1 00:00:06,631 --> 00:00:10,341 ‎なぜ あなたはアメリカに? 2 00:00:12,804 --> 00:00:15,644 ‎私の両親が ここに来たのは 3 00:00:15,724 --> 00:00:16,394 より良い生活を送るため 4 00:00:16,391 --> 00:00:18,271 より良い生活を送るため D・ゲレーロ 女優/活動家 5 00:00:18,268 --> 00:00:18,348 D・ゲレーロ 女優/活動家 6 00:00:18,351 --> 00:00:21,061 D・ゲレーロ 女優/活動家 移民の大半がそうよ 7 00:00:21,146 --> 00:00:23,106 ‎この国には… 8 00:00:24,816 --> 00:00:26,526 ‎チャンスがある 9 00:00:26,609 --> 00:00:28,449 ‎アメリカは― 10 00:00:28,528 --> 00:00:33,618 ‎移民が穏やかに暮らし ‎家庭を築ける場所だった 11 00:00:33,700 --> 00:00:36,490 ‎10歳の時にアメリカへ来た 12 00:00:36,578 --> 00:00:38,248 両親にとっては 平和やチャンス― 13 00:00:38,246 --> 00:00:40,416 両親にとっては 平和やチャンス― B・バンバ 活動家&DACA対象者 14 00:00:40,415 --> 00:00:40,495 B・バンバ 活動家&DACA対象者 15 00:00:40,498 --> 00:00:41,958 B・バンバ 活動家&DACA対象者 明るい未来の象徴だった 16 00:00:41,958 --> 00:00:43,538 明るい未来の象徴だった 17 00:00:43,626 --> 00:00:46,296 パレスチナでは 得られない機会を 18 00:00:46,296 --> 00:00:47,336 パレスチナでは 得られない機会を L・サルスール 公民権活動家 19 00:00:47,338 --> 00:00:47,418 L・サルスール 公民権活動家 20 00:00:47,422 --> 00:00:50,132 L・サルスール 公民権活動家 両親は私に 与えようとした 21 00:00:50,133 --> 00:00:50,553 両親は私に 与えようとした 22 00:00:50,633 --> 00:00:54,683 ‎ここでは経済的な ‎メリットを享受でき 23 00:00:54,763 --> 00:00:58,773 ‎ムスリムとして ‎堂々と生きられる 24 00:00:58,850 --> 00:01:01,140 両親が僕と弟を 連れてきたのは 25 00:01:01,144 --> 00:01:02,354 両親が僕と弟を 連れてきたのは J・エスカランテ 活動家&DACA対象者 26 00:01:02,353 --> 00:01:02,443 J・エスカランテ 活動家&DACA対象者 27 00:01:02,437 --> 00:01:04,397 J・エスカランテ 活動家&DACA対象者 より良い機会や 教育を与えるためだ 28 00:01:04,397 --> 00:01:06,317 より良い機会や 教育を与えるためだ 29 00:01:06,399 --> 00:01:10,399 ‎両親は心から ‎この国を愛してたし 30 00:01:10,487 --> 00:01:14,407 ‎私は世界一 ‎幸せな子供だと思ってた 31 00:01:14,491 --> 00:01:17,871 ‎チャンスに恵まれ ‎この地で… 32 00:01:19,162 --> 00:01:21,122 ‎生を受けたから 33 00:01:21,623 --> 00:01:25,133 ‎アメリカは ‎期待どおりの場所? 34 00:01:29,005 --> 00:01:31,625 ‎NETFLIX オリジナル ‎ドキュメンタリー 35 00:01:39,516 --> 00:01:42,266 ‎修正第14条は約束だ 36 00:01:42,811 --> 00:01:47,481 ‎保護や平等 適正過程 ‎自由を保障している 37 00:01:48,024 --> 00:01:53,534 ‎この国では誰もが家族と ‎幸せに暮らせるとうたい 38 00:01:53,613 --> 00:01:58,913 ‎変化や発展が可能な ‎国家像を描いている 39 00:01:59,452 --> 00:02:03,672 ‎これは市民への ‎約束であるだけでなく 40 00:02:03,748 --> 00:02:08,918 ‎第14条で言うところの ‎"すべての者"への誓約だ 41 00:02:09,003 --> 00:02:13,473 ‎この地にいる全員に ‎基本的人権があり 42 00:02:13,550 --> 00:02:18,640 ‎"すべての者"という言葉は ‎それを思い出させる 43 00:02:18,721 --> 00:02:23,561 ‎皆が尊厳を持ち ‎共感を得るべき人間だと 44 00:02:27,897 --> 00:02:30,017 第14条は米国の管轄に 服するすべての者に 45 00:02:30,024 --> 00:02:32,494 第14条は米国の管轄に 服するすべての者に K・S・ラフマン 教授 46 00:02:32,485 --> 00:02:32,565 K・S・ラフマン 教授 47 00:02:32,569 --> 00:02:33,649 K・S・ラフマン 教授 法の適正過程と 保護を保障 48 00:02:33,653 --> 00:02:35,823 法の適正過程と 保護を保障 49 00:02:35,905 --> 00:02:40,195 ‎"国民"ではなく ‎"すべての者"と書いたのは 50 00:02:40,285 --> 00:02:41,825 ‎重要な点だ 51 00:02:41,911 --> 00:02:45,291 ‎全員が保護の対象になる 52 00:02:45,373 --> 00:02:47,833 ‎永住者や移民もだ 53 00:02:47,917 --> 00:02:53,087 ‎"すべての者"と ‎"法的な市民"の違いは 54 00:02:53,173 --> 00:02:54,843 盛んに議論されている 55 00:02:54,841 --> 00:02:55,841 盛んに議論されている "国民の定義は?" 56 00:02:55,842 --> 00:02:55,932 "国民の定義は?" 57 00:02:55,925 --> 00:02:56,755 "国民の定義は?" 誰が国民で 何が判断基準なのかと 58 00:02:56,759 --> 00:03:00,139 誰が国民で 何が判断基準なのかと 59 00:03:00,680 --> 00:03:03,180 ‎これまで見てきたように 60 00:03:03,266 --> 00:03:08,096 ‎修正第14条の文言と ‎アメリカの実態には 61 00:03:08,188 --> 00:03:10,188 ‎大きな隔たりがある 62 00:03:10,273 --> 00:03:15,073 ‎この憲法の誓いと ‎国の行動の隔たりを― 63 00:03:15,153 --> 00:03:19,623 ‎越えられない深淵だと ‎感じる人々がいる 64 00:03:19,699 --> 00:03:21,239 ‎移民だ 65 00:03:21,326 --> 00:03:23,196 "家族に国境はない" 66 00:03:23,286 --> 00:03:24,196 "DACAのために 立ち上がれ" 67 00:03:24,204 --> 00:03:25,794 "DACAのために 立ち上がれ" 移民はアメリカの 一部であり構成員よ 68 00:03:25,788 --> 00:03:25,868 移民はアメリカの 一部であり構成員よ 69 00:03:25,872 --> 00:03:28,792 移民はアメリカの 一部であり構成員よ K・タムリン 弁護士 70 00:03:28,875 --> 00:03:31,785 ‎多大な貢献をしてる 71 00:03:32,879 --> 00:03:33,709 移民制度は米国の強みだ 72 00:03:33,713 --> 00:03:35,173 移民制度は米国の強みだ G・ノーキスト 政治活動家 73 00:03:36,341 --> 00:03:39,891 ‎建国や若者の誘致を ‎可能にした 74 00:03:39,969 --> 00:03:42,509 ‎僕らはこの国の一部だ 75 00:03:42,597 --> 00:03:45,387 ‎僕らの文化や伝統も 76 00:03:46,559 --> 00:03:51,399 ‎優秀な人材や数字 ‎消費者 生産者をもたらし 77 00:03:51,481 --> 00:03:53,821 ‎この国を強大にした 78 00:03:53,900 --> 00:03:54,900 S・ブリン グーグル 79 00:03:54,984 --> 00:03:56,954 J・カリム&S・チェン YouTube 80 00:03:57,028 --> 00:03:58,818 僕らがアメリカを 進化させた J・コウム ワッツアップ 81 00:03:58,821 --> 00:04:00,621 僕らがアメリカを 進化させた 82 00:04:00,698 --> 00:04:04,328 ‎アメリカの約束に ‎貢献するために 83 00:04:05,870 --> 00:04:11,830 ‎文化が混ざり合ってなければ ‎アメリカとは呼べない 84 00:04:11,918 --> 00:04:14,168 ‎皆 違うからいいの 85 00:04:14,837 --> 00:04:18,967 ‎アメリカに来て ‎法的な市民となる人々は 86 00:04:19,050 --> 00:04:21,640 ‎憲法に忠誠を誓う 87 00:04:21,719 --> 00:04:26,219 ‎憲法がアメリカを ‎1つに束ねているんだ 88 00:04:26,766 --> 00:04:31,146 ‎愛国者の自覚がある人々は ‎知るべきだ 89 00:04:31,229 --> 00:04:34,939 ‎大勢の移民が ‎こう言っている 90 00:04:35,024 --> 00:04:38,324 ‎"君らは正しい ‎この国は最高だ" 91 00:04:38,403 --> 00:04:41,613 ‎これ以上の ‎賛辞があるだろうか 92 00:04:45,243 --> 00:04:49,413 ‎約束 93 00:04:55,211 --> 00:05:01,681 ‎建国の父が考えた市民に ‎女性や有色人種は含まれない 94 00:05:01,759 --> 00:05:02,429 "完全な市民"の定義は かなり狭義だった 95 00:05:02,427 --> 00:05:06,257 "完全な市民"の定義は かなり狭義だった K・L・エルナンデス 教授 96 00:05:06,264 --> 00:05:07,314 "完全な市民"の定義は かなり狭義だった 97 00:05:10,059 --> 00:05:14,019 ‎でも南北戦争 ‎奴隷解放 第14条により 98 00:05:14,105 --> 00:05:19,775 ‎米国市民に含まれる可能性は ‎劇的に広がった 99 00:05:20,820 --> 00:05:22,740 ‎第14条が定める出生地主義は ‎アメリカの発展の鍵よ "合衆国で出生した者 帰化した者" 100 00:05:22,739 --> 00:05:22,819 ‎第14条が定める出生地主義は ‎アメリカの発展の鍵よ 101 00:05:22,822 --> 00:05:24,782 ‎第14条が定める出生地主義は ‎アメリカの発展の鍵よ "かつ合衆国の管轄に 服する者は" 102 00:05:24,782 --> 00:05:24,872 ‎第14条が定める出生地主義は ‎アメリカの発展の鍵よ 103 00:05:24,866 --> 00:05:26,656 ‎第14条が定める出生地主義は ‎アメリカの発展の鍵よ "国および 居住州の市民である" 104 00:05:26,743 --> 00:05:29,753 ‎白人男性の入植者の国から 105 00:05:30,330 --> 00:05:36,380 ‎多様性あふれる民主国家へ ‎進化する道を切り開いた 106 00:05:45,595 --> 00:05:45,965 J・ハワード 107 00:05:45,970 --> 00:05:47,810 J・ハワード "この条項は 既存の規範を" 108 00:05:47,805 --> 00:05:47,885 "この条項は 既存の規範を" 109 00:05:47,889 --> 00:05:49,019 "この条項は 既存の規範を" 1866年 ミシガン州選出上院議員 110 00:05:49,015 --> 00:05:49,095 1866年 ミシガン州選出上院議員 111 00:05:49,098 --> 00:05:52,188 1866年 ミシガン州選出上院議員 "改めて 宣言したものだ" 112 00:05:52,268 --> 00:05:57,228 "合衆国で生まれた者 その管轄に服する者は" 113 00:05:57,315 --> 00:06:02,565 ‎"自然法と国家法により ‎合衆国市民と見なされる" 114 00:06:03,613 --> 00:06:08,083 ‎多様な文化と社会が ‎集約されたアメリカは 115 00:06:08,159 --> 00:06:12,789 ‎修正第14条が定める ‎出生地主義の産物 116 00:06:12,872 --> 00:06:17,002 ‎米国で生まれた者は ‎誰もが米国民だ 117 00:06:18,378 --> 00:06:21,258 ‎実に包括的な言葉だ 118 00:06:21,339 --> 00:06:24,469 ‎でも急進的な概念ゆえに― 119 00:06:24,550 --> 00:06:27,640 "メキシコ人は好きだが よそ者は立入禁止" 150年後の今も 人々の怒りを招いている 120 00:06:27,637 --> 00:06:27,717 150年後の今も 人々の怒りを招いている 121 00:06:27,720 --> 00:06:29,220 150年後の今も 人々の怒りを招いている "C・J・スペンス" 122 00:06:29,305 --> 00:06:30,555 生得市民権… 123 00:06:30,640 --> 00:06:31,640 生得権 124 00:06:31,724 --> 00:06:32,984 出生地主義 125 00:06:33,059 --> 00:06:33,979 生得市民権 126 00:06:34,060 --> 00:06:35,560 出生地主義 127 00:06:35,645 --> 00:06:39,185 ‎米国法の基本だった ‎出生地主義が 128 00:06:39,273 --> 00:06:40,983 ‎今や批判の的に 129 00:06:41,067 --> 00:06:42,777 第14条は問題だ 130 00:06:42,860 --> 00:06:46,990 米国で生まれたら 誰もが米国民とまで 131 00:06:47,073 --> 00:06:49,783 第14条は言っている? 132 00:06:49,867 --> 00:06:51,737 あの文言は明白だ 133 00:06:51,828 --> 00:06:53,498 方針を変えよう 134 00:06:53,579 --> 00:06:55,869 不法移民を増やしてる 135 00:06:55,957 --> 00:06:58,667 国家法であり 憲法の規定だ 136 00:06:58,751 --> 00:07:02,711 ‎アンカーベイビーは ‎国にとって悪影響? 137 00:07:02,797 --> 00:07:05,167 市民権の価値が下がる 138 00:07:05,258 --> 00:07:09,298 ‎毎年 何十万もの ‎不法移民の子が生まれ 139 00:07:09,387 --> 00:07:14,347 ‎無条件で合衆国の ‎市民となっている 140 00:07:14,434 --> 00:07:18,864 ‎この 常軌を逸した ‎とんでもない制度は 141 00:07:18,938 --> 00:07:20,308 ‎撤廃しよう 142 00:07:21,274 --> 00:07:26,574 ‎この不安をあおる議論は ‎問題の核心に切り込む 143 00:07:29,907 --> 00:07:32,907 ‎アメリカは誰のものか? 144 00:07:37,790 --> 00:07:43,630 ‎修正第14条は初めて国民に ‎市民権の意味を示した 145 00:07:44,172 --> 00:07:49,592 ‎元々は戦後 黒人の権利を ‎守るために制定された条項だ 146 00:07:49,677 --> 00:07:53,057 ‎だが やがて ‎移民の包含によって 147 00:07:53,139 --> 00:07:57,019 ‎包括性向上を ‎目指すための術となる 148 00:08:00,021 --> 00:08:03,771 ‎エリス島には ‎欧州からの移民が 149 00:08:03,858 --> 00:08:07,648 ‎西部には別の移民が ‎やってきた 150 00:08:14,994 --> 00:08:16,254 ‎見てくれ 151 00:08:16,329 --> 00:08:18,619 ‎カリフォルニアの金だ 152 00:08:18,706 --> 00:08:20,246 ‎ジュピター 153 00:08:20,333 --> 00:08:22,173 ‎もっとあるのか? 154 00:08:25,046 --> 00:08:28,336 ‎金鉱熱がアメリカを襲う 155 00:08:28,424 --> 00:08:30,224 ‎"黄金祭り" 156 00:08:30,301 --> 00:08:31,221 ‎"金" 157 00:08:31,302 --> 00:08:35,262 ‎1848年 カリフォルニアで ‎金が見つかり 158 00:08:35,348 --> 00:08:38,518 ‎国民の目は西部に向いた 159 00:08:39,143 --> 00:08:41,563 ‎ゴールドラッシュの時 160 00:08:41,646 --> 00:08:43,306 大勢の中国人が アメリカに来た サンフランシスコ エンジェルアイランド 161 00:08:43,314 --> 00:08:46,484 大勢の中国人が アメリカに来た 162 00:08:46,567 --> 00:08:50,067 ‎その頃 政府は ‎巨大企業と手を組み 163 00:08:50,154 --> 00:08:54,374 ‎鉄道路線を全国に ‎拡大しようとした 164 00:08:54,450 --> 00:08:57,450 ‎産業革命を促進するためだ 165 00:08:58,120 --> 00:09:00,790 ‎鉄道建設には労働者が要る 166 00:09:00,873 --> 00:09:04,043 ‎その圧倒的多数を占めたのが 167 00:09:04,544 --> 00:09:05,714 ‎中国人だ 168 00:09:09,131 --> 00:09:14,721 ‎大陸横断鉄道の建設で ‎中国人が果たした役割は 169 00:09:14,804 --> 00:09:19,854 ‎言うなれば ‎アメリカ産業革命の起爆剤よ 170 00:09:19,934 --> 00:09:24,314 ‎彼らの労働力が ‎近代化の鍵になった 171 00:09:24,814 --> 00:09:27,864 ‎中国人は ‎アメリカにやってきて 172 00:09:27,942 --> 00:09:31,072 ‎家庭や生活基盤を築いた 173 00:09:31,153 --> 00:09:33,533 ‎他国から来た移民と 174 00:09:33,614 --> 00:09:37,374 目的はまったく 同じだった A・ダス 教授 175 00:09:38,786 --> 00:09:40,446 ‎19世紀後半― 176 00:09:40,538 --> 00:09:45,078 ‎アメリカの経済は悪化し ‎財政危機に陥る 177 00:09:45,167 --> 00:09:48,167 ‎すると反中感情が高まった 178 00:09:48,254 --> 00:09:51,014 "反中感情" 179 00:09:53,509 --> 00:09:55,799 ‎経済が低迷すると 180 00:09:56,387 --> 00:10:00,017 ‎多くの国民は ‎怒りの矛先を中国人に向けた 181 00:10:00,016 --> 00:10:01,386 ‎多くの国民は ‎怒りの矛先を中国人に向けた "万人の平等な権利は 我らの社会の基盤" 182 00:10:01,392 --> 00:10:02,022 "万人の平等な権利は 我らの社会の基盤" 183 00:10:02,018 --> 00:10:05,518 "万人の平等な権利は 我らの社会の基盤" ‎アメリカの ‎人種ヒエラルキーにおいて 184 00:10:05,521 --> 00:10:06,111 ‎アメリカの ‎人種ヒエラルキーにおいて 185 00:10:06,188 --> 00:10:11,438 ‎彼らは白人社会に ‎同化できないと考えられた 186 00:10:11,527 --> 00:10:13,447 ‎あまりに異なるから 187 00:10:18,618 --> 00:10:21,498 ‎人々は米国議会に対して 188 00:10:21,579 --> 00:10:26,789 ‎中国人移民を禁じる法律を ‎制定するよう求めた "中国人から アメリカを守る壁" 189 00:10:26,876 --> 00:10:29,956 ‎"奴らを雇わず追い出せば" 190 00:10:30,046 --> 00:10:31,916 D・カーニー "君らは職を取り戻せる" 191 00:10:31,922 --> 00:10:32,012 "君らは職を取り戻せる" 192 00:10:32,006 --> 00:10:33,466 "君らは職を取り戻せる" 1878年 労働党 指導者 193 00:10:33,466 --> 00:10:33,546 1878年 労働党 指導者 194 00:10:33,549 --> 00:10:36,259 1878年 労働党 指導者 "法が無理なら 銃で脅す" 195 00:10:36,802 --> 00:10:40,182 ‎"はみ出し者は ‎船で送り返すぞ" 196 00:10:40,264 --> 00:10:41,724 ‎"中国人は帰れ" 197 00:10:48,731 --> 00:10:51,281 ‎反中感情が高まり 198 00:10:51,359 --> 00:10:54,489 A・アルラナンサム 弁護士 1871年に 中国人大虐殺が発生 199 00:10:54,487 --> 00:10:55,907 1871年に 中国人大虐殺が発生 200 00:10:55,988 --> 00:11:00,198 ‎米国史上 最大の ‎リンチ事件の1つだ 201 00:11:06,749 --> 00:11:12,089 ‎口論が発生して ‎駆けつけた警察は応援を要請 202 00:11:13,381 --> 00:11:17,221 ‎追跡にあたった ‎白人牧場主が被弾 203 00:11:18,427 --> 00:11:23,347 ‎すると中国人が白人を ‎殺してるという噂が流れ 204 00:11:23,432 --> 00:11:28,352 ‎集まった約500人が ‎チャイナタウンを包囲した 205 00:11:33,984 --> 00:11:37,494 ‎"100人がライフルを構え" 206 00:11:37,571 --> 00:11:38,281 "屋根から断続的に発砲" 207 00:11:38,280 --> 00:11:39,820 "屋根から断続的に発砲" デイリー・ビー 208 00:11:39,824 --> 00:11:39,914 "屋根から断続的に発砲" 209 00:11:39,907 --> 00:11:40,367 "屋根から断続的に発砲" 1871年 サクラメント 210 00:11:40,366 --> 00:11:40,446 1871年 サクラメント 211 00:11:40,449 --> 00:11:42,329 1871年 サクラメント "中国人の家を 無差別に襲った" 212 00:11:42,326 --> 00:11:43,736 "中国人の家を 無差別に襲った" 213 00:11:47,790 --> 00:11:52,130 ‎"保安官らは ‎暴徒の鎮圧を断念" 214 00:11:54,296 --> 00:11:58,126 ‎"中国人には ‎いい教訓になるだろう" 215 00:12:02,680 --> 00:12:08,020 ‎"中国人の応募は不要 ‎アメリカ市民同盟" 216 00:12:08,102 --> 00:12:12,192 ‎中国人大虐殺は ‎米国史の汚点だ 217 00:12:12,773 --> 00:12:15,693 ‎第14条の批准から数年後 218 00:12:15,776 --> 00:12:19,406 ‎アメリカの約束は ‎破られてしまった 219 00:12:20,072 --> 00:12:24,412 ‎国民の多くは ‎その事実を知らない 220 00:12:24,952 --> 00:12:26,952 ‎次に何が起こるかも 221 00:12:27,037 --> 00:12:28,407 ‎1868年 第14条 222 00:12:29,248 --> 00:12:30,248 1882年 中国人排斥法 223 00:12:30,249 --> 00:12:32,999 1882年 中国人排斥法 ‎中国人排斥法は ‎労働者の入国を全面禁止 224 00:12:33,002 --> 00:12:34,882 ‎中国人排斥法は ‎労働者の入国を全面禁止 225 00:12:34,962 --> 00:12:36,592 ‎職業や身分にかかわらず 226 00:12:36,589 --> 00:12:37,719 ‎職業や身分にかかわらず "共産主義者 虚無主義者 チンピラは歓迎" 227 00:12:37,715 --> 00:12:37,795 "共産主義者 虚無主義者 チンピラは歓迎" 228 00:12:37,798 --> 00:12:41,468 "共産主義者 虚無主義者 チンピラは歓迎" ‎中国人への ‎市民権付与を禁じた 229 00:12:41,552 --> 00:12:42,802 "中国人は入店禁止" 230 00:12:42,803 --> 00:12:43,553 "中国人は入店禁止" ‎あの法律は称賛された 231 00:12:43,554 --> 00:12:45,514 ‎あの法律は称賛された 232 00:12:45,598 --> 00:12:50,808 ‎連邦政府が移民の入国を ‎規制したことを― 233 00:12:50,895 --> 00:12:53,645 ‎多くの人が喜んでいたの 234 00:12:53,731 --> 00:12:58,281 ‎あれは移民関連の ‎初の連邦法であり 235 00:12:58,360 --> 00:13:01,740 ‎人種差別的な意図があった 236 00:13:01,822 --> 00:13:02,362 あの排斥法は 惨事を招いた 237 00:13:02,364 --> 00:13:05,164 あの排斥法は 惨事を招いた M・ナイ 歴史家 238 00:13:05,242 --> 00:13:08,162 1885年 ロックスプリング大虐殺 239 00:13:08,162 --> 00:13:10,872 1885年 ロックスプリング大虐殺 中国人への暴力を助長し 240 00:13:10,956 --> 00:13:16,086 ‎家族を引き離し ‎単純労働者におとしめた 241 00:13:18,380 --> 00:13:22,550 ‎でも彼らは ‎不屈の精神を見せる 242 00:13:22,635 --> 00:13:27,595 ‎中国人移民は一丸となり ‎全力を尽くした 243 00:13:27,681 --> 00:13:32,811 ‎人種差別的な法律に ‎異議を唱えるために 244 00:13:33,854 --> 00:13:37,484 "15万人もの 在米中国人が" W・C・フー 245 00:13:37,566 --> 00:13:40,316 1892年 作家/活動家 "自由を脅かされている" 246 00:13:40,402 --> 00:13:43,362 "まるで畜牛扱いだ" 247 00:13:43,447 --> 00:13:46,577 "愛する国を追い出され" 248 00:13:46,659 --> 00:13:48,579 ‎"外国へ捨てられる" 249 00:13:48,661 --> 00:13:51,081 ‎"おぞましい行為だ" 250 00:13:51,163 --> 00:13:54,833 ‎"しかも残酷で ‎非道な排斥法を―" 251 00:13:54,917 --> 00:13:58,707 ‎"米国議会は ‎ためらいもなく可決" 252 00:13:58,796 --> 00:14:03,546 ‎"虐げられた人々の故郷 ‎自由の国の大統領は" 253 00:14:03,634 --> 00:14:06,644 ‎"承認してしまった" 254 00:14:07,555 --> 00:14:12,055 ‎彼らは排斥法が ‎第14条に反していると訴えた 255 00:14:12,142 --> 00:14:15,652 ‎巧みな法的戦略を練り上げ 256 00:14:15,729 --> 00:14:19,689 ‎差別的な法律を ‎撤廃しようと努めた 257 00:14:19,775 --> 00:14:21,025 米国対 ウォン・キム・アーク 258 00:14:21,026 --> 00:14:23,356 米国対 ウォン・キム・アーク ‎大半は敗訴に終わる 259 00:14:23,487 --> 00:14:24,197 イック・ウォ対 ホプキンス 260 00:14:24,196 --> 00:14:26,816 イック・ウォ対 ホプキンス ‎でもウォン・キム・アークと ‎イック・ウォは勝訴を収めた 261 00:14:26,824 --> 00:14:29,544 ‎でもウォン・キム・アークと ‎イック・ウォは勝訴を収めた 262 00:14:30,494 --> 00:14:32,874 ‎イック・ウォ判決により 263 00:14:32,955 --> 00:14:37,245 ‎非市民も平等保護条項の ‎対象になった 264 00:14:38,252 --> 00:14:41,342 ‎たとえ不法移民であっても 265 00:14:41,422 --> 00:14:42,302 適正過程は保障される 266 00:14:42,298 --> 00:14:43,878 適正過程は保障される G・エップス 法律学教授 267 00:14:43,883 --> 00:14:43,973 G・エップス 法律学教授 268 00:14:43,966 --> 00:14:46,676 G・エップス 法律学教授 審問を受ける権利 上訴する権利があり 269 00:14:46,677 --> 00:14:47,927 審問を受ける権利 上訴する権利があり 270 00:14:48,012 --> 00:14:51,852 ‎滞在許可を求めて ‎訴訟を起こせる 271 00:14:52,558 --> 00:14:57,268 ウォンの裁判では 出生地主義が認められた 1898年 W・K・アーク 272 00:14:58,272 --> 00:15:01,402 ‎第14条は時宜を得ていた 273 00:15:01,483 --> 00:15:06,993 ‎奴隷だった人々の権利を ‎守るだけでなく― 274 00:15:07,072 --> 00:15:10,452 ‎移民の子供の権利も守った 275 00:15:10,534 --> 00:15:12,584 ‎人種にかかわらずね 276 00:15:12,661 --> 00:15:15,291 ‎彼らの訴訟は意義深い 277 00:15:15,372 --> 00:15:19,882 ‎移民や市民権に関する ‎法の基盤が築かれ 278 00:15:19,960 --> 00:15:23,880 ‎それは中国人以外にも ‎適用された 279 00:15:27,509 --> 00:15:30,259 ‎数ある最高裁判決の中で― 280 00:15:30,346 --> 00:15:35,426 ‎チェ・チャン・ピン判決は ‎最大の悲劇だろう 281 00:15:35,517 --> 00:15:39,307 ‎不当な中国人排斥法が ‎支持された 282 00:15:41,023 --> 00:15:44,653 ‎1889年 ‎チェ・チャ・ピン対合衆国 283 00:15:44,735 --> 00:15:49,365 ‎中国生まれのチェは ‎合法的にアメリカに居住 284 00:15:49,448 --> 00:15:52,738 ‎彼は中国への帰省を望んだ 285 00:15:52,826 --> 00:15:55,076 ‎当時の法律では― 286 00:15:55,162 --> 00:15:59,582 ‎政府の証明書があれば ‎アメリカに戻れた 287 00:16:00,501 --> 00:16:03,921 ‎すでに永住権を ‎取得しており― 288 00:16:04,004 --> 00:16:08,184 ‎永住していたことを示す ‎証明書だ 289 00:16:08,926 --> 00:16:13,176 ‎チェが中国に滞在中 ‎アメリカでは― 290 00:16:13,263 --> 00:16:15,933 ‎反中感情が強まっていた 291 00:16:16,016 --> 00:16:20,646 ‎彼が香港から ‎船で戻っている最中に 292 00:16:20,729 --> 00:16:24,189 ‎米国議会は法律を改正 293 00:16:24,274 --> 00:16:27,154 ‎証明書を持っていても― 294 00:16:27,736 --> 00:16:30,606 ‎入国を禁じることにした 295 00:16:30,698 --> 00:16:33,698 ‎その法律が施行されて4日後 296 00:16:33,784 --> 00:16:37,254 ‎彼は港に着き 証明書を提示 297 00:16:37,329 --> 00:16:41,209 ‎入国審査官は ‎"この証明書は無効だ"と 298 00:16:41,208 --> 00:16:42,248 ‎入国審査官は ‎"この証明書は無効だ"と "入国不可" 299 00:16:42,251 --> 00:16:43,001 "入国不可" 300 00:16:43,085 --> 00:16:48,585 ‎政府自身が帰国できると ‎法律で定めていたんだから 301 00:16:48,674 --> 00:16:51,594 ‎約束を守るのが筋だ 302 00:16:51,677 --> 00:16:57,557 ‎だがチェは判決が下るまで ‎入国者収容所に拘留された 303 00:17:01,520 --> 00:17:05,650 "この壁には何千もの 詩が刻まれている" 304 00:17:05,733 --> 00:17:09,283 "苦痛と悲しみに 満ちた心の叫びだ" 305 00:17:09,361 --> 00:17:13,531 "この刑務所を出て 幸せをつかむ日は?" 306 00:17:13,615 --> 00:17:14,445 ‎中国人排斥法の時代 ‎移民法に関して― 307 00:17:14,450 --> 00:17:18,410 ‎中国人排斥法の時代 ‎移民法に関して― "この屈辱を 一生 忘れない" 308 00:17:18,495 --> 00:17:21,705 ‎新たな考え方が広まる 309 00:17:21,790 --> 00:17:23,750 "恐怖の時代" 310 00:17:23,834 --> 00:17:26,054 "合衆国政府(アンクル・サム)が よそ者に食われる" 311 00:17:26,045 --> 00:17:28,755 "合衆国政府(アンクル・サム)が よそ者に食われる" ‎裁判所は こう言い始めた ‎"移民問題は一種の戦争だ" 312 00:17:28,756 --> 00:17:32,796 ‎裁判所は こう言い始めた ‎"移民問題は一種の戦争だ" 313 00:17:35,846 --> 00:17:40,226 ‎中国人移民が ‎攻め込んでくると考えたんだ 314 00:17:42,436 --> 00:17:44,936 ‎"我が国が乗っ取られる" 315 00:17:45,522 --> 00:17:47,572 ‎"戦時中と同様に―" 316 00:17:48,734 --> 00:17:52,954 ‎"防衛のためなら ‎政府は何をしてもよい"と 317 00:17:53,697 --> 00:17:55,567 1894年 米国最高裁判所 318 00:17:55,574 --> 00:17:58,374 1894年 米国最高裁判所 判事は 巧妙な言い訳をした 319 00:17:58,452 --> 00:18:02,252 ‎"これは安全保障の ‎問題であるから" 320 00:18:02,331 --> 00:18:07,131 ‎"修正第14条の保障は ‎適用されない"と言ったの 321 00:18:07,211 --> 00:18:07,711 S・J・フィールド 1894年 最高裁判事 322 00:18:07,711 --> 00:18:12,511 S・J・フィールド 1894年 最高裁判事 "侵略者から 自国の 独立と安全を守るのは" 323 00:18:12,591 --> 00:18:14,971 "国の最大の義務だ" 324 00:18:15,552 --> 00:18:18,602 ‎"侵略者が他国であれ" 325 00:18:19,139 --> 00:18:24,439 ‎"押し寄せ来る移民であれ ‎同じことだ" 326 00:18:27,147 --> 00:18:32,817 ‎なぜ急にアジアからの移民に ‎怯えるのか分からない 327 00:18:33,403 --> 00:18:39,243 ‎だが最高裁の こじつけは ‎まかり通ってしまった 328 00:18:45,916 --> 00:18:48,086 ‎約束 329 00:18:51,171 --> 00:18:55,341 ‎中国人排斥法は長く続いた 330 00:18:55,425 --> 00:18:57,215 ‎数十年じゃない 331 00:18:57,302 --> 00:19:01,602 ‎この法律が全面的に ‎廃止されたのは 332 00:19:01,682 --> 00:19:03,932 ‎なんと1943年 333 00:19:04,017 --> 00:19:06,307 ‎61年も続いたんだ 334 00:19:06,812 --> 00:19:12,072 ‎最高裁が憲法より恐怖感に ‎重きを置いたせいだ 335 00:19:13,277 --> 00:19:17,447 ‎第14条のうたう包括性を ‎認めない人々は 336 00:19:17,531 --> 00:19:22,541 ‎恐怖を武器に ‎"異国人"を差別し続けた 337 00:19:23,453 --> 00:19:27,373 ‎だが実際は ‎先住民を除いて― 338 00:19:27,457 --> 00:19:31,377 ‎この国にいる全員が ‎異国人の子孫だ 339 00:19:32,129 --> 00:19:35,339 ‎チェ・チャン・ピン判決は 340 00:19:35,424 --> 00:19:40,394 ‎疎外された移民から ‎人間性までも奪った 341 00:19:40,470 --> 00:19:46,060 ‎市民権を持つに値しない ‎よそ者として扱ったんだ 342 00:19:46,143 --> 00:19:50,023 ‎米国史では ‎おなじみのやり方だ 343 00:19:52,316 --> 00:19:58,446 ‎疲れ果てて ‎  貧しさにあえぎ 344 00:19:58,530 --> 00:20:02,910 ‎自由の息吹を ‎  求める群衆を― 345 00:20:02,993 --> 00:20:05,873 ‎我に与えたまえ 346 00:20:05,954 --> 00:20:08,544 ‎1920年代は矛盾の時代 347 00:20:08,624 --> 00:20:12,174 ‎フラッパーやジャズを ‎受け入れながら 348 00:20:12,252 --> 00:20:15,462 ‎外国人を警戒し拒絶 349 00:20:15,547 --> 00:20:19,927 ‎移民の国は反移民法で ‎扉を閉ざしたが 350 00:20:20,010 --> 00:20:23,510 ‎締め出しは ‎さらに困難になるだろう 351 00:20:25,307 --> 00:20:28,387 ‎1924年 中国人排斥法 352 00:20:28,477 --> 00:20:34,187 ‎時は流れ 1920年代 ‎ジム・クロウ法によって― 353 00:20:34,274 --> 00:20:39,114 ‎国中で再び ‎人種的序列が明確になった 354 00:20:39,655 --> 00:20:43,115 ‎その意図は ‎ジム・クロウ法と同じ 355 00:20:43,200 --> 00:20:46,160 ‎白人による権利の独占だ 356 00:20:46,245 --> 00:20:47,325 "国別割当制度" 357 00:20:47,329 --> 00:20:50,999 "国別割当制度" ‎国別割当制度も導入された 358 00:20:51,083 --> 00:20:53,673 ‎この制度の目的は 359 00:20:53,752 --> 00:20:57,802 ‎西欧以外から来る移民を ‎規制すること 360 00:20:57,881 --> 00:21:02,681 ‎新たに移民に発給する ‎ビザの総数を制限した 361 00:21:02,761 --> 00:21:05,971 ‎その上で白人を優遇して― 362 00:21:06,056 --> 00:21:09,596 ニューヨーク エリス島 国別に発給人数を定めた 363 00:21:09,685 --> 00:21:13,015 愛国心の名の下 皆に求める 364 00:21:13,105 --> 00:21:16,645 ‎愛するアメリカを ‎勝利へ導こう 365 00:21:17,234 --> 00:21:19,444 ‎ゆがんだ愛国心は 366 00:21:19,528 --> 00:21:23,238 ‎古くから続く ‎根深い恐怖心の表れ 367 00:21:23,323 --> 00:21:28,123 ‎荒野から切り開いた国が ‎よそ者に奪われる恐怖だ 368 00:21:28,704 --> 00:21:32,214 ‎立ち上がり ‎ともに誓ってくれ 369 00:21:32,291 --> 00:21:38,091 ‎アメリカ人の手に ‎アメリカを取り戻すと 370 00:21:41,425 --> 00:21:46,385 ‎国を我が物と考えた ‎特権階級は誰だったのか 371 00:21:49,808 --> 00:21:53,848 ‎移民に対する抵抗戦略は ‎昔からある 372 00:21:53,937 --> 00:21:58,647 ‎その本質は ‎1880年代も1930年代も同じ 373 00:21:58,734 --> 00:22:00,324 ‎2020年代もだ 374 00:22:00,861 --> 00:22:06,781 ‎第14条の包括性を ‎約束ではなく脅威と捉えた時 375 00:22:06,867 --> 00:22:09,367 ‎人は抵抗の道を選ぶ 376 00:22:10,454 --> 00:22:16,384 ‎白人至上主義というのは ‎単一人種の文化を望む思想 377 00:22:16,460 --> 00:22:18,670 ‎でも この思想は 378 00:22:18,754 --> 00:22:23,634 ‎白人至上主義ならではの ‎経済的な問題を伴う 379 00:22:23,717 --> 00:22:25,547 ‎彼らは思った 380 00:22:25,635 --> 00:22:28,885 ‎"白人だけの ‎社会はステキだけど" 381 00:22:28,972 --> 00:22:31,522 ‎"誰が重労働をする?" 382 00:22:32,642 --> 00:22:35,852 ‎"誰が作物を育て ‎収獲する?" 383 00:22:35,937 --> 00:22:39,107 ‎"子守をして 床を磨くのは?" 384 00:22:39,191 --> 00:22:42,741 ‎つまり白人の経済を ‎支えるために 385 00:22:42,819 --> 00:22:47,409 ‎有色人種の低賃金労働者が ‎必要だった 386 00:22:47,491 --> 00:22:52,951 ‎願わくば 容易に解雇でき ‎追い返せる人々よ 387 00:22:56,833 --> 00:23:00,093 ‎1920年から1930年の間に 388 00:23:00,170 --> 00:23:04,130 ‎約100万人のメキシコ人が ‎アメリカに入国 389 00:23:05,258 --> 00:23:10,388 ‎労働力が必要な雇用主は ‎彼らを次々と雇い 390 00:23:10,472 --> 00:23:14,482 ‎農場で働かせ ‎西部で鉄道を敷かせた 391 00:23:16,269 --> 00:23:18,519 ‎そして世界大恐慌が 392 00:23:19,189 --> 00:23:23,739 ‎するとメキシコ人移民は ‎手の平を返される 393 00:23:23,819 --> 00:23:26,609 ‎"永住権はやらない"と 394 00:23:27,197 --> 00:23:31,617 ‎移民の流れは ‎経済に大きく左右される 395 00:23:31,701 --> 00:23:37,121 ‎法律は後付けで ‎それを正当化するんだ 396 00:23:37,207 --> 00:23:42,457 ‎鉄道を敷かせた中国人を ‎切り捨てる口実を探す 397 00:23:42,546 --> 00:23:45,876 ‎メキシコ人についても同じだ 398 00:23:45,966 --> 00:23:48,426 ‎呼び寄せ 働かせ 399 00:23:48,510 --> 00:23:52,810 ‎不景気になったら ‎まとめて送り返す 400 00:23:57,060 --> 00:24:01,650 ‎1930年代 40万人以上の ‎メキシコ人移民が― 401 00:24:01,731 --> 00:24:06,361 ‎強制送還プログラムの ‎対象にされた 402 00:24:08,071 --> 00:24:09,991 1929年~1939年 メキシコ人送還 403 00:24:09,990 --> 00:24:11,490 1929年~1939年 メキシコ人送還 メキシコ人は スケープゴートよ 404 00:24:11,491 --> 00:24:11,581 メキシコ人は スケープゴートよ 405 00:24:11,575 --> 00:24:12,865 メキシコ人は スケープゴートよ R・C・ビラゾール 教授 406 00:24:12,868 --> 00:24:12,948 R・C・ビラゾール 教授 407 00:24:12,951 --> 00:24:14,291 R・C・ビラゾール 教授 アメリカ人の仕事を 奪ってると考えられた 408 00:24:14,286 --> 00:24:14,366 アメリカ人の仕事を 奪ってると考えられた 409 00:24:14,369 --> 00:24:17,709 アメリカ人の仕事を 奪ってると考えられた "不景気による メキシコ人送還" 410 00:24:18,290 --> 00:24:20,670 "送還の目的は―" P・J・ゴンサレス 411 00:24:20,750 --> 00:24:24,130 1930年 ミュージシャン/活動家 "北米人の 雇用確保だと言う" 412 00:24:24,212 --> 00:24:26,842 "それは ただの口実だ" 413 00:24:27,966 --> 00:24:32,346 ‎"‎実際はメキシコ人への ‎人種差別に他ならない" 414 00:24:32,429 --> 00:24:33,049 "不法滞在者を 特別車両で送還" 415 00:24:33,054 --> 00:24:34,894 "不法滞在者を 特別車両で送還" ‎"我々は不法移民でも ‎害虫でもない" 416 00:24:34,890 --> 00:24:36,640 ‎"我々は不法移民でも ‎害虫でもない" 417 00:24:37,184 --> 00:24:41,564 ‎経済学における ‎ゼロサムの概念は誤りだ 418 00:24:41,646 --> 00:24:44,146 ‎人が報酬を得る時は 419 00:24:44,232 --> 00:24:47,652 ‎それ以上の富を ‎生み出している 420 00:24:47,736 --> 00:24:50,406 ‎その差分が雇用者の手に 421 00:24:50,489 --> 00:24:55,329 ‎つまり移民は ‎国益を増やしているんだ 422 00:24:55,785 --> 00:24:59,915 ‎被送還者の6割は ‎米国市民だった 423 00:25:04,503 --> 00:25:07,883 ‎"駅に着いたのは ‎薄暗い夜明け" 424 00:25:09,049 --> 00:25:10,129 "涙があふれだした" 425 00:25:10,133 --> 00:25:11,803 "涙があふれだした" E・カスタネダ 送還時9歳 米国市民 426 00:25:11,801 --> 00:25:12,431 E・カスタネダ 送還時9歳 米国市民 427 00:25:12,427 --> 00:25:14,347 E・カスタネダ 送還時9歳 米国市民 "皆も泣いていた" 428 00:25:14,429 --> 00:25:16,889 ‎"行き先は未知の地" 429 00:25:17,349 --> 00:25:18,889 ‎"メキシコだ" 430 00:25:19,518 --> 00:25:22,728 ‎"父は誇りを持ち ‎言っていた" 431 00:25:22,812 --> 00:25:27,782 ‎"我々は米国市民であり ‎メキシコ人ではないと" 432 00:25:27,859 --> 00:25:31,029 ‎"メキシコの学校では ‎仲間外れ" 433 00:25:31,112 --> 00:25:34,912 ‎"お前の居場所はない ‎国に帰れと" 434 00:25:35,408 --> 00:25:40,038 ‎"米国市民という理由で ‎差別されたのだ" 435 00:25:40,580 --> 00:25:45,590 ‎"‎英国系米国人(アングロ)‎には ‎メキシコ人扱いされたのに" 436 00:25:46,211 --> 00:25:48,001 ‎"私の帰属は?" 437 00:25:49,339 --> 00:25:51,379 ‎"アングロの帰属は?" 438 00:25:52,175 --> 00:25:54,175 ‎"欧州では?" 439 00:25:59,015 --> 00:25:59,715 ‎ウェットバック作戦も ‎非道な政策だった 440 00:25:59,724 --> 00:26:02,894 ‎ウェットバック作戦も ‎非道な政策だった 1954年 ウェットバック作戦 441 00:26:02,894 --> 00:26:02,984 1954年 ウェットバック作戦 442 00:26:02,978 --> 00:26:04,308 1954年 ウェットバック作戦 ‎メキシコ人移民を拘留し 443 00:26:04,312 --> 00:26:05,942 ‎メキシコ人移民を拘留し 444 00:26:06,022 --> 00:26:11,112 ‎船や列車や飛行機に乗せ ‎メキシコに送り返した 445 00:26:13,572 --> 00:26:18,832 ‎当時の人々の不安や政情が ‎顕著に表れている 446 00:26:18,910 --> 00:26:23,870 ‎1954年のブラウン対 ‎教育委員会訴訟を受けて 447 00:26:23,957 --> 00:26:29,127 ‎国内の人種構成が変わるのを ‎多くの人々が恐れた 448 00:26:29,212 --> 00:26:32,132 ‎ウェットバックは ‎その対抗策よ 449 00:26:33,508 --> 00:26:39,138 ‎チェ・チャン・ピン訴訟などは ‎銃で脅しているようなものだ 450 00:26:39,222 --> 00:26:44,732 ‎第14条の名目上の適正過程や ‎平等保護があっても 451 00:26:44,811 --> 00:26:47,191 ‎強制送還が行われた 452 00:26:47,272 --> 00:26:52,492 ‎国家安全や白人至上主義が ‎脅かされるという― 453 00:26:52,569 --> 00:26:55,779 ‎恐怖感が勝ったんだ 454 00:26:56,990 --> 00:26:59,530 ‎なぜ この国に? 455 00:26:59,618 --> 00:27:04,368 ‎自分の国で ‎豊かに暮らすためだ 456 00:27:04,456 --> 00:27:08,536 ‎家族を養うため ‎ここで働いてる 457 00:27:09,127 --> 00:27:12,957 ‎メキシコ人労働者は ‎物のように扱われた 458 00:27:13,465 --> 00:27:16,835 ‎必要な時は こき使われ 459 00:27:16,926 --> 00:27:18,046 不要になれば送還される 460 00:27:18,053 --> 00:27:19,643 不要になれば送還される "メキシコ人送還で 国境監視員は大忙し" 461 00:27:19,638 --> 00:27:19,718 "メキシコ人送還で 国境監視員は大忙し" 462 00:27:19,721 --> 00:27:21,561 "メキシコ人送還で 国境監視員は大忙し" どう考えても 重大な人権侵害だ 463 00:27:21,556 --> 00:27:24,386 どう考えても 重大な人権侵害だ 464 00:27:33,568 --> 00:27:36,698 ‎アメリカは第14条を拒んだ 465 00:27:37,238 --> 00:27:39,818 ‎我ら‎人民の概念を捨て 466 00:27:40,325 --> 00:27:44,035 ‎移民政策で ‎彼ら‎と一線を引いた 467 00:27:44,579 --> 00:27:48,579 ‎この思想を ‎誰よりも体現したのが 468 00:27:48,667 --> 00:27:50,337 ‎ハーロン・カーター 469 00:27:50,418 --> 00:27:53,668 ‎ウェットバック作戦の ‎策定者だ 470 00:27:55,256 --> 00:27:58,586 H・B・カーター 471 00:27:58,677 --> 00:28:03,807 カーターは メキシコ 国境警備隊の元責任者 472 00:28:03,890 --> 00:28:07,060 ‎彼にまつわる重要な話がある 473 00:28:07,143 --> 00:28:09,903 ‎1931年 ‎10代のカーターが― 474 00:28:09,979 --> 00:28:13,939 ‎学校から戻ると ‎母親が気をもんでいた 475 00:28:14,025 --> 00:28:18,485 ‎外にたむろしていた ‎メキシコ人の子供たちに 476 00:28:18,571 --> 00:28:20,701 ‎車を盗まれそうだと 477 00:28:20,782 --> 00:28:25,162 ‎カーターは銃を手に ‎その少年たちを捜す 478 00:28:25,954 --> 00:28:30,134 ‎近くの水飲み場で発見し ‎彼らに言った 479 00:28:30,208 --> 00:28:34,548 ‎"俺の家へ来い ‎母さんに説明しろ" 480 00:28:35,255 --> 00:28:39,465 ‎その少年グループの1人 ‎ラモン・カシアーノは 481 00:28:39,968 --> 00:28:43,718 ‎カーターの要求に ‎従うのを拒否 482 00:28:44,222 --> 00:28:48,852 ‎するとカーターは銃を出し ‎ラモンの胸に向けた 483 00:28:48,935 --> 00:28:53,975 ‎ラモンが笑い飛ばし ‎銃身を押しのけた瞬間… 484 00:28:58,820 --> 00:29:04,120 ‎カーターは引き金を引き ‎ラモンを撃ち殺した 485 00:29:09,330 --> 00:29:12,290 ‎彼は殺人罪で有罪になるも 486 00:29:12,375 --> 00:29:15,455 細則により のちに判決は覆る "カーターに 懲役3年の刑が下る" 487 00:29:15,462 --> 00:29:15,552 "カーターに 懲役3年の刑が下る" 488 00:29:15,545 --> 00:29:16,955 "カーターに 懲役3年の刑が下る" その数年後 米国国境警備隊に入隊 489 00:29:16,963 --> 00:29:19,473 その数年後 米国国境警備隊に入隊 490 00:29:19,549 --> 00:29:22,009 ‎順調に出世する 491 00:29:22,093 --> 00:29:27,103 ‎1950年代初頭には ‎メキシコ国境の責任者に就任 492 00:29:27,182 --> 00:29:30,892 ‎1954年 ‎ウェットバック作戦を立案し 493 00:29:30,977 --> 00:29:31,637 ‎人々を恐怖に陥れる 494 00:29:31,644 --> 00:29:34,024 ‎人々を恐怖に陥れる "移民局は 不法襲撃をやめろ" 495 00:29:34,022 --> 00:29:34,442 "移民局は 不法襲撃をやめろ" 496 00:29:34,522 --> 00:29:37,402 ‎のちに国境警備隊を辞め 497 00:29:37,484 --> 00:29:41,034 ‎全米ライフル協会(NRA)‎の ‎会長に就任 498 00:29:41,112 --> 00:29:45,782 ‎彼がNRAでしたことは ‎重大な意味を持つ 499 00:29:45,867 --> 00:29:49,327 ‎NRAは元々 銃愛好家や ‎狩猟者の団体だった 500 00:29:49,329 --> 00:29:51,619 ‎NRAは元々 銃愛好家や ‎狩猟者の団体だった "友人に NRAを勧めよう" 501 00:29:51,706 --> 00:29:54,076 ‎カーターはそれを― "NRAで射撃を満喫" 502 00:29:54,167 --> 00:29:57,957 ‎巨大な政治的組織に ‎作り変えた 503 00:29:58,046 --> 00:30:02,126 ‎銃を持つ権利を ‎死守するために 504 00:30:02,592 --> 00:30:04,552 彼らはメディアで 真実を葬り 505 00:30:04,552 --> 00:30:05,642 彼らはメディアで 真実を葬り 2017年 NRA勧誘ビデオ 506 00:30:05,637 --> 00:30:05,717 2017年 NRA勧誘ビデオ 507 00:30:05,720 --> 00:30:08,310 2017年 NRA勧誘ビデオ 学校で大統領を 第二のヒトラーと教える 508 00:30:08,306 --> 00:30:09,846 学校で大統領を 第二のヒトラーと教える 509 00:30:09,933 --> 00:30:14,273 ‎映画俳優や歌手 ‎コメディ番組などを使って 510 00:30:14,354 --> 00:30:17,024 ‎自分たちの主張を刷り込む 511 00:30:17,106 --> 00:30:20,986 ‎さらに前大統領を利用し ‎抵抗運動を是認 512 00:30:21,069 --> 00:30:23,859 ‎行進やデモでは叫び続ける 513 00:30:23,947 --> 00:30:28,327 ‎人種差別 男女差別 ‎外国人嫌悪 同性愛嫌悪 514 00:30:28,409 --> 00:30:32,999 ‎窓を割り 車を燃やし ‎高速や空港を封鎖して 515 00:30:33,081 --> 00:30:34,961 ‎法を守る人を脅す 516 00:30:35,041 --> 00:30:37,251 ‎警察が介入して― 517 00:30:37,335 --> 00:30:41,085 ‎騒動を収めるしか ‎なくなるまで 518 00:30:41,172 --> 00:30:45,302 ‎すると彼らは ‎警察を暴動の言い訳にする 519 00:30:45,385 --> 00:30:51,135 ‎この惨状に終止符を打ち ‎国を救い 自由を守るには 520 00:30:51,224 --> 00:30:56,104 ‎虚偽の暴力に ‎真実の握り拳で挑むしかない 521 00:30:56,521 --> 00:30:59,571 ‎私たちは全米ライフル協会 522 00:30:59,649 --> 00:31:02,569 ‎自由を守る団体です クリックして NRAに参加 523 00:31:02,569 --> 00:31:03,609 クリックして NRAに参加 524 00:31:06,406 --> 00:31:09,406 ‎反移民派の団結を促すため 525 00:31:09,492 --> 00:31:12,832 ‎恐怖をあおる ‎メッセージが使われた 526 00:31:13,621 --> 00:31:18,251 ‎その中で頻出する言葉が ‎"犯罪者"だ 527 00:31:19,002 --> 00:31:20,342 "移民犯罪者は有害" 528 00:31:20,420 --> 00:31:22,050 ‎"‎20人の移民を釈放" 529 00:31:22,130 --> 00:31:23,550 "打ち砕かれた アメリカンドリーム" 530 00:31:23,548 --> 00:31:24,918 "打ち砕かれた アメリカンドリーム" ‎この国で ‎何をどう犯罪と見なすかは 531 00:31:24,924 --> 00:31:28,094 ‎この国で ‎何をどう犯罪と見なすかは 532 00:31:28,177 --> 00:31:31,007 ‎人種に基づいて決められる 533 00:31:31,097 --> 00:31:34,927 ‎移民は昔から ‎犯罪者にされてきた 534 00:31:35,018 --> 00:31:35,978 "中国は 世界に対する脅威" 535 00:31:35,977 --> 00:31:39,477 "中国は 世界に対する脅威" ‎その一例が初期の薬物取締法 536 00:31:39,564 --> 00:31:43,194 ‎1875年の ‎サンフランシスコの条例は 537 00:31:43,276 --> 00:31:47,356 ‎中国人と結びつけられた ‎アヘン窟を禁止 538 00:31:47,447 --> 00:31:48,777 ‎大麻も同様よ 539 00:31:48,865 --> 00:31:50,525 "抽出液 大麻アメリカーナ" 540 00:31:50,533 --> 00:31:51,743 "抽出液 大麻アメリカーナ" ‎複数の効能があるため ‎治療薬として検討されていた 541 00:31:51,743 --> 00:31:51,833 ‎複数の効能があるため ‎治療薬として検討されていた 542 00:31:51,826 --> 00:31:54,696 ‎複数の効能があるため ‎治療薬として検討されていた "インドの大麻と 同等の効能" 543 00:31:54,704 --> 00:31:54,794 ‎複数の効能があるため ‎治療薬として検討されていた 544 00:31:54,787 --> 00:31:56,787 ‎複数の効能があるため ‎治療薬として検討されていた "ワンナイト 咳止めシロップ" 545 00:31:56,789 --> 00:31:56,869 "ワンナイト 咳止めシロップ" 546 00:31:56,873 --> 00:31:58,043 "ワンナイト 咳止めシロップ" ‎でもメキシコ人と ‎結びつけられると 547 00:31:58,041 --> 00:31:58,121 ‎でもメキシコ人と ‎結びつけられると 548 00:31:58,124 --> 00:32:00,044 ‎でもメキシコ人と ‎結びつけられると "メキシコの夢の薬" 549 00:32:00,043 --> 00:32:00,133 ‎でもメキシコ人と ‎結びつけられると 550 00:32:00,126 --> 00:32:01,916 ‎でもメキシコ人と ‎結びつけられると "マリファナ" 551 00:32:02,003 --> 00:32:05,213 "マリファナで メキシコ人は野獣に" ‎マリファナと呼ばれ ‎使用を禁じる連邦法ができた 552 00:32:05,214 --> 00:32:05,304 ‎マリファナと呼ばれ ‎使用を禁じる連邦法ができた 553 00:32:05,298 --> 00:32:07,678 ‎マリファナと呼ばれ ‎使用を禁じる連邦法ができた "正気を奪う メキシコの植物" 554 00:32:07,675 --> 00:32:08,835 "正気を奪う メキシコの植物" 555 00:32:08,927 --> 00:32:12,637 ‎有色人種は悪者扱いされて 556 00:32:12,722 --> 00:32:18,392 ‎"犯罪者"と呼ばれ ‎"よそ者"と さげすまれた 557 00:32:18,478 --> 00:32:21,858 ‎この2つの呼称が ‎組み合わさり 558 00:32:21,940 --> 00:32:27,450 ‎第14条が保障する権利を ‎享受できない集団が生じた 559 00:32:31,824 --> 00:32:34,084 ‎アメリカでは― 560 00:32:34,160 --> 00:32:40,290 ‎黒人差別と移民差別の間に ‎昔から相関関係があった 561 00:32:42,752 --> 00:32:46,462 ‎ジム・クロウ法が ‎全国的に広まると 562 00:32:46,547 --> 00:32:53,007 ‎西部では そのラテン版の ‎フアン・クロウ制度ができた 563 00:32:59,435 --> 00:33:00,845 "白人以外はお断り" 564 00:33:00,937 --> 00:33:02,357 "メキシコ人を暴行" 565 00:33:02,438 --> 00:33:04,018 "暴徒がリンチ" 566 00:33:04,107 --> 00:33:05,647 "メキシコ人 襲われる" 567 00:33:18,871 --> 00:33:22,421 ‎強制送還の歴史を見ると 568 00:33:22,500 --> 00:33:26,710 ‎90年代の出来事が ‎今も尾を引いている 569 00:33:28,798 --> 00:33:31,928 ‎1996年移民法 570 00:33:32,010 --> 00:33:37,220 ‎国別割当制度に並ぶ ‎最も劣悪な移民法が 571 00:33:37,306 --> 00:33:40,476 ‎1996年 クリントン大統領に ‎承認されてしまった 572 00:33:40,476 --> 00:33:42,686 ‎1996年 クリントン大統領に ‎承認されてしまった "移民を抑止すべく 権限強化を要求" 573 00:33:42,687 --> 00:33:43,897 "移民を抑止すべく 権限強化を要求" 574 00:33:43,980 --> 00:33:48,280 全国民の生活に 深刻な被害が生じている 575 00:33:48,276 --> 00:33:49,396 全国民の生活に 深刻な被害が生じている B・クリントン 576 00:33:49,402 --> 00:33:49,492 B・クリントン 577 00:33:49,485 --> 00:33:49,895 B・クリントン 大勢の異国人が不法に なだれ込んでいるせいだ 578 00:33:49,902 --> 00:33:49,992 大勢の異国人が不法に なだれ込んでいるせいだ 579 00:33:49,986 --> 00:33:52,736 大勢の異国人が不法に なだれ込んでいるせいだ 1995年 一般教書演説 580 00:33:52,739 --> 00:33:55,279 大勢の異国人が不法に なだれ込んでいるせいだ 581 00:33:56,117 --> 00:33:59,787 ‎市民や合法移民から ‎仕事を奪い 582 00:33:59,871 --> 00:34:03,501 ‎公共サービスを使い ‎納税者の負担に 583 00:34:04,125 --> 00:34:08,205 ‎よって我が政権では ‎国境警備を強化し 584 00:34:08,296 --> 00:34:13,966 ‎警備員数を史上最大に ‎送還する犯罪者を2倍にする 585 00:34:14,469 --> 00:34:18,219 ‎あの法は ‎移民の投獄を義務づけた 586 00:34:18,306 --> 00:34:21,976 ‎難民や亡命者も ‎対象に含まれる 587 00:34:22,060 --> 00:34:25,520 ‎当然 国内で ‎有罪になった人々も 588 00:34:25,605 --> 00:34:27,435 ‎子供がいようが 589 00:34:27,523 --> 00:34:32,403 ‎米国に住んでいようが ‎初犯であろうが関係ない 590 00:34:32,487 --> 00:34:38,737 ‎問答無用で送還対象になり ‎処遇が決まるまで投獄される 591 00:34:40,161 --> 00:34:45,541 ‎"法の適正過程なしに ‎自由を奪ってはならない‎" 592 00:34:45,625 --> 00:34:47,955 ‎修正第14条の言葉だ 593 00:34:48,044 --> 00:34:52,884 ‎だが人々を投獄して ‎国外追放している 594 00:34:52,965 --> 00:34:54,965 ‎弁護士もつけず 595 00:34:55,051 --> 00:35:00,311 ‎刑事司法制度の下 ‎適正過程を経ることなくだ 596 00:35:01,432 --> 00:35:06,902 ‎恐怖心のせいで ‎人々は送還に慣れてしまった 597 00:35:06,979 --> 00:35:13,029 ‎そして増え続ける ‎送還件数を正当化している 598 00:35:15,321 --> 00:35:18,031 ‎被送還者総数 599 00:35:18,116 --> 00:35:22,946 ‎自らの残虐行為を正当化し ‎合理化する 600 00:35:23,037 --> 00:35:26,367 ‎その最も効果的な方法は 601 00:35:26,457 --> 00:35:29,997 ‎相手を人間として ‎見ないことだ 602 00:35:30,711 --> 00:35:33,011 ‎さまざまな蔑称で呼ぶ 603 00:35:33,548 --> 00:35:38,218 ‎彼らの人間性を ‎否定するものなら何でもいい 604 00:35:38,302 --> 00:35:39,142 ‎悪党 605 00:35:39,220 --> 00:35:39,930 ‎密輸者 606 00:35:40,012 --> 00:35:41,312 ‎非行少年 607 00:35:41,389 --> 00:35:42,719 ‎侵略移民 608 00:35:42,807 --> 00:35:43,847 ‎ギャング 609 00:35:43,933 --> 00:35:45,103 ‎不法移民 610 00:35:45,184 --> 00:35:45,984 ‎レイプ犯 611 00:35:46,060 --> 00:35:46,850 ‎悪女 612 00:35:46,936 --> 00:35:47,766 ‎倒錯者 613 00:35:47,854 --> 00:35:48,864 ‎過激派 614 00:35:48,938 --> 00:35:49,808 ‎ホモ 615 00:35:49,897 --> 00:35:50,607 ‎スピック 616 00:35:50,690 --> 00:35:51,440 ‎カイク 617 00:35:51,524 --> 00:35:53,904 ‎テロリスト! 618 00:35:53,985 --> 00:35:54,935 ‎ニガー 619 00:36:16,966 --> 00:36:18,756 ギャングや密売人を 片っ端から探し出す 620 00:36:18,759 --> 00:36:21,469 ギャングや密売人を 片っ端から探し出す D・トランプ 2019年 大統領 621 00:36:21,470 --> 00:36:21,550 D・トランプ 2019年 大統領 622 00:36:21,554 --> 00:36:22,144 D・トランプ 2019年 大統領 国民を餌にする 犯罪者もだ 623 00:36:22,138 --> 00:36:24,598 国民を餌にする 犯罪者もだ 624 00:36:24,682 --> 00:36:26,932 ‎国外に追い出すか 625 00:36:27,018 --> 00:36:30,478 ‎早急に刑務所へ ぶち込もう 626 00:36:31,731 --> 00:36:36,861 ‎第14条の規定では ‎この国で生まれたら米国人 627 00:36:36,944 --> 00:36:42,664 ‎送還するには1人ずつ ‎適正過程を経る必要がある 628 00:36:42,742 --> 00:36:45,412 君は第14条を 誤解してる 629 00:36:45,494 --> 00:36:47,664 明らかな侵略だ 630 00:36:47,747 --> 00:36:49,577 国境で不法侵入 631 00:36:49,665 --> 00:36:50,955 侵攻だ 632 00:36:51,042 --> 00:36:51,962 襲来だ 633 00:36:52,043 --> 00:36:54,633 麻薬と犯罪をもたらした 634 00:36:54,712 --> 00:36:57,092 政府の皆さん お願い 635 00:36:57,173 --> 00:37:00,803 私の両親と皆を返して 636 00:37:00,885 --> 00:37:02,845 見捨てないで 637 00:37:03,721 --> 00:37:06,811 有色人種は 度々 権利を奪われ 638 00:37:06,891 --> 00:37:09,061 家族と引き裂かれた 639 00:37:09,852 --> 00:37:12,232 ‎その代表例が奴隷 640 00:37:12,313 --> 00:37:13,943 ‎中国人排斥法 641 00:37:14,023 --> 00:37:18,693 ‎先住民の親子を引き離す ‎寄宿学校制度 642 00:37:18,778 --> 00:37:21,858 ‎日本人と日系人の強制収容 643 00:37:21,948 --> 00:37:23,818 ‎ムスリムの入国禁止 644 00:37:23,908 --> 00:37:29,658 ‎この国の残虐行為の歴史と ‎今の法制度の問題には 645 00:37:29,747 --> 00:37:34,957 ‎法的とは言わないまでも ‎道徳的なつながりがある 646 00:37:35,044 --> 00:37:40,804 ‎送還と離散家族の問題を ‎結びつけられないのは 647 00:37:40,883 --> 00:37:45,053 ‎一種の非人間化を ‎しているからだ 648 00:37:45,596 --> 00:37:49,926 ‎法律というレンズで ‎人間を見ながら 649 00:37:50,434 --> 00:37:54,364 ‎彼らに家族がいる事実を ‎無視している 650 00:37:57,692 --> 00:37:58,902 2018年 不寛容(ゼロトレランス)政策 651 00:37:58,901 --> 00:38:02,991 2018年 不寛容(ゼロトレランス)政策 ‎トランプ政権は ‎不寛容政策を実施 652 00:38:03,072 --> 00:38:07,622 ‎不法移民の親子を引き離し ‎分離収容した 653 00:38:07,702 --> 00:38:12,042 ‎アメリカへの移民流入を ‎せき止めるためよ 654 00:38:14,542 --> 00:38:19,672 ‎政府は極めて ‎懲罰的な方法をとった 655 00:38:19,755 --> 00:38:23,755 ‎精神をむしばむような ‎非道な方法よ 656 00:38:24,260 --> 00:38:28,350 ‎市民社会であるはずの国家が 657 00:38:28,431 --> 00:38:33,271 ‎子供を武器として ‎使うと決めたの 658 00:38:33,352 --> 00:38:36,192 ‎権利なんて どこにもない 659 00:38:36,272 --> 00:38:38,732 ‎あれは拷問よ 660 00:38:39,400 --> 00:38:42,150 〈刑務所に行きたい〉 661 00:38:43,237 --> 00:38:44,407 〈どうして?〉 662 00:38:46,157 --> 00:38:48,907 〈僕を 愛してないでしょ〉 663 00:38:50,870 --> 00:38:52,750 〈誰がそんなことを?〉 664 00:38:54,957 --> 00:38:58,167 〈もう僕のママじゃ ないもん〉 665 00:38:58,252 --> 00:39:02,012 彼らはやむを得ず 不法入国した 666 00:39:02,089 --> 00:39:02,839 〈ジェンリ〉 667 00:39:02,923 --> 00:39:04,303 我が子に― 668 00:39:04,383 --> 00:39:09,313 ひもじい思いを させたくないからだ 669 00:39:10,014 --> 00:39:15,354 家族を養うためには 国境を越えるしかない 670 00:39:15,436 --> 00:39:19,146 確かに違法だが 重罪ではない 671 00:39:19,732 --> 00:39:23,572 家族を思うがゆえの 行動であり 672 00:39:23,652 --> 00:39:25,452 愛情の表れだ 673 00:39:27,865 --> 00:39:32,115 ‎引き離された家族と ‎国境へ行ったことがある 674 00:39:32,703 --> 00:39:34,963 ‎私はいつも こう言う 675 00:39:35,039 --> 00:39:39,539 ‎"自国で子供と安全に ‎豊かに暮らせるなら" 676 00:39:39,627 --> 00:39:41,667 ‎"国を出る必要はない" 677 00:39:41,754 --> 00:39:44,094 ‎"なぜ危険を冒すのか?" 678 00:39:44,173 --> 00:39:46,513 ‎"あなたが思ったことは" 679 00:39:46,592 --> 00:39:51,932 ‎"中米などから米国に子供を ‎連れてくる人々と同じ" 680 00:39:52,014 --> 00:39:57,854 ‎"我が子が良い環境で成功し ‎愛されることを願うからよ" 681 00:40:00,940 --> 00:40:06,110 ‎自分の世界が ‎粉々に砕け散る瞬間 682 00:40:06,695 --> 00:40:09,735 ‎私の場合は14歳の時だ 683 00:40:10,825 --> 00:40:16,535 ‎学校から戻ると ‎働き者の移民の両親がいない 684 00:40:17,081 --> 00:40:21,591 ‎もう巻き戻せない ‎ほんの一瞬の間に― 685 00:40:22,169 --> 00:40:25,709 ‎私の人生は ‎永遠に変わってしまった 686 00:40:26,340 --> 00:40:31,600 ‎両親は必死で家族を束ね ‎米国市民になろうとした 687 00:40:32,179 --> 00:40:35,519 ‎嘆願し 計画を練り ‎祈りを捧げ 688 00:40:36,016 --> 00:40:37,636 ‎助けを求めた 689 00:40:38,436 --> 00:40:39,596 ‎だけど― 690 00:40:40,146 --> 00:40:44,816 ‎努力もむなしく ‎愛する国に残れなかった 691 00:40:46,026 --> 00:40:50,526 ‎政府は取り残された私を ‎気にも留めない 692 00:40:51,907 --> 00:40:55,697 ‎存在にすら ‎気づかないようだった 693 00:40:58,414 --> 00:40:59,124 どんな国にしたい? 694 00:40:59,123 --> 00:41:01,583 どんな国にしたい? "家族は皆でひとつ" 695 00:41:01,584 --> 00:41:02,174 "家族は皆でひとつ" 696 00:41:02,168 --> 00:41:04,498 "家族は皆でひとつ" 子供の権利を奪う国? 697 00:41:04,587 --> 00:41:08,167 それとも子供と家族を 大切にし― 698 00:41:08,257 --> 00:41:12,637 自分らしく生きる自由を 尊重する国? 699 00:41:17,183 --> 00:41:20,193 ‎"この共和国の地は ‎狩り場だ" 700 00:41:21,812 --> 00:41:25,192 ‎"獲物は泥棒や ‎社会の敵ではない" 701 00:41:25,774 --> 00:41:27,534 ‎"無実の人々だ" 702 00:41:28,986 --> 00:41:32,406 ‎"この2年で ‎捕らえられた人々は" 703 00:41:32,490 --> 00:41:37,620 ‎"突如 鎖につながれ ‎奴隷にされ 拷問を受けた" 704 00:41:38,829 --> 00:41:42,459 ‎"養うべき ‎妻子がいる者もいたが" 705 00:41:43,250 --> 00:41:45,040 ‎"お構いなしだ" 706 00:41:45,961 --> 00:41:49,421 ‎"狩猟者の権利は ‎何にも勝る" 707 00:41:49,507 --> 00:41:52,087 "結婚の権利や 神の権限よりもだ" 708 00:41:52,092 --> 00:41:53,262 "結婚の権利や 神の権限よりもだ" F・ダグラス 709 00:41:53,344 --> 00:41:55,474 1865年 奴隷廃止論者 710 00:41:59,975 --> 00:42:04,685 ‎移民が並ばなければいけない ‎"列"がある 711 00:42:04,772 --> 00:42:09,032 ‎だが正直な話 ‎その列は虚構に過ぎない 712 00:42:10,903 --> 00:42:15,873 ‎ちゃんと並べと言う人に ‎列の始まりを聞いても 713 00:42:15,950 --> 00:42:17,950 ‎答えは返ってこない 714 00:42:18,035 --> 00:42:21,205 ‎米国市民ですら知らないんだ 715 00:42:21,288 --> 00:42:26,168 ‎なのに列があって ‎滞りなく機能してると― 716 00:42:26,252 --> 00:42:28,712 ‎思い込んでしまってる 717 00:42:28,796 --> 00:42:31,336 ‎国境には2種の標識がある 718 00:42:31,423 --> 00:42:35,433 ‎"働きに来て"と ‎"その線を越えるな" 719 00:42:35,511 --> 00:42:40,431 ‎法律は現状に ‎即したものである必要がある 720 00:42:40,516 --> 00:42:45,056 ‎労働者を欲しがる ‎人々がいる一方で 721 00:42:45,145 --> 00:42:49,065 ‎それを禁じる法律が ‎あってはいけない 722 00:42:49,149 --> 00:42:54,149 ‎チェ・チャン・ピンの痕跡を ‎移民制度から消すため― 723 00:42:54,238 --> 00:42:55,908 ‎すべきことは山ほどある "1882年から学べ" 724 00:42:55,906 --> 00:42:55,986 ‎すべきことは山ほどある 725 00:42:55,990 --> 00:42:57,780 ‎すべきことは山ほどある "二度と締め出すな" 726 00:42:57,783 --> 00:42:57,873 ‎すべきことは山ほどある 727 00:42:57,866 --> 00:42:57,906 ‎すべきことは山ほどある "ムスリムの せいにするな" 728 00:42:57,908 --> 00:42:58,448 "ムスリムの せいにするな" 729 00:42:58,450 --> 00:42:59,620 "ムスリムの せいにするな" ‎中国人排斥法が ‎廃止されたのは喜ばしいけど 730 00:42:59,618 --> 00:43:03,998 ‎中国人排斥法が ‎廃止されたのは喜ばしいけど 731 00:43:04,081 --> 00:43:08,671 ‎私たちの仕事は ‎まだ終わってはいない 732 00:43:08,752 --> 00:43:13,382 ‎個人だけでなく ‎国にも共感力が必要よ 733 00:43:13,465 --> 00:43:16,425 ‎逃れてきた人々の身になって 734 00:43:16,510 --> 00:43:20,180 ‎対処方法を ‎法制化する必要がある 735 00:43:20,264 --> 00:43:24,694 "アンクル・サム家の 感謝祭の晩餐(ばんさん)" 736 00:43:27,271 --> 00:43:30,611 ‎アメリカの約束を ‎まだ信じる? 737 00:43:34,612 --> 00:43:35,322 ‎いえ 738 00:43:36,030 --> 00:43:40,330 ‎約束はずっと ‎守られなかったから 739 00:43:42,745 --> 00:43:48,035 ‎でも新たなものを ‎生み出せると信じてる 740 00:43:48,125 --> 00:43:49,955 ‎夢であったり… 741 00:43:52,379 --> 00:43:53,459 ‎思いやり 742 00:43:54,673 --> 00:43:55,803 ‎包括性 743 00:43:55,883 --> 00:43:58,893 ‎務めを理解する必要もある 744 00:44:00,012 --> 00:44:04,602 ‎修復し 恩に報い ‎傷を癒やすために 745 00:44:05,267 --> 00:44:07,437 ‎まだ約束を信じてる 746 00:44:08,103 --> 00:44:09,613 ‎なぜなら― 747 00:44:09,688 --> 00:44:13,398 ‎アメリカの約束の核心は ‎希望だから 748 00:44:14,193 --> 00:44:19,243 ‎チャンスが与えられ ‎夢を追えるという希望だ 749 00:44:19,323 --> 00:44:21,743 ‎それは突き詰めると 750 00:44:21,825 --> 00:44:26,245 ‎国が発展し続けるという ‎希望でもある 751 00:44:26,330 --> 00:44:31,670 ‎アメリカの約束を ‎信じる以外に道はない 752 00:44:31,752 --> 00:44:36,922 ‎この国で暮らし ‎家族も娘も ここにいる 753 00:44:37,007 --> 00:44:39,387 ‎未来も この地にある 754 00:44:39,468 --> 00:44:44,888 ‎他の国民と同じように ‎アメリカ人として― 755 00:44:44,973 --> 00:44:48,143 ‎アメリカのために闘う 756 00:44:49,061 --> 00:44:50,601 ‎最後まで 757 00:44:54,525 --> 00:44:59,525 ‎なぜ人は第14条が定める ‎合衆国市民を目指す 758 00:44:59,613 --> 00:45:01,413 ‎そんなに魅力的? 759 00:45:01,490 --> 00:45:05,410 ‎アメリカ ‎気を悪くしないでくれ 760 00:45:05,494 --> 00:45:10,124 ‎黒人は奴隷にされ ‎その後も虐げられた 761 00:45:10,207 --> 00:45:14,707 ‎先住民 女性 LGBTQ ‎移民も疎外された 762 00:45:14,795 --> 00:45:20,045 ‎"疎外された集団"という ‎呼び名まで付いてる 763 00:45:20,134 --> 00:45:24,014 ‎ここで重要になるのが約束だ 764 00:45:24,096 --> 00:45:27,806 ‎建国者は ‎白人男性の自由だけ望んだ? 765 00:45:27,891 --> 00:45:28,771 ‎かもね 766 00:45:28,851 --> 00:45:33,231 ‎でも そうなら ‎憲法に明記すべきだった 767 00:45:33,313 --> 00:45:38,573 ‎彼らが約束として記したのは ‎"生命 自由 幸福追求" 768 00:45:38,652 --> 00:45:40,572 ‎だから奴隷が自由に 769 00:45:40,654 --> 00:45:43,034 ‎第14条の起草者も― 770 00:45:43,115 --> 00:45:46,785 ‎憲法に"平等"と記し ‎約束をした 771 00:45:47,327 --> 00:45:52,037 ‎だから皆 ‎市民になるため頑張る 772 00:45:52,124 --> 00:45:55,464 ‎生命や自由 ‎幸福追求が保障され 773 00:45:55,544 --> 00:45:58,424 ‎第14条の約束があるからだ 774 00:45:59,548 --> 00:46:04,048 ‎アメリカ ‎君の言う"平等"を信じるよ 775 00:46:07,222 --> 00:46:09,812 ‎これまで見てきたように 776 00:46:10,392 --> 00:46:13,942 ‎約束には ‎世界を変える力がある 777 00:46:14,521 --> 00:46:18,531 ‎"我ら人民"も ‎第14条も約束だ 778 00:46:18,609 --> 00:46:23,239 ‎包括的で多様性に富む ‎平等な社会を築き 779 00:46:23,322 --> 00:46:30,542 ‎理想の共同体を目指すという ‎"我ら人民"同士の誓いだ 780 00:46:31,038 --> 00:46:34,998 ‎ともに第14条を ‎現実のものにしよう 781 00:46:35,083 --> 00:46:39,513 ‎市民 抵抗 支配 愛 782 00:46:43,175 --> 00:46:45,425 ‎平等 783 00:46:45,511 --> 00:46:49,391 ‎第14条が成立したのは ‎150年も前 784 00:46:49,473 --> 00:46:54,943 ‎そろそろ民主主義について ‎議論する時は― 785 00:46:55,020 --> 00:46:58,400 ‎第14条を中心に考えるべきよ 786 00:46:58,482 --> 00:47:02,952 ‎"米国で生まれた者 ‎帰化した者" 787 00:47:03,028 --> 00:47:05,698 ‎"その管轄に属する者は" 788 00:47:05,823 --> 00:47:09,543 ‎"合衆国および ‎居住州の市民である" 789 00:47:09,618 --> 00:47:15,118 ‎アメリカの民主主義を守り ‎価値を高めるものや― 790 00:47:15,207 --> 00:47:21,917 ‎多くの価値観や信条の源は ‎第14条に刻まれている言葉よ 791 00:47:22,005 --> 00:47:24,875 ‎"いかなる州も ‎市民の特権と" 792 00:47:24,967 --> 00:47:27,677 ‎"免除を制約する法を" 793 00:47:27,761 --> 00:47:29,971 ‎"定めてはならない" 794 00:47:43,402 --> 00:47:47,612 ‎独立宣言や憲法 ‎裁判所の判決文には 795 00:47:47,698 --> 00:47:52,408 ‎"平等 正義 自由"という ‎言葉が並んでいる 796 00:47:52,494 --> 00:47:55,214 ‎忠誠の誓いもそうだ 797 00:47:56,540 --> 00:48:01,250 ‎修正第14条はそれを ‎実現するための架け橋だ 798 00:48:01,336 --> 00:48:04,296 ‎"どの州も ‎法の適正過程なしに" 799 00:48:04,381 --> 00:48:07,721 ‎"生命 自由 財産を ‎奪ってはならない" 800 00:48:07,801 --> 00:48:10,301 ‎"その管轄内に ‎ある者に対し" 801 00:48:10,387 --> 00:48:13,017 ‎"法の平等保護を ‎否定してはならぬ" 802 00:48:13,557 --> 00:48:18,977 ‎第14条は確たる目標だけど ‎達成までの道のりは長い 803 00:48:19,730 --> 00:48:25,530 ‎現代のアメリカは ‎常に闘い もがき続けている 804 00:48:25,611 --> 00:48:30,451 ‎第14条が掲げる理想を ‎現実にするために 805 00:48:30,532 --> 00:48:34,952 ‎修正第14条は可能性の‎砦(とりで)‎だ 806 00:48:35,037 --> 00:48:39,247 ‎だが真の正義を ‎保障しているわけではない 807 00:48:46,006 --> 00:48:50,796 ‎インチキ北部人と連邦軍が ‎南部に侵攻したのは 808 00:48:50,886 --> 00:48:54,926 ‎違法な修正第14条を ‎通すためだ 809 00:48:55,015 --> 00:48:58,805 ‎聖書と銃が荒野から ‎この国を切り開き 810 00:48:58,894 --> 00:49:01,904 ‎偉大なる白人国家にした 811 00:49:01,980 --> 00:49:07,320 ‎ホワイト・ライヴズ・マター! 812 00:49:07,402 --> 00:49:13,992 ‎今日の米国が ‎黒人の市民に関する限り― 813 00:49:14,076 --> 00:49:16,116 "黒人の命を尊重しろ" ‎この約束手形を ‎不渡りにしているのは自明だ 814 00:49:16,119 --> 00:49:16,199 ‎この約束手形を ‎不渡りにしているのは自明だ 815 00:49:16,203 --> 00:49:18,833 ‎この約束手形を ‎不渡りにしているのは自明だ "#MLKの精神を 取り戻そう" 816 00:49:23,752 --> 00:49:25,002 ‎なぜだろう 817 00:49:26,630 --> 00:49:32,090 ‎いくら この国を愛しても ‎国は私たちを愛さない 818 00:49:39,518 --> 00:49:44,108 ‎この男が ひざで ‎首を押さえつけた 819 00:49:44,189 --> 00:49:46,319 ‎8分46秒もだぞ 820 00:49:46,400 --> 00:49:47,820 ‎想像できる? 821 00:49:48,735 --> 00:49:53,905 ‎奴らは有色人種を ‎凶悪犯や能なしに仕立てる 822 00:49:53,991 --> 00:49:57,831 ‎なんで移民が ‎レイプ犯扱いされる? 823 00:49:57,911 --> 00:50:01,331 ‎この国を築いたのは俺らだぞ 824 00:50:03,709 --> 00:50:05,879 ‎奴らに言ってやろう 825 00:50:05,961 --> 00:50:07,671 ‎俺らは去らない 826 00:50:08,547 --> 00:50:11,297 ‎どこへも行かないぞ 827 00:50:11,383 --> 00:50:14,683 ‎第14条の力を引き出すには 828 00:50:14,761 --> 00:50:19,771 ‎私たちが自らの信念に ‎従わないといけない 829 00:50:19,850 --> 00:50:23,600 ‎平等のために尽くす ‎信念がなければ 830 00:50:23,687 --> 00:50:27,977 ‎第14条は単なる理念や ‎可能性のままだ 831 00:50:28,066 --> 00:50:32,316 ‎この国の平等を ‎保障してはくれない 832 00:50:32,404 --> 00:50:35,624 ‎憲法は進化し続ける文書 833 00:50:35,699 --> 00:50:40,409 ‎自分たちの解釈を ‎裁判所に認めさせるために 834 00:50:40,495 --> 00:50:43,785 ‎私たちは ‎努力しないといけない 835 00:50:43,874 --> 00:50:45,924 第14条の意味を巡り デモが行われる 836 00:50:45,917 --> 00:50:47,627 第14条の意味を巡り デモが行われる "ガーナーには 生きる権利があった" 837 00:50:47,711 --> 00:50:49,841 "ブリオナ・テイラー" ダグラスや公民権運動が 築いたものを守るためだ 838 00:50:49,838 --> 00:50:52,968 ダグラスや公民権運動が 築いたものを守るためだ 839 00:50:53,467 --> 00:50:56,757 彼らは チャンスの扉を開いた 840 00:50:56,845 --> 00:50:59,595 黒人だけでなく 全員のためだ 841 00:50:59,681 --> 00:51:01,891 ‎女性たちが扉の先へ 842 00:51:01,975 --> 00:51:04,225 ‎ラテン系の人々 843 00:51:04,311 --> 00:51:07,021 ‎アジア系 同性愛者 844 00:51:07,105 --> 00:51:10,475 ‎障害を持つ人々も ‎進んでいった 845 00:51:13,153 --> 00:51:19,083 ‎現代の活動家は法律や歴史 ‎憲法を知るべきよ 846 00:51:19,242 --> 00:51:22,752 ‎活動の目的は ‎それらの改革だから 847 00:51:22,829 --> 00:51:24,249 ‎"私たちだけじゃない" 848 00:51:25,624 --> 00:51:30,384 ‎私の望みは人々が ‎修正第2条について語り 849 00:51:30,462 --> 00:51:33,342 ‎子供が第1条を知ること 850 00:51:33,423 --> 00:51:36,263 ‎でも一番の願いは第14条 851 00:51:36,343 --> 00:51:40,473 ‎"それは第14条に反する"と ‎言ってほしい 852 00:51:40,555 --> 00:51:41,255 J・ルイス 853 00:51:41,264 --> 00:51:42,564 J・ルイス "魂の叫び声に応え 信念のため立ち上がれ" 854 00:51:42,557 --> 00:51:42,637 "魂の叫び声に応え 信念のため立ち上がれ" 855 00:51:42,641 --> 00:51:46,561 "魂の叫び声に応え 信念のため立ち上がれ" 2020年 公民権運動 指導者 856 00:51:46,645 --> 00:51:51,145 "私は生涯をかけて 平和の道を示した" 857 00:51:51,233 --> 00:51:54,073 "愛や非暴力が 最良だと" 858 00:51:54,152 --> 00:51:54,952 "家族を引き離すな" 859 00:51:54,945 --> 00:51:56,195 "家族を引き離すな" "次は君らの番だ" 860 00:51:56,196 --> 00:51:56,276 "次は君らの番だ" 861 00:51:56,279 --> 00:51:57,529 "次は君らの番だ" "ムスリムも アメリカ人" 862 00:51:57,531 --> 00:51:57,611 "ムスリムも アメリカ人" 863 00:51:57,614 --> 00:51:58,704 "ムスリムも アメリカ人" "歴史書の 21世紀の章に記そう" 864 00:51:58,698 --> 00:51:58,778 "歴史書の 21世紀の章に記そう" 865 00:51:58,782 --> 00:52:01,492 "歴史書の 21世紀の章に記そう" "移民が アメリカを作った" 866 00:52:01,576 --> 00:52:07,036 ‎"憎しみという名の重荷から ‎ついに解き放たれたと" 867 00:52:07,958 --> 00:52:13,048 ‎"国の心を取り戻すため ‎卓越した洞察力を持ち" 868 00:52:13,130 --> 00:52:17,220 ‎"‎必要な良きトラブルに ‎身を投じるのだ" 869 00:52:17,843 --> 00:52:20,433 移民の権利が 守られました 870 00:52:20,512 --> 00:52:23,892 トランプ大統領の DACA廃止案を 871 00:52:23,974 --> 00:52:25,604 最高裁が棄却 872 00:52:25,684 --> 00:52:28,484 70万人の移民が 送還を免れます 873 00:52:28,478 --> 00:52:29,648 70万人の移民が 送還を免れます "ここが故郷" 874 00:52:29,729 --> 00:52:31,899 君らの闘いは― 875 00:52:31,982 --> 00:52:36,032 アメリカに 希望がある証しだ 876 00:52:36,111 --> 00:52:39,701 希望を持ち 情熱を絶やすな 877 00:52:40,198 --> 00:52:44,038 権利が与えられるのを 待つ必要はない 878 00:52:44,119 --> 00:52:46,709 ‎自ら要求していいんだ 879 00:52:47,747 --> 00:52:50,917 歴史的な最高裁判決です 880 00:52:51,001 --> 00:52:54,631 性的指向や 性自認による雇用差別が 881 00:52:54,713 --> 00:52:57,013 "差別は信条に反する" 禁止されました 882 00:52:57,090 --> 00:52:59,720 ‎原告はエイミー・ ‎ステファンズ 883 00:52:59,801 --> 00:53:02,471 ‎トランスジェンダーを公表し 884 00:53:02,554 --> 00:53:05,934 ‎葬儀屋を解雇されました 885 00:53:06,016 --> 00:53:10,266 自分の在り方を 他人に決めさせないで 886 00:53:11,479 --> 00:53:15,319 ‎恐怖と怒りの政治を ‎続けていては 887 00:53:15,400 --> 00:53:21,870 ‎理想とする偉大な国を築けず ‎憲法の約束を果たせない 888 00:53:21,948 --> 00:53:25,698 ‎そうした政治から脱却して 889 00:53:25,785 --> 00:53:29,455 ‎第14条の希望を ‎受け入れるべきだ 890 00:53:29,539 --> 00:53:31,919 ‎第14条の課題に挑み 891 00:53:32,000 --> 00:53:35,630 ‎万人が真に平等な社会を ‎目指すんだ 892 00:53:35,712 --> 00:53:40,342 ‎すべての人の尊厳と権利を ‎守り 尊重すれば 893 00:53:40,425 --> 00:53:43,545 ‎アメリカは偉大な国になる 894 00:54:02,155 --> 00:54:05,825 ‎英雄たちは ‎犠牲を払ってきた 895 00:54:05,909 --> 00:54:10,079 ‎揺るぎない ‎真の平等を確立するために 896 00:54:10,163 --> 00:54:12,623 ‎今後も闘い続ける 897 00:54:13,333 --> 00:54:18,263 ‎平等の約束は ‎日々 果たすべきものだ 898 00:54:18,338 --> 00:54:23,008 ‎常に互いを ‎尊重し合わなければならない 899 00:54:23,093 --> 00:54:27,433 ‎それが難しい日も ‎特に困難な時もだ 900 00:54:28,139 --> 00:54:32,099 ‎修正第14条の約束を ‎体現するため 901 00:54:32,185 --> 00:54:36,225 ‎積極的に必要な行動をとろう 902 00:54:37,440 --> 00:54:41,530 ‎ひたむきに ‎ともに歩み続ければ 903 00:54:41,611 --> 00:54:44,241 ‎ダグラスが言ったように… 904 00:54:44,322 --> 00:54:48,032 ‎"我が国は栄華を極める" 905 00:54:48,118 --> 00:54:50,828 ‎"平和は川のように流れ" 906 00:54:51,413 --> 00:54:55,003 ‎"我々の礎は ‎岩のごとく永久に残る" 907 00:58:20,205 --> 00:58:25,205 ‎日本語字幕 村上 あい