1 00:00:01,775 --> 00:00:04,107 幸せを祈るわ 2 00:00:07,066 --> 00:00:09,733 マーセラ 3 00:00:10,650 --> 00:00:11,900 マーセラ? 4 00:00:24,982 --> 00:00:26,107 くっ 殺せ! 5 00:00:35,024 --> 00:00:37,065 ジョラー卿の治療方法を見つけました 6 00:00:37,066 --> 00:00:38,775 叫ばないで下さい 7 00:00:42,441 --> 00:00:44,274 こちらはブランドン・スターク 8 00:00:44,941 --> 00:00:46,274 ネド・スタークの子息 9 00:00:46,608 --> 00:00:48,107 中に入れろ 10 00:00:49,316 --> 00:00:50,774 何十年にも渡りラニスター家は― 11 00:00:50,775 --> 00:00:52,483 事実上の支配者だった 12 00:00:52,775 --> 00:00:55,523 その力の源泉はキャストリー・ロックに在る 13 00:00:55,524 --> 00:00:57,940 グレイワームの指揮するアンサリードが ロックへ向かう 14 00:00:57,941 --> 00:00:58,982 そして奪取する 15 00:00:59,274 --> 00:01:00,483 ジョン・スノウを召喚して下さい 16 00:01:00,775 --> 00:01:02,274 貴重な同盟となりましょう 17 00:01:02,858 --> 00:01:06,024 彼から話を聞けば 彼に起こった事を話してくれます 19 00:01:06,441 --> 00:01:09,274 ドラゴンストーンの地中には 山ほどの竜結晶がある 20 00:01:09,608 --> 00:01:13,107 我々単独では死者の軍団に敵わない 21 00:01:13,316 --> 00:01:14,316 仲間が必要だ 22 00:01:14,982 --> 00:01:18,148 民と故郷を放棄するの? 23 00:01:18,149 --> 00:01:20,816 俺が帰還するまで 北部はお前のものだ 24 00:03:55,274 --> 00:03:57,149 ウィンターフェルの落とし子 25 00:03:58,358 --> 00:04:00,566 キャストリーロックのドワーフ 26 00:04:05,816 --> 00:04:07,940 最後に会った場所は壁の頂上だった 27 00:04:07,941 --> 00:04:11,857 記憶が正しければ 縁から小便をしていた 28 00:04:11,858 --> 00:04:14,315 途中で傷を負ったようだ 29 00:04:14,316 --> 00:04:18,816 長い道のりだったが二人共ここにいる 30 00:04:20,816 --> 00:04:22,315 私はティリオン・ラニスター 31 00:04:22,316 --> 00:04:26,148 - ダヴォス・シーワース - ああ、玉葱騎士か 32 00:04:26,149 --> 00:04:29,231 ブラックウォーター湾で 対決した 33 00:04:29,232 --> 00:04:31,815 運は私に味方しなかった 34 00:04:31,816 --> 00:04:34,858 ミッサンデイは女王の最も信頼する部下だ 35 00:04:36,524 --> 00:04:38,231 ドラゴンストーンへようこそ 36 00:04:38,232 --> 00:04:40,065 女王は長旅だと存じており 37 00:04:40,066 --> 00:04:43,440 ここまで来たことに感謝しています 38 00:04:43,441 --> 00:04:46,191 よければ武器を預けて下さい 39 00:04:51,816 --> 00:04:53,191 もちろん 40 00:05:17,816 --> 00:05:19,358 こちらです 41 00:05:24,066 --> 00:05:25,690 どこのお生まれで? 42 00:05:25,691 --> 00:05:27,981 聞きなれない訛りだ 43 00:05:27,982 --> 00:05:29,815 ナースの島で生まれました 44 00:05:29,816 --> 00:05:32,899 美しい南の島だと聞いている 45 00:05:32,900 --> 00:05:34,981 ヤシの木とチョウチョだ 46 00:05:34,982 --> 00:05:36,399 訪れたことはないが 47 00:05:40,566 --> 00:05:42,358 この場所は変わった 48 00:05:48,733 --> 00:05:51,857 サンサは元気だと聞いているが 49 00:05:51,858 --> 00:05:54,358 - ええ - 私の事を懐かしんでいるか? 50 00:05:57,524 --> 00:05:59,940 偽装結婚で 実態はない 51 00:05:59,941 --> 00:06:03,106 - 聞いていない - そうでもあったしそうでもなかった 52 00:06:03,107 --> 00:06:05,023 いずれにしろ 53 00:06:05,024 --> 00:06:07,857 彼女は自分で言うより賢い 54 00:06:07,858 --> 00:06:10,231 自分で言い始めてるよ 55 00:06:10,232 --> 00:06:11,149 それはいい 56 00:06:11,150 --> 00:06:13,190 いずれ― 57 00:06:13,191 --> 00:06:17,148 ナイツウォッチの見習いが 北の王になった経緯を聴きたいね 58 00:06:17,149 --> 00:06:21,732 ラニスターがデネリス・ターガリエンの手となった いきさつを教えてくれるならな 60 00:06:21,733 --> 00:06:23,857 長い物語だ 61 00:06:23,858 --> 00:06:26,608 正直 大半の時間は酔っ払っていただけだ 62 00:06:29,232 --> 00:06:31,774 私の旗本らはここに来ること自体 愚かだと思っている 63 00:06:31,775 --> 00:06:33,190 そう思うだろう 64 00:06:33,191 --> 00:06:35,900 俺があなたの”手”なら反対する 65 00:06:38,524 --> 00:06:40,440 一般的に言えば― 66 00:06:40,441 --> 00:06:43,565 スタークの男は 南へ旅立つ時 別れの言葉をかわさない 67 00:06:43,566 --> 00:06:45,315 そうだ 68 00:06:45,316 --> 00:06:47,440 だが 俺はスタークではない 69 00:07:01,691 --> 00:07:02,941 慣れるよと言いたいが― 70 00:07:05,691 --> 00:07:07,149 慣れることはない 71 00:07:10,691 --> 00:07:13,941 彼等の母親が待っている 72 00:07:26,316 --> 00:07:29,899 なぜ客人と会いたがらない? 73 00:07:29,900 --> 00:07:32,899 あなたが北の王を呼べと頼んだ 74 00:07:32,900 --> 00:07:35,357 再会したくはないのか? 75 00:07:35,358 --> 00:07:37,981 私の役割は終えた 76 00:07:37,982 --> 00:07:40,398 氷と火を会わせた 77 00:07:40,399 --> 00:07:42,690 奇妙だ 78 00:07:42,691 --> 00:07:45,190 ジョン・スノウのことを 褒めそやしながら― 79 00:07:45,191 --> 00:07:48,857 彼が来ると崖の上に隠れている 80 00:07:48,858 --> 00:07:51,231 まさか恥ずかしがり屋ではないでしょう 81 00:07:51,232 --> 00:07:55,440 王の耳に囁くときは終わった 82 00:07:55,441 --> 00:07:57,857 それはどうでしょうね 83 00:07:57,858 --> 00:08:00,482 我々平民が一度権力に味をしめれば― 84 00:08:00,483 --> 00:08:03,315 人肉を味わった獅子のようなものだ 85 00:08:03,316 --> 00:08:06,565 他のものは美味しく感じない 86 00:08:06,566 --> 00:08:09,816 我々のいずれも最早平民ではない 87 00:08:11,941 --> 00:08:16,732 私は 北の王とその助言者と 良い関係のまま別れたわけではない 89 00:08:16,733 --> 00:08:17,733 なぜ? 90 00:08:19,399 --> 00:08:21,441 私が過ちを犯したためだ 91 00:08:23,566 --> 00:08:25,441 酷い過ちだ 92 00:08:27,274 --> 00:08:30,398 私がいれば邪魔になる 93 00:08:30,399 --> 00:08:32,607 - では どこへ行くのだ? - ヴォランティス 94 00:08:32,608 --> 00:08:34,607 それはいい 95 00:08:34,608 --> 00:08:36,857 口うるさいようだが― 96 00:08:36,858 --> 00:08:40,607 ウェストロスに戻ってこないほうが良い 97 00:08:40,608 --> 00:08:43,066 安全ではないだろう 98 00:08:44,982 --> 00:08:48,190 あら 私は戻りますよ 蜘蛛のお方 99 00:08:48,191 --> 00:08:49,981 - 最後に一度ね - ご婦人… 100 00:08:49,982 --> 00:08:53,565 私は異国の地で死ななければならない 101 00:08:53,566 --> 00:08:55,399 あなたと一緒だ 102 00:09:37,650 --> 00:09:39,273 こちらにあらせられるのは 103 00:09:39,274 --> 00:09:42,065 ターガリエン家の デネリス・ストームボーンにして 104 00:09:42,066 --> 00:09:44,273 鉄の玉座の真の継承者 105 00:09:44,274 --> 00:09:47,231 アンダル人と最初人の女王 106 00:09:47,232 --> 00:09:49,649 七王国の護国卿 107 00:09:49,650 --> 00:09:51,357 ドラゴンの母 108 00:09:51,358 --> 00:09:53,565 大草原のカリーシ 109 00:09:53,566 --> 00:09:57,358 燃えざる者にして 鎖を断つ者 110 00:10:02,483 --> 00:10:04,149 こちらはジョン・スノウ 111 00:10:08,149 --> 00:10:09,941 北の王です 112 00:10:12,650 --> 00:10:14,815 公爵よ よくぞ来てくれた 113 00:10:14,816 --> 00:10:17,065 波が穏やかであったことを願う 114 00:10:17,066 --> 00:10:18,649 優しい風でした 陛下 115 00:10:18,650 --> 00:10:22,649 フリーボトムのなまりがありすみません 116 00:10:22,650 --> 00:10:25,523 しかし ジョン・スノウは北の王であります 117 00:10:25,524 --> 00:10:27,357 - 公爵ではありません - お許しを 118 00:10:27,358 --> 00:10:29,607 陛下 彼はダヴォス・シーワース卿 119 00:10:29,608 --> 00:10:31,523 許されい ダヴォス卿 120 00:10:31,524 --> 00:10:34,148 私は正式な教育を受けていない 121 00:10:34,149 --> 00:10:35,482 だが私の知識では― 122 00:10:35,483 --> 00:10:41,940 北部最後の王は エイゴン・ターガリアンに跪いた トーリン・スタークであろう 124 00:10:41,941 --> 00:10:45,148 自らと北部人の命と交換に― 125 00:10:45,149 --> 00:10:50,190 トーリン・スタークは ターガリエン家に恒久の忠誠を誓った 126 00:10:50,191 --> 00:10:51,690 それとも私の間違いか? 127 00:10:51,691 --> 00:10:54,023 私は現場にいませんでした 128 00:10:54,024 --> 00:10:56,440 もちろんそうだろう 129 00:10:56,441 --> 00:10:59,023 しかし 誓約は誓約だ 130 00:10:59,024 --> 00:11:01,440 それと 恒久とは・・・ 131 00:11:01,441 --> 00:11:03,899 ティリオン公よ 恒久とは何という意味だ 132 00:11:03,900 --> 00:11:05,398 永遠 133 00:11:05,399 --> 00:11:07,482 永久 134 00:11:07,483 --> 00:11:10,315 だから私は思ったのだ 135 00:11:10,316 --> 00:11:12,524 あなたは 跪くために来たと 136 00:11:15,066 --> 00:11:16,608 違います 137 00:11:18,232 --> 00:11:19,732 あら 138 00:11:19,733 --> 00:11:21,566 それは残念だ 139 00:11:22,900 --> 00:11:26,732 ターガリエン家との誓約を破りに わざわざやって来たのか 141 00:11:26,733 --> 00:11:29,231 誓約を破る? 142 00:11:29,232 --> 00:11:31,565 陛下の御祖父が 我が祖父を生きたまま焼いた 143 00:11:31,566 --> 00:11:33,273 我が叔父も焼いた 144 00:11:33,274 --> 00:11:34,607 七王国も焼くところだった 145 00:11:34,608 --> 00:11:37,691 父上は悪人だった 146 00:11:39,524 --> 00:11:41,733 ターガリエン家の代表として― 147 00:11:42,982 --> 00:11:44,607 閣下の家族へ行った罪に対して― 148 00:11:44,608 --> 00:11:47,565 許しを乞いたい 149 00:11:47,566 --> 00:11:52,816 父の罪で娘を判断しないようにもお願いしたい 151 00:11:54,274 --> 00:11:57,774 我々は何世紀も味方同士であった 152 00:11:57,775 --> 00:11:59,649 そしてあの時代は七王国の歴史上― 153 00:11:59,650 --> 00:12:01,774 最高の時代であった 154 00:12:01,775 --> 00:12:04,273 数世紀にわたる平和と繁栄 155 00:12:04,274 --> 00:12:07,106 鉄の玉座にターガリエンが座り 156 00:12:07,107 --> 00:12:11,106 スタークが北部総監として仕える 157 00:12:11,107 --> 00:12:14,857 私が最後のターガリエンだ ジョン・スノウ 158 00:12:14,858 --> 00:12:17,273 我々の先祖の交わした盟約を尊重しろ 159 00:12:17,274 --> 00:12:20,940 跪け さすればおぬしを北部総監に任命しよう 160 00:12:20,941 --> 00:12:23,148 ともに この国を救おう― 161 00:12:23,149 --> 00:12:25,775 それを破壊した者たちから 162 00:12:35,608 --> 00:12:37,649 あなたは正しい 163 00:12:37,650 --> 00:12:40,148 お父上の犯した罪は あなたの罪ではない 164 00:12:40,149 --> 00:12:44,981 同様に私も先祖の誓約に縛られない 165 00:12:44,982 --> 00:12:46,981 では なぜここへ来た? 166 00:12:46,982 --> 00:12:49,816 私にはあなたの助けが必要で あなたにも私の助けが必要だからだ 167 00:12:53,024 --> 00:12:56,940 空を飛んでいるドラゴンを目にしたか? 169 00:12:56,941 --> 00:12:58,023 しました 170 00:12:58,024 --> 00:13:02,523 私のために殺すことを誓った ドスラク人らを見たか? 172 00:13:02,524 --> 00:13:04,482 見逃すほうが難しい 173 00:13:04,483 --> 00:13:08,523 - それでもおぬしの助けが必要だと? - サーシーを助けるためではない 174 00:13:08,524 --> 00:13:11,857 今キングズランディングを攻撃すれば 明日にでも落城しましょう 175 00:13:11,858 --> 00:13:14,106 我々はもう少しで落城させるところまで行ったが ドラゴンはいなかった 176 00:13:14,107 --> 00:13:18,231 - もう少しね - しかし あなたはキングズランディングに攻め込まない 177 00:13:18,232 --> 00:13:19,857 なぜでしょう? 178 00:13:19,858 --> 00:13:21,565 私に見える理由は― 179 00:13:21,566 --> 00:13:23,815 無実の人々を殺したくないからだと思う 180 00:13:23,816 --> 00:13:25,857 それは最短で戦争に勝つ方法だが 181 00:13:25,858 --> 00:13:27,690 その方法は取らない 182 00:13:27,691 --> 00:13:30,899 それの意味するところは少なくとも― 183 00:13:30,900 --> 00:13:32,358 あなたがサーシーよりもマシだということだ 184 00:13:33,858 --> 00:13:37,232 それでも  なぜ私にあなたの助けが必要なのかの説明にはなっていない 185 00:13:39,107 --> 00:13:43,732 なぜなら 今現在 あなたと私とサーシーと 他の者共は― 186 00:13:43,733 --> 00:13:45,357 ルールが公平じゃないと叫んでいる― 187 00:13:45,358 --> 00:13:47,440 遊びに興じている子供だからです 188 00:13:47,441 --> 00:13:49,565 - この男が信頼できると言ったな - しています 189 00:13:49,566 --> 00:13:53,065 会ってからというもの 彼は女王と呼ぶのを拒否 190 00:13:53,066 --> 00:13:55,940 頭を下げるのも拒否 そして 今 私を子供と呼んだ 191 00:13:55,941 --> 00:13:59,732 我々全員を子供と呼んだのです 言葉の綾です 192 00:13:59,733 --> 00:14:05,231 陛下 北の敵を倒さなければ あなたの知る全ての人間は冬が終わる前に死にます 194 00:14:05,232 --> 00:14:07,899 私にとってはおぬしが北の敵のようだ 195 00:14:07,900 --> 00:14:09,566 私はあなたの敵ではありません 196 00:14:10,982 --> 00:14:12,899 死者が敵です 197 00:14:12,900 --> 00:14:14,441 死者? 198 00:14:15,733 --> 00:14:17,315 それは言葉の綾か? 199 00:14:17,316 --> 00:14:18,940 死者の軍団が進軍している 200 00:14:18,941 --> 00:14:21,023 死者の軍団? 201 00:14:21,024 --> 00:14:23,190 わたしのことはよく知らないだろうが 202 00:14:23,191 --> 00:14:26,523 私を嘘つくや狂人だと思うか? 203 00:14:26,524 --> 00:14:29,065 そのどちらでもないと思う 204 00:14:29,066 --> 00:14:31,190 死者の軍団は本当だ 205 00:14:31,191 --> 00:14:32,649 ホワイトウォーカーも本当だ 206 00:14:32,650 --> 00:14:35,565 夜の王も本当だ 実際に見た 207 00:14:35,566 --> 00:14:37,106 奴らが壁を通り― 208 00:14:37,107 --> 00:14:39,608 人同士で争いを続ければ― 209 00:14:42,650 --> 00:14:44,232 我々は終わりだ 210 00:14:49,816 --> 00:14:52,107 私はドラゴンストーンで産まれた 211 00:14:53,733 --> 00:14:56,440 覚えているわけではない 212 00:14:56,441 --> 00:14:59,899 ロバートの暗殺者が来る前に去った 213 00:14:59,900 --> 00:15:03,106 ロバートはお父上の親友だったそうだな 214 00:15:03,107 --> 00:15:09,483 揺り籠の中の赤ん坊に暗殺者を送る男だと お父上は知っていただろうか 216 00:15:10,941 --> 00:15:12,858 もちろん 今となっては関係ないが 217 00:15:14,399 --> 00:15:17,940 私はこれまでの人生を異国の地で過ごした 218 00:15:17,941 --> 00:15:20,315 数多くの男が私を殺そうとした 219 00:15:20,316 --> 00:15:23,815 全員の名前まで覚えていない 220 00:15:23,816 --> 00:15:27,899 私は牝馬のように売り買いされた 221 00:15:27,900 --> 00:15:31,440 私は鎖につながれ 裏切りにもあった 222 00:15:31,441 --> 00:15:34,231 犯され 汚された 223 00:15:34,232 --> 00:15:39,440 そんな目に会いながらも なぜこうして立っているかわかるか? 225 00:15:39,441 --> 00:15:42,398 信じているからだ 226 00:15:42,399 --> 00:15:44,649 神ではない 227 00:15:44,650 --> 00:15:48,190 伝説や神話でもない 228 00:15:48,191 --> 00:15:50,815 自分自身だ 229 00:15:50,816 --> 00:15:53,981 デネリス・ターガリエンだ 230 00:15:53,982 --> 00:15:57,523 世界はドラゴンを何世紀も見ていなかった― 231 00:15:57,524 --> 00:15:59,899 我が子が産まれるまで 232 00:15:59,900 --> 00:16:04,690 ドスラク人が海を超えたことなどなかった 233 00:16:04,691 --> 00:16:07,065 私のために超えた 234 00:16:07,066 --> 00:16:11,523 私は七王国を統べるため生まれた 235 00:16:11,524 --> 00:16:13,650 必ず成し遂げる 236 00:16:15,982 --> 00:16:18,523 夜の王を撃退しなければ― 237 00:16:18,524 --> 00:16:20,858 墓地を治めることになる 238 00:16:22,274 --> 00:16:25,482 私の姉に対する戦争は既に始まっている 239 00:16:25,483 --> 00:16:31,191 それを中断して そちらに加勢しろとは 壁の向こうで何があったとしても 無茶な要求だ 242 00:16:34,066 --> 00:16:35,607 信じないのか 243 00:16:35,608 --> 00:16:38,523 でたらめに聞こえるだろう 244 00:16:38,524 --> 00:16:42,315 しかし 運命がデネリス・ターガリエンを この地に運んできたのなら 245 00:16:42,316 --> 00:16:45,523 ジョン・スノウが北の王になったのも運命だ 246 00:16:45,524 --> 00:16:48,649 陛下はドスラク人をウェストロスに上陸させた最初の方で? 247 00:16:48,650 --> 00:16:52,023 彼は野人と北部人の仲を持った最初の人物だ 248 00:16:52,024 --> 00:16:54,106 彼はナイツウォッチの団長だった 249 00:16:54,107 --> 00:16:55,190 彼は北の王に任命された 250 00:16:55,191 --> 00:16:56,565 生得権としてではない 251 00:16:56,566 --> 00:16:58,940 彼は生得権などない落とし子だ 252 00:16:58,941 --> 00:17:03,981 あんな頑固な連中が彼を選んだのは― 253 00:17:03,982 --> 00:17:05,691 彼を信じているからだ 254 00:17:07,107 --> 00:17:09,065 陛下の信じないそれを― 255 00:17:09,066 --> 00:17:10,607 彼は実際に直面した 256 00:17:10,608 --> 00:17:12,815 人民のためにそれらと対峙した 257 00:17:12,816 --> 00:17:14,398 人民のために命の危険を冒した 258 00:17:14,399 --> 00:17:16,190 人民のために ナイフで心臓を貫かれた 259 00:17:16,191 --> 00:17:17,941 彼は自分自身を… 260 00:17:24,107 --> 00:17:26,857 恨みを横に置き団結しなければ― 261 00:17:26,858 --> 00:17:28,940 全員死ぬ 262 00:17:28,941 --> 00:17:32,607 そうなれば誰の骸骨が 鉄の玉座に座っていようが関係ない 263 00:17:32,608 --> 00:17:34,940 関係ないのなら 跪くのも構うまい 264 00:17:34,941 --> 00:17:37,106 デネリス女王に忠誠を誓い― 265 00:17:37,107 --> 00:17:38,732 我が姉の討伐に力を貸せ 266 00:17:38,733 --> 00:17:40,899 さすれば共に北部を守れる 267 00:17:40,900 --> 00:17:42,649 そんな時間はない 268 00:17:42,650 --> 00:17:44,565 こんなことしている時間も惜しい! 269 00:17:44,566 --> 00:17:46,065 ここで討議している間にも― 270 00:17:46,066 --> 00:17:48,023 跪くのに時間はかからない 271 00:17:48,024 --> 00:17:49,857 陛下の大義に忠誠を示せ 272 00:17:49,858 --> 00:17:51,608 なぜそうすると思うんだ? 273 00:17:54,483 --> 00:17:56,607 悪く思わないで下さい 274 00:17:56,608 --> 00:17:57,815 しかし 私は陛下のことを知らない 275 00:17:57,816 --> 00:17:59,649 私の言える限り 276 00:17:59,650 --> 00:18:02,940 陛下の鉄の玉座への継承権は お父上の名に頼っている 277 00:18:02,941 --> 00:18:06,274 そして 我が父は 狂王を退位させるために戦った 278 00:18:08,191 --> 00:18:10,065 北部諸侯は― 279 00:18:10,066 --> 00:18:12,899 私に信頼を寄せている 280 00:18:12,900 --> 00:18:16,941 私はその信頼に答えたい 281 00:18:18,191 --> 00:18:19,650 それは尤もだ 282 00:18:21,149 --> 00:18:23,023 ただし 283 00:18:23,024 --> 00:18:27,148 私が七王国の正当な女王であることも事実 284 00:18:27,149 --> 00:18:30,899 北部王国の王と宣言をすることは― 285 00:18:30,900 --> 00:18:32,815 反逆状態にあることを意味する 286 00:18:42,775 --> 00:18:45,106 陛下 一度散開してください 287 00:18:45,107 --> 00:18:47,191 残念なお知らせです 288 00:18:49,733 --> 00:18:51,607 どうか お許しを 289 00:18:51,608 --> 00:18:53,981 長旅でお疲れのことでしょう 290 00:18:53,982 --> 00:18:56,733 お風呂とお食事を用意させておく 291 00:19:06,191 --> 00:19:07,524 私は捕虜か? 292 00:19:11,524 --> 00:19:12,816 まだ違う 293 00:19:30,232 --> 00:19:33,398 鉄人とドーン人が ドーンへの途上で攻撃を受けた 295 00:19:33,399 --> 00:19:35,899 - そして? - 二三隻が逃げ延びた 296 00:19:35,900 --> 00:19:38,231 残りは沈むか拿捕された 297 00:19:38,232 --> 00:19:40,815 エラリアとサンドスネークらは 殺されたか捕縛された 298 00:19:40,816 --> 00:19:43,398 グレイジョイも 殺されたか捕縛された 299 00:19:43,399 --> 00:19:45,107 全員か? 300 00:19:48,358 --> 00:19:50,231 引け! 301 00:19:50,232 --> 00:19:51,607 引け! 302 00:20:01,858 --> 00:20:03,316 姉さんは死んだか? 303 00:20:04,816 --> 00:20:06,857 ユーロンに捕まった 304 00:20:06,858 --> 00:20:08,232 見たのか? 305 00:20:10,524 --> 00:20:13,899 - なのに逃げた? - 助けられなかった 306 00:20:13,900 --> 00:20:15,399 助けようとした 307 00:20:16,691 --> 00:20:18,775 助けようとしたなら ここにはいないだろ 308 00:20:23,274 --> 00:20:25,148 行くぞ 309 00:20:25,149 --> 00:20:26,483 帆を上げろ 310 00:20:35,107 --> 00:20:37,107 人殺し! 311 00:20:47,858 --> 00:20:49,981 淫売! 312 00:20:49,982 --> 00:20:52,316 逆賊! 313 00:20:56,149 --> 00:20:57,441 これぞ人生! 314 00:20:58,650 --> 00:21:02,315 見ろ グレイジョイを祝福している 315 00:21:06,650 --> 00:21:08,231 正直 316 00:21:08,232 --> 00:21:10,191 硬くなってる 317 00:21:13,191 --> 00:21:14,899 シーオンの顔を見たか 318 00:21:14,900 --> 00:21:17,273 飛び降りる直前の顔だ 319 00:21:17,274 --> 00:21:19,815 ”わあ やめて” 320 00:21:19,816 --> 00:21:21,274 腰抜けめ 321 00:21:49,024 --> 00:21:51,982 - 淫売! 淫売! 淫売! - 人殺し! 322 00:22:25,274 --> 00:22:28,607 餞別をお受け取りください 323 00:22:28,608 --> 00:22:32,441 全ての鉄諸島人に代わってお願いします 324 00:22:37,399 --> 00:22:41,607 他の誰も持たない物を差し上げます 325 00:22:41,608 --> 00:22:43,732 正義を 326 00:22:43,733 --> 00:22:47,399 殺されたご息女のために 327 00:22:56,941 --> 00:23:00,940 おぬしは十四海の覇者であること― 328 00:23:00,941 --> 00:23:03,607 そして真の友人であることを証明した 329 00:23:03,608 --> 00:23:06,815 陛下には真の友人以上のものが 相応しい 330 00:23:06,816 --> 00:23:10,315 英雄に相応しい報奨を 331 00:23:10,316 --> 00:23:12,982 私の欲する報酬は一つ 332 00:23:14,274 --> 00:23:16,982 おぬしの望むものであれば何でも与えよう・・・ 333 00:23:19,024 --> 00:23:20,566 戦争に勝った暁には 334 00:23:26,941 --> 00:23:30,398 ユーロン・グレイジョイの指揮する艦隊と― 335 00:23:30,399 --> 00:23:33,565 ジェイミー・ラニスターの指揮する軍があれば― 336 00:23:33,566 --> 00:23:35,607 ウェストロスの息子と娘たちは― 337 00:23:35,608 --> 00:23:37,899 この国を守るであろう 338 00:23:44,399 --> 00:23:47,148 これほどのものはないな 339 00:23:47,149 --> 00:23:48,899 人民の愛 340 00:23:48,900 --> 00:23:51,023 知らないかもしれないが 341 00:23:51,024 --> 00:23:54,357 同じ民衆がつい最近 サーシーにつばを吐いた 342 00:23:54,358 --> 00:23:56,106 そして お前も俺達へ背を向けたら― 343 00:23:56,107 --> 00:23:59,315 民衆が喜んでお前の首を晒すだろう 344 00:23:59,316 --> 00:24:00,815 あるいは あんたの首を 345 00:24:00,816 --> 00:24:03,940 彼等にとっては 首なら誰のでもいい 346 00:24:03,941 --> 00:24:07,190 何か助言があれば― 347 00:24:07,191 --> 00:24:08,774 是非聞かせてくれ 348 00:24:08,775 --> 00:24:11,815 兄弟同士で話すことになったらな 349 00:24:11,816 --> 00:24:13,523 助言? 350 00:24:13,524 --> 00:24:17,190 彼女は 優しいのと激しいのどっちが好きだ? 351 00:24:17,191 --> 00:24:18,857 尻に指を入れても? 352 00:24:18,858 --> 00:24:22,149 待て 待て 後で話そう 353 00:24:39,982 --> 00:24:42,940 理解はしている 354 00:24:42,941 --> 00:24:44,523 たとえあなたは私が敵同士であっても 355 00:24:44,524 --> 00:24:46,191 あなたを突き動かす憤りは理解できる 356 00:24:47,358 --> 00:24:48,690 あの日私はそこにいた 357 00:24:48,691 --> 00:24:50,483 グレゴー卿があなたの愛人の頭を潰した時 358 00:24:53,024 --> 00:24:55,357 目を閉じると― 359 00:24:55,358 --> 00:24:58,357 オベリンの頭蓋骨が潰れる音が聞こえる 360 00:24:58,358 --> 00:25:00,565 あなたの悲鳴 361 00:25:00,566 --> 00:25:02,065 あのような音は聞いたことがなかった 362 00:25:02,066 --> 00:25:04,024 真の愛だ と思った 363 00:25:05,608 --> 00:25:07,899 あの日のオベリンは一際美しかった 364 00:25:07,900 --> 00:25:09,273 あの動きは誰にも真似出来ない 365 00:25:09,274 --> 00:25:12,398 誰もあの槍術を真似出来ない 366 00:25:12,399 --> 00:25:15,482 グレゴー卿さえ太刀打ちできなかった 367 00:25:15,483 --> 00:25:17,940 彼を挑発しさえしなければ 368 00:25:17,941 --> 00:25:21,899 グレゴー卿から離れて 死ぬのを待てばよかった 369 00:25:21,900 --> 00:25:23,940 しかしそれはあなたの愛人の流儀に反するわね 370 00:25:23,941 --> 00:25:26,774 おかげで彼はどこかに埋葬されている 371 00:25:26,775 --> 00:25:29,523 そしてここには今まで以上に強いグレゴー卿がいる 372 00:25:29,524 --> 00:25:31,441 あなたには辛いでしょうね 373 00:25:35,399 --> 00:25:37,398 私の娘が連れ去られた時 374 00:25:37,399 --> 00:25:40,523 私の唯一の娘・・・ 375 00:25:40,524 --> 00:25:43,315 あなたには想像できない・・・ 376 00:25:43,316 --> 00:25:45,565 自分で子供を失わない限りは 377 00:25:45,566 --> 00:25:50,940 乳母に任せろと言われたあとも 私は娘に乳を与え続けた 379 00:25:50,941 --> 00:25:54,440 彼女を他の女に任せることなんてできなかった 380 00:25:54,441 --> 00:25:56,690 私には母親がいなかった 381 00:25:56,691 --> 00:25:58,106 でもマーセラにはいた 382 00:25:58,107 --> 00:26:01,774 私の娘をあなたが奪った 383 00:26:01,775 --> 00:26:03,816 なせそんなことをしたの? 384 00:26:10,399 --> 00:26:11,775 今となってはどうでもいい 385 00:26:20,358 --> 00:26:23,106 あなたの娘も美しい 386 00:26:23,107 --> 00:26:25,732 茶色の瞳 387 00:26:25,733 --> 00:26:27,441 唇 388 00:26:29,066 --> 00:26:31,106 完璧なドーン美人 389 00:26:31,107 --> 00:26:32,981 あなたのお気に入りなんでしょうね 390 00:26:32,982 --> 00:26:36,148 わかってるわ お気に入りなんて作るべきではない 391 00:26:36,149 --> 00:26:38,316 それでも 私達はただの人間 392 00:26:39,816 --> 00:26:41,398 愛する人を愛する 393 00:26:44,274 --> 00:26:46,273 ごめんなさい わからないわ 394 00:26:46,274 --> 00:26:49,649 猿ぐつわのせいで 何を言っているかわからない 395 00:26:49,650 --> 00:26:51,483 悔しいでしょうね 396 00:26:54,650 --> 00:26:57,649 私達は皆選択する 397 00:26:57,650 --> 00:27:00,065 あなたは私の娘を殺すことを選んだ 398 00:27:00,066 --> 00:27:02,315 その選択をした後 自分の力に酔いしれたことでしょう 399 00:27:02,316 --> 00:27:04,524 今も自分の力に酔いしれている? 400 00:27:11,107 --> 00:27:12,482 私はよく眠れないの 401 00:27:12,483 --> 00:27:14,857 全くと言っていいほどよ 402 00:27:14,858 --> 00:27:16,774 ベッドに横たわり天蓋を見つめる 403 00:27:16,775 --> 00:27:19,148 そして 敵の殺し方を想像する 404 00:27:19,149 --> 00:27:23,024 娘を殺した女 エラリア・サンドをどう殺すか 405 00:27:24,524 --> 00:27:28,357 オベリンのように グレゴー卿に頭蓋骨を潰してもらおうと考えた 407 00:27:28,358 --> 00:27:33,065 詩的だと思ったけど それだと早すぎる 408 00:27:33,066 --> 00:27:36,024 あなたの娘の頭蓋骨を潰してもらおうかと考えた 409 00:27:37,107 --> 00:27:38,858 彼女は美しい 410 00:27:40,107 --> 00:27:44,190 この可愛らしい顔をアヒルの卵みたいにかち割るのは― 412 00:27:44,191 --> 00:27:45,941 ただ 正しくない 413 00:27:53,399 --> 00:27:54,523 ママ 414 00:28:04,900 --> 00:28:07,231 このカイバーンは非常に賢い 415 00:28:07,232 --> 00:28:10,315 賢いのでマーセラを殺すのに何の毒を使ったかわかる 416 00:28:10,316 --> 00:28:11,981 ”長い別れの言葉”だったかしら? 417 00:28:11,982 --> 00:28:14,066 - ロングフェアウェル - それね 418 00:28:18,399 --> 00:28:19,899 どのくらいかかるの? 419 00:28:19,900 --> 00:28:22,565 数時間から数日ですね 420 00:28:22,566 --> 00:28:24,440 被験体によります 421 00:28:24,441 --> 00:28:27,941 - しかし 死は不可避? - ええ 陛下 その通りです 422 00:28:33,316 --> 00:28:36,190 あなたの娘はこの牢獄で死ぬ 423 00:28:36,191 --> 00:28:39,315 そしてあなたはその様子を見続ける 424 00:28:39,316 --> 00:28:42,107 あなたは一生ここで過ごす 425 00:28:43,982 --> 00:28:47,940 食事を拒否すれば喉へ流し込む 426 00:28:47,941 --> 00:28:51,649 娘の腐る様を見るのよ 427 00:28:51,650 --> 00:28:57,066 その美しい顔が骨と塵になるまでね 429 00:28:59,441 --> 00:29:02,399 自分の行った選択について考えながら 430 00:29:05,483 --> 00:29:08,106 衛兵には松明を数時間毎に交換するように命じる 431 00:29:08,107 --> 00:29:09,524 見えなくなって欲しくないからね 432 00:29:40,524 --> 00:29:41,775 いや 433 00:30:24,024 --> 00:30:25,024 やめろ 434 00:30:37,066 --> 00:30:39,899 何をしている 見られる訳にはいかない 435 00:30:39,900 --> 00:30:43,566 私は七王国の女王 気の向くままに動く 436 00:30:49,107 --> 00:30:50,231 お許し下さい 陛下 437 00:30:50,232 --> 00:30:52,565 ブラヴォスから訪問者です 438 00:30:52,566 --> 00:30:55,565 シーツを変えておいて 439 00:30:55,566 --> 00:30:56,900 すぐに 440 00:31:07,775 --> 00:31:10,148 いえ 結構です 441 00:31:10,149 --> 00:31:11,857 お悔やみ申し上げます 442 00:31:11,858 --> 00:31:13,815 ご子息の逝去 443 00:31:13,816 --> 00:31:16,523 あらゆる報告で 彼は良い若者でした 444 00:31:16,524 --> 00:31:19,273 鉄の銀行がお悔やみを述べるために 来たのではないわね 445 00:31:19,274 --> 00:31:22,774 お悔やみと祝福 446 00:31:22,775 --> 00:31:25,732 七王国初の女王になられた事は― 447 00:31:25,733 --> 00:31:27,732 偉大な功績です 448 00:31:27,733 --> 00:31:31,523 鉄の銀行としては 迷妄の支配から脱し 449 00:31:31,524 --> 00:31:35,607 法の支配を損わんとする要素を 排除したことに感謝します 451 00:31:35,608 --> 00:31:38,774 大聖堂の破壊は悲劇的な事故だった 452 00:31:38,775 --> 00:31:42,981 確かに しかし時には 悲劇も必要です・・・ 453 00:31:42,982 --> 00:31:45,357 理性的な秩序と指導力を取り戻すためには 454 00:31:45,358 --> 00:31:48,106 鉄の銀行は返済を求めている 455 00:31:48,107 --> 00:31:50,690 お父上も言葉を濁すことはなかった 456 00:31:50,691 --> 00:31:54,523 しかし ええ 債務は膨大です 457 00:31:54,524 --> 00:31:57,398 複数正面作戦の戦争に従事している 458 00:31:57,399 --> 00:32:00,315 戦争には金がかかる 459 00:32:00,316 --> 00:32:02,523 戦争は金によって勝利する 460 00:32:02,524 --> 00:32:03,981 あなたの金庫は空っぽです 461 00:32:03,982 --> 00:32:06,482 先の夫の浪費癖は有名 462 00:32:06,483 --> 00:32:09,815 最も裕福な同盟者タイレルも 今では敵となった 463 00:32:09,816 --> 00:32:13,398 全面を敵に囲まれている 464 00:32:13,399 --> 00:32:15,357 そして 鉄の銀行は勝者に賭けたい 465 00:32:15,358 --> 00:32:17,065 我々は賭けをしません 466 00:32:17,066 --> 00:32:20,649 我々は成功する見込みのある試みに投資するのです 467 00:32:20,650 --> 00:32:23,607 賭けのきれいな言い方ね 468 00:32:23,608 --> 00:32:27,357 戦争は既に始まっている 私が先手を打った 469 00:32:27,358 --> 00:32:30,357 ドーンのヘビの首をはねた 470 00:32:30,358 --> 00:32:32,398 我が艦隊がナロー海の支配している 471 00:32:32,399 --> 00:32:34,857 ユーロン・グレイジョイの艦隊です 472 00:32:34,858 --> 00:32:36,357 ユーロン・グレイジョイは私に忠実だ 473 00:32:36,358 --> 00:32:38,565 今のところは 474 00:32:38,566 --> 00:32:42,315 デネリス・ターガリエンには 3匹の成長したドラゴンがいる 475 00:32:42,316 --> 00:32:46,649 木造船がどうやって 火を吐くドラゴンに対抗するのか? 476 00:32:46,650 --> 00:32:51,690 皆が考えるほど ドラゴンは無敵ではないかもしれない 477 00:32:51,691 --> 00:32:54,065 しかし ターガリエンの女の子のほうについて 話しましょう 478 00:32:54,066 --> 00:32:55,981 彼女に投資したい? 479 00:32:55,982 --> 00:33:00,357 鉄の銀行は奴隷市場に 相当な投資をしていると見ている 480 00:33:00,358 --> 00:33:05,148 デネリスが奴隷を解放して以来 利益はどう? 482 00:33:05,149 --> 00:33:09,315 奴隷市場が下降期に入ったのは事実です 483 00:33:09,316 --> 00:33:14,523 集めた情報を鑑みるに 彼女は自分を国王というよりは革命家と思っている 485 00:33:14,524 --> 00:33:18,440 あなたの経験上 革命家とはどう接するの? 486 00:33:18,441 --> 00:33:21,440 ラニスターは鉄の銀行に大きな借りがある 487 00:33:21,441 --> 00:33:23,607 しかし ラニスターは 必ず借りを返す 488 00:33:23,608 --> 00:33:28,024 元奴隷やドスラク人やドラゴンは返す? 489 00:33:31,608 --> 00:33:33,607 さすがお父上のご息女だ 490 00:33:33,608 --> 00:33:34,940 半月ください 491 00:33:34,941 --> 00:33:37,148 客人としてキングズランディングへ滞在なさい 492 00:33:37,149 --> 00:33:38,565 あなたがブラヴォスへ帰る頃には 493 00:33:38,566 --> 00:33:43,024 借金は完全に返済されていると誓う 494 00:34:06,650 --> 00:34:10,483 私はグレイジョイの襲撃は私のミスだ それを覆うためここへ逃げてきた 495 00:34:13,024 --> 00:34:14,565 あなたが難しくしている 496 00:34:14,566 --> 00:34:18,232 あなたも逃げてきているのにそうは見えない 497 00:34:19,941 --> 00:34:22,482 自分は逃げ方も失敗しているように感じさせられる 498 00:34:22,483 --> 00:34:24,190 俺はこの島の捕虜だ 499 00:34:24,191 --> 00:34:28,148 私ならそうは思わない 500 00:34:28,149 --> 00:34:29,649 あなたは城の中を自由に歩ける 501 00:34:29,650 --> 00:34:31,565 砂浜へも行ける 502 00:34:31,566 --> 00:34:33,732 船には行けない 503 00:34:33,733 --> 00:34:35,148 俺の船を取り上げた 504 00:34:35,149 --> 00:34:37,106 取り上げたわけではない 505 00:34:37,107 --> 00:34:39,607 言葉遊びはいい 506 00:34:39,608 --> 00:34:41,482 死者はやってくる 507 00:34:41,483 --> 00:34:45,231 難破船と殺された私の仲間をどうするか考えたらどうだ 509 00:34:45,232 --> 00:34:48,106 代わりに私が歩く死者のことを考える 510 00:34:48,107 --> 00:34:50,315 私の理解の範疇を超えているんだ 511 00:34:50,316 --> 00:34:53,441 誰かがホワイトウォーカーや夜の王のことを話しても 512 00:35:00,858 --> 00:35:02,107 きっと信じないだろう 513 00:35:04,566 --> 00:35:06,732 信じるよ 514 00:35:06,733 --> 00:35:08,274 でも前は信じなかった 515 00:35:09,982 --> 00:35:12,190 グラムキンとスナークだと言った 516 00:35:12,191 --> 00:35:14,273 覚えているか 517 00:35:14,274 --> 00:35:16,357 全てデタラメだと言った 518 00:35:16,358 --> 00:35:19,482 デタラメだった 誰もが知っている 519 00:35:19,483 --> 00:35:22,607 しかし モーモントが見た 520 00:35:22,608 --> 00:35:24,023 そしてあなたが見た 521 00:35:24,024 --> 00:35:27,691 そして 私は皆の目よりも 正直な一人の男の目を信用する 523 00:35:29,024 --> 00:35:34,023 俺の事を知らない人に彼等の信じない敵が来ていることを 説得するにはどうしたら良い 525 00:35:34,024 --> 00:35:37,357 - 良い質問だ - 良い質問なのは知っている 526 00:35:37,358 --> 00:35:39,523 答えが必要なんだ 527 00:35:39,524 --> 00:35:43,815 人々の心はその規模の問題に対処できない 528 00:35:43,816 --> 00:35:46,273 ホワイトウォーカーに 夜の王 529 00:35:46,274 --> 00:35:48,357 死者の軍団 530 00:35:48,358 --> 00:35:52,858 姉のような身内のモンスターと 戦うことのほうが安心に思える 532 00:35:55,191 --> 00:35:58,149 来るものに対処する準備を 民のために しなければならない 533 00:35:59,858 --> 00:36:02,191 ここからではそれができない 534 00:36:03,691 --> 00:36:04,941 ここを去りたい 535 00:36:06,399 --> 00:36:10,566 そんな簡単に諦めるのは 北の王らしくない 537 00:36:12,733 --> 00:36:15,857 皆父の失敗から学べという 538 00:36:15,858 --> 00:36:17,649 南へ行くな 539 00:36:17,650 --> 00:36:20,315 狂王の娘からの召喚に答えるな 540 00:36:20,316 --> 00:36:21,733 外国の侵略だぞ 541 00:36:24,107 --> 00:36:26,815 そして ここにいる 542 00:36:26,816 --> 00:36:28,357 北の愚人が 543 00:36:28,358 --> 00:36:30,815 子供と父親は違う 544 00:36:30,816 --> 00:36:32,524 全員に言えることだ 545 00:36:34,024 --> 00:36:38,440 外国の侵略者と北の愚者には 見た目以上に中身がある 547 00:36:38,441 --> 00:36:42,649 デネリスはもっと前に ウェストロスへ来れたが来なかった 548 00:36:42,650 --> 00:36:44,482 代わりに彼女は残って― 549 00:36:44,483 --> 00:36:47,148 多くの人を酷い宿命から救った 550 00:36:47,149 --> 00:36:49,482 救われた人の一部はこの島にいる 551 00:36:49,483 --> 00:36:51,065 この島にいる間に 552 00:36:51,066 --> 00:36:55,357 狂王の娘とはどんな人間か 聞いて回ることができる 554 00:36:55,358 --> 00:36:58,440 彼女はモンスターから 人々を守る 555 00:36:58,441 --> 00:36:59,981 あなたと一緒だ 556 00:36:59,982 --> 00:37:02,440 それが彼女がここへ来た理由だ 557 00:37:02,441 --> 00:37:07,940 そして彼女は自分の知らない男の名前に基づいて 自分の見たことのない敵と戦うため北へ行かない 560 00:37:07,941 --> 00:37:13,149 一度の面会で それを頼むは 合理的ではない 562 00:37:19,524 --> 00:37:21,775 合理的なお願いはないのか? 563 00:37:26,608 --> 00:37:27,774 どういう意味だ? 564 00:37:27,775 --> 00:37:30,023 本当に北の愚者なのかもしれないな 565 00:37:30,024 --> 00:37:33,691 俺達にできることはないのか? 566 00:37:36,650 --> 00:37:38,190 - 竜結晶? - そうだ 567 00:37:38,191 --> 00:37:40,649 火山結晶 黒曜石 568 00:37:40,650 --> 00:37:42,649 彼はここに膨大な量が眠っていると言っていた 569 00:37:42,650 --> 00:37:44,440 なぜ結晶の話をしている 570 00:37:44,441 --> 00:37:46,315 我々は二つの同盟勢力を失ったばかりだ 571 00:37:46,316 --> 00:37:49,691 それゆえに 私は 潜在的な同盟者であるジョン・スノウと話をしています 572 00:37:52,066 --> 00:37:55,815 そして 北の王は竜結晶で何をしたいのだ? 573 00:37:55,816 --> 00:38:01,273 どうやら ホワイトウォーカーと その兵隊を殺す武器になるのだ 575 00:38:01,274 --> 00:38:03,440 あるいは食い止めるための武器 576 00:38:03,441 --> 00:38:04,732 破壊する武器 577 00:38:04,733 --> 00:38:06,358 詳細はわかりません 578 00:38:08,316 --> 00:38:14,148 ホワイトウォーカーと死者の軍団と 夜の王についてはどう思う? 580 00:38:14,149 --> 00:38:16,774 ジョン・スノウの間違いだと思いたいですが 581 00:38:16,775 --> 00:38:22,566 しかし ある賢者は言いました 信じたいからという理由で信じるべきではない 583 00:38:25,274 --> 00:38:28,440 その賢者とは? 584 00:38:28,441 --> 00:38:30,315 覚えていません 585 00:38:30,316 --> 00:38:33,733 自分の言葉を偉人の言葉のように 装飾しようとしているのか? 586 00:38:34,941 --> 00:38:37,148 絶対違います 587 00:38:37,149 --> 00:38:38,191 ありえない 588 00:38:40,024 --> 00:38:43,690 私がジョン・スノウを信じる理由は 彼がここにいるからだ 589 00:38:43,691 --> 00:38:46,106 誰もが彼がここへ来ないように請願した 590 00:38:46,107 --> 00:38:48,190 私も来ないように言ったでしょうね 591 00:38:48,191 --> 00:38:50,523 しかし ここに来た 592 00:38:50,524 --> 00:38:52,940 彼を信じる必要はない 593 00:38:52,941 --> 00:38:54,981 竜結晶を掘らせればいい 594 00:38:54,982 --> 00:38:56,607 彼が間違いなら価値のないものだ 595 00:38:56,608 --> 00:38:58,690 そんなものがここにあることも知らなかった 596 00:38:58,691 --> 00:39:01,231 あなたには無意味なものだ 597 00:39:01,232 --> 00:39:04,523 彼に意味のないものを与えることで実を与える 598 00:39:04,524 --> 00:39:09,815 潜在的な同盟者と もっと建設的な関係に近づくのです 600 00:39:09,816 --> 00:39:13,190 我々の手が回らない間 彼等の手を塞ぐのです 601 00:39:13,191 --> 00:39:14,566 キャストリー・ロック 602 00:39:15,816 --> 00:39:21,649 ダヴォス卿の言った ナイフで心臓を貫かれたというのは何だったのだ? 604 00:39:21,650 --> 00:39:23,440 気づいたのですか? 605 00:39:23,441 --> 00:39:25,899 彼等の表現方法です 606 00:39:25,900 --> 00:39:28,066 厳しい気候なのですよ 607 00:39:43,941 --> 00:39:45,441 素晴らしい 608 00:39:46,941 --> 00:39:49,982 私は彼等に兄弟であるヴィセリスと レイガーから取った名前をつけた 609 00:39:51,107 --> 00:39:52,608 二人共亡くなった 610 00:39:54,900 --> 00:39:56,274 おぬしも二人失ったのだな 611 00:39:59,441 --> 00:40:02,316 皆ドラゴンはいなくなったと思っていたが ここにいる 612 00:40:04,066 --> 00:40:06,900 もしかしたら自分たちの常識を 疑うときなのかもしれない 613 00:40:12,858 --> 00:40:15,148 ティリオンと話していましたね 614 00:40:15,149 --> 00:40:17,899 私の手だからな 615 00:40:17,900 --> 00:40:20,524 - 彼は会話好きだ - 誰でも得意な事は好きだ 616 00:40:21,982 --> 00:40:23,483 私は違う 617 00:40:28,483 --> 00:40:31,482 サーシーを鉄の玉座に 座らせておくわけにはいかない 618 00:40:31,483 --> 00:40:32,649 そうさせておくだろうとは思いません 619 00:40:32,650 --> 00:40:35,981 私はどの王国が玉座に属するかについても 考えを変えていない 621 00:40:35,982 --> 00:40:37,816 それは私もです 622 00:40:47,149 --> 00:40:51,357 私は竜結晶を採掘して武器を作る事を許可する 623 00:40:51,358 --> 00:40:54,358 必要な人員や資源も提供する 624 00:40:57,858 --> 00:40:58,858 ありがとうございます 625 00:41:05,358 --> 00:41:09,024 それでは 夜の王と死者の軍団も信じるのですね? 626 00:41:12,191 --> 00:41:14,900 早く仕事に取り掛かったほうが良いぞ ジョン・スノウ 627 00:41:39,566 --> 00:41:41,190 どのくらいあるの? 628 00:41:41,191 --> 00:41:43,273 四千ブッシェルです 629 00:41:43,274 --> 00:41:44,440 それはつまり? 630 00:41:44,441 --> 00:41:46,523 現在の住人数で言えば 631 00:41:46,524 --> 00:41:50,190 一年分以上の量です 632 00:41:50,191 --> 00:41:53,607 過去で最も長い冬の長さは? 633 00:41:53,608 --> 00:41:56,065 それについてはわかりません 634 00:41:56,066 --> 00:41:57,899 メイスター・ルウィンの記録を当たってみます 635 00:41:57,900 --> 00:42:01,398 彼は渡り烏の巻物を全て保存していました 636 00:42:01,399 --> 00:42:06,733 万が一北側の兵士がウィンターフェルを守るために 戻ってきたら食料が足りなくなる 638 00:42:07,982 --> 00:42:10,231 きっとそうなるでしょう 639 00:42:10,232 --> 00:42:12,357 ならば その可能性に対しても 準備する必要がある 640 00:42:12,358 --> 00:42:14,440 どの方角から脅威が迫り来るとしても― 641 00:42:14,441 --> 00:42:16,732 この場所が一番安全 642 00:42:16,733 --> 00:42:21,273 北部全ての城から運んでもらい 食料の貯蔵を増強しなくては 644 00:42:21,274 --> 00:42:23,565 冬の終わりまでに使わなかったら返せばいい 645 00:42:23,566 --> 00:42:25,899 しかし北部全体がウィンターフェルに避難することになれば 646 00:42:25,900 --> 00:42:29,607 食料を持って来る時間的余裕はなくなる 647 00:42:29,608 --> 00:42:31,023 賢明です 648 00:42:31,024 --> 00:42:32,816 メイスターウォルケン 任せていい? 649 00:42:36,608 --> 00:42:39,106 彼等は胸当てに革を当てるの? 650 00:42:39,107 --> 00:42:40,482 いいえ 651 00:42:40,483 --> 00:42:43,565 当てるべきでは? 凍てつく寒さになったら? 652 00:42:43,566 --> 00:42:44,981 おっしゃる通りです 653 00:42:44,982 --> 00:42:47,190 失礼をば 654 00:42:47,191 --> 00:42:49,775 おい 貴様 なぜ革を当てない? 655 00:42:51,775 --> 00:42:53,566 よく似合っている 656 00:42:55,274 --> 00:42:57,357 北部人は皆北を向いて― 657 00:42:57,358 --> 00:42:59,440 壁の向こうの脅威に備えている 658 00:42:59,441 --> 00:43:00,981 ええ そうすべきよ 659 00:43:00,982 --> 00:43:03,649 私はサーシーを誰よりも知っている 660 00:43:03,650 --> 00:43:05,732 彼女に背中を向ければ・・・ 661 00:43:05,733 --> 00:43:09,649 - あなたはサーシーを誰よりもは知っていない - 私が言わんとしたことは・・・ 662 00:43:09,650 --> 00:43:13,190 私の母と父と兄弟を殺した女が危険? 663 00:43:13,191 --> 00:43:15,274 ご忠告ありがとう 664 00:43:16,566 --> 00:43:18,774 どちらか一つが起きる 665 00:43:18,775 --> 00:43:21,065 死者が生者を倒す 666 00:43:21,066 --> 00:43:23,023 その場合は・・・ 667 00:43:23,024 --> 00:43:25,106 全ての心配事は終わる 668 00:43:25,107 --> 00:43:27,482 あるいは生者が勝つ 669 00:43:27,483 --> 00:43:29,482 その後は? 670 00:43:29,483 --> 00:43:33,483 北部でも南部でも戦うな 671 00:43:35,066 --> 00:43:39,941 全ての戦い戦え いつもでどこでも心の中で 672 00:43:41,858 --> 00:43:43,732 全員自分の敵であり 673 00:43:43,733 --> 00:43:46,649 全員自分の味方だ 674 00:43:46,650 --> 00:43:50,774 全ての可能性のある出来事が 一度に起こっている 675 00:43:50,775 --> 00:43:54,357 そのように生きれば 何にも驚くことがない 676 00:43:54,358 --> 00:43:58,858 起こること全てがどこかで見たことのあるものになる 678 00:44:01,107 --> 00:44:03,858 サンサ様 城門へ 679 00:44:36,399 --> 00:44:37,566 やあ サンサ 680 00:44:58,441 --> 00:45:00,565 ジョンがいればよかったのに 681 00:45:00,566 --> 00:45:03,441 ああ 彼に話がある 682 00:45:07,608 --> 00:45:10,232 今やお父上の唯一の嫡男よ 683 00:45:12,066 --> 00:45:14,940 あなたがウィンターフェルの城主 684 00:45:14,941 --> 00:45:18,190 僕はウィンターフェルの城主にはなれない 685 00:45:18,191 --> 00:45:20,023 どこの領主にもなれない 686 00:45:20,024 --> 00:45:21,274 僕は三つ目の渡り烏なのだから 687 00:45:23,358 --> 00:45:25,148 どういう意味? 688 00:45:25,149 --> 00:45:27,565 説明するのが難しい 689 00:45:27,566 --> 00:45:29,775 私のために 説明して 690 00:45:31,483 --> 00:45:34,440 全ての物事が見える 691 00:45:34,441 --> 00:45:36,774 今までに起こった事 692 00:45:36,775 --> 00:45:39,774 今現在起こっている事 693 00:45:39,775 --> 00:45:44,565 今は全て断片だ 694 00:45:44,566 --> 00:45:46,774 性格に見るには修練する必要がある 695 00:45:46,775 --> 00:45:50,190 長き夜が再び訪れれば 696 00:45:50,191 --> 00:45:51,816 準備が必要だ 697 00:45:54,858 --> 00:45:57,273 それをどうやって知ったの? 698 00:45:57,274 --> 00:45:58,815 三つ目の渡り烏が教えてくれた 699 00:45:58,816 --> 00:46:00,732 あなたが三つ目の渡り烏なのだと思った 700 00:46:00,733 --> 00:46:03,482 説明が難しいんだ 701 00:46:05,650 --> 00:46:07,148 ブラン 702 00:46:07,149 --> 00:46:09,523 大変な目にあったね 703 00:46:09,524 --> 00:46:13,524 僕達の故郷で起きてしまった 704 00:46:18,733 --> 00:46:20,816 あの夜は美しかった 705 00:46:22,816 --> 00:46:26,816 今のように雪が降っていた 706 00:46:30,066 --> 00:46:31,900 そして君は美しかった 707 00:46:33,858 --> 00:46:35,650 白のドレスで 708 00:46:39,524 --> 00:46:41,399 私は中へ行くわ ブラン 709 00:46:42,775 --> 00:46:44,483 もう少しここにいるよ 710 00:46:58,191 --> 00:46:59,733 711 00:47:08,232 --> 00:47:10,066 712 00:47:15,524 --> 00:47:17,398 痛いか? 713 00:47:17,399 --> 00:47:20,107 少し 前ほどではない 714 00:47:21,900 --> 00:47:24,523 感染症は止まったようだ 715 00:47:26,107 --> 00:47:27,940 稀なことだ 716 00:47:27,941 --> 00:47:29,398 意外だ 717 00:47:29,399 --> 00:47:39,357 表皮全体が取り除かれ下層の皮膚が 何らかの軟膏で処置されているように見える 720 00:47:39,358 --> 00:47:42,649 何のことだろう 721 00:47:42,650 --> 00:47:44,732 勝手に回復したんだ 722 00:47:44,733 --> 00:47:48,399 恐らく休んだからだろうな 723 00:47:50,358 --> 00:47:52,981 それと気候だ 724 00:47:52,982 --> 00:47:54,940 気候ね 725 00:47:54,941 --> 00:47:56,732 あなたは自由の身です 726 00:47:56,733 --> 00:47:58,774 この部屋は感染者用です 727 00:47:58,775 --> 00:48:00,482 あなたはもう違う 728 00:48:00,483 --> 00:48:03,982 ターリーよ この後私の書斎で話がしたい 729 00:48:06,941 --> 00:48:08,232 どうなるんだ? 730 00:48:09,900 --> 00:48:11,274 この後わかります 731 00:48:16,399 --> 00:48:19,106 どこへ行くのですか? 732 00:48:19,107 --> 00:48:22,816 この病気にかかった瞬間から諦めていた 733 00:48:24,274 --> 00:48:27,106 死ぬのはわかっていたので 734 00:48:27,107 --> 00:48:29,774 その前に自決しようとも思った 735 00:48:29,775 --> 00:48:33,023 デネリス・ターガリエンが 私を説き伏せた 736 00:48:33,024 --> 00:48:36,649 私の戻るべき場所は彼女のところだ 737 00:48:36,650 --> 00:48:39,065 彼女は命の恩人だ 738 00:48:39,066 --> 00:48:41,649 君と彼女が 739 00:48:43,858 --> 00:48:46,190 お父上には何度も救われました 740 00:48:46,191 --> 00:48:47,982 私にできる最低限のことでした 741 00:48:49,483 --> 00:48:52,857 もしかしたら再開できるかもしれない 742 00:48:52,858 --> 00:48:54,274 そう願います 743 00:49:21,399 --> 00:49:24,857 - おぬしが治療したのか? - はい 744 00:49:24,858 --> 00:49:27,357 誰が治療しろと言った? 745 00:49:27,358 --> 00:49:28,690 誰も言ってません 746 00:49:28,691 --> 00:49:31,981 誰が彼を治療することを禁止した? 747 00:49:31,982 --> 00:49:34,690 先生です 748 00:49:34,691 --> 00:49:37,524 - それでも治療した? - ええ そうです 749 00:49:39,191 --> 00:49:42,315 私が禁じたのは 危険で成功率が低いからだ 750 00:49:42,316 --> 00:49:44,649 特にあの年齢ではな 751 00:49:44,650 --> 00:49:46,857 自分だけでなく他の者を感染させる危険もあった 752 00:49:46,858 --> 00:49:50,316 城塞都市全体を危険に陥れる可能性もあった 753 00:49:52,608 --> 00:49:54,523 しかしそうはならなかった 754 00:49:54,524 --> 00:49:57,148 非常に繊細で難しい手術だ 755 00:49:57,149 --> 00:50:03,023 治癒術に長けたメイスターが 挑戦しては失敗した 757 00:50:03,024 --> 00:50:05,106 しかし お前は成功した 758 00:50:05,107 --> 00:50:06,232 一体どうやって? 759 00:50:08,232 --> 00:50:11,524 本を読んで指示に従いました 760 00:50:21,900 --> 00:50:24,107 あの者はお前のお陰で生きておる 761 00:50:26,399 --> 00:50:28,024 誇りに思え 762 00:50:31,107 --> 00:50:33,607 ありがとうございます アーチメイスター 763 00:50:33,608 --> 00:50:34,608 来い 764 00:50:38,566 --> 00:50:42,231 これらの書物と巻物は傷んできている 765 00:50:42,232 --> 00:50:44,900 おぬしに書き写しをしてほしい 766 00:50:49,191 --> 00:50:51,274 報酬を望んでいただろ? 767 00:50:52,982 --> 00:50:56,775 おぬしへの報酬は 城塞都市から追放されないことだ 768 00:50:57,941 --> 00:50:59,940 すぐに始めろ 769 00:50:59,941 --> 00:51:01,607 虫には気をつけろ 770 00:51:01,608 --> 00:51:02,941 やつらは肉も好む 771 00:51:10,191 --> 00:51:13,565 ユーロンの艦隊を見つけて沈める 772 00:51:13,566 --> 00:51:17,065 陛下 彼等は我々の艦隊を大部分を大破しました 773 00:51:17,066 --> 00:51:18,607 残りの艦隊を送れば・・・ 774 00:51:18,608 --> 00:51:21,274 艦隊を送るとは言っていない 775 00:51:25,107 --> 00:51:26,649 ご自分で行かれるのですか? 776 00:51:26,650 --> 00:51:28,649 ユーロンの艦隊はどこにいるかわからないし 777 00:51:28,650 --> 00:51:30,649 一つの場所にいるとも限らない 778 00:51:30,650 --> 00:51:34,106 一人で何日も飛び回ることになる 780 00:51:34,107 --> 00:51:35,732 一人ではない 781 00:51:35,733 --> 00:51:38,315 私にはドロゴンとヴィセリオンとレイガルがいる 782 00:51:38,316 --> 00:51:40,106 彼等に何ができるというのだ? 783 00:51:40,107 --> 00:51:42,106 何らかのことはできます 784 00:51:42,107 --> 00:51:43,899 一本の矢でもいい 785 00:51:43,900 --> 00:51:46,441 危険が大きすぎる あなたは重要すぎるのだ 786 00:51:48,775 --> 00:51:50,899 キャストリー・ロックは? 787 00:51:50,900 --> 00:51:52,857 アンサリードがもうすぐつきます 788 00:51:52,858 --> 00:51:55,440 彼等は何に直面する? 789 00:51:55,441 --> 00:51:57,857 難しい状況にです 790 00:51:57,858 --> 00:51:59,981 彼等は我々が来るのを知っています 791 00:51:59,982 --> 00:52:04,940 ええ サーシーは 私の目的がラニスター家の破壊だと思っている 793 00:52:04,941 --> 00:52:06,691 彼女は準備している 794 00:52:10,691 --> 00:52:13,315 - 誰もロックを取ったことがない - 弓兵 795 00:52:13,316 --> 00:52:15,690 ラニスターの軍隊は 未だ父上が作った軍隊だ 796 00:52:15,691 --> 00:52:18,023 - 来い! - 訓練を受けて食料を供給されている 797 00:52:18,024 --> 00:52:19,815 一万はくだらない 798 00:52:19,816 --> 00:52:20,816 彼等は見ている 799 00:52:25,358 --> 00:52:27,023 彼等は備えている 800 00:52:30,316 --> 00:52:32,358 - 引け 放て - 放て 801 00:52:34,566 --> 00:52:37,691 キャストリーロックの城門は破れない 802 00:52:45,399 --> 00:52:47,649 城壁での戦いは困難だ 803 00:52:47,650 --> 00:52:49,191 我々は不利な状況にある 804 00:52:50,566 --> 00:52:52,232 多くの兵士が死ぬ 805 00:52:54,399 --> 00:52:56,441 我が父上の言った通りだ 806 00:52:58,608 --> 00:53:01,231 父上の興味深いところは・・・ 807 00:53:01,232 --> 00:53:03,148 家を近くの廃墟の上に建てたことだ 808 00:53:03,149 --> 00:53:07,315 彼は軍隊を創設し キャストリーロックを建設した 809 00:53:07,316 --> 00:53:09,398 しかし彼は下水道の建設しなかった 810 00:53:09,399 --> 00:53:11,482 それは下賤な仕事だ 811 00:53:11,483 --> 00:53:14,357 だからその仕事を最も下賤な者に託した・・・ 812 00:53:14,358 --> 00:53:15,899 私だ 813 00:53:15,900 --> 00:53:17,732 彼は正しい 私は下賤だ 814 00:53:17,733 --> 00:53:19,857 私の仲間も下賤だった 815 00:53:19,858 --> 00:53:21,398 ほとんど女だった 816 00:53:21,399 --> 00:53:23,065 ロックには歓迎されなかった 817 00:53:23,066 --> 00:53:25,357 父上はそのような振る舞いを 見過ごさない 818 00:53:25,358 --> 00:53:26,981 正門からはいることできない 819 00:53:26,982 --> 00:53:28,440 私の寝室へ連れていけない 820 00:53:28,441 --> 00:53:30,690 だから下水道の建設の途中で― 821 00:53:30,691 --> 00:53:33,441 自分のためのものを作った 822 00:53:35,483 --> 00:53:42,607 それは海側の岸壁から 城の中へつながる通路だ 825 00:53:42,608 --> 00:53:45,816 追われる者にとって地下ほど安全な場所はない 826 00:53:47,441 --> 00:53:51,190 キャストリーロックは難攻不落 827 00:53:53,441 --> 00:53:57,106 しかし私の友はかつて言った 828 00:53:57,107 --> 00:54:01,065 10人の兵士をよこせ あの女を妊娠させよう 829 00:54:06,608 --> 00:54:07,816 そうして始まる 830 00:54:14,566 --> 00:54:17,440 彼等は大部分のラニスター軍と直面する 831 00:54:17,441 --> 00:54:19,315 数では劣勢だ 832 00:54:19,316 --> 00:54:21,650 鎧も薄く 武器も少ない 833 00:54:26,608 --> 00:54:30,398 しかし姉の軍隊は恐怖に突き動かされている 834 00:54:30,399 --> 00:54:33,357 アンサリードを動かしているのは もっと大きなものだ 835 00:54:33,358 --> 00:54:35,357 彼等は自由のために戦う 836 00:54:35,358 --> 00:54:37,148 そしてそれを与えてくれた者のために 837 00:54:37,149 --> 00:54:39,649 彼等はあなたのために戦う 838 00:54:39,650 --> 00:54:42,107 そしてそれこそが勝利の理由だ 839 00:55:28,858 --> 00:55:30,065 どこだ? 840 00:55:30,066 --> 00:55:32,691 残りのラニスターはどこだ? 841 00:57:01,566 --> 00:57:03,816 - 終りね - ええ 842 00:57:05,691 --> 00:57:09,816 そして 雨が講堂を泣き濡らしている 843 00:57:12,149 --> 00:57:13,607 私達はよく戦った? 844 00:57:13,608 --> 00:57:16,649 予想の範囲内です 845 00:57:16,650 --> 00:57:18,774 私達の得意分野ではない 846 00:57:18,775 --> 00:57:20,858 金のバラですもの 847 00:57:22,775 --> 00:57:24,815 あなたの弟とその女王は― 848 00:57:24,816 --> 00:57:27,732 あなたがキャストリーロックを守っていると思っていた 849 00:57:27,733 --> 00:57:31,023 実際はキャストリーロックにそれほどの価値はなかった 850 00:57:31,024 --> 00:57:32,607 私には価値がある 851 00:57:32,608 --> 00:57:34,940 しかし 私の子供時代の記憶は 852 00:57:34,941 --> 00:57:36,482 玉座に座るサーシーの助けにならない 853 00:57:36,483 --> 00:57:38,607 だからただ取らせたの? 854 00:57:38,608 --> 00:57:40,649 今のところはだ どうせ維持できはしない 855 00:57:40,650 --> 00:57:43,190 ユーロン・グレイジョイの海軍が 奴等の船を焼いた 856 00:57:43,191 --> 00:57:45,190 食料庫も空にしてある 857 00:57:45,191 --> 00:57:47,440 最終的に城を去って― 858 00:57:47,441 --> 00:57:50,857 ウェストロスの地を歩くことになる 859 00:57:50,858 --> 00:57:54,023 そしてあなたは自分の軍隊を引き連れて 860 00:57:54,024 --> 00:57:55,899 彼等のいなくなったところへ帰るのね 861 00:57:55,900 --> 00:57:59,231 ロブ・スタークがウィスパーウッドで私にしたようにだ 862 00:57:59,232 --> 00:58:01,273 失敗から学べることがある 863 00:58:01,274 --> 00:58:04,858 今や随分賢くなっているでしょうね 864 00:58:06,149 --> 00:58:09,023 父は私は物覚えが悪いと言っていた 865 00:58:09,024 --> 00:58:10,774 彼がそんなに賢いのなら 866 00:58:10,775 --> 00:58:12,523 なぜ金鉱が枯渇した瞬間に 867 00:58:12,524 --> 00:58:16,231 ハイガーデンへ攻め込まなかったの? 868 00:58:17,775 --> 00:58:21,690 まあ すぐに直接聞けるけどね 869 00:58:21,691 --> 00:58:24,775 失敗から学ぶのもお終いね 870 00:58:27,232 --> 00:58:29,732 どうするつもり? 871 00:58:29,733 --> 00:58:32,190 剣で? 872 00:58:32,191 --> 00:58:34,565 それはジョフリーの剣ね? 873 00:58:34,566 --> 00:58:36,899 一度も使ったことがなった 874 00:58:36,900 --> 00:58:38,566 何と呼んでいた? 875 00:58:40,191 --> 00:58:42,523 ウィドーズウェイル 876 00:58:42,524 --> 00:58:44,733 性根の腐った子供だったわね 877 00:58:46,358 --> 00:58:51,732 私は家族を守るために 人に言えぬことをやってきた 878 00:58:51,733 --> 00:58:55,774 あるいはそういうことをやらせてきた 879 00:58:55,775 --> 00:58:58,940 それで眠れなくなることはなかった 880 00:58:58,941 --> 00:59:00,981 必要なことだった 881 00:59:00,982 --> 00:59:03,023 そして私が必要だと思ったことは 882 00:59:03,024 --> 00:59:06,940 家族の安全のためなら 必ずやった 883 00:59:06,941 --> 00:59:15,565 しかしお姉上は私の想像できないことをやった 885 00:59:15,566 --> 00:59:18,398 それが最大の失敗だった 886 00:59:18,399 --> 00:59:20,941 想像できなかったことが 887 00:59:22,274 --> 00:59:24,732 彼女はモンスターよ 888 00:59:24,733 --> 00:59:26,899 あんたにとってはね 889 00:59:26,900 --> 00:59:28,774 他の者にとっても 890 00:59:28,775 --> 00:59:32,273 しかし我々が勝って 反抗するものがいなくなり― 891 00:59:32,274 --> 00:59:36,607 民が新しい世界で平和に暮らせば― 892 00:59:36,608 --> 00:59:40,316 その世界がどうやって作られたかなんて 気にするとおもうか? 893 00:59:42,733 --> 00:59:44,940 彼女を愛しているのね 894 00:59:44,941 --> 00:59:46,732 本当に愛している 895 00:59:46,733 --> 00:59:49,190 なんて愚かなの 896 00:59:49,191 --> 00:59:50,940 彼女があなたの死因となる 897 00:59:50,941 --> 00:59:53,482 否定はしない 898 00:59:53,483 --> 00:59:57,315 あんたとそれを議論しても 得ることが在ると思えないが? 900 00:59:57,316 --> 01:00:00,023 他に議論できる人がいるの? 901 01:00:00,024 --> 01:00:05,981 他に今話した事がこの部屋から 出ていかないと保証できる人がいる? 903 01:00:05,982 --> 01:00:09,023 でもきっとあなたが正しい 904 01:00:09,024 --> 01:00:10,607 もうここまで来てしまったなら― 905 01:00:10,608 --> 01:00:13,024 手遅れなのでしょう 906 01:00:14,316 --> 01:00:16,315 ああ 907 01:00:16,316 --> 01:00:17,775 そうだ 908 01:00:18,858 --> 01:00:20,899 彼女は病よ 909 01:00:20,900 --> 01:00:23,857 その病を拡げてしまったことを後悔している 910 01:00:23,858 --> 01:00:25,440 あなたも後悔する 911 01:00:25,441 --> 01:00:27,191 ここで終わりにしよう 912 01:00:30,608 --> 01:00:31,650 どうやるの? 913 01:00:33,191 --> 01:00:35,106 サーシーはいくつか案を持っていた 914 01:00:35,107 --> 01:00:36,523 通りで鞭打ちにして― 915 01:00:36,524 --> 01:00:39,190 赤の城に生首を晒す 916 01:00:39,191 --> 01:00:43,024 生皮を剥いで城壁に吊るす 917 01:00:46,191 --> 01:00:47,982 俺はそうしないように説得した 918 01:01:05,232 --> 01:01:06,649 痛みはあるの? 919 01:01:06,650 --> 01:01:09,231 ない それは確かだ 920 01:01:09,232 --> 01:01:10,566 それはよかった 921 01:01:23,358 --> 01:01:25,358 あなたの息子のように死ぬのは嫌だ 922 01:01:26,566 --> 01:01:28,023 首をかきむしり 923 01:01:28,024 --> 01:01:30,899 口から泡を吐く 924 01:01:30,900 --> 01:01:34,732 目は充血し 皮膚は紫色になる 925 01:01:34,733 --> 01:01:37,106 あなたにとっては酷いことだったでしょうね 926 01:01:37,107 --> 01:01:40,565 キングズガードとして 父親として 927 01:01:40,566 --> 01:01:43,148 私にとっても酷いことだった 928 01:01:43,149 --> 01:01:45,815 衝撃的な光景だった 929 01:01:45,816 --> 01:01:48,608 全てが私の意図したとおりではなかった 930 01:01:50,566 --> 01:01:55,149 あのね 私は毒の効果を 実際に見たことがなかったのよ 931 01:02:00,107 --> 01:02:02,273 サーシーに言いなさい 932 01:02:02,274 --> 01:02:04,733 私の指示だったと彼女に知ってほしい 933 01:03:49,024 --> 01:03:50,565 この時点での私の目標は― 934 01:03:50,566 --> 01:03:54,733 大陸とそこにいる人々への覇権を取り戻すこと 936 01:03:56,900 --> 01:03:58,398 同盟はすべていなくなった 937 01:03:58,399 --> 01:03:59,399 私は負けている 938 01:03:59,982 --> 01:04:03,107 金塊が届いたらすぐ 鉄の銀行がとりなす 939 01:04:03,816 --> 01:04:05,691 権謀術数はもう終わりだ 940 01:04:05,715 --> 01:04:07,715 Fixed & Synced by bozxphd. Enjoy The Drama