1 00:00:07,084 --> 00:00:10,209 ‪NETFLIX シリーズ 2 00:00:24,709 --> 00:00:30,626 {\an8}1461年 イスタンブル 3 00:00:30,709 --> 00:00:34,001 {\an8}コンスタンティノープル 征服8年後 4 00:00:34,084 --> 00:00:35,126 {\an8}なぜだ? 5 00:00:54,209 --> 00:00:55,043 ‪メフメト 6 00:00:59,418 --> 00:01:03,668 ‪母上 こんな時間に ‪何をしているんです 7 00:01:05,126 --> 00:01:06,168 ‪あなたを探していたの 8 00:01:18,959 --> 00:01:21,334 ‪最後に眠ったのは いつ? 9 00:01:28,709 --> 00:01:30,918 ‪2日か3日前でしょうか 10 00:01:32,834 --> 00:01:33,959 ‪わかりません 11 00:01:37,584 --> 00:01:38,918 ‪何か悩みでも? 12 00:01:48,876 --> 00:01:50,251 ‪ヴラド・ドラキュラを ‪見たんです 13 00:01:51,043 --> 00:01:53,209 ‪ここで? 宮殿で? 14 00:01:53,959 --> 00:01:54,793 ‪いいえ 15 00:01:56,418 --> 00:01:57,293 ‪夢の中です 16 00:01:59,293 --> 00:02:00,876 ‪恐ろしい夢でした 17 00:02:07,501 --> 00:02:08,626 ‪これは狂気だ 18 00:02:09,751 --> 00:02:11,584 ‪なぜこんなことを? 19 00:02:13,668 --> 00:02:15,626 ‪お前は俺の家族を滅ぼした 20 00:02:16,293 --> 00:02:19,876 ‪違う! ‪お前を兄弟のように守った 21 00:02:19,959 --> 00:02:20,959 ‪ウソだ! 22 00:02:25,293 --> 00:02:29,793 ‪お前がしたことは ‪俺から奪っただけだ 23 00:02:30,376 --> 00:02:31,209 ‪もうたくさんだ! 24 00:02:32,793 --> 00:02:35,709 ‪憎しみで何も見えていないぞ ‪ヴラド 25 00:02:38,793 --> 00:02:41,459 ‪立ち去れ 26 00:02:41,543 --> 00:02:43,334 ‪そうすれば ‪お前を生かしてやる 27 00:02:49,043 --> 00:02:50,543 ‪ワラキアは お前の墓場だ 28 00:03:47,043 --> 00:03:51,209 ‪お前は一人で死ぬんだ 29 00:03:53,543 --> 00:04:00,543 ‪スーフィは 夢は将来の ‪幻想だと言いました 30 00:04:18,626 --> 00:04:20,209 ‪これが前兆でない事を ‪祈ります 31 00:04:26,043 --> 00:04:28,334 ‪オスマン帝国 ‪皇帝たちの夜明け 32 00:04:28,418 --> 00:04:30,876 ‪メフメト対ヴラド 33 00:04:35,168 --> 00:04:36,751 ‪コンスタンティノープルを 34 00:04:36,834 --> 00:04:40,209 ‪メフメト2世が征服して8年 35 00:04:40,293 --> 00:04:41,793 ‪もはや“少年スルタン”と 36 00:04:41,876 --> 00:04:43,459 ‪揶揄(やゆ)‪されることはなかった 37 00:04:45,709 --> 00:04:49,501 ‪メフメトは今や ‪東方で最も強力で 38 00:04:50,668 --> 00:04:53,084 ‪西洋で最も恐れられている ‪支配者である 39 00:04:55,001 --> 00:04:57,918 ‪ヨーロッパが心配したのは ‪当然です 40 00:04:58,001 --> 00:05:00,376 ‪彼は預言者ムハンマドの ‪予言を実行しました 41 00:05:00,459 --> 00:05:04,209 ‪征服不可能と思われた都市を ‪征服して 42 00:05:04,709 --> 00:05:07,834 ‪ローマ帝国を打ち破りました 43 00:05:08,501 --> 00:05:11,668 {\an8}‪マイケル・タルボット博士 彼は徐々に 最初のローマに ‪オスマン帝国の上級講師 ‪グリニッジ大学 44 00:05:11,668 --> 00:05:13,209 {\an8}‪オスマン帝国の上級講師 ‪グリニッジ大学 ‪目を向け始めます 45 00:05:13,293 --> 00:05:20,459 {\an8}メフメトの宮廷を訪れた イタリア人の証言では ‪A・ガトワルド・セビズリ博士 ‪美術史家 アレキサンダー大王が 東に進出したように 46 00:05:20,543 --> 00:05:23,084 {\an8}彼は西に進出することを 望んでいたそうです 47 00:05:23,084 --> 00:05:24,876 {\an8}彼は西に進出することを 望んでいたそうです ハンガリー - ローマ オスマン帝国 48 00:05:24,876 --> 00:05:24,959 {\an8}ハンガリー - ローマ オスマン帝国 49 00:05:24,959 --> 00:05:27,959 {\an8}ハンガリー - ローマ オスマン帝国 そのためイタリアは 常に課題でした 50 00:05:27,959 --> 00:05:28,501 {\an8}ハンガリー - ローマ オスマン帝国 51 00:05:28,709 --> 00:05:32,293 {\an8}コンスタン ティノープルを 52 00:05:32,376 --> 00:05:33,959 {\an8}征服後 メフメトは 53 00:05:34,043 --> 00:05:35,668 ‪ローマ皇帝の称号を ‪使ったので 54 00:05:35,751 --> 00:05:38,709 ‪彼の意図を疑う余地は ‪ありません 55 00:05:39,959 --> 00:05:43,209 ‪メフメトは西への ‪最終的な進出準備で 56 00:05:43,293 --> 00:05:48,418 ‪ヨーロッパの宮廷中に ‪スパイ網を張り巡らせた 57 00:05:48,501 --> 00:05:50,751 ‪スルタン ‪ローマからの知らせでは 58 00:05:50,834 --> 00:05:56,209 ‪ローマ教皇が十字軍を ‪集めているそうです 59 00:05:58,793 --> 00:06:03,251 ‪あなたを“黙示録の赤龍”と ‪呼んでいます 60 00:06:03,334 --> 00:06:05,876 ‪フローレンスのヘビめ ‪すぐに謝れ 61 00:06:06,376 --> 00:06:09,543 ‪愚かな帽子の男の ‪子供じみた嘲りだ 62 00:06:10,126 --> 00:06:12,001 ‪彼らの立場は非常に明確です 63 00:06:12,668 --> 00:06:17,376 ‪ヨーロッパに攻め入れば ‪キリスト教界は蜂起 64 00:06:18,709 --> 00:06:20,334 ‪コンスタンティノープルで ‪蜂起したようにだな 65 00:06:25,834 --> 00:06:31,543 ‪この強力なキリスト教軍を ‪誰が率いるのだ? 66 00:06:33,709 --> 00:06:37,626 ‪フニャディが死んで ‪すごい戦士はいないだろう 67 00:06:39,876 --> 00:06:44,668 ‪最近 ローマ教皇が注目する ‪支配者がいるんです 68 00:06:45,918 --> 00:06:48,459 ‪オスマンに勝つ方法を-- 69 00:06:48,543 --> 00:06:51,543 ‪知っていると自慢しています 70 00:06:53,209 --> 00:06:56,584 ‪この支配者には ‪名前があるんだろう 71 00:06:59,209 --> 00:07:00,334 ‪ヴラド・ドラキュラです 72 00:07:08,168 --> 00:07:11,251 ‪ヴラドが幼い頃 ‪私が戦い方を教えました 73 00:07:12,626 --> 00:07:13,543 ‪彼は大胆不敵ですが 74 00:07:15,168 --> 00:07:19,001 ‪我々の間で戦争を始めるには ‪不十分です 75 00:07:19,084 --> 00:07:21,084 ‪この情報を確認したのか? 76 00:07:21,168 --> 00:07:26,126 ‪大宰相閣下 ‪今のところ‪噂(うわさ)‪にすぎません 77 00:07:27,334 --> 00:07:31,668 ‪しかしヴラド王子は最近 ‪ブダの王を訪問しました 78 00:07:33,709 --> 00:07:38,584 ‪王子は もっと慎重に ‪友人を選ぶべきだ 79 00:07:41,501 --> 00:07:43,918 ‪メフメトと共に育った ‪ヴラド・ドラキュラは 80 00:07:44,001 --> 00:07:48,418 ‪ヴォイヴォダ ‪すなわちワラキアの支配者 81 00:07:48,501 --> 00:07:51,084 ‪現在のルーマニアに ‪位置する-- 82 00:07:51,168 --> 00:07:53,293 {\an8}オスマンの属国であり 同盟国であるが ワラキアドナウ川 83 00:07:53,293 --> 00:07:53,376 {\an8}ワラキアドナウ川 84 00:07:53,376 --> 00:07:54,918 {\an8}ワラキアドナウ川 オスマンと ハンガリーの間で 85 00:07:54,918 --> 00:08:03,584 {\an8}ワラキアドナウ川 ‪何度も忠誠を変えた事で ‪有名な王国である ハンガリー - 黒海 オスマン帝国 ‪彼らは本質的に ‪どちらの国が支配しようと 86 00:08:03,668 --> 00:08:04,959 ‪どうでもよかったんです 87 00:08:08,084 --> 00:08:10,584 ‪ヴラド・ドラキュラは ‪興味深い人物です 88 00:08:10,668 --> 00:08:13,543 ‪この2つの大国に ‪挟まれたからです 89 00:08:13,626 --> 00:08:16,334 ‪バルカン半島を通して ‪オスマンが力を伸ばし 90 00:08:16,418 --> 00:08:18,168 ‪ハンガリーもいます 91 00:08:18,251 --> 00:08:20,543 {\an8}ハンガリーは欧州で キリスト教徒が一番多く 92 00:08:20,626 --> 00:08:22,668 {\an8}オスマンに対し ドラキュラに-- 93 00:08:22,751 --> 00:08:24,293 ‪緩衝国であってほしいのです 94 00:08:24,376 --> 00:08:27,793 {\an8}彼を操るのは困難だが 重要な存在なのです 95 00:08:27,876 --> 00:08:29,209 {\an8}彼は厄介者です 96 00:08:29,293 --> 00:08:30,459 {\an8}嫌われ者です ジェームス ウォーターソン 97 00:08:30,459 --> 00:08:30,543 {\an8}ジェームス ウォーターソン 98 00:08:30,543 --> 00:08:30,876 {\an8}ジェームス ウォーターソン 私達が放せる男です 99 00:08:30,876 --> 00:08:30,959 {\an8}私達が放せる男です 100 00:08:30,959 --> 00:08:32,376 {\an8}私達が放せる男です 「ドラキュラの戦い」 著者 101 00:08:32,459 --> 00:08:37,709 ‪猛烈な戦いの評判が ‪すごいからです 102 00:08:37,793 --> 00:08:40,168 ‪そして この時代の ‪恐怖の一つです 103 00:08:41,084 --> 00:08:44,293 ‪オスマン人 ハンガリー人 ‪モルダヴィア人と戦闘 104 00:08:44,876 --> 00:08:46,751 ‪周囲全ての人と戦いました 105 00:08:47,626 --> 00:08:50,376 ‪ルーマニアの人々は彼を 106 00:08:50,459 --> 00:08:54,334 ‪史上最高の支配者の ‪一人とみなしています 107 00:08:54,418 --> 00:08:58,543 {\an8}他の国では ‪アンドレイ・ポガシアス博士 ‪軍事史家 ドラキュラとして 知られています 108 00:08:58,543 --> 00:09:01,918 {\an8}‪アンドレイ・ポガシアス博士 ‪軍事史家 19世紀に アイルランド人が 109 00:09:02,001 --> 00:09:04,084 {\an8}‪暇を持て余して ‪書いた小説の-- 110 00:09:04,168 --> 00:09:05,501 ‪血に飢えた吸血鬼に ‪似ているからです 111 00:09:05,584 --> 00:09:09,251 ‪彼も人を突き刺すのが ‪好きなようでした 112 00:09:11,168 --> 00:09:15,876 ‪ヴラド・ドラキュラは ‪“串刺し公”としても知られ 113 00:09:15,959 --> 00:09:19,043 ‪1456年にワラキアで ‪先代を決闘で殺し 114 00:09:19,126 --> 00:09:21,501 ‪別の競争相手には 115 00:09:21,584 --> 00:09:26,126 ‪自分の墓を掘らせた後に ‪首をはね王位に就いた 116 00:09:26,959 --> 00:09:31,126 {\an8}彼は中世の 基準からしても ‪エムラ・サファ・グルカン博士 血に飢えて残酷でした ‪イスタンブル29マイス大学 ‪歴史学教授 117 00:09:31,209 --> 00:09:33,501 ‪非常に戦争的な社会で ‪育ちました 118 00:09:33,584 --> 00:09:38,793 ‪本当に微妙な ‪状況の中で育って 119 00:09:39,293 --> 00:09:42,168 ‪非常に凶悪な性格に ‪なったんです 120 00:09:47,793 --> 00:09:49,834 ‪ワラキアの ‪支配階級である-- 121 00:09:49,918 --> 00:09:53,793 {\an8}‪ボヤールとの ‪激しい権力争いの中で 122 00:09:53,876 --> 00:09:56,001 {\an8}決着をつけるために トゥルゴヴィシュテ ワラキアの首都 123 00:09:56,001 --> 00:09:56,084 {\an8}トゥルゴヴィシュテ ワラキアの首都 124 00:09:56,084 --> 00:09:57,543 {\an8}トゥルゴヴィシュテ ワラキアの首都 ドラキュラは 復活祭の宴を催した 125 00:09:57,543 --> 00:10:00,001 {\an8}ドラキュラは 復活祭の宴を催した 126 00:10:34,959 --> 00:10:36,709 ‪尊敬する同胞よ 127 00:10:39,584 --> 00:10:45,334 ‪妻と私は復活祭を共に ‪祝うことができて光栄だ 128 00:10:46,293 --> 00:10:48,584 ‪キリストが復活したように 129 00:10:49,709 --> 00:10:52,668 ‪ドラクレシュティ家の-- 130 00:10:52,751 --> 00:10:54,168 ‪運命も また復活した 131 00:10:54,918 --> 00:10:59,584 ‪ワラキアの繁栄と独立を ‪もたらした 132 00:11:01,334 --> 00:11:03,251 ‪新しい日がやって来た 133 00:11:05,793 --> 00:11:07,876 ‪我々はハンガリー人の ‪尊敬を集めている 134 00:11:08,959 --> 00:11:12,459 ‪もうスルタンの税金を ‪払うことはない 135 00:11:18,293 --> 00:11:21,084 ‪王子 私達は ‪賢くあらねばなりません 136 00:11:21,168 --> 00:11:23,709 ‪私達の貿易の多くは ‪オスマンとのものであり 137 00:11:23,793 --> 00:11:28,084 ‪スルタンの軍隊の保護を ‪享受しています 138 00:11:41,459 --> 00:11:42,876 ‪これは祝宴だ 139 00:11:44,126 --> 00:11:46,084 ‪政治のための時間は別にある 140 00:11:47,293 --> 00:11:48,418 ‪後でだ 141 00:11:49,793 --> 00:11:53,084 ‪私の夫 ヴラド王子に! 142 00:11:53,168 --> 00:11:57,126 ‪ヴラド王子 万歳! 143 00:11:57,209 --> 00:11:58,501 ‪神に 144 00:12:01,626 --> 00:12:02,709 ‪運命に 145 00:12:10,709 --> 00:12:12,043 ‪私の愛する妻に 146 00:12:13,584 --> 00:12:16,126 ‪そして もちろん あなた達に 147 00:12:21,793 --> 00:12:25,209 ‪陰謀を企む裏切り者の豚め 148 00:12:30,376 --> 00:12:32,501 ‪ワラキアの真の敵は ‪お前たちだ 149 00:12:33,876 --> 00:12:37,001 ‪父と兄を裏切ったことを ‪私が忘れるとでも? 150 00:12:37,084 --> 00:12:40,168 ‪敵と共謀して肥え太り ‪金持ちになったことを! 151 00:12:43,626 --> 00:12:48,459 ‪ディミトリ この教訓を ‪客人に伝えるんだ 152 00:12:48,543 --> 00:12:49,376 ‪かしこまりました 153 00:13:06,751 --> 00:13:10,793 ‪ボヤールと その妻は ‪それぞれ外に連れ出され 154 00:13:10,876 --> 00:13:12,209 ‪突き刺されました 155 00:13:20,668 --> 00:13:24,376 ‪残念なことに私達は ‪刺通の仕組みを知っています 156 00:13:24,459 --> 00:13:25,668 ‪ひどいものです 157 00:13:25,751 --> 00:13:28,834 ‪誰か助けて! ‪私の指輪をやる 158 00:13:29,543 --> 00:13:31,668 ‪恐ろしい処刑方法です 159 00:13:33,084 --> 00:13:38,584 ‪あまり鋭くない杭を ‪犠牲者の肛門に押し込み 160 00:13:38,668 --> 00:13:41,376 ‪やめてくれ! 161 00:13:41,459 --> 00:13:43,043 ‪木槌を使って 162 00:13:43,751 --> 00:13:46,918 ‪肩から出るまで ‪突き上げるんです 163 00:13:48,293 --> 00:13:48,793 {\an8}マリオス フィリッペデス教授 164 00:13:48,793 --> 00:13:49,543 {\an8}マリオス フィリッペデス教授 処刑の達人なら 165 00:13:49,543 --> 00:13:49,626 {\an8}処刑の達人なら 166 00:13:49,626 --> 00:13:50,793 {\an8}処刑の達人なら 名誉教授 古典学部 167 00:13:50,793 --> 00:13:50,959 {\an8}名誉教授 古典学部 168 00:13:51,043 --> 00:13:51,334 {\an8}マサチューセッツ大学 アマースト校 169 00:13:51,334 --> 00:13:52,376 {\an8}マサチューセッツ大学 アマースト校 臓器の大部分を 避けるでしょう 170 00:13:52,376 --> 00:13:55,751 {\an8}臓器の大部分を 避けるでしょう 171 00:13:55,834 --> 00:13:59,126 ‪そして地面に固定し ‪死なせるのです 172 00:13:59,209 --> 00:14:03,543 ‪その名人がヴラド ‪串刺し公です 173 00:14:05,043 --> 00:14:09,293 ‪公平を期すなら ‪復活祭の大虐殺では 174 00:14:09,376 --> 00:14:13,543 ‪彼を退けようとする ‪陰謀の証拠がありました 175 00:14:14,876 --> 00:14:18,959 ‪正統な支配者を殺し ‪別の誰かを押し上げるための 176 00:14:19,043 --> 00:14:23,334 ‪あらゆる対立や陰謀を ‪彼は見てきたのです 177 00:14:23,418 --> 00:14:25,793 ‪ヴラドの父は ‪ボヤールに殺されました 178 00:14:25,876 --> 00:14:31,251 ‪兄のミルチャは拷問され ‪生き埋めにされました 179 00:14:31,334 --> 00:14:33,209 ‪彼が狂人だったと ‪私は思いません 180 00:14:33,293 --> 00:14:34,709 ‪ただの政治です 181 00:14:35,584 --> 00:14:36,959 ‪この頃からヴラドは 182 00:14:37,043 --> 00:14:40,876 ‪“串刺し公”と ‪呼ばれ始めました 183 00:14:40,959 --> 00:14:44,168 ‪名前の通りの意味です 184 00:14:44,918 --> 00:14:49,418 ‪これは支配者としての ‪独自性の一部であり 185 00:14:49,501 --> 00:14:52,334 ‪支配を維持するための ‪技術でもあるのです 186 00:14:55,626 --> 00:14:58,001 ‪体が小さくても 187 00:14:58,084 --> 00:14:59,834 ‪自分が最も意地悪な ‪子供だと示せれば 188 00:14:59,918 --> 00:15:04,084 ‪隣に大きな男子がいても ‪いじめられないでしょう 189 00:15:10,001 --> 00:15:12,584 ‪これは ‪すべての敵への警告だ 190 00:15:15,959 --> 00:15:17,793 ‪私は誰にも屈さない 191 00:15:23,876 --> 00:15:27,168 ‪トゥルゴヴィシュテへの ‪道に並ぶ腐乱死体や 192 00:15:27,251 --> 00:15:29,459 ‪ヴラドの裏切りの噂は 193 00:15:29,543 --> 00:15:31,334 ‪メフメト2世に傲慢で 194 00:15:31,418 --> 00:15:33,668 ‪個人的なメッセージを送った 195 00:15:34,584 --> 00:15:38,668 ‪ドラキュラの共に育った ‪男への忠誠は衰えていた 196 00:15:39,459 --> 00:15:39,959 {\an8}イスタンブル郊外 197 00:15:39,959 --> 00:15:42,334 {\an8}イスタンブル郊外 彼らの間の敵対関係に 198 00:15:42,334 --> 00:15:42,418 {\an8}イスタンブル郊外 199 00:15:42,418 --> 00:15:44,126 {\an8}イスタンブル郊外 さらなる陰謀を 加えるのは 200 00:15:44,126 --> 00:15:44,584 {\an8}さらなる陰謀を 加えるのは 201 00:15:44,668 --> 00:15:47,209 {\an8}ドラキュラの弟 ラドゥである 202 00:15:48,668 --> 00:15:51,126 ‪彼も またオスマンの ‪宮廷で育ったが 203 00:15:51,209 --> 00:15:54,459 ‪今もスルタンの ‪側近者である 204 00:15:55,334 --> 00:15:58,293 ‪イタリアのスパイから ‪気になる知らせが届いた 205 00:15:59,334 --> 00:16:01,168 ‪フローレンスのスパイは ‪多くを語っていた 206 00:16:02,293 --> 00:16:03,543 ‪君の兄が 207 00:16:04,543 --> 00:16:08,209 ‪ローマ教皇に 戦で ‪私に勝つと自慢している 208 00:16:10,001 --> 00:16:13,709 ‪ハンガリーが支援する ‪十字軍に加わる話も 209 00:16:14,459 --> 00:16:15,501 ‪君の父上のように 210 00:16:16,918 --> 00:16:18,501 ‪ヴラドは私の父では ‪ありません 211 00:16:19,001 --> 00:16:20,793 ‪いや 彼はもっと危険だ 212 00:16:31,793 --> 00:16:35,584 ‪君がワラキアを統治すれば ‪人生はもっと楽だろう 213 00:16:37,626 --> 00:16:39,043 ‪彼は予測不能だ 214 00:16:40,251 --> 00:16:42,209 ‪そして愛するラドゥ君は… 215 00:16:42,293 --> 00:16:43,334 ‪予測可能です 216 00:16:47,709 --> 00:16:49,501 ‪ヴラドは常に大言壮語します 217 00:16:51,543 --> 00:16:52,626 ‪でも言葉だけです 218 00:16:53,501 --> 00:16:54,376 ‪そうかもな 219 00:16:56,376 --> 00:16:57,668 ‪手紙はきてるのか? 220 00:17:00,084 --> 00:17:01,168 ‪しばらくありません 221 00:17:21,584 --> 00:17:24,543 ‪ヨーロッパには 私が彼に ‪我慢していることを 222 00:17:24,626 --> 00:17:26,959 ‪弱さとみて 大胆にも ‪逆らう者が出るかもしれん 223 00:17:28,043 --> 00:17:29,376 ‪そんな事があってはいけない 224 00:17:30,626 --> 00:17:32,543 ‪ヴラドは自分の立場を ‪忘れている 225 00:17:33,084 --> 00:17:36,501 ‪西での私の計画を ‪邪魔することは許さない 226 00:17:37,834 --> 00:17:40,293 ‪ヴラドは あなたに ‪誓いました 227 00:17:40,959 --> 00:17:42,751 ‪注目を浴びたいだけです 228 00:17:42,834 --> 00:17:44,543 ‪今 それが手に入った 229 00:17:45,334 --> 00:17:49,626 ‪王座に座っていられるのは ‪私の保護があるからだ 230 00:17:49,709 --> 00:17:53,376 ‪私のおかげで自由に ‪国を運営できるのに 231 00:17:54,043 --> 00:17:57,876 ‪イスタンブルに来て ‪税金を納める事を拒むと? 232 00:17:57,959 --> 00:17:58,584 ‪彼は高慢で 233 00:17:58,668 --> 00:18:01,209 ‪我々の敵ハンガリーと ‪集まって話す一方でだ 234 00:18:10,793 --> 00:18:13,001 ‪すでに使者を送ってある 235 00:18:15,876 --> 00:18:22,543 ‪まだ味方で友人だと証明しに ‪ここに来るようにだ 236 00:18:23,501 --> 00:18:25,334 ‪すぐに来るといいが 237 00:18:28,418 --> 00:18:30,334 ‪もし拒否したら? 238 00:18:34,209 --> 00:18:36,043 ‪それは賢明ではない 239 00:18:40,876 --> 00:18:43,168 ‪ヴラドの弟でいるのは ‪嫌でしょう 240 00:18:43,251 --> 00:18:47,834 ‪メフメト2世とヴラドの間に ‪挟まれたくはない 241 00:18:48,751 --> 00:18:53,168 ‪あまりいい立場でないことに ‪彼も気づきました 242 00:18:54,168 --> 00:18:59,001 ‪あだ名は “公平なラドゥ” ‪“ハンサムなラドゥ” 243 00:18:59,084 --> 00:19:02,459 ‪だが彼は明らかに政治に ‪精通した人物です 244 00:19:02,543 --> 00:19:04,293 ‪ちょっとした教養マニアです 245 00:19:04,376 --> 00:19:06,418 ‪彼はオスマン的なやり方を ‪好んでいますが 246 00:19:06,501 --> 00:19:09,376 ‪ワラキア性を維持しています 247 00:19:11,126 --> 00:19:15,043 ‪この二人に挟まれて ‪大変だったでしょう 248 00:19:44,918 --> 00:19:49,543 ‪親愛なる弟よ ‪手紙を3通無視されたので 249 00:19:50,959 --> 00:19:52,793 ‪もう一度 書いている 250 00:19:56,376 --> 00:19:59,751 ‪お前が数年前にした ‪約束を守り 251 00:20:01,668 --> 00:20:03,668 ‪真の故郷ワラキアに ‪戻って来ることを 252 00:20:06,709 --> 00:20:07,668 ‪望んでいる 253 00:20:09,459 --> 00:20:12,543 ‪長い間 我々を苦しめた ‪連中に対抗するために 254 00:20:12,626 --> 00:20:17,251 ‪武器を取るべき時が ‪急速に近づいている 255 00:20:18,418 --> 00:20:20,668 ‪家族は我々の ‪最も大切な財産だ 256 00:20:22,501 --> 00:20:24,001 ‪忠誠が全てだ 257 00:20:29,709 --> 00:20:30,793 ‪準備しろ 258 00:20:33,043 --> 00:20:38,751 ‪大きな愛を込めて 兄 ヴラド 259 00:20:42,001 --> 00:20:45,959 ‪ドラキュラの裏切りの種は ‪20年前にまかれた 260 00:20:46,043 --> 00:20:49,501 {\an8}父ヴラド2世が メフメトの父である-- エディルネ郊外 1442年 261 00:20:49,501 --> 00:20:49,584 {\an8}エディルネ郊外 1442年 262 00:20:49,584 --> 00:20:50,793 {\an8}エディルネ郊外 1442年 ムラト2世に 呼び出された時 263 00:20:50,876 --> 00:20:55,918 {\an8}彼がハンガリーに加わり オスマンに対抗したと 264 00:20:56,001 --> 00:20:58,876 ‪噂が流された 265 00:21:06,334 --> 00:21:10,834 ‪スルタン 狩りの邪魔をして ‪申し訳ありませんが 266 00:21:10,918 --> 00:21:13,668 ‪召集令状を受け取って ‪すぐ駆けつけました 267 00:21:14,376 --> 00:21:18,334 ‪あなたは何年もの間 ‪最も忠実な友人で味方です 268 00:21:18,918 --> 00:21:22,834 ‪俺も同じことを ‪言えたらいいのだが 269 00:21:25,293 --> 00:21:26,668 ‪ヴラド・ドラキュラ 270 00:21:26,751 --> 00:21:29,626 ‪私がハンガリーと同盟を結び 271 00:21:29,709 --> 00:21:31,668 ‪十字軍とあなたに ‪立ち向かうという噂がある 272 00:21:31,751 --> 00:21:34,043 ‪だが それは単なる噂です 273 00:21:34,126 --> 00:21:37,043 ‪ハンガリー人はヘビで ‪信用できない 274 00:21:38,001 --> 00:21:39,626 ‪俺が お前と戦をするのなら 275 00:21:40,709 --> 00:21:44,334 ‪お前を見事に殺すことに ‪慰めを感じろ 276 00:21:45,084 --> 00:21:46,168 ‪面と向かってだ 277 00:21:47,543 --> 00:21:49,168 ‪背中にナイフを ‪刺すのではなく 278 00:21:49,251 --> 00:21:51,834 ‪スルタン ‪私を信じてください 279 00:21:51,918 --> 00:21:56,418 ‪お前が尻尾を巻いて国に戻り 280 00:21:57,751 --> 00:22:00,126 ‪異教徒の仲間入りをし 281 00:22:01,876 --> 00:22:06,084 ‪俺に対して武器を取らない ‪保証はあるのか? 282 00:22:30,334 --> 00:22:34,376 ‪私の忠誠の証として 283 00:22:35,418 --> 00:22:37,834 ‪私の最も大切な ‪財産である-- 284 00:22:38,459 --> 00:22:42,334 ‪息子達を差し上げます ‪ヴラドと弟のラドゥです 285 00:22:42,418 --> 00:22:44,084 ‪父上 なぜそんなことが ‪できるのです? 286 00:22:44,168 --> 00:22:45,126 ‪静かに! 287 00:22:58,084 --> 00:23:00,626 ‪ヴラド王子 ラドゥ王子 288 00:23:02,209 --> 00:23:03,334 ‪スルタンとして 289 00:23:04,584 --> 00:23:07,834 ‪囚人としての お前達の ‪世話を受け入れよう 290 00:23:08,668 --> 00:23:13,918 ‪この瞬間から ‪お前達の忠誠は永遠に私と 291 00:23:14,876 --> 00:23:19,751 ‪いつの日か息子のメフメトに ‪向けられるのだ 292 00:23:21,876 --> 00:23:24,709 ‪父親が その誓いを破るなら 293 00:23:26,876 --> 00:23:28,418 ‪お前達は処刑だ 294 00:23:33,668 --> 00:23:35,543 ‪ありがとうございます ‪スルタン 295 00:23:41,334 --> 00:23:43,209 ‪これは王室の人質です 296 00:23:43,293 --> 00:23:46,626 ‪二人の少年は家から ‪連れ去られ 297 00:23:46,709 --> 00:23:50,126 ‪家族のきずなや通信を絶たれ 298 00:23:50,209 --> 00:23:54,584 ‪父親が間違いを犯せば ‪異国の裁判で殺される 299 00:23:54,668 --> 00:23:56,584 ‪それを心配しなければ ‪ならなくなった 300 00:23:56,668 --> 00:23:59,209 ‪より大きいゲームの中の ‪人質だったのです 301 00:24:00,084 --> 00:24:02,959 ‪いつか お前達のために ‪戻ってくる 302 00:24:07,126 --> 00:24:09,668 ‪ひどいゲームです 303 00:24:09,751 --> 00:24:12,668 ‪トラウマ的な事ばかり ‪裏切りに満ちていて 304 00:24:12,751 --> 00:24:14,918 ‪そんな生活が人間の心理に 305 00:24:15,459 --> 00:24:20,334 ‪どんな打撃を与えるかは ‪ヴラドがいい例でしょう 306 00:24:24,459 --> 00:24:28,334 {\an8}20年後 メフメトは 父のムラト2世と同様に 307 00:24:28,418 --> 00:24:33,251 {\an8}‪ドラクレシュティ家の ‪反乱の可能性に直面する 308 00:24:33,334 --> 00:24:34,418 {\an8}ワラキアの首都 トゥルゴヴィシュテ 309 00:24:34,501 --> 00:24:37,668 ‪彼はワラキアの首都に ‪使者を送り 310 00:24:37,751 --> 00:24:40,668 ‪ヴラドにスルタンへの負債を ‪支払うように要求 311 00:24:41,334 --> 00:24:46,709 ‪属国だったのでオスマンに ‪仕えないとならず 312 00:24:46,793 --> 00:24:49,834 ‪必要な所はどこでも ‪オスマン帝国軍と一緒に 313 00:24:49,918 --> 00:24:51,626 ‪戦わなければ ‪いけませんでした 314 00:24:51,709 --> 00:24:55,834 ‪最も重要なのは毎年 ‪貢ぎ物を納めることです 315 00:24:55,918 --> 00:25:00,084 ‪これがあったから ‪平和が保たれたのです 316 00:25:00,168 --> 00:25:02,668 ‪15世紀末の金貨は 317 00:25:02,751 --> 00:25:04,918 ‪このようなものでした 318 00:25:05,001 --> 00:25:08,209 ‪非常に小さいけれど純金で 319 00:25:08,293 --> 00:25:11,584 ‪ヴラドは毎年2千枚 ‪納める事になっていましたが 320 00:25:11,668 --> 00:25:13,584 ‪納めませんでした 321 00:25:13,668 --> 00:25:19,168 ‪メフメトは大使を送り ‪5年分の金貨1万枚を-- 322 00:25:19,251 --> 00:25:24,834 ‪支払うように要求しました 323 00:25:24,918 --> 00:25:29,418 ‪つまり ヴラドは ‪ワラキアの支配者として 324 00:25:29,501 --> 00:25:30,501 ‪地位を確立して以来 325 00:25:30,584 --> 00:25:33,959 ‪オスマンのスルタンに ‪敬意を払っていなかった 326 00:25:34,043 --> 00:25:38,459 ‪それを拒否した事が ‪メフメトとの問題の原因 327 00:25:49,501 --> 00:25:50,959 ‪トゥルゴヴィシュテへ ‪ようこそ 328 00:25:52,251 --> 00:25:54,918 ‪長旅ではなかっただろう 329 00:26:02,293 --> 00:26:03,418 ‪ありがとうございます ‪ヴラド王子 330 00:26:07,501 --> 00:26:11,793 ‪メフメト2世 征服者 ‪2つの海と2つの大陸支配者 331 00:26:11,876 --> 00:26:16,376 ‪ローマ皇帝 スルタンの ‪スルタンからの挨拶です 332 00:26:32,334 --> 00:26:34,709 ‪スルタンのスルタンは 333 00:26:35,668 --> 00:26:39,126 ‪トルコの菓子を贈るために ‪お前達をよこしたと? 334 00:26:39,209 --> 00:26:41,626 ‪ヴラド王子 ‪スルタンのご要望は… 335 00:26:46,126 --> 00:26:47,918 ‪手間を省いてやろう 336 00:26:48,959 --> 00:26:51,293 ‪メフメトは私が首都に来て 337 00:26:51,918 --> 00:26:54,126 ‪負債を納めて ‪ひざまずくことを求めている 338 00:26:54,709 --> 00:26:56,126 ‪忠誠の証しです 339 00:26:56,709 --> 00:26:58,501 ‪忠誠は双方向に働くものだ 340 00:27:00,084 --> 00:27:01,001 ‪そうだろう? 341 00:27:01,084 --> 00:27:03,501 ‪最近 あなたの忠誠について ‪噂が流れています 342 00:27:03,584 --> 00:27:05,584 ‪王子の忠誠心を疑うのか? 343 00:27:05,668 --> 00:27:06,501 ‪落ち着け 344 00:27:18,043 --> 00:27:20,418 ‪我が王国の財産は 345 00:27:20,501 --> 00:27:24,168 ‪スルタンの国境を ‪ハンガリー等から守るために 346 00:27:24,709 --> 00:27:26,668 ‪費やされている 347 00:27:33,959 --> 00:27:35,876 ‪ワラキアの財源は空っぽだ 348 00:27:36,459 --> 00:27:38,834 ‪しかし あなたは貢ぎ物を ‪納めると誓いました 349 00:27:38,918 --> 00:27:42,876 ‪あなたを王座に就かせた時に ‪決められた事です 350 00:27:42,959 --> 00:27:44,418 ‪“王座に就かせた”? 351 00:27:49,959 --> 00:27:50,918 ‪“就かせた”か 352 00:27:51,501 --> 00:27:54,918 ‪スルタンは長年の友情から ‪非常に寛大です 353 00:27:55,001 --> 00:27:56,959 ‪我々はヨーロッパでも ‪友好関係を築いている 354 00:27:58,001 --> 00:28:01,459 ‪指導者達は私が加わるのに ‪良い時期と言っている 355 00:28:02,876 --> 00:28:04,501 ‪彼らは私に敬意をもって ‪接してくれる 356 00:28:32,376 --> 00:28:33,459 ‪お前達は敬意を語るが 357 00:28:35,959 --> 00:28:39,876 ‪私の宮廷に入ったとき ‪誰一人として 358 00:28:40,543 --> 00:28:42,584 ‪帽子を脱がなかった 359 00:28:53,543 --> 00:28:56,001 ‪王子 あなたは何年も ‪私達の宮廷で過ごされた 360 00:28:56,084 --> 00:28:58,543 ‪オスマンでは人前で ‪帽子を脱げないのは-- 361 00:28:58,626 --> 00:29:00,418 ‪ご存知のはず 362 00:29:05,959 --> 00:29:07,584 ‪でも お前達がいるのは ‪私の宮廷だ 363 00:29:19,459 --> 00:29:21,709 ‪我々は行き詰まりのようだ 364 00:29:25,876 --> 00:29:27,584 ‪しかし解決策はある 365 00:29:33,126 --> 00:29:34,959 ‪メフメトが新しい味方を ‪見つけたら 366 00:29:39,126 --> 00:29:43,293 ‪お前達は二度と帽子を ‪脱ぐ必要はない 367 00:30:01,001 --> 00:30:04,168 ‪モンゴルとトルコの伝統では ‪使者を非難しません 368 00:30:04,251 --> 00:30:08,626 ‪この大使達は ‪メフメトの象徴です 369 00:30:08,709 --> 00:30:13,418 ‪大使を侮辱することは ‪メフメトを侮辱すること 370 00:30:13,501 --> 00:30:19,168 ‪ヴラドがメフメトへ送れる ‪最大のメッセージです 371 00:30:19,251 --> 00:30:21,709 ‪メッセージは明らかでした ‪もう平和は望まない 372 00:30:21,793 --> 00:30:23,834 ‪彼は戦争へと ‪足を踏み入れたのです 373 00:30:23,918 --> 00:30:26,084 ‪私が無視するとでも? 374 00:30:26,168 --> 00:30:28,126 ‪あなたは何年も彼を無視し 375 00:30:28,209 --> 00:30:30,334 ‪貢ぎ物を納めさせなかった 376 00:30:30,418 --> 00:30:34,293 ‪ハンガリーとローマ教皇の ‪支援を得た今 377 00:30:34,876 --> 00:30:36,251 ‪彼は あなたを恐れていない 378 00:30:36,334 --> 00:30:39,043 ‪実父が彼を見捨てた時 ‪私は彼を兄弟として扱った 379 00:30:39,126 --> 00:30:43,376 ‪かつて私達の前に現れた ‪その少年は忘れなさい 380 00:30:45,293 --> 00:30:47,501 ‪彼は もう存在しないのよ 381 00:31:06,084 --> 00:31:09,168 ‪地図を凝視すると ‪どんな悩みでも楽になるの? 382 00:31:09,668 --> 00:31:12,793 ‪ギュルバハル・ハトゥンは ‪メフメトの妻で 383 00:31:13,334 --> 00:31:16,959 ‪息子バヤズィト2世の ‪母である 384 00:31:28,293 --> 00:31:29,251 ‪新しい戦争なの? 385 00:31:33,876 --> 00:31:37,334 ‪君の父上を ‪ワラキアに送るつもりだ 386 00:31:39,918 --> 00:31:41,043 ‪ヴラド王子に会いに? 387 00:31:46,918 --> 00:31:48,001 ‪じゃあ本当なのね 388 00:31:49,751 --> 00:31:51,834 ‪ヴラドはハンガリーに ‪味方しているのね 389 00:31:52,834 --> 00:31:56,626 ‪ヴラドを処罰できるよう ‪ハムザ・ベイが連れ戻す 390 00:31:56,709 --> 00:31:58,543 ‪他の者を送れないの? 391 00:31:58,626 --> 00:32:01,251 ‪君の父上は最も ‪どう猛な戦士だ 392 00:32:01,334 --> 00:32:05,376 ‪ヴラドを誰よりも知ってる ‪ラドゥよりもだ 393 00:32:05,459 --> 00:32:07,168 ‪使者に何が起こったのか ‪知っているわ 394 00:32:07,251 --> 00:32:12,293 ‪ハムザ・ベイはバヤズィトの ‪誕生日までに帰る 395 00:32:12,376 --> 00:32:13,376 ‪約束するよ 396 00:32:19,209 --> 00:32:22,209 ‪オスマン帝国は ‪この事態の最善策は 397 00:32:22,959 --> 00:32:29,668 ‪ヴラドをさらって強制的に ‪連れ帰る事だと判断 398 00:32:29,751 --> 00:32:34,459 ‪オスマンの重要人物 ‪2人を含む作戦が練られた 399 00:32:37,501 --> 00:32:40,084 ‪1人目はギリシャ人で ‪元々はトーマスと呼ばれた 400 00:32:40,168 --> 00:32:42,001 ‪若くて純粋に見える人物 401 00:32:42,084 --> 00:32:45,084 ‪彼は官僚です ‪脅威を感じさせません 402 00:32:45,168 --> 00:32:47,709 ‪彼がヴラドの宮廷に入り 403 00:32:47,793 --> 00:32:53,418 ‪メフメトと話す事の ‪利点を納得させ 404 00:32:53,501 --> 00:32:56,376 ‪ワラキアの田舎に ‪誘い出すのです 405 00:32:57,376 --> 00:33:02,793 ‪一方で 計画の第2段階は ‪ハムザが担当します 406 00:33:02,876 --> 00:33:05,709 ‪彼はメフメトの戦友です 407 00:33:05,793 --> 00:33:08,626 ‪コンスタンティノープルの ‪征服の時からずっと 408 00:33:11,793 --> 00:33:12,918 ‪やあ ハムザ・ベイ 409 00:33:13,001 --> 00:33:14,293 ‪古い友人よ 410 00:33:15,084 --> 00:33:17,084 ‪突然のサプライズ 411 00:33:17,168 --> 00:33:18,709 ‪いくつかの資料には 412 00:33:18,793 --> 00:33:24,084 ‪ヴラド・ドラキュラの捕獲が ‪目的だったとある 413 00:33:24,168 --> 00:33:28,626 ‪捕獲できたら ‪よかったかもしれませんが 414 00:33:28,709 --> 00:33:30,793 ‪死んでいても生きてても 415 00:33:30,876 --> 00:33:33,459 ‪この際 スルタンには全く ‪問題なかったでしょう 416 00:33:36,834 --> 00:33:40,293 ‪ハムザ・ベイ 王子 ‪私達は古い友人です 417 00:33:40,376 --> 00:33:44,876 ‪スルタンとの誤解は ‪簡単に解けるでしょう 418 00:33:44,959 --> 00:33:46,376 ‪“誤解”? 419 00:33:46,459 --> 00:33:47,084 ‪ええ 420 00:33:49,584 --> 00:33:51,501 ‪誤解などではない 421 00:34:03,543 --> 00:34:05,418 ‪これでわかったでしょう 422 00:34:07,668 --> 00:34:08,584 ‪先生 423 00:34:09,876 --> 00:34:14,376 ‪1461年にメフメトが ‪提案した会議は… 424 00:34:14,459 --> 00:34:19,168 {\an8}宮廷の作家である T・カタボリノスと ミハイ-フロリン・ハサン 中世史家 425 00:34:19,168 --> 00:34:19,251 {\an8}ミハイ-フロリン・ハサン 中世史家 426 00:34:19,251 --> 00:34:20,959 {\an8}ミハイ-フロリン・ハサン 中世史家 鷹匠のハムザを通して 427 00:34:21,043 --> 00:34:23,959 ‪ジュルジュで行われる会議は 428 00:34:24,043 --> 00:34:29,459 ‪オスマンとワラキア双方が ‪もはや事実上 429 00:34:29,543 --> 00:34:36,501 ‪和平に達するつもりが ‪ないことを示しています 430 00:34:36,584 --> 00:34:39,209 ‪ヴラドも自分のスパイ網を ‪持っています 431 00:34:39,293 --> 00:34:43,668 ‪ヴラドは当初の‪罠(わな)‪に ‪対抗する罠を仕掛けて 432 00:34:43,751 --> 00:34:47,459 ‪貴重な捕虜を得ました 433 00:34:47,543 --> 00:34:51,001 ‪メフメトの同志ハムザです 434 00:34:53,293 --> 00:34:55,709 ‪子供の頃 あなたは私に ‪何と言いました? 435 00:34:56,709 --> 00:34:59,543 ‪“自分を知るように ‪敵を知りなさい” 436 00:35:02,334 --> 00:35:03,459 ‪お前は馬鹿だ 437 00:35:06,584 --> 00:35:08,418 ‪メフメトは お前の後を ‪追ってくるぞ 438 00:35:08,959 --> 00:35:10,751 ‪彼を待っていますよ 439 00:35:12,959 --> 00:35:16,668 ‪でも あなたを ‪どうしたらいいでしょう? 440 00:35:18,001 --> 00:35:18,834 ‪裏切り者め 441 00:35:33,959 --> 00:35:35,584 ‪これを我々の ‪コレクションに加えろ 442 00:35:49,626 --> 00:35:52,251 ‪この二人を連れて来い 443 00:35:54,084 --> 00:35:55,376 ‪残りは殺せ! 444 00:35:56,126 --> 00:35:58,751 ‪この時点ではヴラドは ‪一歩先を行っています 445 00:35:58,834 --> 00:36:01,668 {\an8}1462年 ブルガリア 446 00:36:02,418 --> 00:36:04,251 {\an8}トーマスとハムザを 襲った後 447 00:36:04,334 --> 00:36:05,876 {\an8}オスマン支配下 ブルガリアで 448 00:36:06,543 --> 00:36:07,834 {\an8}800キロに及ぶ 奇襲を開始して 449 00:36:07,834 --> 00:36:09,334 {\an8}800キロに及ぶ 奇襲を開始して "ワラキア 450 00:36:09,334 --> 00:36:09,418 {\an8}800キロに及ぶ 奇襲を開始して 451 00:36:09,418 --> 00:36:10,293 {\an8}800キロに及ぶ 奇襲を開始して ドナウ川 452 00:36:10,293 --> 00:36:10,834 {\an8}ドナウ川 453 00:36:10,918 --> 00:36:15,084 ‪数千人の男女と ‪子供を殺した 454 00:36:17,751 --> 00:36:22,001 ‪“メフメト王 あなたが私に ‪謁見することを 455 00:36:22,084 --> 00:36:25,126 ‪望んでいることは ‪知らされました” 456 00:36:31,126 --> 00:36:33,418 ‪“残念ながら お断りします” 457 00:36:34,709 --> 00:36:39,376 ‪“今日から私は ‪あなたの敵です” 458 00:36:44,168 --> 00:36:46,959 ‪“あなたは軍と壁の後ろに” 459 00:36:47,043 --> 00:36:50,043 ‪“隠れている臆病者です” 460 00:36:51,793 --> 00:36:54,834 ‪“ヨーロッパが欲しいなら ‪私を倒しなさい” 461 00:36:54,918 --> 00:36:59,459 ‪“私達は知っています ‪それがあなたの最後です” 462 00:37:05,793 --> 00:37:07,334 ‪ヴラドははっきりと ‪言いました 463 00:37:07,418 --> 00:37:09,501 ‪“このような政治的行為で” 464 00:37:09,584 --> 00:37:12,668 ‪“我々の間の ‪すべての橋が壊れた” 465 00:37:12,751 --> 00:37:14,709 ‪“俺の国で ‪お前を待っているぞ” 466 00:37:21,043 --> 00:37:23,084 ‪あいつはハムザ・ベイの ‪数珠(じゅず)‪を送ってきた 467 00:37:25,793 --> 00:37:27,626 ‪あいつを絶対 殺してやる 468 00:37:31,376 --> 00:37:32,168 ‪あなたをおびき寄せようと ‪してるのよ 469 00:37:32,251 --> 00:37:34,043 ‪いや 俺を脅しているんだ 470 00:37:35,126 --> 00:37:38,834 ‪スルタン 軍を率いて ‪ワラキアに入り 471 00:37:38,918 --> 00:37:41,168 ‪この傲慢な愚か者の首を ‪はねさせてください 472 00:37:41,251 --> 00:37:46,334 ‪私がスルタンの軍を率いて ‪名誉を回復します 473 00:37:47,084 --> 00:37:50,209 ‪ラドゥ王子 あなたには ‪軍を率いた経験がない 474 00:37:50,293 --> 00:37:52,709 ‪それに いざとなった時 ‪血は水より-- 475 00:37:53,293 --> 00:37:55,043 ‪濃いかもしれません 476 00:37:56,418 --> 00:37:57,418 ‪どういう意味です? 477 00:37:57,501 --> 00:38:00,709 ‪君の家族はスルタンを ‪裏切る傾向にある 478 00:38:00,793 --> 00:38:01,751 ‪もういい! 479 00:38:15,293 --> 00:38:16,834 ‪俺が軍を率いる 480 00:38:18,501 --> 00:38:20,626 ‪これは俺とヴラドの問題だ 481 00:38:20,709 --> 00:38:22,459 ‪ワラキアに行って 482 00:38:22,543 --> 00:38:27,334 ‪あいつを殺す前に奴の愛する ‪トゥルゴヴィシュテを 483 00:38:27,418 --> 00:38:29,376 ‪俺が奪って見せる 484 00:38:31,001 --> 00:38:34,959 ‪コリントでの戦争は ‪始まったばかりです 485 00:38:35,459 --> 00:38:38,209 ‪マフムド・パシャを ‪ワラキアに送りなさい 486 00:38:39,459 --> 00:38:40,334 ‪マフムド・パシャ 487 00:38:40,418 --> 00:38:41,334 ‪はい スルタン 488 00:38:41,418 --> 00:38:42,501 ‪ラドゥ王子 489 00:38:42,584 --> 00:38:43,709 ‪はい スルタン 490 00:38:43,793 --> 00:38:45,668 ‪私と一緒に戦ってくれ 491 00:38:45,751 --> 00:38:50,126 ‪俺がヴラドを殺した時には ‪ラドゥがワラキアの王 492 00:38:51,376 --> 00:38:54,834 ‪母上 すぐにブダへ ‪出発してください 493 00:38:54,918 --> 00:38:58,834 ‪あなたは尊敬されています ‪真相を探ってください 494 00:39:01,043 --> 00:39:02,834 ‪どちらも戦争が始まることは ‪わかっていましたが 495 00:39:02,918 --> 00:39:06,626 ‪この時点でメフメトは2つ ‪理解し始めたはず 496 00:39:06,709 --> 00:39:10,793 ‪一つは ワラキアは非常に ‪攻めるのが難しいこと 497 00:39:10,876 --> 00:39:12,959 ‪防衛側に有利な地形です 498 00:39:13,043 --> 00:39:14,376 ‪戦場には ‪ドラキュラという-- 499 00:39:14,459 --> 00:39:18,834 ‪立派な敵がいることもは ‪わかっていましたが 500 00:39:18,918 --> 00:39:22,584 ‪この戦争に至るまでに-- 501 00:39:22,668 --> 00:39:25,668 ‪起こった出来事について ‪侮れない要素もあった 502 00:39:26,418 --> 00:39:26,501 {\an8}メフメトは 503 00:39:26,501 --> 00:39:27,459 {\an8}メフメトは イスタンブール郊外 504 00:39:27,459 --> 00:39:27,543 {\an8}イスタンブール郊外 505 00:39:27,543 --> 00:39:29,918 {\an8}イスタンブール郊外 コンスタンチノープルを 征服した時と 506 00:39:29,918 --> 00:39:30,001 {\an8}イスタンブール郊外 507 00:39:30,001 --> 00:39:30,501 {\an8}イスタンブール郊外 ほぼ同じ規模の 大軍を編成 508 00:39:30,501 --> 00:39:32,501 {\an8}ほぼ同じ規模の 大軍を編成 509 00:39:32,584 --> 00:39:34,709 {\an8}ドラキュラとの 血の抗争は 510 00:39:34,793 --> 00:39:36,959 {\an8}後戻りできなかったのだ 511 00:39:37,459 --> 00:39:38,876 {\an8}ブダ M・コルヴィヌスの宮廷 512 00:39:38,959 --> 00:39:40,418 {\an8}一方 ハンガリーでは 513 00:39:40,501 --> 00:39:41,584 {\an8}串刺し公が 514 00:39:41,668 --> 00:39:44,084 {\an8}オスマン帝国に 対抗できる-- 515 00:39:44,168 --> 00:39:47,168 {\an8}ヨーロッパで唯一の 軍隊を探し求めていた 516 00:40:07,251 --> 00:40:08,168 ‪それは…? 517 00:40:08,251 --> 00:40:09,376 ‪そうです マティアス王 518 00:40:10,418 --> 00:40:11,418 ‪ドナウ川を渡った時に 519 00:40:11,501 --> 00:40:13,168 ‪殺したトルコ人と ‪ブルガリア人 520 00:40:13,251 --> 00:40:14,501 ‪全員の鼻と耳です 521 00:40:15,001 --> 00:40:18,168 ‪生きたまま焼かれた者は ‪除いてですが 522 00:40:18,251 --> 00:40:19,293 ‪ああ 523 00:40:19,376 --> 00:40:22,543 ‪2万3844人です 524 00:40:29,334 --> 00:40:32,209 ‪オスマン帝国に対する ‪君の戦争の成功は 525 00:40:32,293 --> 00:40:34,334 ‪すでにヨーロッパで ‪知られている 526 00:40:35,418 --> 00:40:39,334 ‪そのような鮮明な詳細は ‪知られていないが 527 00:40:40,918 --> 00:40:42,751 ‪ローマ教皇自身が言った 528 00:40:43,293 --> 00:40:47,834 ‪“次の十字軍には君のような ‪才能の者が必要だ” 529 00:40:48,584 --> 00:40:52,543 ‪“メフメトとの戦い方を ‪知っている者だ” 530 00:40:53,126 --> 00:40:55,459 ‪私がスルタンを殺すと ‪信じてください 531 00:40:57,501 --> 00:40:59,543 ‪しかしマティアス王 532 00:41:02,126 --> 00:41:04,418 ‪メフメトの怒りは ‪限界を知りません 533 00:41:06,709 --> 00:41:10,376 ‪邪悪な意図と全ての力で ‪春に攻めて来るはず 534 00:41:13,709 --> 00:41:19,293 ‪しかし あなたと ‪あなたの軍が 535 00:41:20,918 --> 00:41:22,293 ‪私と手を組めば 536 00:41:24,376 --> 00:41:26,543 ‪大トルコの敗北は確実です 537 00:41:27,959 --> 00:41:29,293 ‪いずれはな 538 00:41:30,459 --> 00:41:36,043 ‪数週間のうちに使者を送り ‪我々の計画を知らせる 539 00:41:38,418 --> 00:41:40,043 ‪ヴラドは はっきりと ‪言います 540 00:41:40,126 --> 00:41:42,543 ‪“これは我々がすでに ‪オスマン帝国にした事” 541 00:41:42,626 --> 00:41:44,459 ‪“私は絶対に ‪あなたの部下です” 542 00:41:45,293 --> 00:41:50,543 ‪“奴らの鼻と耳と頭を袋に ‪2つ詰めて持ってきた” 543 00:41:51,543 --> 00:41:53,501 ‪コルヴィヌスはドラキュラを 544 00:41:53,584 --> 00:41:55,668 ‪利用しているだけです 545 00:41:55,751 --> 00:41:58,584 ‪オスマンと同様ハンガリーも ‪ヴラドを扱うのです 546 00:41:59,126 --> 00:42:03,543 ‪彼は政治的なゲームの ‪一部にすぎません 547 00:42:03,626 --> 00:42:06,834 ‪役に立つ限り利用されますが ‪役に立たなくなれば 548 00:42:06,918 --> 00:42:08,918 ‪捨てられるのです 549 00:42:11,209 --> 00:42:13,293 ‪父上 連れて行って下さい 550 00:42:15,084 --> 00:42:17,168 ‪すぐに戦争に参加できるよ 551 00:42:17,251 --> 00:42:19,709 ‪しかし私は兵士達と ‪訓練してきました 552 00:42:19,793 --> 00:42:21,084 ‪私の剣は鋭いです 553 00:42:21,168 --> 00:42:26,834 ‪剣は鋭いかもしれないが ‪お前は まだ準備不足だ 554 00:42:27,918 --> 00:42:32,584 ‪アレキサンダーやシーザーの ‪戦略と戦術を学べ 555 00:42:33,668 --> 00:42:36,376 ‪バヤズィト ‪あなたの父上に話があります 556 00:43:09,751 --> 00:43:10,959 ‪父は死んだの? 557 00:43:18,876 --> 00:43:21,709 ‪ヴラドの人質になっていると ‪思われる 558 00:43:22,418 --> 00:43:23,834 ‪彼は怪物だわ 559 00:43:27,209 --> 00:43:29,209 ‪どうして彼を ‪兄弟と呼べたの? 560 00:43:30,709 --> 00:43:32,793 ‪ハムザ・ベイと帰ってくるよ 561 00:43:40,543 --> 00:43:44,918 ‪ブラドを見つけたら ‪苦しませてやって 562 00:44:06,584 --> 00:44:13,168 ‪1462年4月26日 ‪メフメトはワラキアへ 563 00:44:15,459 --> 00:44:19,668 ‪そこでは人質一人の運命は ‪すでに決まっていた 564 00:44:20,751 --> 00:44:22,793 ‪心配するな パシャ 565 00:44:24,543 --> 00:44:26,918 ‪スルタンは お前を助けに ‪ここに来るだろう 566 00:44:28,168 --> 00:44:30,751 ‪そしてドラキュラは待つのだ 567 00:48:33,209 --> 00:48:35,209 ‪日本語字幕 加賀田朋穂