1 00:00:06,000 --> 00:00:08,960 ‎NETFLIX ‎オリジナルアニメシリーズ 2 00:00:18,240 --> 00:00:20,920 ‎ヘビの目 3 00:00:28,040 --> 00:00:29,480 ‎もう行かないと 4 00:00:30,120 --> 00:00:31,240 ‎その前に… 5 00:00:31,640 --> 00:00:34,560 ‎君に渡したいものが2つある 6 00:00:36,240 --> 00:00:38,120 ‎これはシスカチェグ 7 00:00:38,640 --> 00:00:41,720 ‎故郷の町に伝わる ‎伝説によると‎― 8 00:00:41,800 --> 00:00:45,720 ‎この指輪は ‎シャクシスの片目だった 9 00:00:45,800 --> 00:00:48,080 ‎世界の中心に住むヘビ 10 00:00:48,160 --> 00:00:50,240 ‎僕らの偉大なる母だ 11 00:00:50,800 --> 00:00:53,760 ‎僕が持つ力のシンボルの1つ 12 00:00:53,840 --> 00:00:56,160 ‎もう1つはハイアス 13 00:00:56,240 --> 00:00:57,520 ‎シスカチェグ 14 00:00:57,600 --> 00:00:59,360 ‎聞いたことあるわ 15 00:00:59,800 --> 00:01:01,040 ‎闇の時代に‎― 16 00:01:01,120 --> 00:01:05,200 ‎タルマノン皇帝が ‎これで魔術師を統制した 17 00:01:05,960 --> 00:01:07,880 ‎もうその力はない 18 00:01:08,640 --> 00:01:10,640 ‎でも 他の力がある 19 00:01:11,360 --> 00:01:15,760 ‎例えば 僕の代わりに ‎シェクスの感覚を持てる 20 00:01:15,840 --> 00:01:18,120 ‎僕の分身みたいなものだ 21 00:01:19,600 --> 00:01:21,480 ‎君にあげたいんだ 22 00:01:23,840 --> 00:01:24,680 ‎何て? 23 00:01:25,560 --> 00:01:27,240 ‎指にはめたら‎― 24 00:01:28,040 --> 00:01:29,920 ‎僕とつながる 25 00:01:35,200 --> 00:01:36,960 ‎僕が必要な時は‎― 26 00:01:37,520 --> 00:01:39,720 ‎指輪に呼びかけて 27 00:01:40,560 --> 00:01:41,760 ‎僕はすぐ来る 28 00:01:43,280 --> 00:01:44,240 ‎いつでも‎― 29 00:01:45,400 --> 00:01:46,800 ‎ジャックといろ 30 00:01:46,920 --> 00:01:49,360 ‎僕の不在時は彼が君を守る 31 00:01:50,840 --> 00:01:53,160 ‎なぜ そんなに私が大切? 32 00:01:53,240 --> 00:01:54,320 ‎君は‎― 33 00:01:55,520 --> 00:01:57,920 ‎君が思う以上に大切な人だ 34 00:01:59,480 --> 00:02:02,040 ‎もう1つ渡したいものが 35 00:02:02,520 --> 00:02:03,560 ‎僕を見て 36 00:02:11,160 --> 00:02:13,440 ‎さようなら 永遠に 37 00:03:06,880 --> 00:03:07,800 ‎どこなの? 38 00:03:35,720 --> 00:03:36,920 ‎ルナリス 39 00:03:41,800 --> 00:03:42,880 ‎行かないで 40 00:03:42,960 --> 00:03:43,800 ‎いやよ 41 00:03:44,480 --> 00:03:45,480 ‎お願い 42 00:03:46,080 --> 00:03:47,280 ‎ここにいて! 43 00:03:48,000 --> 00:03:48,840 ‎ルナリス! 44 00:03:54,080 --> 00:03:55,360 ‎ありがとう 45 00:04:06,760 --> 00:04:07,960 ‎入っていい? 46 00:04:08,600 --> 00:04:09,520 ‎もちろん 47 00:04:18,120 --> 00:04:19,800 ‎傷はどう? 48 00:04:19,880 --> 00:04:21,520 ‎ほとんど治ったよ 49 00:04:22,960 --> 00:04:23,800 ‎早いわね 50 00:04:24,440 --> 00:04:26,480 ‎なぜか すぐに治る 51 00:04:27,640 --> 00:04:28,600 ‎僕は… 52 00:04:29,320 --> 00:04:31,480 ‎普通じゃないからね 53 00:04:32,720 --> 00:04:34,600 ‎気にすることはない 54 00:04:34,680 --> 00:04:37,040 ‎みんな普通じゃないわ 55 00:04:37,960 --> 00:04:38,920 ‎そうだね 56 00:04:40,320 --> 00:04:41,160 ‎私は… 57 00:04:42,280 --> 00:04:44,520 ‎そのままのあなたが好き 58 00:04:54,400 --> 00:04:55,440 ‎それは何? 59 00:04:56,200 --> 00:04:58,760 ‎クリス… キルタシュの指輪 60 00:04:59,240 --> 00:05:01,480 ‎なぜ君がはめてるんだ? 61 00:05:01,560 --> 00:05:03,720 ‎彼がくれたの 62 00:05:03,800 --> 00:05:05,440 ‎愛情の証よ 63 00:05:05,960 --> 00:05:06,960 ‎愛情だと? 64 00:05:07,440 --> 00:05:08,960 ‎ビクトリア! 65 00:05:09,080 --> 00:05:11,040 ‎あの姿を見ただろ 66 00:05:11,160 --> 00:05:13,320 ‎奴はシェクスなんだぞ! 67 00:05:21,480 --> 00:05:23,000 ‎すまない 68 00:05:23,080 --> 00:05:25,440 ‎困らせるつもりはなかった 69 00:05:25,560 --> 00:05:26,400 ‎僕には… 70 00:05:26,880 --> 00:05:28,760 ‎何も理解できない 71 00:05:28,840 --> 00:05:30,920 ‎いろいろ話したいことが 72 00:05:31,560 --> 00:05:32,880 ‎聞いてくれる? 73 00:05:42,320 --> 00:05:43,440 ‎キルタシュ 74 00:05:44,400 --> 00:05:45,440 ‎何の用だ? 75 00:05:45,520 --> 00:05:48,240 ‎アシュランがお呼びよ 76 00:05:49,920 --> 00:05:51,920 ‎やらかしたわね 77 00:05:54,240 --> 00:05:57,200 ‎僕の恐ろしさを ‎分かってないな 78 00:05:57,280 --> 00:05:59,360 ‎まだ何とかできるわ 79 00:05:59,440 --> 00:06:02,840 ‎アシュランの怒りを ‎収められる 80 00:06:04,200 --> 00:06:07,120 ‎あの娘を殺して ‎私にしたら? 81 00:06:07,200 --> 00:06:10,880 ‎彼女が消えれば ‎イドゥン王国はあなたのもの 82 00:06:11,000 --> 00:06:14,720 ‎彼女の首を捧げれば ‎アシュランは許すわ 83 00:06:14,840 --> 00:06:16,960 ‎ふざけるな ゲルデ 84 00:06:17,040 --> 00:06:20,720 ‎今ここで ‎君を無力にできるんだぞ 85 00:06:20,800 --> 00:06:24,800 ‎妖精の特性が消えてくのを ‎見物してやる 86 00:06:25,640 --> 00:06:27,680 ‎ここは森から遠いぞ 87 00:06:28,400 --> 00:06:30,800 ‎僕は後悔なんてしない 88 00:06:31,600 --> 00:06:33,920 ‎むしろ 楽しむだろうね 89 00:06:35,560 --> 00:06:37,880 ‎アシュランは2人の秘密を‎― 90 00:06:38,360 --> 00:06:39,400 ‎知ってるわ 91 00:06:41,160 --> 00:06:44,280 ‎スパイするなんて ‎殺されたいのか? 92 00:06:45,360 --> 00:06:47,600 ‎アシュランが事実を知れば‎― 93 00:06:47,680 --> 00:06:50,040 ‎事態は悪化するわね 94 00:06:52,040 --> 00:06:52,880 ‎消えろ! 95 00:07:03,520 --> 00:07:07,040 ‎この指輪で監視されてる ‎可能性がある 96 00:07:07,120 --> 00:07:09,720 ‎リンバッドへ通じる ‎仕掛けかも 97 00:07:11,880 --> 00:07:12,880 ‎違うと思う 98 00:07:12,960 --> 00:07:15,960 ‎チャンスはあったのに ‎殺さなかった 99 00:07:17,000 --> 00:07:18,680 ‎そうだね 100 00:07:19,160 --> 00:07:22,760 ‎僕の炎から ‎君を守ってくれたしね 101 00:07:24,960 --> 00:07:26,960 ‎自分でも意外だけど‎― 102 00:07:27,480 --> 00:07:29,800 ‎そのことは感謝してる 103 00:07:31,840 --> 00:07:34,360 ‎なぜ戦わなくてはならない? 104 00:07:34,440 --> 00:07:35,560 ‎他の道は? 105 00:07:37,160 --> 00:07:39,480 ‎さあね 奴が嫌いだけど‎― 106 00:07:40,320 --> 00:07:42,920 ‎両親を殺したのはエルリオン 107 00:07:43,000 --> 00:07:46,080 ‎そのエルリオンを ‎奴が殺してくれた 108 00:07:48,560 --> 00:07:53,240 ‎でも 僕はエルリオンより ‎キルタシュが嫌いだ 109 00:07:53,320 --> 00:07:55,560 ‎筋が通らないけど… 110 00:07:55,640 --> 00:07:56,760 ‎直観なの? 111 00:07:57,560 --> 00:07:59,680 ‎僕はヘビが怖いから‎― 112 00:08:00,320 --> 00:08:03,480 ‎奴がシェクスだと ‎感じ取ったのかも 113 00:08:04,600 --> 00:08:07,680 ‎もう全て忘れたいんだ 114 00:08:08,240 --> 00:08:09,800 ‎君ば望むなら 115 00:08:09,880 --> 00:08:15,600 ‎僕には理解できないが ‎君には大切な人だろ 116 00:08:16,040 --> 00:08:16,880 ‎ジャック 117 00:08:16,960 --> 00:08:19,080 ‎問題はまだあるけどね 118 00:08:19,760 --> 00:08:22,360 ‎奴は僕を殺そうとしてる 119 00:08:22,920 --> 00:08:25,080 ‎自己防衛していいよね? 120 00:08:25,160 --> 00:08:26,360 ‎もちろんよ 121 00:08:29,120 --> 00:08:31,240 ‎こんなふうになって残念 122 00:08:32,800 --> 00:08:36,440 ‎キルタシュは 君のために ‎解放軍になる? 123 00:08:38,760 --> 00:08:40,040 ‎きっと無理 124 00:08:40,120 --> 00:08:44,240 ‎私をかばってると知られたら ‎彼の身は危険よ 125 00:08:44,320 --> 00:08:46,920 ‎でも 実は私に ‎無関心なのかも 126 00:08:47,400 --> 00:08:51,320 ‎彼の父親はアシュランで ‎仲間はシェクスよ 127 00:08:52,240 --> 00:08:54,280 ‎彼らを裏切るかしら 128 00:08:55,080 --> 00:08:57,800 ‎君の瞳のためなら ‎裏切るかも 129 00:08:59,680 --> 00:09:00,880 ‎ふざけないで 130 00:09:02,600 --> 00:09:03,800 ‎僕は本気だ 131 00:09:04,480 --> 00:09:06,800 ‎君の瞳には特別な光がある 132 00:09:08,160 --> 00:09:09,840 ‎夜空の星みたいに 133 00:09:10,640 --> 00:09:11,480 ‎ジャック 134 00:09:12,200 --> 00:09:14,000 ‎うれしいわ 135 00:09:15,840 --> 00:09:16,880 ‎とにかく… 136 00:09:17,880 --> 00:09:20,160 ‎ばかげて聞こえるけど‎― 137 00:09:21,440 --> 00:09:22,560 ‎僕の本心だ 138 00:09:23,200 --> 00:09:25,560 ‎僕も君に何かをあげたい 139 00:09:26,120 --> 00:09:28,120 ‎愛情の証として 140 00:09:29,240 --> 00:09:30,280 ‎私が‎― 141 00:09:30,880 --> 00:09:33,240 ‎すごく欲しいものがあるの 142 00:09:34,600 --> 00:09:35,600 ‎それは何? 143 00:09:38,240 --> 00:09:39,440 ‎キスよ 144 00:09:49,040 --> 00:09:51,040 ‎彼女の正体を‎― 145 00:09:51,520 --> 00:09:53,760 ‎いつから知っていた? 146 00:09:53,840 --> 00:09:56,280 ‎初めて彼女の目を見た時 147 00:09:56,960 --> 00:09:58,360 ‎2年前からです 148 00:09:59,480 --> 00:10:01,160 ‎2年も前から‎― 149 00:10:01,240 --> 00:10:03,680 ‎私に黙っていたのか 150 00:10:03,800 --> 00:10:05,800 ‎致命的な失敗だぞ 151 00:10:06,720 --> 00:10:07,960 ‎分かってます 152 00:10:08,040 --> 00:10:10,880 ‎これがお前でなければ‎― 153 00:10:11,840 --> 00:10:14,320 ‎殺しているところだ 154 00:10:17,280 --> 00:10:21,560 ‎特別に 弁明する機会を ‎与えよう 155 00:10:21,640 --> 00:10:23,800 ‎彼女に死んでほしくない 156 00:10:27,640 --> 00:10:30,720 ‎彼女を殺さないで ‎済む方法を‎― 157 00:10:30,800 --> 00:10:32,600 ‎探してたんです 158 00:10:37,040 --> 00:10:41,280 ‎それは 隠し事をしていた ‎言い訳にならない 159 00:10:41,360 --> 00:10:45,560 ‎お前は人間の感情に惑わされ ‎軟弱になった 160 00:10:46,240 --> 00:10:47,160 ‎お前は‎― 161 00:10:48,240 --> 00:10:49,360 ‎役立たずだ 162 00:10:49,440 --> 00:10:51,240 ‎私にとってね 163 00:10:51,880 --> 00:10:52,920 ‎キルタシュ 164 00:10:53,760 --> 00:10:54,920 ‎私の息子よ 165 00:10:55,560 --> 00:10:59,320 ‎お前は 我々が征服した ‎世界の後継者だ 166 00:10:59,400 --> 00:11:03,600 ‎それなのに ‎お前は重大な隠し事をした 167 00:11:04,960 --> 00:11:06,000 ‎なぜだ? 168 00:11:06,880 --> 00:11:08,760 ‎感情のため? 169 00:11:08,840 --> 00:11:12,360 ‎残念ながら ‎お前は痛ましい人間だ 170 00:11:13,120 --> 00:11:15,280 ‎目を見れば分かる 171 00:11:16,200 --> 00:11:19,440 ‎あの娘の仕業だな 172 00:11:19,880 --> 00:11:23,320 ‎それでも ‎娘の命を乞うのか? 173 00:11:25,400 --> 00:11:27,120 ‎彼女を愛してます 父上 174 00:11:28,320 --> 00:11:31,600 ‎お前には ‎父上と呼ぶ資格はない 175 00:11:33,760 --> 00:11:37,200 ‎しかし お前は再び ‎私の戦士となり‎― 176 00:11:37,680 --> 00:11:40,240 ‎忠実に仕えることもできる 177 00:11:40,320 --> 00:11:43,800 ‎ビクトリアを ‎危険な目には遭わせない 178 00:11:45,120 --> 00:11:47,440 ‎遭わせることになるぞ 179 00:11:48,080 --> 00:11:49,000 ‎見てろ 180 00:11:49,960 --> 00:11:50,840 ‎いやだ 181 00:11:52,240 --> 00:11:55,800 ‎週末はスペイン全土で ‎晴れるでしょう 182 00:11:55,880 --> 00:11:57,520 ‎週日も同様に… 183 00:12:01,840 --> 00:12:04,200 ‎天気予報 おかしいわね 184 00:12:04,280 --> 00:12:05,760 ‎雨なのに 185 00:12:06,560 --> 00:12:09,000 ‎お前は何者だ? 186 00:12:10,520 --> 00:12:11,680 ‎クリスチャン 187 00:12:12,200 --> 00:12:14,400 ‎僕の名はクリスチャン 188 00:12:21,880 --> 00:12:23,040 ‎ビクトリア? 189 00:12:26,480 --> 00:12:27,880 ‎どうしたの? 190 00:12:27,960 --> 00:12:29,120 ‎ビクトリア! 191 00:12:30,360 --> 00:12:31,440 ‎クリスチャン 192 00:12:31,520 --> 00:12:34,240 ‎彼を助けなきゃ 193 00:12:34,320 --> 00:12:36,880 ‎どこへも行かせない 194 00:12:36,960 --> 00:12:38,920 ‎危険すぎるわ 195 00:12:39,000 --> 00:12:40,600 ‎分かってない 196 00:12:40,680 --> 00:12:42,240 ‎私が必要なのよ 197 00:12:43,480 --> 00:12:45,440 ‎待って 彼は遠くにいる 198 00:12:45,960 --> 00:12:48,640 ‎彼の所へは行けないのよ 199 00:12:49,480 --> 00:12:50,720 ‎行かなくちゃ 200 00:12:51,440 --> 00:12:52,440 ‎放して! 201 00:13:00,760 --> 00:13:01,920 ‎ゲルデ 202 00:13:02,000 --> 00:13:06,480 ‎息子でさえ ‎私を裏切るとこうなる 203 00:13:07,560 --> 00:13:11,160 ‎お前が私を失望させたら ‎どうなるかな 204 00:13:12,080 --> 00:13:14,440 ‎見ろ 私の息子だぞ 205 00:13:14,880 --> 00:13:18,320 ‎屈辱を受け 絶望的な姿だ 206 00:13:18,400 --> 00:13:22,080 ‎それでも ‎こいつに魅力を感じるのか? 207 00:13:22,160 --> 00:13:25,400 ‎それでも私の王子です 208 00:13:25,480 --> 00:13:28,000 ‎彼は復活し‎― 209 00:13:28,080 --> 00:13:32,480 ‎以前のように 誇り高く ‎無敵な王子となる 210 00:13:32,560 --> 00:13:34,680 ‎その時 彼は君のもの 211 00:13:35,360 --> 00:13:36,760 ‎そう望むなら‎― 212 00:13:36,840 --> 00:13:39,760 ‎地球へ行き 娘を連れてこい 213 00:13:40,480 --> 00:13:41,360 ‎死体でな 214 00:13:41,880 --> 00:13:42,840 ‎いいか? 215 00:13:45,440 --> 00:13:48,240 ‎しかし娘は ‎私より強い古代の魔力で‎― 216 00:13:48,320 --> 00:13:49,880 ‎守られています 217 00:13:50,680 --> 00:13:54,240 ‎どんな魔力で ‎守られていようと関係ない 218 00:13:55,880 --> 00:13:58,280 ‎お前は有能な魔術師だ 219 00:13:59,120 --> 00:14:01,760 ‎役に立つところを見せてくれ 220 00:14:01,840 --> 00:14:04,160 ‎承知しました 221 00:14:05,200 --> 00:14:06,040 ‎行け 222 00:14:09,880 --> 00:14:12,160 ‎さあ 言え お前は誰だ? 223 00:14:13,280 --> 00:14:15,720 ‎僕の名は… 224 00:14:16,280 --> 00:14:17,640 ‎クリスチャン! 225 00:14:23,520 --> 00:14:25,120 ‎諦めないぞ 226 00:14:31,120 --> 00:14:32,400 ‎おい 待て! 227 00:14:32,480 --> 00:14:33,760 ‎どこへ行く? 228 00:14:33,840 --> 00:14:35,880 ‎クリスチャンを助けなきゃ 229 00:14:35,960 --> 00:14:37,800 ‎彼女 どうしたの? 230 00:14:37,880 --> 00:14:38,880 ‎分からない 231 00:14:38,960 --> 00:14:40,680 ‎杖を持って行った 232 00:14:41,360 --> 00:14:43,040 ‎彼女を守らなきゃ 233 00:14:43,120 --> 00:14:44,560 ‎スムラリスを 234 00:14:44,640 --> 00:14:46,920 ‎彼女を追いかけよう 235 00:14:51,480 --> 00:14:52,480 ‎お願い 236 00:14:53,040 --> 00:14:54,920 ‎クリスチャンの所へ 237 00:14:57,720 --> 00:14:59,480 ‎奴はイドゥンにいる 238 00:15:00,080 --> 00:15:02,200 ‎ここからは行けない 239 00:15:02,840 --> 00:15:05,960 ‎アシュランとシェクスが ‎門を管理している 240 00:15:06,560 --> 00:15:08,240 ‎でも行かなきゃ 241 00:15:08,320 --> 00:15:10,680 ‎彼は拷問を受けてケガを 242 00:15:11,520 --> 00:15:13,880 ‎バレたのかもしれない 243 00:15:13,960 --> 00:15:15,880 ‎誰の話をしてる? 244 00:15:16,520 --> 00:15:17,760 ‎キルタシュだ 245 00:15:17,880 --> 00:15:21,640 ‎ビクトリアが殺し屋に ‎狙われてると 忠告した 246 00:15:21,720 --> 00:15:24,160 ‎裏切った罰を受けてるんだ 247 00:15:24,240 --> 00:15:25,160 ‎何だと? 248 00:15:26,240 --> 00:15:30,160 ‎知られると分かっていながら ‎命をかけて‎― 249 00:15:30,880 --> 00:15:32,440 ‎私を守ってくれた 250 00:15:33,960 --> 00:15:35,720 ‎祖母の言うとおり‎― 251 00:15:35,800 --> 00:15:36,920 ‎無理だわ 252 00:15:37,440 --> 00:15:39,000 ‎彼の所には行けない 253 00:15:39,080 --> 00:15:40,120 ‎君の祖母が? 254 00:15:40,200 --> 00:15:41,960 ‎彼女に何の関係が? 255 00:15:46,800 --> 00:15:48,080 ‎おばあちゃん? 256 00:15:48,160 --> 00:15:50,880 ‎イドゥンの仲間たちに ‎会えたわ 257 00:15:51,760 --> 00:15:53,440 ‎アルサン王子 258 00:15:54,000 --> 00:15:55,520 ‎変わったわね 259 00:15:55,600 --> 00:15:59,440 ‎前回会った時から ‎何があったのかしら? 260 00:15:59,520 --> 00:16:00,520 ‎一体… 261 00:16:01,280 --> 00:16:02,640 ‎どういうこと? 262 00:16:02,720 --> 00:16:05,960 ‎真実を伝える時が来たわね 263 00:16:06,040 --> 00:16:07,720 ‎私はイドゥン人 264 00:16:07,800 --> 00:16:11,400 ‎アシュランの王国から ‎逃げて地球に来た 265 00:16:11,480 --> 00:16:15,200 ‎逃亡した魔術師なの? 266 00:16:16,280 --> 00:16:18,320 ‎ずっと知ってたのね… 267 00:16:19,160 --> 00:16:20,960 ‎あなたが何者かをね 268 00:16:21,040 --> 00:16:24,400 ‎預けられた施設で ‎力が現れた時からよ 269 00:16:24,480 --> 00:16:26,320 ‎だから養子にした 270 00:16:27,080 --> 00:16:31,640 ‎私たちがイドゥンに戻るまで ‎あなたを守れるように 271 00:16:35,400 --> 00:16:36,440 ‎アイレ! 272 00:16:37,360 --> 00:16:38,680 ‎知り合い? 273 00:16:39,240 --> 00:16:41,520 ‎私がいた魔術師団は‎― 274 00:16:41,600 --> 00:16:45,920 ‎カズルンの塔から地球へ ‎竜とユニコーンを送った 275 00:16:46,040 --> 00:16:47,240 ‎覚えている 276 00:16:47,320 --> 00:16:50,440 ‎君も門をくぐって ‎地球に来たんだろ? 277 00:16:50,520 --> 00:16:54,120 ‎なぜ解放軍に ‎連絡をしなかった? 278 00:16:54,200 --> 00:16:58,120 ‎あなたとシャイルが ‎来たのは何年も後よ 279 00:16:58,880 --> 00:17:01,480 ‎道に迷ったのかと思ってた 280 00:17:01,560 --> 00:17:03,360 ‎それはあり得ない 281 00:17:03,440 --> 00:17:04,440 ‎何年も? 282 00:17:05,000 --> 00:17:08,760 ‎イドゥンは15年間 ‎シェクスに支配された 283 00:17:08,840 --> 00:17:10,360 ‎でもアルサン王子 284 00:17:10,440 --> 00:17:12,920 ‎あなたにとっては5年 285 00:17:14,440 --> 00:17:15,800 ‎なぜだ? 286 00:17:17,320 --> 00:17:21,680 ‎私は ジャンドラクと ‎ルナリスの後に門をくぐり‎― 287 00:17:21,760 --> 00:17:24,400 ‎彼らと同時に地球に着いた 288 00:17:40,680 --> 00:17:43,760 ‎あなたとシャイルは ‎すぐ後を追った 289 00:17:47,160 --> 00:17:48,840 ‎その瞬間に‎― 290 00:17:48,920 --> 00:17:53,640 ‎アシュランは門を閉め ‎2人を はざまに閉じ込めた 291 00:17:58,440 --> 00:18:00,240 ‎15年間も? 292 00:18:00,320 --> 00:18:02,920 ‎いいえ 15年ではなく10年よ 293 00:18:03,000 --> 00:18:06,280 ‎アシュランは門を閉め‎― 294 00:18:06,360 --> 00:18:09,480 ‎キルタシュを通す時に ‎また開けた 295 00:18:09,560 --> 00:18:13,320 ‎その時 2人はやっと ‎リンバッドに着いた 296 00:18:14,280 --> 00:18:17,600 ‎私たちが地球に着いて ‎10年も後の話よ 297 00:18:19,400 --> 00:18:20,880 ‎あり得ないよ 298 00:18:23,880 --> 00:18:26,520 ‎なぜ話してくれなかったの? 299 00:18:27,640 --> 00:18:29,160 ‎時が来るまで‎― 300 00:18:29,240 --> 00:18:32,560 ‎あなたには ‎普通に生活してほしかった 301 00:18:33,080 --> 00:18:34,360 ‎時が来る? 302 00:18:35,640 --> 00:18:39,400 ‎いろいろ話したいけど ‎今は無理なの 303 00:18:39,480 --> 00:18:40,880 ‎危険だから 304 00:18:40,960 --> 00:18:42,560 ‎危険? ここが? 305 00:18:43,760 --> 00:18:47,080 ‎敵は この家を ‎攻撃しようとしている 306 00:18:47,160 --> 00:18:49,760 ‎魔法で家の周りは保護した 307 00:18:49,840 --> 00:18:51,680 ‎すぐに破られるわ 308 00:18:56,000 --> 00:18:58,000 ‎今 イドゥンに戻らないと 309 00:18:58,080 --> 00:19:00,720 ‎クリスチャンが殺されちゃう 310 00:19:00,800 --> 00:19:02,640 ‎キルタシュのことだ 311 00:19:03,520 --> 00:19:04,720 ‎だと思ったわ 312 00:19:04,800 --> 00:19:06,280 ‎ここで見かけた 313 00:19:06,360 --> 00:19:08,960 ‎追い払わなかったのか? 314 00:19:09,840 --> 00:19:13,360 ‎キルタシュは ‎頼もしい味方になった 315 00:19:13,440 --> 00:19:15,440 ‎ビクトリアを守ったの 316 00:19:15,520 --> 00:19:18,440 ‎貴重な助っ人を ‎追い払えないわ 317 00:19:18,520 --> 00:19:21,040 ‎奴はシェクスだぞ! 318 00:19:21,120 --> 00:19:23,280 ‎争うのはやめて… 319 00:19:25,920 --> 00:19:26,840 ‎来たわね 320 00:19:35,520 --> 00:19:36,600 ‎トロールよ 321 00:19:36,680 --> 00:19:41,040 ‎魔法の力は弱いけど ‎大勢集まると手ごわい 322 00:19:55,960 --> 00:19:58,600 ‎私たちを裏切ったゲルデ 323 00:19:58,680 --> 00:20:03,040 ‎有能な妖精の魔術師で ‎アシュランの手下となった 324 00:20:04,920 --> 00:20:07,520 ‎家を守る魔力が残ってても‎― 325 00:20:07,600 --> 00:20:09,400 ‎どのくらいもつか 326 00:20:11,520 --> 00:20:12,920 ‎攻撃よ 327 00:20:25,600 --> 00:20:27,840 ‎俺たちは正面玄関を守る 328 00:20:28,440 --> 00:20:29,560 ‎君は? 329 00:20:29,640 --> 00:20:32,960 ‎家を守る魔法のバリアを ‎保持してみる 330 00:20:33,040 --> 00:20:35,800 ‎終わったら 一緒に戦うわ 331 00:20:39,800 --> 00:20:42,920 ‎何があっても ‎私のおばあちゃんよ 332 00:20:43,000 --> 00:20:47,320 ‎内緒にしてて悪かったわ ‎仕方なかったの 333 00:20:47,400 --> 00:20:49,880 ‎クリスチャンは無理でも‎― 334 00:20:49,960 --> 00:20:51,720 ‎ジャックを助けて 335 00:20:58,560 --> 00:21:01,080 ‎ゲルデ そうはさせないわ 336 00:21:18,480 --> 00:21:23,000 ‎あなたのせいでキルタシュは ‎私たちを裏切った 337 00:21:23,080 --> 00:21:24,920 ‎とても残念だわ 338 00:21:27,320 --> 00:21:29,360 ‎自分が誰かも知らないのね 339 00:21:29,440 --> 00:21:31,600 ‎あなたはじきに死ぬ 340 00:21:31,680 --> 00:21:34,480 ‎クリスチャンと共にね 341 00:21:34,560 --> 00:21:36,600 ‎ずいぶん簡単ね 342 00:21:38,840 --> 00:21:40,760 ‎彼女に触れるな 343 00:21:43,600 --> 00:21:44,680 ‎近くへ来て 344 00:21:45,360 --> 00:21:46,320 ‎おいで 345 00:21:55,280 --> 00:21:56,920 ‎ジャック 起きて! 346 00:21:59,360 --> 00:22:00,480 ‎何てこと! 347 00:22:02,320 --> 00:22:06,680 ‎お前は頑固だが ‎私が根性をたたき直してやる 348 00:22:09,200 --> 00:22:12,400 ‎僕の名はクリスチャン! 349 00:22:13,080 --> 00:22:15,320 ‎息子よ 勝手にしろ 350 00:22:16,080 --> 00:22:19,400 ‎痛い目に遭わせるしかないな 351 00:22:26,840 --> 00:22:27,840 ‎ジャック! 352 00:23:02,640 --> 00:23:03,520 ‎ビクトリア… 353 00:23:40,080 --> 00:23:41,440 ‎クリスチャン! 354 00:23:41,520 --> 00:23:43,720 ‎無事だと言って! 355 00:23:46,520 --> 00:23:47,880 ‎クリスチャン! 356 00:23:59,440 --> 00:24:00,840 ‎お前は誰だ? 357 00:24:06,760 --> 00:24:09,360 ‎僕の名はキルタシュです 358 00:24:24,440 --> 00:24:26,480 ‎おかえり 359 00:24:27,320 --> 00:24:28,360 ‎私の息子よ 360 00:25:55,760 --> 00:25:59,200 ‎日本語字幕 筒井菜緒