1 00:00:00,053 --> 00:00:01,810 取り返しに来い 2 00:00:09,088 --> 00:00:12,628 キングズランディングへの招待状だ 3 00:00:12,629 --> 00:00:15,753 あなたは この会合で 私の利益を代弁して 4 00:00:15,754 --> 00:00:18,213 リトルフィンガーと二人きりでは危険です 5 00:00:18,420 --> 00:00:19,921 あなたの妹だ 6 00:00:20,296 --> 00:00:21,712 アーヤは決して裏切らない 7 00:00:21,921 --> 00:00:24,441 私がジョンを 裏切ろうとしていると思えばそうする 8 00:00:27,545 --> 00:00:29,629 顔があれば私は何にでもなれる 9 00:00:30,213 --> 00:00:34,213 ウィンターフェルの公女ってどんな気分なのかしら? 10 00:00:34,879 --> 00:00:40,088 私に必要なのはあなたの顔だけ 11 00:00:43,545 --> 00:00:45,045 デネリスがこの戦争に勝つ 12 00:00:45,046 --> 00:00:46,503 サーシーに跪いてほしければ― 13 00:00:46,504 --> 00:00:47,504 自分で頼め 14 00:00:47,505 --> 00:00:49,545 彼女にもっと大事な要求がある 15 00:00:50,420 --> 00:00:52,087 サーシーは死者の軍団など おとぎ話と思っている 16 00:00:52,088 --> 00:00:54,379 しかし それが間違いと証明できたら? 17 00:00:54,921 --> 00:00:56,544 彼女のもとへ死者を連れていく 18 00:01:02,962 --> 00:01:03,962 行け! 19 00:01:09,921 --> 00:01:12,420 私達は夜の王とその軍団を破壊する 20 00:01:13,004 --> 00:01:14,754 ありがとうございます 女王陛下 21 00:04:13,754 --> 00:04:15,961 - 油か? - ピッチです 閣下 22 00:04:15,962 --> 00:04:18,504 - 樽はいくらある? - 五百です 23 00:04:21,171 --> 00:04:22,586 もう五百もってこい 24 00:04:22,587 --> 00:04:23,587 はい 閣下 25 00:04:36,046 --> 00:04:39,003 まだ 閣下と呼ばれると嬉しいんだ 26 00:04:39,004 --> 00:04:41,461 すぐに慣れる 27 00:04:41,462 --> 00:04:42,962 それほど長く生きれればな 28 00:04:44,462 --> 00:04:46,170 チン無しの男 29 00:04:46,171 --> 00:04:49,836 俺にチンコがなかったら 戦っていないだろう 30 00:04:49,837 --> 00:04:52,295 他に戦う理由がないだろ? 31 00:04:52,296 --> 00:04:54,170 金は? 32 00:04:54,171 --> 00:04:56,003 俺は生まれてこの方兵士らと生活してきた 33 00:04:56,004 --> 00:04:58,129 兵士が何に金を使うと思う? 34 00:04:59,670 --> 00:05:01,337 家族とか 35 00:05:01,338 --> 00:05:03,004 チンコがなければそれも無理だ 36 00:05:04,379 --> 00:05:07,171 何かしらチンコが関わるのか 37 00:05:09,254 --> 00:05:12,544 だが あんたの兄弟は チン無しの側を選んだ 38 00:05:12,545 --> 00:05:17,419 ああ 彼はいつだって虐げられる者の味方だ 39 00:05:55,629 --> 00:05:58,379 虐げられるのは俺達だぜ 40 00:06:00,338 --> 00:06:02,795 弓兵 立て 41 00:06:02,796 --> 00:06:05,754 あの壁を守れ 42 00:06:33,213 --> 00:06:36,795 - ここには何人住んでいる? - だいたい百万人くらいだ 43 00:06:36,796 --> 00:06:40,920 北部全体の住人より多い数があの中に詰まってる 44 00:06:40,921 --> 00:06:43,087 なぜそんな生活を望むんだ? 45 00:06:43,088 --> 00:06:45,544 市内には仕事が多い 46 00:06:45,545 --> 00:06:47,754 それに売春宿が上質だ 47 00:07:26,088 --> 00:07:28,128 なぜあの女がいない? 48 00:07:28,129 --> 00:07:30,295 恐れ入りますが判りません 49 00:07:30,296 --> 00:07:32,461 誰も見ていないのです 50 00:07:32,462 --> 00:07:34,128 残りのものは? 51 00:07:34,129 --> 00:07:36,378 全員ドラゴンピットへ向かっています 52 00:07:36,379 --> 00:07:37,670 私達の兄弟も含めて? 53 00:07:39,338 --> 00:07:40,462 ええ 陛下 54 00:07:44,796 --> 00:07:46,295 もし何かあったら 55 00:07:46,296 --> 00:07:48,337 銀色の髪の女を先に殺しなさい 56 00:07:48,338 --> 00:07:51,628 それから私達の兄弟  そして 北の王を僭称する落とし子よ 57 00:07:51,629 --> 00:07:54,670 残りのものは適当な順番で殺しなさい 58 00:07:56,088 --> 00:07:57,461 来なさい グレガー卿 59 00:07:57,462 --> 00:07:59,629 来賓にお会いする時間よ 60 00:08:08,379 --> 00:08:10,544 何のために建てられたんですか? 61 00:08:10,545 --> 00:08:14,378 ドラゴンには自分たちのものと そうでないものの違いがわからない 62 00:08:14,379 --> 00:08:18,045 土地 家畜 子供 63 00:08:18,046 --> 00:08:20,586 市街地周辺を自由に散策されると困る 64 00:08:20,587 --> 00:08:24,378 結局は悲しい冗談にすぎなかっただろうがね 65 00:08:24,379 --> 00:08:27,836 この会場全体が病弱で犬より小さな生き物のためだった 66 00:08:27,837 --> 00:08:31,337 しかし 当初 恐怖のバレリアンの住処だった頃 67 00:08:31,338 --> 00:08:34,712 世界で最も危険な場所だったに違いない 68 00:08:40,379 --> 00:08:43,046 今もそうかもしれない 69 00:08:51,504 --> 00:08:53,046 ようこそ 諸侯の皆様 70 00:08:56,129 --> 00:08:59,087 ご友人は先に参られた 71 00:08:59,088 --> 00:09:01,962 皆様を会場にご案内いたします 72 00:09:25,420 --> 00:09:28,419 不幸中の幸いだ 73 00:09:28,420 --> 00:09:31,087 二度と会えないと思っていました 74 00:09:31,088 --> 00:09:32,628 お互い敵側に付いたか 75 00:09:32,629 --> 00:09:35,379 - 仕方ないですよ - サーシーはそう思わない 76 00:09:36,670 --> 00:09:38,087 生きておられてよかった 77 00:09:38,088 --> 00:09:39,337 さあ 78 00:09:39,338 --> 00:09:40,796 そいつの魔法チンコは後でしゃぶれ 79 00:09:48,462 --> 00:09:49,837 中身は何だ? 80 00:09:51,171 --> 00:09:52,629 失せろ 81 00:10:02,296 --> 00:10:03,961 死んだかと思った 82 00:10:03,962 --> 00:10:06,128 まだだ 83 00:10:06,129 --> 00:10:08,462 きわどかった 84 00:10:09,796 --> 00:10:12,420 あの子を守ろうとしていた 85 00:10:13,837 --> 00:10:15,711 お互いな 86 00:10:15,712 --> 00:10:17,628 あの子は生きている 87 00:10:17,629 --> 00:10:18,796 アーヤ 88 00:10:21,129 --> 00:10:23,670 - どこだ? - ウィンターフェル 89 00:10:25,670 --> 00:10:28,669 あんたがここにいたら 誰があの子らを守る? 90 00:10:28,670 --> 00:10:32,504 護衛が必要な方のお方が 邪魔をするんだ 91 00:10:35,379 --> 00:10:37,046 俺のことじゃないな 92 00:10:40,171 --> 00:10:42,253 ここに集う― 93 00:10:42,254 --> 00:10:44,795 ブラックウォーターベイの英雄たちが 94 00:10:44,796 --> 00:10:46,378 再会の場所としては奇妙だ 95 00:10:46,379 --> 00:10:48,253 ええ 閣下 96 00:10:48,254 --> 00:10:51,337 俺は領主でもなんでもないよ ポドリック 97 00:10:51,338 --> 00:10:53,920 その称号は ブラックウォーターのブロン卿に相応しい 98 00:10:53,921 --> 00:10:58,295 新しい女王様が勝利した暁には きっとあんたの領土を取り返してくれるさ 99 00:10:58,296 --> 00:11:00,419 俺達の女王の事を考えていたのか? 100 00:11:00,420 --> 00:11:04,753 従う相手を考え直したほうが良いかもしれん 101 00:11:04,754 --> 00:11:06,795 よく覚えておけ 102 00:11:06,796 --> 00:11:10,212 俺は 奴等の支払う二倍の金額を支払う 103 00:11:10,213 --> 00:11:12,753 それは二重”何”というんでしたっけ? 104 00:11:12,754 --> 00:11:15,295 俺の事は心配するな 上手くやっている 105 00:11:15,296 --> 00:11:17,628 - 自分のケツは自分で拭く - そうかい? 106 00:11:17,629 --> 00:11:21,544 この会議の設定に手を貸すことは 自分のケツを拭くことではないよな? 107 00:11:21,545 --> 00:11:23,337 自分にとって危険な行為だ 108 00:11:23,338 --> 00:11:26,212 危険が及ぶのはあんただ 大きな違いだ 109 00:11:26,213 --> 00:11:29,711 サーシー女王が大金を支払うのは あんたの首にであって俺のにではない 110 00:11:29,712 --> 00:11:31,503 今や俺のおかげで 111 00:11:31,504 --> 00:11:34,711 二つの裏切り者の首が彼女の元へ運ばれようとしている 112 00:11:34,712 --> 00:11:40,045 あのお方はあんたらの賢げな話に飽きたら すぐに首を切り離してしまうだろう 113 00:11:40,046 --> 00:11:43,253 全てはブラックウォーターのブロン卿様のおかげよ 114 00:11:43,254 --> 00:11:46,545 それが自分のケツを拭くことでなけりゃ 何がそうなのかわからんな 115 00:11:48,254 --> 00:11:49,587 再開できて嬉しい 116 00:11:52,545 --> 00:11:54,046 ああ 俺もだ 117 00:12:02,921 --> 00:12:06,754 誰かが触ってみろ お前を最初に殺す 118 00:13:05,004 --> 00:13:06,419 さあ ポッド 119 00:13:06,420 --> 00:13:07,920 二人で飲みにでも行こう 120 00:13:07,921 --> 00:13:09,462 お話はお偉いさんにまかせて 121 00:13:38,670 --> 00:13:40,503 俺がこの糞の町を去ったのは― 122 00:13:40,504 --> 00:13:43,337 こんな所で死にたくないからだ 123 00:13:43,338 --> 00:13:45,629 俺はこの糞の町で死ぬのか? 124 00:13:46,712 --> 00:13:47,795 かもしれない 125 00:13:47,796 --> 00:13:51,212 そして 全てあんたの発案か 126 00:13:51,213 --> 00:13:54,544 ろくでもない考えの背後には 必ずラニスターの糞がいる 127 00:13:54,545 --> 00:13:57,711 そして 必ずクレゲインの糞が関わっている 128 00:14:57,504 --> 00:14:59,419 俺を覚えているか? 129 00:14:59,420 --> 00:15:01,337 覚えているな 130 00:15:01,338 --> 00:15:05,419 俺より醜くなっちまったな 131 00:15:05,420 --> 00:15:07,921 一体何をされたんだ? 132 00:15:09,213 --> 00:15:11,253 どうでもいい 133 00:15:11,254 --> 00:15:13,461 それで終わりじゃないぞ 兄弟 134 00:15:13,462 --> 00:15:16,711 誰が来るかわかっているな 135 00:15:16,712 --> 00:15:18,796 ずっとわかっている 136 00:15:33,338 --> 00:15:34,338 彼女はどこ? 137 00:15:35,754 --> 00:15:36,878 もうすぐ来る 138 00:15:36,879 --> 00:15:38,129 一緒に来なかったの? 139 00:15:40,004 --> 00:15:41,004 ああ 140 00:17:35,921 --> 00:17:37,920 ずっと待っていたのよ 141 00:17:37,921 --> 00:17:40,213 謝罪する 142 00:17:49,504 --> 00:17:51,170 我々は非常に稀な・・・ 143 00:17:51,171 --> 00:17:53,212 シオン! 144 00:17:53,213 --> 00:17:55,128 お前の姉さんは俺が貰った 145 00:17:55,129 --> 00:17:57,545 今ここで俺に屈服しなければ― 146 00:17:58,962 --> 00:18:00,338 やつを殺す! 147 00:18:06,088 --> 00:18:08,544 もっと大きな心配について語る場だと思ったが 148 00:18:08,545 --> 00:18:10,753 じゃあなぜあんたが喋っているんだ? 149 00:18:10,754 --> 00:18:12,962 あんたはここで一番小さな心配だ 150 00:18:14,587 --> 00:18:17,212 私達がドワーフジョークを交わした時の事を覚えているか? 151 00:18:17,213 --> 00:18:18,961 この人はのは面白くもない 152 00:18:18,962 --> 00:18:20,295 最後に説明してしまうんだな 153 00:18:20,296 --> 00:18:21,836 説明はいけない 台無しだ 154 00:18:21,837 --> 00:18:26,544 鉄諸島では あんたのような類は生かして置かないんだぜ? 155 00:18:26,545 --> 00:18:28,753 生まれたその場で殺すんだ 156 00:18:28,754 --> 00:18:30,795 両親を救うために 157 00:18:30,796 --> 00:18:33,461 座ったらどうだ 158 00:18:33,462 --> 00:18:34,920 なぜだ? 159 00:18:34,921 --> 00:18:37,129 座らないなら去りなさい 160 00:18:55,879 --> 00:19:03,879 直近の行動が物語るように 我々はお互いを敵視し合う仲だ 161 00:19:05,379 --> 00:19:07,669 どちら側も相手の手によって 苦難に晒された 162 00:19:07,670 --> 00:19:11,045 お互いの手によって 愛する人を亡くした 163 00:19:11,046 --> 00:19:15,586 我々の欲するところが同じなら この会合の必要性はなかった 164 00:19:15,587 --> 00:19:20,337 面と向かって会わずとも 我々には戦争を継続する能力がある 165 00:19:20,338 --> 00:19:24,878 その代わり 違いを乗り越えて 協調して残りの時を過ごしましょうと? 166 00:19:24,879 --> 00:19:26,295 それがあり得ない事は皆理解している 167 00:19:26,296 --> 00:19:27,670 ではなぜ集まった? 168 00:19:30,004 --> 00:19:33,046 協調して過ごすことについてではない 169 00:19:34,545 --> 00:19:36,337 これはただ生きることについてだ 170 00:19:36,338 --> 00:19:38,920 同じものが我々を目指して向かっている 171 00:19:38,921 --> 00:19:40,961 対話できない司令官 172 00:19:40,962 --> 00:19:44,711 戦場に1人の死体も残さない軍隊 173 00:19:44,712 --> 00:19:48,295 ティリオン閣下は この町に百万人が住んでいると教えてくれた 174 00:19:48,296 --> 00:19:51,711 彼等は百万の死者の軍団の兵士になろうとしている 175 00:19:51,712 --> 00:19:54,420 彼等にとっては 大きな進歩でしょうね 176 00:19:58,587 --> 00:20:00,004 真剣な話だ 177 00:20:01,462 --> 00:20:03,170 そうでなかったらわざわざ来ない 178 00:20:03,171 --> 00:20:05,003 全く真剣と思えない 179 00:20:05,004 --> 00:20:06,461 ふざけた冗談にしか見えない 180 00:20:06,462 --> 00:20:09,212 我が兄弟ジェイミーの言うことが 正しければ 181 00:20:09,213 --> 00:20:10,836 停戦を求めているそうね 182 00:20:10,837 --> 00:20:13,379 ああ それだけだ 183 00:20:15,088 --> 00:20:16,462 それだけ? 184 00:20:17,837 --> 00:20:21,128 あなた方が怪物狩りに出かけている間 自軍を退かせて待機せよと 185 00:20:21,129 --> 00:20:23,711 あるいは自分の軍隊をまとめている間か 186 00:20:23,712 --> 00:20:31,753 あなた方が四倍の兵力で戻ってくるまで どちらとも言えないのよ 187 00:20:31,754 --> 00:20:36,088 北部の脅威が解決されるまで 王都は安全だ 188 00:20:37,504 --> 00:20:38,795 約束する 189 00:20:38,796 --> 00:20:40,920 簒奪志望者の約束ね 190 00:20:40,921 --> 00:20:46,961 過去五十年を消す会話は存在しない 191 00:20:46,962 --> 00:20:49,171 見せたいものがある 192 00:23:04,670 --> 00:23:07,254 焼くことで破壊できる 193 00:23:16,837 --> 00:23:20,254 更に竜結晶で破壊できる 194 00:23:22,296 --> 00:23:24,087 この戦いに勝てなければ 195 00:23:24,088 --> 00:23:28,088 これがこの世のすべての人の運命になる 196 00:23:45,754 --> 00:23:47,961 重要な戦争は一つだけだ 197 00:23:47,962 --> 00:23:50,296 大戦だ 198 00:23:51,420 --> 00:23:52,796 そして 今がその時だ 199 00:23:57,004 --> 00:23:59,129 見るまで信じられなかった 200 00:24:01,420 --> 00:24:02,796 全部を見た 201 00:24:05,504 --> 00:24:06,711 どれくらいいる? 202 00:24:06,712 --> 00:24:08,129 少なくとも10万 203 00:24:24,879 --> 00:24:26,338 泳げるのか 204 00:24:27,504 --> 00:24:28,628 できない 205 00:24:28,629 --> 00:24:30,004 よかった 206 00:24:31,754 --> 00:24:34,503 鉄の艦隊を鉄諸島に戻す 207 00:24:34,504 --> 00:24:36,586 何を言っているの? 208 00:24:36,587 --> 00:24:38,503 俺は世界を旅してきた 209 00:24:38,504 --> 00:24:40,878 想像できないようものを見てきた 210 00:24:40,879 --> 00:24:42,338 しかし これは・・・ 211 00:24:44,712 --> 00:24:48,129 これだけは度肝を抜いた 212 00:24:55,462 --> 00:24:57,378 俺は島に帰る 213 00:24:57,379 --> 00:25:00,045 あんたも自分のところへ帰りな 214 00:25:00,046 --> 00:25:02,003 冬を乗り切ったら 215 00:25:02,004 --> 00:25:04,670 生き残ってるのは俺達だけさ 216 00:25:14,129 --> 00:25:16,171 恐れるのも当然 217 00:25:17,462 --> 00:25:19,128 そして臆病者だ 218 00:25:19,129 --> 00:25:21,378 それが来るなら 219 00:25:21,379 --> 00:25:23,295 統べる王国もない 220 00:25:23,296 --> 00:25:25,711 全ての苦痛が無意味となる 221 00:25:25,712 --> 00:25:28,504 失ったものが無意味となる 222 00:25:30,254 --> 00:25:32,046 王政は停戦に応じる 223 00:25:34,379 --> 00:25:38,420 死者が倒されるまでは それが真の敵だ 224 00:25:47,254 --> 00:25:50,254 対価として 北の王への停戦を延長する 225 00:25:52,462 --> 00:25:54,461 彼は継続して北部に残る 226 00:25:54,462 --> 00:25:56,378 彼はラニスターに対して攻撃しない 227 00:25:56,379 --> 00:25:58,795 彼はどちらの味方もしない 228 00:25:58,796 --> 00:26:01,087 北の王だけ? 229 00:26:01,088 --> 00:26:03,544 私は? 230 00:26:03,545 --> 00:26:06,170 あなたには頼まない 231 00:26:06,171 --> 00:26:07,753 あなたは決して同意しない 232 00:26:07,754 --> 00:26:10,254 同意したとしても 余計に信用できなくなるだけよ 233 00:26:11,587 --> 00:26:14,503 ネド・スタークの息子にだけ頼む 234 00:26:14,504 --> 00:26:18,046 ネド・スタークの息子なら 自分の言葉に忠実だ 235 00:26:32,296 --> 00:26:35,003 私は 自分の言葉に忠実だ 236 00:26:35,004 --> 00:26:36,754 あるいはそうしようと努力している 237 00:26:39,879 --> 00:26:42,462 それが要求に応じられない理由だ 238 00:26:43,796 --> 00:26:46,462 二人の女王には仕えられない 239 00:26:48,837 --> 00:26:54,004 そして 私は既に デネリス・ターガリエン女王に忠誠を誓った 240 00:27:05,129 --> 00:27:07,711 それなら話し合いの余地はない 241 00:27:07,712 --> 00:27:10,711 死者は最初に北部へ来る せいぜい楽しみなさい 242 00:27:10,712 --> 00:27:12,712 私達はあなたの亡骸の始末をする 243 00:27:21,171 --> 00:27:22,836 ジェイミー卿 244 00:27:22,837 --> 00:27:24,295 会えて嬉しいよ 245 00:27:24,296 --> 00:27:26,295 次は戦場での再会となろう 246 00:27:26,296 --> 00:27:27,878 二人共目撃した 247 00:27:27,879 --> 00:27:29,628 あのモノを 248 00:27:29,629 --> 00:27:32,419 ああ これ以上は見たくないね 249 00:27:32,420 --> 00:27:34,087 しかし 俺は女王の家臣だ 250 00:27:34,088 --> 00:27:36,003 それにあんたはサンサと あのマヌケな兄弟の家臣だ 251 00:27:36,004 --> 00:27:38,128 忠義なんて糞だ 252 00:27:38,129 --> 00:27:39,669 忠義が糞だ? 253 00:27:39,670 --> 00:27:43,212 一族や名誉や誓いなんてものを超えている 254 00:27:43,213 --> 00:27:44,712 女王を説得しろ 255 00:27:50,338 --> 00:27:51,712 何て言えばいい? 256 00:28:02,545 --> 00:28:04,213 あれはやらないで頂きたかった 257 00:28:08,379 --> 00:28:11,378 忠義には感謝する 258 00:28:11,379 --> 00:28:15,461 しかし ここに来るためにドラゴンが死んだ 259 00:28:15,462 --> 00:28:17,878 全てが無駄になったら 260 00:28:17,879 --> 00:28:20,045 彼の死も無駄になる 261 00:28:20,046 --> 00:28:21,544 わかっている! 262 00:28:21,545 --> 00:28:24,212 女王に対して跪いてくれたのは嬉しい 263 00:28:24,213 --> 00:28:26,920 相談を受けたら そうするように言う 264 00:28:26,921 --> 00:28:31,087 しかし たまには ウソを付くことを学んだらどうだ? 265 00:28:31,088 --> 00:28:32,088 少しだけでも? 266 00:28:33,629 --> 00:28:36,462 俺は 守れない誓いを行わない 267 00:28:37,837 --> 00:28:39,419 父の事をあげつらえばいい 268 00:28:39,420 --> 00:28:42,503 彼の性格が死を招いたと 269 00:28:42,504 --> 00:28:45,586 しかし十分な数の人が嘘の約束をすれば― 270 00:28:45,587 --> 00:28:48,753 言葉は意味を失う 271 00:28:48,754 --> 00:28:51,920 そして この世に真実はなくなり より優れた嘘が蔓延るようになる 272 00:28:51,921 --> 00:28:54,669 そして この戦いでは嘘は助けにならない 273 00:28:54,670 --> 00:28:56,753 それが確かに問題だ 274 00:28:56,754 --> 00:29:00,296 しかし目前の問題は 完全に手詰まったことだ 275 00:29:01,504 --> 00:29:04,921 現状を打破する知恵はないものか? 276 00:29:06,296 --> 00:29:07,753 一つだけ 277 00:29:07,754 --> 00:29:10,170 皆はここに残り― 278 00:29:10,171 --> 00:29:12,961 俺が一人でいって話をつける 279 00:29:12,962 --> 00:29:17,378 自分の手を殺害されるために ここに来たのではない 280 00:29:17,379 --> 00:29:19,170 私とてサーシーに殺されたくはない 281 00:29:19,171 --> 00:29:22,170 自室に篭り災難を避けることもできた 282 00:29:22,171 --> 00:29:24,212 私の判断だ 283 00:29:24,213 --> 00:29:26,711 - 俺が行くべきだ - あなたも殺す 284 00:29:26,712 --> 00:29:30,088 私が一人で行く 285 00:29:31,587 --> 00:29:33,087 さもなくば全員で帰る 286 00:29:33,088 --> 00:29:34,837 そして 振り出しに戻る 287 00:30:36,712 --> 00:30:41,045 - 話したのか? - 追い出されるまでは 288 00:30:41,046 --> 00:30:44,128 お前を信頼した俺を馬鹿だと思っている 289 00:30:44,129 --> 00:30:46,253 そう思ってる者は多い 290 00:30:46,254 --> 00:30:53,586 I'm about to step into a room 俺は 俺を二度も殺そうとした 人殺しの待つ部屋へ入ろうとしている 291 00:30:53,587 --> 00:30:55,213 誰が馬鹿者か? 292 00:30:58,629 --> 00:31:01,087 さようならを言うべきか 293 00:31:01,088 --> 00:31:02,670 馬鹿者同士 294 00:32:01,629 --> 00:32:03,503 驚くべきではないでしょうね 295 00:32:03,504 --> 00:32:05,295 彼女はあなたにお似合いよ 296 00:32:05,296 --> 00:32:07,836 立場をわきまえない外国の娼婦 297 00:32:07,837 --> 00:32:11,628 拉致も暴行も脅迫もできない外国の娼婦だ 298 00:32:11,629 --> 00:32:13,337 きっと辛いだろう 299 00:32:13,338 --> 00:32:15,795 彼女とそのペットの北部人を連れてきた 300 00:32:15,796 --> 00:32:17,711 - あなたがあの男に跪くように説得した - それは俺も知らなかった 301 00:32:17,712 --> 00:32:19,795 同じ目標に向かって協力するように説得した 302 00:32:19,796 --> 00:32:21,920 自分の生涯の目標のために・・・ 303 00:32:21,921 --> 00:32:25,003 - サーシー 俺は知らなかった - それは一族を破壊すること 304 00:32:25,004 --> 00:32:28,337 俺はむしろ一族を救おうとしているんだ 305 00:32:28,338 --> 00:32:30,878 デネリスは交渉も議論もしたくなかった 306 00:32:30,879 --> 00:32:32,337 彼女はお前に手紙を送りたくなかった 307 00:32:32,338 --> 00:32:34,295 彼女はお前に血と火を送りたかった 308 00:32:34,296 --> 00:32:36,419 俺が説き伏せるまでは 309 00:32:36,420 --> 00:32:38,212 俺は一族の破滅を望んでいない 310 00:32:38,213 --> 00:32:40,170 一度たりとも 311 00:32:40,171 --> 00:32:41,628 父上を殺した 312 00:32:41,629 --> 00:32:45,836 私の犯していない罪のために 死刑を宣告した後で ああ 殺した 313 00:32:45,837 --> 00:32:47,503 憎みたければ憎め 314 00:32:47,504 --> 00:32:49,836 彼がどんな人間で どんな事をしたとしても 315 00:32:49,837 --> 00:32:52,295 俺はその事で自分自身を嫌悪している 316 00:32:52,296 --> 00:32:54,045 あら お気の毒に 317 00:32:54,046 --> 00:32:55,753 お父さんは意地悪だったのね 318 00:32:55,754 --> 00:32:59,795 クロスボウを放ったとき 何をしたか自覚していたの? 319 00:32:59,796 --> 00:33:01,628 私達を丸裸にした 320 00:33:01,629 --> 00:33:03,212 ハゲタカの餌食にした 321 00:33:03,213 --> 00:33:06,753 そしてハゲタカが八つ裂きにしようとやってきた 322 00:33:06,754 --> 00:33:08,419 ジョフリーを殺さなかったかもしれないが 323 00:33:08,420 --> 00:33:10,337 マーセラとトメンを殺したはあなたよ 324 00:33:10,338 --> 00:33:12,378 父上がいたら誰も危害を加えなかった 325 00:33:12,379 --> 00:33:14,961 - 誰も考えようとも・・・ - それについて何よりも申し訳ないと思っている 326 00:33:14,962 --> 00:33:16,669 お前からは聞きたくない 327 00:33:16,670 --> 00:33:18,420 聞きたくない! 328 00:33:21,379 --> 00:33:23,711 わかった 329 00:33:23,712 --> 00:33:25,170 君の愛する家族を― 330 00:33:25,171 --> 00:33:28,253 俺が破壊した 331 00:33:28,254 --> 00:33:31,003 俺は常に脅威だ 332 00:33:31,004 --> 00:33:32,338 俺をここで殺せ 333 00:33:41,171 --> 00:33:43,378 俺がいなければ 母上も生きていた 334 00:33:43,379 --> 00:33:46,128 俺がいなければ 父上も 335 00:33:46,129 --> 00:33:47,461 俺がいなければ― 336 00:33:47,462 --> 00:33:49,544 二人の美しい子も生きていた 337 00:33:49,545 --> 00:33:53,379 数え切れないほど君を殺そうと目論んだ 338 00:33:55,088 --> 00:33:57,379 やれ! 命じろ! 339 00:35:06,171 --> 00:35:09,295 子供たちに関しては本当に申し訳ない事をした 340 00:35:09,296 --> 00:35:12,461 - 聴きたく・・・ - どうでもいい 愛していたんだ 341 00:35:12,462 --> 00:35:14,337 君にもわかっているだろ 342 00:35:14,338 --> 00:35:17,837 君に少しでも心があるならわかっているはずだ 343 00:35:19,962 --> 00:35:21,670 どうでもいい 344 00:35:23,629 --> 00:35:27,253 あなたの愛など無意味だ あなたの感情も無意味だ 345 00:35:27,254 --> 00:35:29,419 犯行の理由もどうでもいい 346 00:35:29,420 --> 00:35:32,295 私は損害にだけ関心がある 347 00:35:32,296 --> 00:35:33,670 損害は私達の将来よ 348 00:35:35,338 --> 00:35:37,461 未来がないのになぜ俺達はここにいる? 349 00:35:37,462 --> 00:35:39,461 なぜ俺が来ることを許可した? 350 00:35:39,462 --> 00:35:42,503 敵が私達の破壊に向けて協同するのを防ぐためよ 351 00:35:42,504 --> 00:35:44,253 ああ いや 違う それは真の望みではない 352 00:35:44,254 --> 00:35:46,796 何か別の望みがあったはずだ 353 00:35:47,837 --> 00:35:50,378 そっちは何を望んでいた? 354 00:35:50,379 --> 00:35:54,045 - ジョン・スノウを女王に従わせること? - いや こんな風には望まなかった 355 00:35:54,046 --> 00:35:56,419 しかし 最終的には全員従わせたい 356 00:35:56,420 --> 00:35:58,170 - ああ - なぜ? 357 00:35:58,171 --> 00:35:59,753 なぜなら― 358 00:35:59,754 --> 00:36:01,586 彼女が世界をより良い場所にするからだ 359 00:36:01,587 --> 00:36:03,504 彼女はキングズランディングを破壊しようとしたと言った 360 00:36:05,712 --> 00:36:07,628 彼女には分別がある 361 00:36:07,629 --> 00:36:09,170 彼女は私を助言者として選んだ―  362 00:36:09,171 --> 00:36:12,503 自身の最悪の衝動を監視させるために 363 00:36:12,504 --> 00:36:14,503 それが君との違いだ 364 00:36:14,504 --> 00:36:16,711 衝動の監視など興味がない 365 00:36:16,712 --> 00:36:19,337 世界を良くすることも興味がない 366 00:36:19,338 --> 00:36:21,128 どうにでもなれ 367 00:36:21,129 --> 00:36:23,586 あなた達が連れてきたアレは― 368 00:36:23,587 --> 00:36:27,045 アレが何なのか そして その意味も理解している 369 00:36:27,046 --> 00:36:29,253 そして アレが来る時 世界のことなど考えていない 370 00:36:29,254 --> 00:36:31,337 少しも 371 00:36:31,338 --> 00:36:32,920 あれが口を開けた瞬間 372 00:36:32,921 --> 00:36:34,295 世界は消え去る 373 00:36:34,296 --> 00:36:36,419 私の喉の奥へ 374 00:36:36,420 --> 00:36:40,337 私が考えるのは私にとって大事な人が 被害を受けないようにすることだけ 375 00:36:42,129 --> 00:36:45,753 ユーロン・グレイジョイは正しかった 376 00:36:45,754 --> 00:36:48,544 大事なものをもって船に乗る 377 00:36:48,545 --> 00:36:49,712 妊娠しているのか 378 00:37:22,171 --> 00:37:24,878 俺が一番気を揉んでいる 379 00:37:24,879 --> 00:37:26,296 わかってる 380 00:37:28,962 --> 00:37:31,461 あなたの行動には敬意を払う 381 00:37:31,462 --> 00:37:33,796 望ぞんだ方法ではなかったが尊重はする 382 00:37:44,462 --> 00:37:47,962 この場所は我が一族の終わりの始まりだった 383 00:37:54,171 --> 00:37:56,296 ドラゴンは奴隷ではない 384 00:37:59,129 --> 00:38:01,586 恐るべき存在 385 00:38:01,587 --> 00:38:03,296 驚異的な存在 386 00:38:04,712 --> 00:38:07,753 畏敬の対象だ 387 00:38:07,754 --> 00:38:10,004 なのにここへ閉じ込めた 388 00:38:11,296 --> 00:38:12,837 弱っていった 389 00:38:14,046 --> 00:38:16,337 小さくなった 390 00:38:16,338 --> 00:38:18,962 我々も小さくなった 391 00:38:20,296 --> 00:38:22,878 我々は彼等なしでは大した存在ではない 392 00:38:22,879 --> 00:38:24,712 他の人と変わらない 393 00:38:29,754 --> 00:38:31,670 あなたは特別だ 394 00:38:37,545 --> 00:38:40,004 一族は終わりじゃない 395 00:38:41,171 --> 00:38:42,795 あなたがまだいる 396 00:38:42,796 --> 00:38:45,337 私は子供を作れない 397 00:38:45,338 --> 00:38:46,920 誰が言ったんだ? 398 00:38:46,921 --> 00:38:49,878 夫を殺した魔女 399 00:38:49,879 --> 00:38:53,879 情報源としての信頼性を疑わなかったのか? 400 00:38:59,712 --> 00:39:01,836 あなたは最初から正しかった 401 00:39:01,837 --> 00:39:05,046 最初から信用していれば 全て違っていた 402 00:39:09,129 --> 00:39:10,545 じゃあ 今度はどうする? 403 00:39:14,462 --> 00:39:17,045 壁の北側で見た事は忘れられない 404 00:39:17,046 --> 00:39:22,254 そして 私が北へ進軍した瞬間 サーシーが国の半分を取り戻さないとは思えない 405 00:39:24,379 --> 00:39:26,879 どうやらティリオンの判断は正しかった 406 00:39:29,296 --> 00:39:30,379 完全に手詰まりだ 407 00:40:23,545 --> 00:40:25,629 我軍は下がれない 408 00:40:27,088 --> 00:40:29,171 王都に引き下がることもない 409 00:40:32,962 --> 00:40:36,462 私は 兵士を北へ進軍させ 戦いに参加させる 410 00:40:38,545 --> 00:40:40,462 暗闇は全ての者に訪れる 411 00:40:42,254 --> 00:40:45,212 共に立ち向かおう 412 00:40:45,213 --> 00:40:48,003 そして 大戦が終わった時 413 00:40:48,004 --> 00:40:54,796 私が何の約束も保証もなく 助力した事を忘れないで 414 00:40:58,171 --> 00:41:00,213 期待はしていない 415 00:41:02,629 --> 00:41:04,378 諸侯を招集せよ 416 00:41:04,379 --> 00:41:05,879 全員だ 417 00:41:18,879 --> 00:41:22,128 嵐の中では渡り烏も飛べない 418 00:41:22,129 --> 00:41:24,128 ジョンは早めに送ったのかもしれない 419 00:41:24,129 --> 00:41:29,920 いいえ これがいつものやり方よ 420 00:41:29,921 --> 00:41:32,544 私に意見を求めた事などなかった なぜ今? 421 00:41:32,545 --> 00:41:36,295 相談もなしに北部王国を放棄するなど 考えづらい 422 00:41:36,296 --> 00:41:38,711 彼の字でサインしてある 423 00:41:38,712 --> 00:41:41,878 デネリス・ターガリエンのために 戦うことを誓った 424 00:41:41,879 --> 00:41:43,961 跪いた 425 00:41:43,962 --> 00:41:46,544 噂によると 426 00:41:46,545 --> 00:41:50,544 竜の女王は美女らしい 427 00:41:50,545 --> 00:41:52,754 それが何だというの? 428 00:41:55,046 --> 00:41:57,795 ジョンは若く未婚だ 429 00:41:57,796 --> 00:42:00,003 デネリスも若く未婚 430 00:42:00,004 --> 00:42:02,961 結婚したがっているの? 431 00:42:02,962 --> 00:42:06,212 同盟も筋が通る 432 00:42:06,213 --> 00:42:08,420 一緒なら倒すのも難しい 433 00:42:10,046 --> 00:42:13,046 彼は北の王に任じられた 434 00:42:15,462 --> 00:42:16,879 取り消すことはできる 435 00:42:20,712 --> 00:42:23,378 私がそうしたくても アーヤは納得しない 436 00:42:23,379 --> 00:42:26,212 私なんかよりもジョンを愛している 437 00:42:26,213 --> 00:42:29,419 そして彼女は家族を裏切ったものを殺す 438 00:42:29,420 --> 00:42:31,420 あなたも家族だ 439 00:42:33,420 --> 00:42:36,003 アーヤは実の姉を殺すだろうか? 440 00:42:36,004 --> 00:42:38,337 今の彼女を知っている? 441 00:42:38,338 --> 00:42:41,711 顔無しの男を知っている? 442 00:42:41,712 --> 00:42:43,920 評判だけは 443 00:42:43,921 --> 00:42:47,087 死の神を崇拝している 444 00:42:47,088 --> 00:42:49,711 私は 神を信じる者を信用しない 445 00:42:49,712 --> 00:42:51,212 彼等は人殺しだ 446 00:42:51,213 --> 00:42:53,088 アーヤもその一員だった 447 00:42:57,962 --> 00:42:59,544 彼女の目的は何だと思う? 448 00:42:59,545 --> 00:43:02,128 彼女は兄弟だ 449 00:43:02,129 --> 00:43:04,254 私よりもよく知っているでしょう 450 00:43:07,796 --> 00:43:12,544 私はよく人の動機を理解しようとする時 451 00:43:12,545 --> 00:43:14,462 ちょっとしたゲームをする 452 00:43:16,962 --> 00:43:18,962 最悪を想定するんだ 453 00:43:21,962 --> 00:43:29,753 ある人が行おうとする事に対する 最悪の理由はなんだろう 454 00:43:29,754 --> 00:43:31,961 それから自分に問う 455 00:43:31,962 --> 00:43:38,088 その理由はちゃんと行動を説明できるか 456 00:43:39,921 --> 00:43:41,461 では 教えてくれ 457 00:43:41,462 --> 00:43:44,004 彼女が望む最悪の事態は何だ? 458 00:43:48,837 --> 00:43:51,836 私に死んで欲しいかもしれない― 459 00:43:51,837 --> 00:43:55,045 私が家族を失望させたから 460 00:43:55,046 --> 00:43:57,338 なぜ彼女はウィンターフェルへ来た? 461 00:44:00,545 --> 00:44:06,337 私が裏切って敵と結婚したから殺しに来た 462 00:44:06,338 --> 00:44:09,338 なぜ彼女はサーシーの書かせた手紙を掘り出した? 463 00:44:12,046 --> 00:44:16,128 私の裏切りを証明するため 464 00:44:16,129 --> 00:44:20,878 私の殺害を正当化するため 465 00:44:20,879 --> 00:44:24,544 君を殺したあと― 466 00:44:24,545 --> 00:44:27,213 彼女は何になる? 467 00:44:32,712 --> 00:44:34,420 ウィンターフェルの公女 468 00:44:49,462 --> 00:44:52,378 ドスラク人がキングスロードを駆ければ― 469 00:44:52,379 --> 00:44:55,045 半月以内でウィンターフェルに到着する 470 00:44:55,046 --> 00:44:56,544 アンサリードは? 471 00:44:56,545 --> 00:44:58,170 ホワイトハーバーへ一緒に着港する 472 00:44:58,171 --> 00:45:00,878 そこでドスラク人と合流 473 00:45:00,879 --> 00:45:03,836 一緒にウィンターフェルへ向かう 474 00:45:03,837 --> 00:45:07,087 陛下は飛んで行かれたほうがよろしいかと 475 00:45:07,088 --> 00:45:09,586 北部には敵が多い 476 00:45:09,587 --> 00:45:11,836 何千人もお父上と戦い亡くなった 477 00:45:11,837 --> 00:45:15,544 怒れる一人の男のクロスボウが命取りとなる 478 00:45:15,545 --> 00:45:17,753 キングスロードで銀髪は目立つ 479 00:45:17,754 --> 00:45:20,795 そして 一本の矢が男を英雄にする 480 00:45:20,796 --> 00:45:23,420 征服者を殺した男 481 00:45:24,962 --> 00:45:26,753 陛下の決断次第です 482 00:45:26,754 --> 00:45:29,961 しかし この戦いで同盟を築くなら 483 00:45:29,962 --> 00:45:34,045 北部人に自分たちが同盟だと見せる事が重要だ 484 00:45:34,046 --> 00:45:37,212 一緒にホワイトハーバーへ行けば― 485 00:45:37,213 --> 00:45:39,462 良いメッセージになると思う 486 00:45:45,921 --> 00:45:48,669 私は北部を征服しに来たのではない 487 00:45:48,670 --> 00:45:51,004 北部を救いに来た 488 00:45:56,629 --> 00:45:57,962 一緒に行こう 489 00:46:13,129 --> 00:46:14,129 ジョン 490 00:46:16,296 --> 00:46:17,629 話いいか? 491 00:46:20,962 --> 00:46:22,088 いいぞ 492 00:46:27,962 --> 00:46:30,544 お前がキングズランディングでやった事 493 00:46:30,545 --> 00:46:32,670 言ったこと・・・ 494 00:46:34,837 --> 00:46:38,253 デネリスに跪いたことについて― 495 00:46:38,254 --> 00:46:41,171 サーシーに嘘を付くこともできた 496 00:46:45,171 --> 00:46:47,629 敵に真実を教える事によって 全てを危険に晒した 497 00:46:49,545 --> 00:46:52,003 和平を結ぶために南へ下りた 498 00:46:52,004 --> 00:46:56,879 一緒に戦うなら正直に話し合うべきだと思ったんだ 499 00:46:58,420 --> 00:47:00,879 お前はいつも何が正しいのか知っていた 500 00:47:04,379 --> 00:47:07,669 俺達が若くて馬鹿だった時でさえも― 501 00:47:07,670 --> 00:47:09,170 いつも知っていた 502 00:47:09,171 --> 00:47:11,420 お前の選ぶ道はどれも― 503 00:47:12,879 --> 00:47:14,753 いつも正しかった 504 00:47:14,754 --> 00:47:15,878 それは違う 505 00:47:15,879 --> 00:47:18,128 他人からはそう見えるかもしれない 506 00:47:18,129 --> 00:47:21,545 でも 約束する それは違う 507 00:47:23,962 --> 00:47:26,544 俺は後悔する事を何度もした 508 00:47:26,545 --> 00:47:28,253 俺と比べたらしてないさ 509 00:47:28,254 --> 00:47:29,879 ああ 510 00:47:31,712 --> 00:47:33,504 お前と比べたらな 511 00:47:44,754 --> 00:47:47,379 俺はずっと正しい事をしたかった 512 00:47:50,046 --> 00:47:52,128 正しい人間になりたかった 513 00:47:52,129 --> 00:47:54,712 しかしその意味が理解できなかった 514 00:47:56,129 --> 00:47:58,462 俺にはいつも・・・ 515 00:48:02,545 --> 00:48:04,962 選べない選択肢しかなかったように思えた 516 00:48:07,420 --> 00:48:09,213 スタークか グレイジョイか 517 00:48:12,462 --> 00:48:17,087 俺達の父上はお前の父上よりも 本当の父のような存在だった 518 00:48:17,088 --> 00:48:19,920 - そうだった - お前は彼を裏切った 519 00:48:19,921 --> 00:48:21,795 彼の記憶を裏切った 520 00:48:21,796 --> 00:48:22,796 そうだ 521 00:48:27,796 --> 00:48:29,545 しかし彼を失ってはいない 522 00:48:33,420 --> 00:48:35,504 彼はお前の一部だ― 523 00:48:37,046 --> 00:48:38,795 彼が俺の一部であるように 524 00:48:38,796 --> 00:48:40,962 しかし俺のした事は・・・ 525 00:48:42,670 --> 00:48:45,420 俺はお前のした事の全てを許す立場にない 526 00:48:48,796 --> 00:48:52,003 しかし 俺の許せる事なら許す 527 00:48:52,004 --> 00:48:53,420 本当だ 528 00:48:59,796 --> 00:49:01,962 お前は選ぶ必要はない 529 00:49:03,296 --> 00:49:05,254 お前はグレイジョイだ 530 00:49:07,462 --> 00:49:08,796 そして スタークだ 531 00:49:22,504 --> 00:49:25,419 俺がラムジーの捕虜だった時 532 00:49:25,420 --> 00:49:29,461 ヤーラが助けに来た 533 00:49:29,462 --> 00:49:34,962 彼女は俺を助けようとした 唯一の存在だった 534 00:49:42,046 --> 00:49:44,212 彼女には俺が必要だ 535 00:49:44,213 --> 00:49:47,004 それならなぜ俺に話しかけている? 536 00:50:01,254 --> 00:50:02,711 積み込め 537 00:50:02,712 --> 00:50:04,337 積み込めよ 早く 538 00:50:04,338 --> 00:50:06,670 潮が満ち始めている 539 00:50:22,796 --> 00:50:25,379 俺達は全員ヤーラに従うことを決めた 540 00:50:27,837 --> 00:50:31,669 ヤーラのために鉄諸島を去った 541 00:50:31,670 --> 00:50:34,504 彼女なら決して一人も置き去りにしない 542 00:50:37,379 --> 00:50:39,087 俺達は置き去りにするわけじゃねえ 543 00:50:39,088 --> 00:50:40,544 あんたの姉さんは死んだ 544 00:50:40,545 --> 00:50:42,253 - 死んでいない - 死んだよ 545 00:50:42,254 --> 00:50:45,128 ユーロンがまだ首を掻っ切っていないとしても 死んだも同然だ 546 00:50:45,129 --> 00:50:50,253 - 彼女は女王だ - お前は自分の姉さんを見捨てて死なせた 547 00:50:50,254 --> 00:50:51,754 俺は見捨てた 548 00:50:54,129 --> 00:50:57,003 叔父から逃げ出した 549 00:50:57,004 --> 00:50:58,419 俺は臆病者だ 550 00:50:58,420 --> 00:51:01,669 それじゃあ なぜあんたに耳貸さないといけないんだ? 551 00:51:01,670 --> 00:51:05,295 死者は泳げないと言っていた 552 00:51:05,296 --> 00:51:06,878 俺達は東へ船を出す 553 00:51:06,879 --> 00:51:09,253 静かな島を見つけて 554 00:51:09,254 --> 00:51:12,253 男を全部殺して 嫁を寝取るのさ 555 00:51:12,254 --> 00:51:14,669 - 俺達はそれをやめたんだ - 誰が言った? 556 00:51:14,670 --> 00:51:17,587 ヤーラが言った 誓ったんだ 557 00:51:19,504 --> 00:51:22,669 彼女を探すぞ 558 00:51:22,670 --> 00:51:25,462 そして 解放するんだ 559 00:51:33,921 --> 00:51:37,003 逃げな 小さなシオン 560 00:51:37,004 --> 00:51:38,962 それがお前だ 561 00:51:42,004 --> 00:51:43,795 いい加減 黙れ 562 00:51:50,629 --> 00:51:53,504 おい! 563 00:51:55,545 --> 00:51:59,753 おう そうだ! 564 00:51:59,754 --> 00:52:02,504 それだよな 565 00:52:19,379 --> 00:52:21,179 下がれ さもないと殺す! 566 00:52:33,670 --> 00:52:37,171 殺すと言ったぞ! 567 00:53:50,088 --> 00:53:51,754 俺のためではない 568 00:53:55,046 --> 00:53:56,503 ヤーラのためだ! 569 00:53:56,504 --> 00:53:57,921 ヤーラ! 570 00:54:43,504 --> 00:54:45,962 妹を大広間に呼んで 571 00:55:31,420 --> 00:55:33,213 本当にあなたの望みなの? 572 00:55:36,046 --> 00:55:39,295 私の望む事ではない 名誉の望む事よ 573 00:55:39,296 --> 00:55:42,212 名誉は何を望むの? 574 00:55:42,213 --> 00:55:45,087 家族をそれを害そうとする者から守ること 575 00:55:45,088 --> 00:55:48,712 北部をそれを裏切る者から守ること 576 00:55:50,962 --> 00:55:52,670 わかったわ 577 00:55:54,088 --> 00:55:55,379 早くしなさい 578 00:55:58,213 --> 00:56:00,378 あなたは殺人の罪で告発されている 579 00:56:00,379 --> 00:56:03,212 あなたは反逆の罪で告発されている 580 00:56:03,213 --> 00:56:06,004 その告発にどう答えますか― 581 00:56:08,420 --> 00:56:10,254 ベイリッシュ公? 582 00:56:26,004 --> 00:56:27,545 あなたに質問をしました 583 00:56:32,254 --> 00:56:33,754 サンサ公女 失礼ですが・・・ 584 00:56:35,420 --> 00:56:37,212 困惑しています 585 00:56:37,213 --> 00:56:39,503 どちらの告発について言っているのですか? 586 00:56:39,504 --> 00:56:41,544 簡単な方から始めましょう 587 00:56:41,545 --> 00:56:44,128 あなたは我が叔母であるライザ・アリンを殺害した 588 00:56:44,129 --> 00:56:47,003 あなたは 月の扉から押して落とした 589 00:56:47,004 --> 00:56:48,879 否定しますか? 590 00:56:50,921 --> 00:56:52,419 あなたを守るためにやった 591 00:56:52,420 --> 00:56:54,461 ヴェイルの権力を握るためにやった 592 00:56:54,462 --> 00:56:57,753 その前には ジョン・アリン殺害を共謀した 593 00:56:57,754 --> 00:57:00,253 ライザにリズの涙という毒を渡した 594 00:57:00,254 --> 00:57:01,296 否定しますか? 595 00:57:03,629 --> 00:57:06,795 叔母上が何と言ったか知らないが― 596 00:57:06,796 --> 00:57:09,129 彼女は問題のある女性だった 597 00:57:10,462 --> 00:57:11,753 あらゆる所で敵を妄想していた 598 00:57:11,754 --> 00:57:16,628 あなたはにライザに毒を盛ったのは ラニスターだと伝えるように手紙を書かせた 599 00:57:16,629 --> 00:57:18,128 本当はあなただったにも関わらず 600 00:57:18,129 --> 00:57:21,836 スタークとラニスターの抗争を 始めたのは あなただった 601 00:57:21,837 --> 00:57:22,920 否定しますか? 602 00:57:22,921 --> 00:57:24,544 そのような手紙は知らない 603 00:57:24,545 --> 00:57:26,378 あなたはサーシー・ラニスター並びに 604 00:57:26,379 --> 00:57:30,087 ジョフリー・バラシオンと共謀して 我が父であるネド・スタークを裏切った 605 00:57:30,088 --> 00:57:32,628 あなたの裏切りのおかげで 彼は投獄され― 606 00:57:32,629 --> 00:57:36,087 偽の告発によって 後に処刑された 607 00:57:36,088 --> 00:57:38,920 - 否定しますか - 否定します! 608 00:57:38,921 --> 00:57:42,295 あなた方の誰もそこにいて見たわけではない 609 00:57:42,296 --> 00:57:44,253 誰にも真実はわからない! 610 00:57:44,254 --> 00:57:46,171 あなたは彼の首にナイフを突きつけた 611 00:57:51,379 --> 00:57:54,004 あなたは”私を信用するなと警告した”と言った 612 00:57:57,338 --> 00:58:02,004 あなたはこのナイフが ティリオン・ラニスターの物だと母上に言った 613 00:58:03,338 --> 00:58:05,212 しかし それも更なる嘘だった 614 00:58:05,213 --> 00:58:07,046 それはあなたのものだった 615 00:58:12,171 --> 00:58:15,087 サンサ公女 あなたのことは 小さいときから知っています 616 00:58:15,088 --> 00:58:17,753 - あなたを守ってきた - 守ってきた? 617 00:58:17,754 --> 00:58:19,879 私をボルトンへ売っておいて? 618 00:58:21,213 --> 00:58:23,544 二人だけでお話ができれば― 619 00:58:23,545 --> 00:58:25,088 全て説明できます 620 00:58:27,296 --> 00:58:30,419 時に人の動機を理解しようとする時― 621 00:58:30,420 --> 00:58:33,003 私はちょっとしたゲームをやる 622 00:58:33,004 --> 00:58:34,670 最悪を想定する 623 00:58:36,046 --> 00:58:39,879 私を妹に背反させる最悪の理由は何? 624 00:58:41,712 --> 00:58:43,795 それがあなたのしていたことでしょ? 625 00:58:43,796 --> 00:58:45,628 あなたのしてきたことでしょ? 626 00:58:45,629 --> 00:58:47,461 家と家を争わせる 627 00:58:47,462 --> 00:58:49,378 姉と妹を争わせる 628 00:58:49,379 --> 00:58:51,586 あなたが母上とライザ叔母さんにしたことよ 629 00:58:51,587 --> 00:58:53,795 そして 私たちにしようとしたこと 630 00:58:53,796 --> 00:58:55,128 サンサ 頼む 631 00:58:55,129 --> 00:58:58,961 私は物覚えが悪い 632 00:58:58,962 --> 00:59:00,419 しかし 学んだ 633 00:59:00,420 --> 00:59:02,669 弁護する機会をくれ 634 00:59:02,670 --> 00:59:03,962 その権利がある 635 00:59:09,796 --> 00:59:11,378 私はヴェイルの護国卿だ 636 00:59:11,379 --> 00:59:13,753 そなたに私を無事にイーリーへ送り届けることを命ずる 637 00:59:13,754 --> 00:59:15,046 無理かと 638 00:59:18,338 --> 00:59:21,046 サンサ お願いだ! 639 00:59:22,545 --> 00:59:24,586 小さいときからお母上を愛していた 640 00:59:24,587 --> 00:59:26,379 なのに あなたは裏切った 641 00:59:28,420 --> 00:59:31,586 君を愛している 642 00:59:31,587 --> 00:59:33,213 誰よりも 643 00:59:34,338 --> 00:59:36,129 なのに 私を裏切った 644 00:59:38,754 --> 00:59:40,503 私をウィンターフェルに連れてきた時― 645 00:59:40,504 --> 00:59:45,254 あなたは 自分たちで作らない限り この世界に正義はないと言った 646 00:59:47,254 --> 00:59:51,669 沢山の教訓をありがとう ベイリッシュ公 647 00:59:51,670 --> 00:59:53,962 決して忘れません 648 00:59:57,670 --> 00:59:58,670 サンサ! 649 01:00:05,670 --> 01:00:06,796 私は・・・ 650 01:00:29,879 --> 01:00:31,337 キングズランディングの兵士たちは― 651 01:00:31,338 --> 01:00:33,003 三日後に出発する 652 01:00:33,004 --> 01:00:35,711 兵糧を積み込むだけで半月はかかる 653 01:00:35,712 --> 01:00:37,253 半月も時間はない 654 01:00:37,254 --> 01:00:39,253 北部が陥落すれば俺達も落ちる 3日だ 655 01:00:39,254 --> 01:00:40,795 ウェスターランドの残存兵力は― 656 01:00:40,796 --> 01:00:42,503 川沿いの道を東に進む 657 01:00:42,504 --> 01:00:44,045 我々とハロウェイ公の町で落ち合う 658 01:00:44,046 --> 01:00:46,045 そしてウィンターフェルへ一緒に進軍する 659 01:00:46,046 --> 01:00:47,213 ジェイミー卿 660 01:00:48,338 --> 01:00:49,711 陛下 661 01:00:49,712 --> 01:00:52,171 皆さん 二人だけになりたい  662 01:00:53,796 --> 01:00:55,629 陛下 663 01:00:58,837 --> 01:01:02,669 - 何をしている - 北部派兵の準備だ 664 01:01:02,670 --> 01:01:05,253 北部派兵? 665 01:01:05,254 --> 01:01:08,544 やはりあなたが一番馬鹿なラニスターね 666 01:01:08,545 --> 01:01:11,212 スタークとターガリエンが結ばれ 私達に敵対している 667 01:01:11,213 --> 01:01:13,337 なのに一緒に戦いたい? 668 01:01:13,338 --> 01:01:15,295 裏切り者なのか 馬鹿なのか 669 01:01:15,296 --> 01:01:17,253 お前は共通の敵と戦うと誓った 670 01:01:17,254 --> 01:01:18,711 必要なことを言ったまでよ― 671 01:01:18,712 --> 01:01:20,419 生き残るために 672 01:01:20,420 --> 01:01:23,170 父上を殺した男を信用しろと言うの? 673 01:01:23,171 --> 01:01:26,753 自軍の兵士に外国のクズと一緒に戦えというの― 674 01:01:26,754 --> 01:01:28,253 竜の女王のために? 675 01:01:28,254 --> 01:01:30,170 自分の目で見ただろう 676 01:01:30,171 --> 01:01:32,544 死者が俺達を殺そうとした 677 01:01:32,545 --> 01:01:34,378 燃えるのを見た 678 01:01:34,379 --> 01:01:36,212 もしドラゴンに止められないとすれば― 679 01:01:36,213 --> 01:01:39,253 ドスラクやアンサリード 北部人に止められないとすれば― 680 01:01:39,254 --> 01:01:41,253 俺達の軍に何ができる? 681 01:01:41,254 --> 01:01:43,253 これはお家騒動の話じゃない 682 01:01:43,254 --> 01:01:45,378 生ける者と死せる者の戦いだ 683 01:01:45,379 --> 01:01:47,419 俺は生ける者の側に付く 684 01:01:47,420 --> 01:01:50,628 北部はスタークと竜の女王に守らせておきなさい 685 01:01:50,629 --> 01:01:52,836 私達はいつもと同様ここで構える 686 01:01:52,837 --> 01:01:55,379 俺は約束をした 687 01:01:57,545 --> 01:02:00,961 私達の子供がウェストロスを支配する 688 01:02:00,962 --> 01:02:05,836 死者が南へ降りてきたら 子供は生まれない 689 01:02:05,837 --> 01:02:07,419 怪物は本物だ 690 01:02:07,420 --> 01:02:09,544 ホワイトウォーカーズ 691 01:02:09,545 --> 01:02:11,795 ドラゴン ドスラクの絶叫騎兵 692 01:02:11,796 --> 01:02:15,795 子供の時に聞かされた怖いおとぎ話が全て現実だった 693 01:02:15,796 --> 01:02:17,503 どうにでもなれ 694 01:02:17,504 --> 01:02:19,628 怪物同士殺し合えばいい 695 01:02:19,629 --> 01:02:21,878 彼等が北部で戦っている間― 696 01:02:21,879 --> 01:02:24,295 領土を取り戻す 697 01:02:24,296 --> 01:02:27,087 - それからどうするんだ? - それから支配する 698 01:02:27,088 --> 01:02:30,003 北部での戦いが終われば どちらかが勝つ 699 01:02:30,004 --> 01:02:32,170 それはわかっているんだよな? 700 01:02:32,171 --> 01:02:35,669 死者が勝てば 南へ来て皆殺しだ 701 01:02:35,670 --> 01:02:38,753 生者が勝てば 俺達は裏切り者だ 702 01:02:38,754 --> 01:02:40,711 南へ降りてきて皆殺しだ 703 01:02:40,712 --> 01:02:43,711 ターガリエンもスタークもどうせ 私達を殺すつもりよ 704 01:02:43,712 --> 01:02:45,128 大半は北部で死ぬ 705 01:02:45,129 --> 01:02:46,711 俺は戦場で奴等と戦った 706 01:02:46,712 --> 01:02:49,253 奴等は倒せない ドラゴンは倒せない 707 01:02:49,254 --> 01:02:50,795 会場には何匹のドラゴンがいた? 708 01:02:50,796 --> 01:02:52,795 - 二匹だ - 三匹目はどうしたの? 709 01:02:52,796 --> 01:02:55,295 どうせ艦隊を護衛したいたんだろう 710 01:02:55,296 --> 01:02:58,628 あいつは ドラゴンと ドスラキとアンサリードを伴っていた 711 01:02:58,629 --> 01:03:01,419 全兵力を誇示しにきた 712 01:03:01,420 --> 01:03:04,461 いいえ 何かドラゴンにあったのよ 713 01:03:04,462 --> 01:03:07,003 ドスラクには勝てない  我々には兵力がない 714 01:03:07,004 --> 01:03:08,836 他の家の支援もない 715 01:03:08,837 --> 01:03:11,504 私たちにはもっと良いものがある 鉄の銀行よ 716 01:03:13,504 --> 01:03:17,461 お金の重要さに関する父上の話を 聞いておくべきだったわね 717 01:03:17,462 --> 01:03:19,628 あなたに 退屈だったわね 718 01:03:19,629 --> 01:03:23,253 あなたは 狩りと乗馬と戦いにしか 興味がなかった 719 01:03:23,254 --> 01:03:25,836 でも私は聞いて 学んだ 720 01:03:25,837 --> 01:03:29,836 ハイガーデンの富で エッソスの地で最も強大な軍隊を買える 721 01:03:29,837 --> 01:03:31,628 ゴールデンカンパニーよ 722 01:03:31,629 --> 01:03:35,337 二万人の兵士 馬 象だったかしら 723 01:03:35,338 --> 01:03:37,003 ゴールデンカンパニーはここにいない 724 01:03:37,004 --> 01:03:38,378 エッソスにいるんだ 725 01:03:38,379 --> 01:03:42,337 エッソスの傭兵団がどうやって助けに来る? 726 01:03:42,338 --> 01:03:44,836 ユーロン・グレイジョイが 本当に尻尾巻いて逃げ― 727 01:03:44,837 --> 01:03:46,462 鉄諸島へ帰ったと思っているの? 728 01:03:47,587 --> 01:03:52,212 女王と結婚する機会を放棄すると思うの? 729 01:03:52,213 --> 01:03:54,545 誰も私から逃げることはない 730 01:03:56,379 --> 01:03:58,045 彼は艦隊を率いてエッソスへ向かった 731 01:03:58,046 --> 01:04:00,128 彼はゴールデンカンパニーを載せて 戻ってくる 732 01:04:00,129 --> 01:04:01,670 ウェストロスの戦争を制するためにね 733 01:04:04,213 --> 01:04:07,378 俺に相談もせずユーロン・グレイジョイと共謀した 734 01:04:07,379 --> 01:04:09,212 俺は軍の司令官だぞ 735 01:04:09,213 --> 01:04:11,836 あなたはティリオンと共謀した 736 01:04:11,837 --> 01:04:13,212 父上を殺した男と― 737 01:04:13,213 --> 01:04:14,544 私に相談もせず 738 01:04:14,545 --> 01:04:16,003 共謀したわけではない 739 01:04:16,004 --> 01:04:17,878 私の同意を得ず密会した 740 01:04:17,879 --> 01:04:19,878 敵を利する行為を画策した 741 01:04:19,879 --> 01:04:22,170 それはまさに共謀の定義 742 01:04:22,171 --> 01:04:24,544 俺は北部へ行くと誓った 743 01:04:24,545 --> 01:04:26,378 誓いは守る 744 01:04:26,379 --> 01:04:28,586 - それは反逆よ - 反逆? 745 01:04:28,587 --> 01:04:30,836 女王の命令に背きと 敵と一緒に戦う 746 01:04:30,837 --> 01:04:32,171 他に何と言えばいい? 747 01:04:34,171 --> 01:04:36,046 何と言おうが関係ない 748 01:04:43,004 --> 01:04:45,754 誰も私から逃げないと言った 749 01:04:48,088 --> 01:04:50,629 俺を殺せと命じるのか? 750 01:04:52,754 --> 01:04:54,711 お前にはもう俺しかいない 751 01:04:54,712 --> 01:04:57,170 子供たちも死に 父上も死んだ 752 01:04:57,171 --> 01:04:58,920 俺とお前しかいないんだ 753 01:04:58,921 --> 01:05:00,921 もう一人生まれようとしている 754 01:05:03,921 --> 01:05:05,921 それでは 命じろ 755 01:05:25,296 --> 01:05:27,004 お前を信じない 756 01:07:14,921 --> 01:07:17,420 入って 757 01:07:21,420 --> 01:07:22,878 サムウェル・ターリー 758 01:07:22,879 --> 01:07:25,087 覚えているとは思わなかった 759 01:07:25,088 --> 01:07:26,921 全て思い出せる 760 01:07:35,088 --> 01:07:37,253 壁の向こうへ行くのを手伝ってくれた 761 01:07:37,254 --> 01:07:39,795 - あなたはいい人だ - どうもありがとう 762 01:07:39,796 --> 01:07:42,420 でもそうとは言い切れない 763 01:07:46,587 --> 01:07:48,754 壁の向こうでは何があったの? 764 01:07:50,171 --> 01:07:51,754 三つ目の烏になった 765 01:07:53,379 --> 01:07:54,462 ああ 766 01:07:57,754 --> 01:08:00,128 どういう意味かわからない 767 01:08:00,129 --> 01:08:02,878 過去に起きた出来事を見られるんだ 768 01:08:02,879 --> 01:08:08,462 今現在 世界で起きていることも見られる 769 01:08:09,879 --> 01:08:12,296 なぜウィンターフェルに来たんだい? 770 01:08:13,587 --> 01:08:14,962 うむ・・・ 771 01:08:17,171 --> 01:08:19,337 ジョンが死者との戦いを統率している 772 01:08:19,338 --> 01:08:21,419 それは知っている 773 01:08:21,420 --> 01:08:23,378 しかし 独りではできない 774 01:08:23,379 --> 01:08:26,253 だから助けに来たんだ 775 01:08:26,254 --> 01:08:29,128 彼はウィンターフェルに向かっている― 776 01:08:29,129 --> 01:08:30,754 デネリス・ターガリエンと 777 01:08:31,921 --> 01:08:34,961 それは・・・ 778 01:08:34,962 --> 01:08:36,629 見えたの? 779 01:08:39,629 --> 01:08:40,837 ああ 780 01:08:43,629 --> 01:08:45,837 彼は真実を知る必要がある 781 01:08:47,088 --> 01:08:48,378 何の真実? 782 01:08:48,379 --> 01:08:50,170 自分自身の 783 01:08:50,171 --> 01:08:53,711 僕以外の誰も知らない 784 01:08:53,712 --> 01:08:56,669 ジョンは父上の実の子供ではない 785 01:08:56,670 --> 01:09:00,836 彼はレイガー・ターガリエンと 叔母のリアンナ・スタークの息子だ 786 01:09:00,837 --> 01:09:04,669 ドーンのとある塔で生まれた 787 01:09:04,670 --> 01:09:07,128 彼の名前はスノウではない 788 01:09:07,129 --> 01:09:08,129 サンドなんだ 789 01:09:10,504 --> 01:09:11,504 違うよ 790 01:09:13,088 --> 01:09:15,503 ドーンの落とし子はサンドと名付けられる 791 01:09:15,504 --> 01:09:19,128 城塞都市で僕は大司祭の日記を書き写していた 792 01:09:19,129 --> 01:09:21,879 彼はレイガーとエリアの婚姻を取り消した 793 01:09:23,670 --> 01:09:26,587 秘密裏にレイガーとリアンナの婚儀をとり行った 794 01:09:27,879 --> 01:09:29,337 本当なのかい? 795 01:09:29,338 --> 01:09:32,045 大司祭の私的な日記に書かれていた 796 01:09:32,046 --> 01:09:33,879 嘘をつく理由は思い当たらない 797 01:09:35,712 --> 01:09:38,254 見ることは出来ないのか? 798 01:09:39,712 --> 01:09:43,544 父神 鍛神 戦神 799 01:09:43,545 --> 01:09:48,419 母神 女神 婆神 不知神 800 01:09:48,420 --> 01:09:52,212 - 私は彼女のものにして彼女は私のもの - 私は彼のものにして彼は私のもの 801 01:09:52,213 --> 01:09:56,544 この日から終わりの日まで 802 01:09:56,545 --> 01:09:59,670 ロバートの反乱は嘘の上に築かれていた 803 01:10:01,796 --> 01:10:04,921 レイガーは叔母上を誘拐して強姦したのではない 804 01:10:14,504 --> 01:10:16,046 彼は彼女を愛していた 805 01:10:23,796 --> 01:10:25,420 そして 彼女は彼を愛していた 806 01:10:51,837 --> 01:10:54,796 そして ジョン 807 01:10:56,837 --> 01:10:58,629 彼の本当の名前は・・・ 808 01:11:00,629 --> 01:11:04,961 この子はエイゴン・ターガリエン 809 01:11:04,962 --> 01:11:07,171 この子を守って 810 01:11:08,670 --> 01:11:10,587 約束して ネド 811 01:11:33,379 --> 01:11:35,670 彼は落とし子ではなかった 812 01:11:39,587 --> 01:11:42,296 彼は鉄の玉座の継承者だ 813 01:11:57,129 --> 01:11:58,837 彼は知る必要がある 814 01:12:02,046 --> 01:12:03,837 教える必要がある 815 01:12:14,171 --> 01:12:16,878 大丈夫か? 816 01:12:16,879 --> 01:12:18,795 ただ奇妙ね 817 01:12:18,796 --> 01:12:22,754 彼なりの酷い方法で 私を愛していたのだと思う 818 01:12:26,712 --> 01:12:28,253 正しいことをした 819 01:12:28,254 --> 01:12:30,795 本当に 820 01:12:30,796 --> 01:12:32,628 私はただの処刑人 821 01:12:32,629 --> 01:12:34,379 あなたが死刑を宣告した 822 01:12:36,545 --> 01:12:39,378 あなたはウィンターフェルの公女 823 01:12:39,379 --> 01:12:40,754 それが気に入らない? 824 01:12:43,338 --> 01:12:46,213 私はそんなに良い公女になれない 825 01:12:47,670 --> 01:12:49,171 だから他のものにならなければならなかった 826 01:12:51,379 --> 01:12:54,128 私ならあなたの生き残ってきたことを 生き残れなかった 827 01:12:54,129 --> 01:12:56,461 あなたならできる 828 01:12:56,462 --> 01:12:58,462 あなたは 私の知る中で一番強い人よ 829 01:13:02,545 --> 01:13:05,088 私にかけてくれた一番やさしい言葉ね 830 01:13:06,670 --> 01:13:10,461 あまり調子に乗らないでね 831 01:13:10,462 --> 01:13:12,712 あなたはまだうざい変人なのだから 832 01:13:19,213 --> 01:13:21,213 "冬では自分自身を守り― 833 01:13:22,754 --> 01:13:24,796 助け合え" 834 01:13:26,921 --> 01:13:28,629 父上 835 01:13:31,754 --> 01:13:35,920 "雪が降り白い風吹くと 836 01:13:35,921 --> 01:13:37,878 一匹狼は死ぬ 837 01:13:37,879 --> 01:13:40,338 しかし 群れは生き残る" 838 01:13:47,338 --> 01:13:48,629 懐かしい 839 01:13:51,962 --> 01:13:53,462 私も 840 01:15:15,088 --> 01:15:17,212 すごい高さだ 841 01:15:17,213 --> 01:15:21,046 カラスどもはすぐに慣れると言うんだ 842 01:15:29,796 --> 01:15:32,836 動きがあるぞ 843 01:15:32,837 --> 01:15:35,545 森との境界だ 844 01:15:36,670 --> 01:15:38,378 何だ? 845 01:17:09,545 --> 01:17:10,670 来い 846 01:17:11,879 --> 01:17:14,504 走れ! 847 01:17:14,528 --> 01:17:26,528 Fixed & Synced by bozxphd. 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