1 00:00:02,000 --> 00:00:07,000 Downloaded from YTS.MX 2 00:00:08,000 --> 00:00:13,000 Official YIFY movies site: YTS.MX 3 00:00:55,180 --> 00:00:58,684 賢く優しい者たちよ 4 00:01:06,108 --> 00:01:07,943 覚えているか? 5 00:01:11,738 --> 00:01:13,866 あの満ち足りた時を 6 00:01:18,495 --> 00:01:20,205 夢に見るか? 7 00:01:22,583 --> 00:01:24,668 あの別れの時を 8 00:01:51,987 --> 00:01:53,822 ゾウに導かれ― 9 00:01:58,785 --> 00:02:01,330 この旅は始まった 10 00:02:05,501 --> 00:02:08,419 ナレ︱タ︱ キウェテル・イジョフォ︱ 11 00:02:11,673 --> 00:02:16,428 ゾウの女王:偉大な母の物語 12 00:03:37,384 --> 00:03:43,098 この物語の始まりは 嵐でできた水場のほとりだ 13 00:03:52,232 --> 00:03:57,279 巨大な牙を持つゾウ “タスカー”たちの姿がある 14 00:03:59,323 --> 00:04:04,494 かつてアフリカ中に 生息した誇り高き種だ 15 00:04:19,801 --> 00:04:22,971 この群れの“女王”はアテナ 16 00:04:32,773 --> 00:04:38,028 50歳のアテナは 群れを率いるリーダーだ 17 00:04:40,531 --> 00:04:46,036 ご近所さんも多い これは彼らの物語でもある 18 00:04:50,958 --> 00:04:55,420 アテナの家族は メスの親戚と子供たち 19 00:05:08,725 --> 00:05:14,356 子供たちは皆 仲が良く きょうだいも同然だ 20 00:05:21,446 --> 00:05:25,868 一家を支えるのは アテナの経験と知恵 21 00:05:25,993 --> 00:05:29,872 彼女の決断が 家族の命運を分ける 22 00:05:32,457 --> 00:05:36,545 アテナの末娘の プリンセスは1歳 23 00:05:36,670 --> 00:05:39,006 母親に似て穏やかだ 24 00:05:43,719 --> 00:05:47,931 こちらは やんちゃなウェウェ 25 00:05:59,276 --> 00:06:02,112 プリンセスと遊ぼうと― 26 00:06:02,529 --> 00:06:07,534 ちょっかいを出しては お目玉を食らっている 27 00:06:19,630 --> 00:06:23,717 オスのウェウェは 10代まで家族と過ごし 28 00:06:24,218 --> 00:06:27,596 その後はオスの群れに加わる 29 00:06:30,015 --> 00:06:33,227 一家の最年少はミミ 30 00:06:33,352 --> 00:06:35,395 嵐の中で生まれた 31 00:06:37,940 --> 00:06:41,818 今日からミミの学びが始まる 32 00:06:50,911 --> 00:06:55,207 この先 2年間は 母乳だけで成長する 33 00:07:00,003 --> 00:07:04,633 母親のマーラは 5年に1度しか出産しないので 34 00:07:04,800 --> 00:07:07,302 どの子供も貴重だ 35 00:07:12,766 --> 00:07:18,146 母乳をやるのはマーラだが ミミの面倒は皆で見る 36 00:07:18,313 --> 00:07:21,483 子育ては家族全員で行うのだ 37 00:07:36,707 --> 00:07:39,251 ここはアテナの“王国” 38 00:07:39,835 --> 00:07:43,088 当面 必要なものは そろっている 39 00:07:46,383 --> 00:07:49,928 アテナは毎日 家族と この水場に来る 40 00:07:51,221 --> 00:07:53,765 ご近所には迷惑だろう 41 00:07:56,643 --> 00:07:58,812 だが穴を掘り― 42 00:07:59,855 --> 00:08:04,026 水場を作るゾウは 必要な存在でもある 43 00:08:12,951 --> 00:08:18,081 ウシガエルにとっては 終わらない工事と同じだ 44 00:08:32,179 --> 00:08:36,642 ゾウより はるかに小さな ご近所さんも― 45 00:08:39,895 --> 00:08:45,317 この巨大な友に何かしら 頼って生きているのだ 46 00:08:55,827 --> 00:08:59,081 水場は皆のよりどころだ 47 00:08:59,665 --> 00:09:04,586 だが日が昇ると同時に 縮小し始めてしまう 48 00:09:04,711 --> 00:09:07,589 よって子作りは大忙し 49 00:09:10,008 --> 00:09:12,594 ウシガエルも早速― 50 00:09:13,136 --> 00:09:15,681 子作りに取りかかる 51 00:09:20,310 --> 00:09:23,772 水底にいるメダカたちは 52 00:09:23,897 --> 00:09:27,609 アテナ一家のことなど 頭にない 53 00:09:28,068 --> 00:09:31,572 目下の興味は 交尾相手のみだ 54 00:09:36,159 --> 00:09:40,414 交尾のたびに メスは卵を産み― 55 00:09:42,040 --> 00:09:43,458 水底に埋める 56 00:10:02,144 --> 00:10:06,315 日没後のアテナは とりわけ用心深い 57 00:10:06,732 --> 00:10:11,570 子供たちを守るため おとなは立って眠るのだ 58 00:10:22,664 --> 00:10:24,708 ご近所の中には― 59 00:10:26,710 --> 00:10:29,171 夜 にぎやかな者もいる 60 00:10:45,187 --> 00:10:50,651 多くのパートナーを持つ ハイイロモリガエルのメスは 61 00:10:50,859 --> 00:10:54,321 オスたちを “泡パーティー”に招く 62 00:10:58,867 --> 00:11:02,829 交尾シーズンの 始まりを告げるイベントだ 63 00:11:06,333 --> 00:11:09,628 オスが泡立てた 泡巣の中で― 64 00:11:10,212 --> 00:11:12,548 卵は安全に育つ 65 00:11:21,890 --> 00:11:25,269 エジプトガンの卵は 一足早く ふ化 66 00:11:28,438 --> 00:11:31,066 数週間前に産まれた卵だ 67 00:11:36,113 --> 00:11:39,491 ヒナが飛べるようになるのは 2ヵ月先 68 00:11:41,326 --> 00:11:45,122 それまでは この水場が彼らの家だ 69 00:12:02,639 --> 00:12:06,727 ミミが小さい間 アテナは水場を離れない 70 00:12:07,477 --> 00:12:12,691 赤ん坊が成長し 体力がつくまでは油断禁物だ 71 00:12:15,903 --> 00:12:21,950 ウェウェは年下のミミと 仲良くなりたくて仕方ない様子 72 00:12:44,515 --> 00:12:49,394 巣作りを始める者もいれば 終える者もいる 73 00:12:50,145 --> 00:12:55,192 長い夜が終わり モリガエルはお疲れ気味だ 74 00:12:59,821 --> 00:13:03,492 帰りの“タクシー”を 拾った者もいる 75 00:13:18,006 --> 00:13:23,220 意図せず“タクシー”に 乗せられてしまう者もいる 76 00:13:49,121 --> 00:13:51,832 カエルは日光浴を好むが― 77 00:13:53,917 --> 00:13:56,253 子ゾウは日差しに弱い 78 00:13:56,378 --> 00:14:00,048 そこでウェウェがミミに 日陰を教える 79 00:14:13,604 --> 00:14:19,193 こういう穏やかな時は 子供を寝かせるのに最適だ 80 00:14:22,237 --> 00:14:25,282 でもウェウェは 長くは眠らない 81 00:14:25,699 --> 00:14:31,079 新しい友達のミミを起こして 遊ぼうとする 82 00:14:38,337 --> 00:14:40,422 でもミミには休息が必要 83 00:14:41,590 --> 00:14:45,677 家族についていくには 体力が要るのだ 84 00:14:54,353 --> 00:14:58,607 ガンの母親が ヒナを水場へ促している 85 00:15:00,609 --> 00:15:06,073 生まれたばかりのヒナたちは 動くのがなようだ 86 00:15:10,077 --> 00:15:15,624 それに母親が求めているのは 無謀な挑戦なのだ 87 00:15:26,677 --> 00:15:28,387 巣に残るか― 88 00:15:28,512 --> 00:15:32,474 両親の所へ行くかで ヒナは葛藤中 89 00:16:13,640 --> 00:16:16,268 天敵が接近となれば― 90 00:16:16,476 --> 00:16:20,898 両親のそばに行くのが 最も安全だろう 91 00:16:27,821 --> 00:16:31,867 どの家族にも 出遅れる者がいる 92 00:16:32,367 --> 00:16:33,994 名前はスティーヴン 93 00:16:35,412 --> 00:16:41,001 両親はスティーヴンが 取り残されたことに気づかない 94 00:17:45,107 --> 00:17:49,319 出遅れた者は 時に幸運でもある 95 00:17:57,786 --> 00:17:59,663 アテナの知恵は― 96 00:17:59,788 --> 00:18:03,876 母から娘へと代々 受け継がれてきた 97 00:18:05,752 --> 00:18:09,131 その牙は メスのリーダーでも最大だ 98 00:18:14,469 --> 00:18:18,307 先の切れ込みは 長年 草を引っかけてできた 99 00:18:26,815 --> 00:18:31,486 好物は年に数日 花を咲かせるツル植物で― 100 00:18:31,695 --> 00:18:33,906 場所も熟知している 101 00:18:36,533 --> 00:18:41,830 一家は足元には目もくれず ごちそうへと向かう 102 00:18:42,497 --> 00:18:45,334 小さな者たちは よけるのみ 103 00:18:57,054 --> 00:19:00,682 カメレオンは 体色を変えて身を守る 104 00:19:12,653 --> 00:19:16,240 だが周囲に溶け込む作戦が― 105 00:19:16,740 --> 00:19:18,784 裏目に出ることも… 106 00:19:29,169 --> 00:19:31,296 このカメレオンは内心― 107 00:19:33,382 --> 00:19:35,467 大パニックだろう 108 00:20:04,746 --> 00:20:10,335 アテナの家族にとって 緑の季節は穏やかに過ぎる 109 00:20:11,420 --> 00:20:13,505 心ゆくまで草を食べ 110 00:20:14,006 --> 00:20:16,300 水を飲みに行く 111 00:20:21,889 --> 00:20:24,474 嵐から わずか4日で― 112 00:20:25,392 --> 00:20:30,397 日差しにさらされた泡巣が ふ化の時を迎える 113 00:20:49,333 --> 00:20:54,630 この水場が数週間 オタマジャクシのすみかとなる 114 00:20:59,134 --> 00:21:02,971 アテナ一家は ふ化に気づかないが― 115 00:21:05,182 --> 00:21:09,728 メダカや淡水ガメは これを見逃さない 116 00:21:23,700 --> 00:21:26,328 大きなカメが食いつく 117 00:21:35,546 --> 00:21:40,843 オタマジャクシ入りの泡を 丸ごと手に入れた 118 00:22:11,623 --> 00:22:16,587 水浴びが初めてのミミは 浅い所から入るが― 119 00:22:16,837 --> 00:22:19,089 臆する様子はない 120 00:22:27,472 --> 00:22:31,518 アテナ一家にとって ここは楽園だ 121 00:22:36,565 --> 00:22:41,445 だが雨が降らないと 数週間で水場は消える 122 00:22:45,199 --> 00:22:49,620 そうなると“王国”を 離れるしかない 123 00:22:50,662 --> 00:22:53,665 恵まれた時は貴重なのだ 124 00:23:02,508 --> 00:23:05,969 プリンセスは母親を見て 食べる物を学ぶ 125 00:23:06,845 --> 00:23:09,097 子ゾウは母乳で育つので― 126 00:23:09,306 --> 00:23:13,602 ウェウェは今のうちに 足と鼻の技を磨く 127 00:23:19,566 --> 00:23:23,529 このレベルに達するのは 何ヵ月も先だろう 128 00:23:32,204 --> 00:23:35,457 アテナは乾期の訪れを 感じている 129 00:23:35,874 --> 00:23:39,169 そして乾期に備えるには― 130 00:23:39,795 --> 00:23:42,172 大量に食べるしかない 131 00:23:47,219 --> 00:23:50,556 当然 食べた物は排出される 132 00:23:54,059 --> 00:23:57,813 フンチュウにとっては 天の恵みだ 133 00:24:45,402 --> 00:24:49,865 嗅ぎつけたライバルが 集まってくるので 134 00:24:50,824 --> 00:24:53,368 昼食を楽しむ暇はない 135 00:24:54,286 --> 00:24:58,248 急いでフンを丸めて 運ばないと― 136 00:24:58,624 --> 00:25:00,876 横取りされるのだ 137 00:25:58,892 --> 00:26:03,438 勝者は後でゆっくり 食事できるように― 138 00:26:03,605 --> 00:26:05,941 フンを埋める場所を探す 139 00:26:13,490 --> 00:26:15,784 アテナ一家は― 140 00:26:15,951 --> 00:26:19,830 王国の“種まき”にも 一役 買っている 141 00:26:22,916 --> 00:26:26,628 彼らが食べた種は ほぼ消化されず 142 00:26:27,004 --> 00:26:31,049 天然の肥料と共に 排出されるのだ 143 00:26:39,766 --> 00:26:42,186 メスを待ち伏せるリクガメ 144 00:26:43,562 --> 00:26:48,817 大仕事が控えているので 腹ごしらえが必要だ 145 00:26:56,158 --> 00:27:02,247 日照り続きで暑さが増し ゾウたちは気が立っている 146 00:27:10,088 --> 00:27:13,675 ゾウが水場に 押し寄せてくると― 147 00:27:14,801 --> 00:27:17,012 ガンは距離を取るのみ 148 00:27:18,472 --> 00:27:23,936 だが水が減ってくると 距離を保つのも難しい 149 00:27:38,116 --> 00:27:41,161 ガンは“いじめっ子”を無視 150 00:27:47,709 --> 00:27:52,381 “いじめっ子”は仕方なく ハトに八つ当たりする 151 00:28:24,830 --> 00:28:28,250 またもや スティーヴンが出遅れ― 152 00:28:28,458 --> 00:28:30,210 取り残された 153 00:28:55,903 --> 00:28:58,697 今回は完全に はぐれた 154 00:29:08,081 --> 00:29:10,918 リクガメに運が巡ってきた 155 00:29:11,043 --> 00:29:13,629 メスが水を飲みに来たのだ 156 00:29:14,213 --> 00:29:17,090 行く手を遮るのは簡単 157 00:29:17,216 --> 00:29:21,845 だが興味を引くには “スタミナの証明”が必要 158 00:29:23,972 --> 00:29:26,141 メスと散歩するのだ 159 00:29:28,310 --> 00:29:30,479 とても長い散歩だ 160 00:29:39,696 --> 00:29:43,325 スティーヴンは リクガメを見るのが初めて 161 00:29:49,456 --> 00:29:55,587 でも家族と再会するには 賢い振る舞いが必要だ 162 00:30:44,136 --> 00:30:49,641 置いてけぼりのスティーヴンは 迷子になったが強運だ 163 00:31:08,869 --> 00:31:14,958 草原が乾き始める頃にだけ 姿を現す ご近所さんもいる 164 00:31:17,586 --> 00:31:21,256 ハチクイは数日間 ゾウに同行 165 00:31:21,590 --> 00:31:24,593 最も食べ頃のバッタを― 166 00:31:26,178 --> 00:31:29,014 ゾウが飛び立たせてくれる 167 00:31:52,871 --> 00:31:57,626 ゾウと行動するのは バッタがいる間のみだ 168 00:32:01,755 --> 00:32:05,133 食べ終わると ハチクイは去っていく 169 00:32:11,098 --> 00:32:14,977 スティーヴンも バッタに大興奮 170 00:32:18,814 --> 00:32:22,860 捕獲能力は今ひとつだが 野心は十分だ 171 00:32:29,366 --> 00:32:33,662 フンチュウは まだお宝を転がしている 172 00:32:34,621 --> 00:32:37,249 一見 前に転がしているが 173 00:32:37,374 --> 00:32:41,503 実は逆立ちして 後ろに蹴っている 174 00:32:43,338 --> 00:32:46,842 行く手が見えなくても 気にしない 175 00:32:48,093 --> 00:32:52,431 体は小さいが 意志の強さはピカイチだ 176 00:32:53,724 --> 00:32:57,436 手に入れたボールは 誰にも渡さない 177 00:33:00,022 --> 00:33:03,108 どんな強敵が 立ちはだかっても… 178 00:33:49,738 --> 00:33:53,825 アテナのチームが ボールを場外に蹴り出し 179 00:33:54,451 --> 00:33:58,247 フンチュウが ボールを取り返した 180 00:34:12,094 --> 00:34:15,764 めったに見かけない ご近所さんもいる 181 00:34:18,891 --> 00:34:22,980 淡水ガメは ゾウが近づくと姿を隠す 182 00:34:42,791 --> 00:34:44,918 だが嵐は数週間前 183 00:34:45,460 --> 00:34:49,965 今では水量が減り 隠れる場所がない 184 00:35:03,604 --> 00:35:06,732 メダカも 打ち上げられてしまった 185 00:35:08,358 --> 00:35:11,153 このメダカにとっては― 186 00:35:11,570 --> 00:35:16,241 水量と同じく 残りの命もわずかだ 187 00:35:24,833 --> 00:35:29,755 ゾウが荒れ始めると 踏みつぶされかねない 188 00:35:32,966 --> 00:35:36,011 そんな時は逃げるが勝ちだ 189 00:35:43,268 --> 00:35:45,854 だが かえって 目を引くことも… 190 00:36:09,711 --> 00:36:12,047 ゾウは触覚が鋭く― 191 00:36:12,965 --> 00:36:17,386 鼻や足で目新しいものを 探ったりする 192 00:36:18,554 --> 00:36:22,391 悪意ではなく 純粋な好奇心からだ 193 00:36:36,321 --> 00:36:39,908 ゾウはめったに 他者を攻撃しない 194 00:36:42,870 --> 00:36:48,083 塩なめ場で アテナ一家と 合流したオスたちもだ 195 00:36:51,211 --> 00:36:56,758 彼らは あいさつを交わし 静かに地位を確かめ― 196 00:36:58,135 --> 00:36:59,761 分かち合う 197 00:37:24,661 --> 00:37:28,207 土壌の塩をなめるには 練習が必要 198 00:37:28,790 --> 00:37:33,462 足と鼻の連係と 息のコントロールが重要だ 199 00:37:40,552 --> 00:37:43,138 ウェウェは まだ苦戦中 200 00:37:44,556 --> 00:37:48,685 鼻の奥深くまで 吸い込んでしまい― 201 00:37:49,853 --> 00:37:53,065 くしゃみを こらえようと必死だ 202 00:38:08,121 --> 00:38:13,585 鼻のムズムズが気になり 友達を見失ってしまった 203 00:38:30,686 --> 00:38:35,649 ミミには母乳が必要だが いつも邪魔が入る 204 00:38:41,071 --> 00:38:44,241 そんな時は 姉のミリーが間に入り 205 00:38:44,992 --> 00:38:47,494 ウェウェを遠ざける 206 00:38:51,874 --> 00:38:54,376 母乳の出が悪いので― 207 00:38:56,753 --> 00:38:59,423 極力 ミミに飲ませたいのだ 208 00:39:15,105 --> 00:39:18,650 1日の終わりには 皆 疲れている 209 00:39:25,365 --> 00:39:29,745 ガンの母親はスティーヴンの 不在に気づかない 210 00:40:01,360 --> 00:40:05,531 王国の水場のほとんどが 干上がり― 211 00:40:05,948 --> 00:40:08,075 アテナは焦り始めている 212 00:40:09,326 --> 00:40:11,995 移動はやむを得ないが 213 00:40:12,329 --> 00:40:16,917 ミミが長旅に耐えられるか 心配なのだ 214 00:40:19,586 --> 00:40:24,800 ミミは他の子供が 楽々 越える障害物にも苦戦 215 00:40:36,812 --> 00:40:40,774 ミミに問題があるのか ただの疲労か― 216 00:40:40,899 --> 00:40:42,818 皆 測りかねている 217 00:40:52,953 --> 00:40:58,166 だがアテナのゴーサインが 出れば 家族は従うのみ 218 00:41:01,670 --> 00:41:07,509 子ゾウにとって一番の悪夢は 置いていかれることだ 219 00:41:18,687 --> 00:41:23,192 変化の時を感じている者は 他にもいる 220 00:41:28,322 --> 00:41:32,367 ほぼ一晩で脚を生やした ウシガエルが 221 00:41:33,243 --> 00:41:37,080 陸での新生活を 始めようとしている 222 00:41:43,504 --> 00:41:48,050 カエルたちの骨は 幸いにも まだ柔らかい 223 00:42:13,992 --> 00:42:17,538 だがゾウに踏まれたら ひとたまりもない 224 00:42:49,361 --> 00:42:53,115 アテナはミミを案じ 乾期の大移動を― 225 00:42:53,699 --> 00:42:56,118 踏みとどまっている 226 00:43:02,583 --> 00:43:04,960 ミミには励ましが必要だ 227 00:43:29,943 --> 00:43:33,822 ひとたび乾期に入ると 季節は戻らない 228 00:43:35,365 --> 00:43:41,496 だが大自然は時に 奪ったものを返してくれる 229 00:44:11,360 --> 00:44:13,862 スティーヴンも 孤独な一夜で― 230 00:44:13,987 --> 00:44:17,699 家族の大切さを学んだだろう 231 00:44:25,666 --> 00:44:28,544 続々と上陸する子ガエル 232 00:44:29,670 --> 00:44:35,050 彼らを待ち受けるのは 一回り大きな先輩ガエルだ 233 00:44:59,950 --> 00:45:02,703 ウシガエルが 生き延びるには― 234 00:45:03,537 --> 00:45:07,666 大きな口と 小さな親戚が役に立つ 235 00:45:22,431 --> 00:45:26,143 雨が降らないまま 何週間も過ぎ― 236 00:45:26,351 --> 00:45:32,357 アテナの疑念は 巨大な群れの 到着によって証明される 237 00:45:53,128 --> 00:45:57,966 周辺の枯れ野から 押し寄せたのはコウヨウチョウ 238 00:46:17,611 --> 00:46:21,240 竜巻のような乱舞は圧倒的だ 239 00:46:28,830 --> 00:46:33,460 アテナ一家が1週間で飲む水を 1日で飲み干す 240 00:47:02,531 --> 00:47:06,702 大群が去る頃には 水場は空っぽだ 241 00:47:18,338 --> 00:47:21,425 アテナ一家は 日よけの泥を塗る 242 00:47:22,009 --> 00:47:27,764 泥に卵を産みつけた メダカにとっては渡りに船だ 243 00:47:31,143 --> 00:47:34,438 ふ化する前のメダカの卵は― 244 00:47:35,647 --> 00:47:38,150 数週間 水なしで生きられる 245 00:47:38,984 --> 00:47:44,281 ゾウは その卵を 体にくっつけて運んでくれる 246 00:47:48,368 --> 00:47:54,917 メダカの子はゾウに乗って 別の水場へ移動できるわけだ 247 00:48:14,728 --> 00:48:17,189 出発が急がれるが― 248 00:48:17,481 --> 00:48:21,860 水の湧く避難地は 160キロ近く先だ 249 00:48:23,320 --> 00:48:27,824 アテナはミミのために 出発を遅らせている 250 00:48:32,913 --> 00:48:37,543 マーラは娘を守ろうと ウェウェさえも拒絶 251 00:48:43,298 --> 00:48:49,638 ミリーが妹のミミを慰めるが 母乳は与えてやれない 252 00:48:52,516 --> 00:48:56,603 出発を遅らせたのは 正しかったのか? 253 00:48:59,189 --> 00:49:01,108 もはや選択肢はない 254 00:49:01,859 --> 00:49:07,072 王国の水は枯れ この先の水場も失われつつある 255 00:49:08,198 --> 00:49:10,826 避難地に向かうしかない 256 00:49:48,614 --> 00:49:52,034 マーラとミリーが協力し合う 257 00:50:36,745 --> 00:50:38,997 いくらミミが心配でも― 258 00:50:39,122 --> 00:50:44,419 アテナは群れ全体のことを 考えなければならない 259 00:51:18,579 --> 00:51:21,331 マーラとミミが水を飲む間 260 00:51:21,790 --> 00:51:27,337 アテナは皆に食事をさせ 家族全員の欲求を満たす 261 00:52:21,225 --> 00:52:26,438 ミミが水を欲するのは 母乳が枯れたせいだが 262 00:52:27,523 --> 00:52:29,233 マーラは気づいてない 263 00:52:29,858 --> 00:52:33,904 弱った子供は 泥に はまりやすいので― 264 00:52:34,196 --> 00:52:38,242 本能的に水場から 遠ざけようとする 265 00:53:24,329 --> 00:53:28,625 ミミはまだ離乳しておらず 母乳なしでは― 266 00:53:29,084 --> 00:53:31,170 栄養を取れない 267 00:54:03,243 --> 00:54:06,788 母親にも支えが 必要な時がある 268 00:54:19,426 --> 00:54:21,553 そんな時こそ家族がいる 269 00:55:04,555 --> 00:55:10,018 翌日 暑さは増し アテナはさらに追い込まれる 270 00:55:13,814 --> 00:55:19,528 ミミを置いていけないが 家族を犠牲にはできない 271 00:55:30,706 --> 00:55:33,041 最後の水場に到着した 272 00:55:34,084 --> 00:55:36,628 ここも今日には干上がる 273 00:55:39,756 --> 00:55:44,720 淡水ガメも それを察し 泥の中に潜り込む 274 00:55:46,346 --> 00:55:50,726 踏まれるリスクはあるが 干からびるよりいい 275 00:56:03,197 --> 00:56:05,824 マーラは頑として諦めない 276 00:56:41,568 --> 00:56:46,990 だがミミの小さな心臓は ついに限界を迎えた 277 00:59:35,492 --> 00:59:38,912 母親にとって これ以上の悲劇はない 278 01:00:00,475 --> 01:00:05,314 しかし死は 苦しみからの解放も意味する 279 01:00:21,413 --> 01:00:26,084 ウェウェには 受け入れがたい別れだ 280 01:00:38,931 --> 01:00:42,017 だが もう遅れは許されない 281 01:00:42,559 --> 01:00:46,146 乾期の避難地までは 3日かかる 282 01:00:46,605 --> 01:00:52,027 出発を遅らせたため もう道中に水場はない 283 01:01:10,838 --> 01:01:14,132 ウェウェを 慰める時間はない 284 01:01:36,780 --> 01:01:38,991 枯れた水場に― 285 01:01:39,449 --> 01:01:42,911 ごちそうを埋めるフンチュウ 286 01:01:49,835 --> 01:01:52,588 メダカは干からびている 287 01:01:58,051 --> 01:02:03,015 ウシガエルは数ヵ月間 地面に潜って過ごす 288 01:02:08,103 --> 01:02:11,106 スティーヴンが生まれて2ヵ月 289 01:02:11,231 --> 01:02:14,151 ガンのヒナは すっかり成長した 290 01:02:26,997 --> 01:02:29,625 彼らも避難地へ向かう 291 01:02:40,219 --> 01:02:43,639 ゾウたちと同じ道をたどる 292 01:02:47,768 --> 01:02:52,022 アテナは毎日 短い食事休憩を取る 293 01:02:55,943 --> 01:03:00,739 皆 ウェウェに優しくなり プリンセスも寛容だ 294 01:03:15,587 --> 01:03:17,506 ミリーは母乳が出ないが 295 01:03:18,131 --> 01:03:21,343 ウェウェに吸わせて 互いを癒やし合う 296 01:03:38,735 --> 01:03:43,365 道のりはアテナの頭に 刻み込まれている 297 01:03:43,907 --> 01:03:47,703 彼女が母親から 教わったルートだ 298 01:03:53,792 --> 01:03:56,128 荒れ地も通り抜ける 299 01:05:02,861 --> 01:05:04,780 だが孤独な旅ではない 300 01:05:05,822 --> 01:05:08,784 皆 同じ場所へ 向かっているのだ 301 01:05:34,935 --> 01:05:38,480 避難地は地下水が湧く水場だ 302 01:05:39,106 --> 01:05:43,235 乾期のさなかでも 十分な水がある 303 01:06:17,978 --> 01:06:22,024 スティーヴンの家族も 同じ水場に避難 304 01:06:23,150 --> 01:06:26,778 雨が降り出すまでは ここにいる 305 01:07:13,825 --> 01:07:17,037 アテナは渇水の年のみ ここへ来る 306 01:07:18,163 --> 01:07:22,417 この場所には 女王に並ぶ大物もいる 307 01:07:56,910 --> 01:08:01,623 彼はサタオ すべてのゾウの王であり― 308 01:08:03,041 --> 01:08:05,961 長い牙を持つ 伝説の巨ゾウだ 309 01:08:14,678 --> 01:08:17,598 心優しく大きなサタオは 310 01:08:19,015 --> 01:08:21,310 皆に敬われている 311 01:09:15,613 --> 01:09:18,200 彼は年中 原野で暮らし― 312 01:09:18,783 --> 01:09:22,621 この機会に 発情期のメスを探す 313 01:09:34,466 --> 01:09:37,553 ヌスはアテナ一家の 若いメスだが― 314 01:09:38,303 --> 01:09:40,138 身ごもっている 315 01:10:01,159 --> 01:10:05,330 ミミの死以来 初めて はしゃぐウェウェ 316 01:10:08,041 --> 01:10:11,253 他の群れの子供とも出会った 317 01:10:18,886 --> 01:10:23,473 遊び疲れると 家族が優しく迎えてくれる 318 01:10:41,950 --> 01:10:46,413 時がたつにつれ ここの食料も乏しくなる 319 01:10:52,586 --> 01:10:56,882 食料を得るには より遠くへ出向くしかない 320 01:11:19,947 --> 01:11:24,284 だが遠出しても 水場へ戻らねばならない 321 01:11:38,382 --> 01:11:40,133 水は生命線だ 322 01:11:40,634 --> 01:11:45,848 しかし その生命線が 皆をこの地に縛りつける 323 01:11:55,065 --> 01:11:59,361 食料が ほぼ尽き 体力は限界に近い 324 01:12:01,488 --> 01:12:06,368 避難地は もはや 監獄と化してしまった 325 01:12:17,504 --> 01:12:19,464 雨は降らず― 326 01:12:19,673 --> 01:12:23,218 乾期は干ばつへと 変わっていく 327 01:12:23,719 --> 01:12:28,056 そして ついに 犠牲が出始めた 328 01:12:54,917 --> 01:12:56,919 アテナは ここを離れない 329 01:12:57,169 --> 01:13:00,506 歩ける距離に 水場がないからだ 330 01:13:17,856 --> 01:13:23,612 干ばつの際には 渇きよりも飢えが命取りだ 331 01:13:27,199 --> 01:13:31,453 そして その時は 確実に近づいている 332 01:14:07,489 --> 01:14:12,661 50歳のアテナも 初めて経験する大干ばつだ 333 01:14:17,457 --> 01:14:21,420 彼女は今まで以上に 重い決断を迫られる 334 01:14:31,346 --> 01:14:35,392 今回は家族の命が 懸かった決断だ 335 01:14:36,602 --> 01:14:39,688 ここに残れば 全員 餓死する 336 01:14:40,522 --> 01:14:45,360 だが発つ時を間違えれば 皆 渇き死ぬだろう 337 01:14:49,489 --> 01:14:54,703 どんな結果が待つにしろ アテナに全責任がある 338 01:15:12,971 --> 01:15:14,973 アテナの家族は― 339 01:15:15,390 --> 01:15:20,229 王国へ戻る決断を すんなりと受け入れた 340 01:15:25,859 --> 01:15:28,403 皆 女王のアテナを― 341 01:15:29,530 --> 01:15:31,657 絶対的に信じているのだ 342 01:16:21,415 --> 01:16:25,002 王国も厳しい干ばつに 襲われている 343 01:16:54,448 --> 01:16:56,241 乾いた水場には― 344 01:16:56,366 --> 01:17:01,079 地中に潜った者たちが じっと眠っている 345 01:17:04,374 --> 01:17:07,753 仮死状態で 命を保っているのだ 346 01:17:19,556 --> 01:17:22,851 皆がこの眠りから覚めるには 347 01:17:23,519 --> 01:17:25,187 雨が不可欠だ 348 01:17:43,413 --> 01:17:48,752 アテナ一家は精いっぱい ウェウェを日差しから守る 349 01:18:03,517 --> 01:18:06,937 だがウェウェの歩幅は おとなの半分 350 01:18:12,401 --> 01:18:14,903 限界が近づいている 351 01:18:53,483 --> 01:18:55,777 アテナがふと足を止める 352 01:18:56,236 --> 01:19:01,450 食料を探すためではなく 亡き家族をぶためだ 353 01:19:27,809 --> 01:19:31,063 しばしの間 干ばつを忘れ― 354 01:19:31,438 --> 01:19:34,816 亡きがらに思いをはせる 355 01:19:35,651 --> 01:19:38,987 命尽き果てた仲間に… 356 01:20:12,604 --> 01:20:16,024 干ばつは依然 猛威を振るっている 357 01:21:08,160 --> 01:21:11,079 王国まで あと1日の所で― 358 01:21:11,413 --> 01:21:15,459 アテナが 足を止めた理由は1つ 359 01:21:24,718 --> 01:21:27,846 2年近く 妊娠していたヌスが― 360 01:21:28,972 --> 01:21:31,099 子供を産んだのだ 361 01:21:35,604 --> 01:21:37,773 メスの赤ん坊だ 362 01:21:45,030 --> 01:21:47,491 状況を知らない赤ん坊は― 363 01:21:50,410 --> 01:21:53,539 真っ先に おっぱいを求める 364 01:22:02,965 --> 01:22:06,635 ウェウェは 相変わらず遊びたそうだ 365 01:22:44,631 --> 01:22:47,759 生を受けるには 最も過酷な時だ 366 01:22:52,514 --> 01:22:54,808 だがアテナには希望がある 367 01:22:57,144 --> 01:23:01,690 より ゾウは雨を呼ぶと 信じられてきた 368 01:23:03,358 --> 01:23:07,112 実際 アテナは 160キロ以上先の― 369 01:23:07,237 --> 01:23:09,865 雨を感じ取れる 370 01:23:39,561 --> 01:23:43,524 王国に調和を 取り戻すものは1つ 371 01:24:37,286 --> 01:24:41,790 1年ぶりに水が流れ 衝撃を受けるゾウたち 372 01:25:05,105 --> 01:25:10,152 アフリカでは雨期の始まりに 生まれるのは幸運の証し 373 01:25:12,654 --> 01:25:14,990 雨は恵みだからだ 374 01:25:57,115 --> 01:26:02,287 ゾウの通り道は 雨水を水場に導く水路となる 375 01:26:17,052 --> 01:26:20,389 地中で眠る者は 雨で目を覚ます 376 01:28:03,492 --> 01:28:06,995 人の顔に 笑みが刻まれるように― 377 01:28:07,663 --> 01:28:11,500 すべての旅が この大陸に跡を残す 378 01:28:18,006 --> 01:28:20,676 群れを成す若いガンは 379 01:28:21,260 --> 01:28:24,847 もうじき つがいを 見つけるだろう 380 01:28:38,318 --> 01:28:43,115 スティーヴンは相変わらず 出遅れている 381 01:29:04,178 --> 01:29:07,556 リクガメの長く地道な求愛は 382 01:29:08,265 --> 01:29:10,684 ようやく実を結んだ 383 01:29:37,711 --> 01:29:42,090 この水場が再び 皆の生命線となる 384 01:30:00,359 --> 01:30:04,279 うちに帰った ウェウェは大喜び 385 01:30:07,282 --> 01:30:11,328 喜びを分かち合える 友達もいる 386 01:30:25,676 --> 01:30:29,179 大干ばつの後には たっぷり雨が降る 387 01:30:30,222 --> 01:30:34,142 一斉に生えた草木に ゾウが群がり 388 01:30:34,268 --> 01:30:37,312 王国は まれに見る 大にぎわい 389 01:30:53,829 --> 01:30:59,126 数日にわたり 1000頭もの 巨大な群れを成した 390 01:30:59,334 --> 01:31:03,172 地球上で最大のゾウの群れだ 391 01:31:32,201 --> 01:31:35,871 この旅でウェウェと プリンセスは仲を深め 392 01:31:36,413 --> 01:31:41,710 生涯にわたって 自らを支える知恵を身につけた 393 01:31:44,379 --> 01:31:46,924 この先も干ばつはある 394 01:31:47,508 --> 01:31:52,262 だがアテナの家族は 決して忘れないだろう 395 01:31:52,429 --> 01:31:56,141 家族を故郷へ導いた 偉大な女王を 396 01:32:20,874 --> 01:32:24,378 巨大なタスカーは 今や希少な存在だ 397 01:32:29,758 --> 01:32:35,055 だが今もアフリカの 小さな一角に生きている 398 01:32:39,226 --> 01:32:42,771 この光景を見ていると 思い出される 399 01:32:45,065 --> 01:32:48,652 アフリカ中が 彼らのすみかだった頃を 400 01:33:08,130 --> 01:33:13,260 サタオとアテナを偲んで 401 01:33:14,845 --> 01:33:19,349 サタオは本作を製作中 密猟者に殺された 402 01:33:19,474 --> 01:33:22,144 世界最大級の タスカ︱だった 403 01:33:23,478 --> 01:33:27,482 アテナが最後に 目撃されたのは 404 01:33:27,649 --> 01:33:31,653 王国から 家族を導く姿だった 405 01:33:34,156 --> 01:33:37,784 ゾウの生態や 保護については︱ 406 01:33:37,910 --> 01:33:40,329 こちらのウェブサイトで 407 01:35:49,124 --> 01:35:55,547 友人であり師であった アラン・ロ︱トに捧ぐ 408 01:36:02,638 --> 01:36:05,682 日本語字幕 西田 有里