --> 00:40:21,720 “親愛なる——〟 452 00:40:24,800 --> 00:40:26,040 “里子〟 453 00:40:28,720 --> 00:40:29,880 そうだったのか 454 00:40:32,440 --> 00:40:33,560 マスリウス家 455 00:40:36,080 --> 00:40:36,920 アヴィ 456 00:40:39,160 --> 00:40:40,200 アヴィ 457 00:40:40,560 --> 00:40:42,040 青銅職人の一族が… 458 00:40:42,360 --> 00:40:43,760 ねえ アヴィよ 459 00:40:44,160 --> 00:40:45,440 彼を養子に 460 00:40:46,440 --> 00:40:48,440 私は そう解釈した 461 00:40:52,680 --> 00:40:53,480 アヴィ 462 00:40:57,240 --> 00:40:58,160 アヴィ! 463 00:41:30,120 --> 00:41:31,000 アヴィ 464 00:41:32,800 --> 00:41:34,640 もう大丈夫だ 465 00:41:36,320 --> 00:41:37,360 心配ない 466 00:41:40,200 --> 00:41:41,440 また会えたな 467 00:41:44,000 --> 00:41:45,160 彼を救ったんだ 468 00:41:55,080 --> 00:41:57,160 歴史から事実が分かる 469 00:41:57,720 --> 00:42:00,600 名前 日付 場所 470 00:42:00,720 --> 00:42:03,440 すべて重要な情報ですが 471 00:42:05,200 --> 00:42:07,640 全体像は捉えられません 472 00:42:08,760 --> 00:42:10,800 人々がどのように感じ 473 00:42:11,400 --> 00:42:14,760 どのように暮らし 愛し合ったか 474 00:42:16,040 --> 00:42:17,920 それもまた真実だ 475 00:42:19,240 --> 00:42:24,520 共感や想像 物語から 生まれる真実です 476 00:42:26,640 --> 00:42:29,280 これら2つを組み合わせ… 477 00:42:30,520 --> 00:42:33,520 証拠 そして共感 478 00:42:34,480 --> 00:42:36,160 歴史と物語 479 00:42:37,040 --> 00:42:39,520 真相に近づけたことを願う 480 00:42:41,280 --> 00:42:43,480 ポンペイの人々を見つけた 481 00:42:44,520 --> 00:42:45,600 私の願いは 482 00:42:46,800 --> 00:42:48,080 “完〟 483 00:42:47,640 --> 00:42:49,600 その“ヒストリア〟が 伝わること 484 00:42:52,040 --> 00:42:52,680 どうぞ 485 00:42:52,800 --> 00:42:54,200 トム 出番だ 486 00:42:54,320 --> 00:42:56,480 ありがとう すぐ行く 487 00:43:05,920 --> 00:43:09,280 “ライターズ・ルーム〟 488 00:43:13,160 --> 00:43:16,960 なぜ過去の人々とつながり… 489 00:43:18,960 --> 00:43:19,880 またね 490 00:43:20,000 --> 00:43:20,680 ああ 491 00:43:20,800 --> 00:43:24,640 理解しようとするのでしょうか 492 00:43:24,240 --> 00:43:27,440 “Eステージ〟 493 00:43:25,920 --> 00:43:29,240 努力を重ね ここまで来たのに 494 00:43:30,720 --> 00:43:35,360 そして なぜ物語を通じて 時を旅するのでしょう 495 00:43:36,800 --> 00:43:41,440 我々は 今を知るために 過去の物語を語り 496 00:43:41,560 --> 00:43:45,880 それは 今の自分を見つめる レンズにもなる 497 00:43:47,600 --> 00:43:50,280 我々は 祖先の声に耳を傾け 498 00:43:51,000 --> 00:43:56,720 共感し理解することで 自分自身を学ぶのでしょう 499 00:43:57,480 --> 00:43:59,960 もしかすると未来までも 500 00:44:00,080 --> 00:44:01,560 セットでは静かに! 501 00:44:05,800 --> 00:44:07,080 アクション 502 00:44:07,200 --> 00:44:11,960 この瞬間に 青銅の運命が決まるんだ 503 00:44:13,160 --> 00:44:15,440 深いね 看板にしたら? 504 00:44:15,920 --> 00:44:19,120 “マルクス・マスリウス 未来を打ち鍛える〟 505 00:44:19,240 --> 00:44:21,120 僕は本気だ 次の世代… 506 00:44:21,400 --> 00:44:23,320 分かったよ 賢い奴だ 507 00:44:29,840 --> 00:44:32,640 すまない セリフを忘れた 508 00:44:32,760 --> 00:44:34,880 カット 気にするな 509 00:44:35,160 --> 00:44:37,160 セットまで行かせて 510 00:44:37,280 --> 00:44:38,800 みんな すまない 511 00:44:43,360 --> 00:44:44,640 テープ242 テイク58 512 00:44:47,600 --> 00:44:50,840 時を戻しましょう 513 00:46:08,800 --> 00:46:10,800 日本語字幕 中村 留美 514 00:46:19,520 --> 00:46:21,360 ありがとう スティーブン 515 00:46:21,720 --> 00:46:24,920 君にはまだ希望がある 516 00:46:25,080 --> 00:46:27,600 俳優がダメでも—— 517 00:46:27,720 --> 00:46:31,520 ラテン語が堪能なら プロジェクトに歓迎する 518 00:46:31,640 --> 00:46:34,240 〈運は勇者に味方する〉